晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※写真の無断転載禁止!!

冷泉院と二条城

2009年08月25日 | 日記
先週、京都へ行った時は冷泉院づくしの旅でございました。


その1 「冷然院跡」の石柱を見に行く。



現在の二条城の北に石柱があります。
平安時代、天皇が退位されたのちに住まれた御所のひとつ。
火災が続いたので、“然”の字が“燃”につうじることから、「冷然院」から「冷泉院」に改名されます。


その2 「冷泉院跡」跡に建つ二条城に行く♪



世界文化遺産である二条城を久しぶりに訪ねました。
観光客さんがたくさんいらっしゃいました。
彫刻も襖絵もお庭もすべてが美しかったです。

「冷泉院」(上皇御所)跡に、徳川家の二条城が建てられたのは偶然?
それとも天皇家よりも徳川家優位をしめす作戦??


その3 風俗博物館で展示中。「冷泉院」での“月の宴”見学



下京区にある風俗博物館では、ただいま『源氏物語』や『紫式部日記』の名場面を再現展示さされています。



上の写真は、『源氏物語』第38帖 鈴虫 において、「冷泉院」で光源氏が冷泉院(もと冷泉帝)と対面する場面です。
笛を吹いているのは、光源氏の息子・夕霧。

この場面、覚えていますか?

・・・弐千円札の絵として採用された 国宝「源氏物語絵巻」<鈴虫二>です




なぎコラム⇒二条城と弐千円札・・・『源氏物語』によせて


その4 宮廷鵜飼 乗船記念品「耳皿」をいただく☆




嵐山・大堰川での鵜飼を見るために船に乗りました。
その乗船記念にいただいたものです。
(私は夕方から発車する定期観光バスのコースを利用)

「耳皿(みみざら)」は、平安時代の箸置きです。
冷泉院跡から出土した「耳皿」を参考に作られたのだそうです。

「耳皿」をいただけて嬉しかったです~。

帰宅後(というか今日)、お箸を実際に置いてみて撮影。




なぎの食事体験記⇒「京料理 六盛」の『創作平安王朝料理』を昨年おいしくいただきました。
(六盛さんでも箸置きとして「耳皿」が使用されています。)


このようなわけで、「冷泉院」づくしの一日だったのでした。



※注意※

■風俗博物館の現在の展示は、2009年11月30日までです。

■「耳皿」がいただけた京都定期観光バスの特別コース「京の夏の旅 宮廷鵜飼と夕景の嵐山」は2009年9月15日までの運行です。

■「六盛」さんの『創作平安王朝料理』は要予約です。



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