晴れのち平安

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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2006年4月撮影 女三の宮六條院降嫁 2

2015年06月23日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

女三の宮六條院降嫁 その1 に引き続き、
2006年4月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。


女三の宮が乗っていた唐車(からぐるま)と
女三の宮に仕える女童たちが乗っている網代車(あじろくるま)。


網代車。


後ろから見た網代車。






牛飼童たち。



網代車の牛車から降りる女童。
正装汗衫(かざみ)姿です。

※肝心の網代車の写真を撮るのを忘れてしまいました。


博物館レジュメより
 “~網代車とは~
 貴族の牛車で、その箱の表面を竹(殿上人用)または
 檜(公卿用)の薄板で網代に組んで包んだことによる
 名称である。
 表面は彩色が施され、青地に黄で文様を配した。
 八葉(はちよう)の文(もん)を散らした
 八葉の車や袖格子(そでごうし)だけを白く彩色した
 袖白(そでしろ)の車などがある。
 網代車の御簾は青簾で、縹色の糸で編み、縁は藍色の
 皮製に遠文(とうもん)とされた。
 下簾(したすだれ)は青裾濃(あおすそご)である。






女三の宮六條院降嫁 その3 へ続きます。




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