晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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【ぷちレポ】 束帯の着装の様子 (2003年5月撮影)

2014年05月24日 | 情報
 束帯(そくたい)の着装の様子について簡単にご紹介します。

2003年5月、
京都市にある仁和寺御室会館にて
束帯の着装の様子を拝見できる機会がありました。

その時に撮影した写真を掲載して
ごく簡単にご紹介いたします。


1、小袖と大口袴(おおくちはかま)をつけた男性の登場です。




2、単(ひとえ)をつけます。




3、大口袴の上に表袴(うえのはかま)をつけます。



※こののち、単の上に衵(あこめ)を重ねることもあるようです。


4、下襲(したがさね)をつけます。



※この時、下襲(したがさね)の「裾(きょ)」もつけます。
 「下襲」と「据」は本来一続きだったのですが、現在は別々に分かれているようです。


5、袍(ほう)をつけます。



※石帯(せきたい)で腰を留め、平緒(ひらお)と太刀(たち)をつけます。



下襲の据はとても長いです。


前から見た様子。


座った様子。

とても素敵でした。



 オススメの本。

 
 十二単のはなし―現代の皇室の装い

十二単だけでなく、束帯をはじめ
様々な装束について紹介されています。



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