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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

欅坂はもはや「サイマジョ」だけのグループではない、3作連続のMV1千万再生がほぼ確実 [14Jan17]

2017-01-14 21:00:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

01月14日(土) 16枚目第3回全国握手会 in 京都・京都パルスプラザ

01月14日(土) 23 : 15 〜 23 : 44 [BS] NHK BSプレミアム『AKB48 SHOW! 別冊・乃木坂46 SHOW!』。「紅白歌合戦密着SP!」で、AKB48、乃木坂46、欅坂46の紅白舞台裏と本番の密着取材をオンエア。再放送予定は、同チャンネルで1月15日(日)10:00〜10:29

01月15日(日) 16枚目第2回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ

01月15日(日) 20 : 30 〜 [FM] bayfm『RADIO NEW GENERATION〜僕たちのラジオ〜』に、新内眞衣が出演

01月15日(日) ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の東京公演初日。生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる。
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
=============================
[東京公演日程] 赤坂ACTシアター
01月15日(日) 01日目 第01公演(17:30)
01月16日(月) 02日目 第02公演(18:30)
01月17日(火) 03日目 休演日
01月18日(水) 04日目 第03公演(13:30)&第04公演(18:30)
01月19日(木) 05日目 第05公演(13:30)^
01月20日(金) 06日目 第06公演(13:30)^
01月21日(土) 07日目 第07公演(12:30)&第08公演(17:30)
01月22日(日) 08日目 第09公演(12:30)&第10公演(17:30)
01月23日(月) 09日目 休演日
01月24日(火) 10日目 第11公演(13:30)
01月25日(水) 11日目 第12公演(13:30)^
01月26日(木) 12日目 第13公演(13:30)&第14公演(18:30)
01月27日(金) 13日目 第15公演(13:30)
01月28日(土) 14日目 第16公演(12:30)&第17公演(17:30)^
01月29日(日) 15日目 第18公演(13:30)
01月30日(月) 16日目 第19公演(13:30)
01月31日(火) 17日目 休演日
=============(1月末までの公演日程)================

01月16日(月) 19 : 30 〜 19 : 45 [CTV] ケーブルテレビJWAY『デイリーひたち』に、寺田蘭世と中田花奈が出演

01月22日(日) 16枚目第3回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ

01月25日(水) 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』(幻冬舎)が発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケを行ったそうです

01月28日(土) 19 : 00 〜 19 : 59 [BS] NHK BSプレミアム『クリエーターたちのDNA 〜ニッポンアニメ100年史〜』で、松村沙友理が番組ナビゲーターを担当

01月28日(土) 21 : 30 〜 23 : 00 [CS] TBSチャンネル1『東京絶品神グルメ 乃木坂46の食べるだけ TBSチャンネルオリジナル90分拡大版』。秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、堀未央奈、松村沙友理が出演

01月31日(火) 16枚目『サヨナラの意味』発売記念スペシャルプレゼントの郵便ハガキによる応募の締切。当日消印有効

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



YouTubeに公開されている「サイレントマジョリティー」MVの再生回数が、今週半ばに4千万を越え、ネット上で話題になりました。

そして、「二人セゾン」と「世界には愛しかない」のMVについても、1千万回突破がほぼ確実な情勢で、欅坂は、近日中に、3作連続での大台到達を成し遂げそうです。

これら3作品に関する、12月後半から現在までの再生数変遷は、以下の通りです。

(表1) YouTubeに公開されている欅坂46表題曲フルバージョンMVの再生数推移

凡例
対象週における再生回数上昇速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数 @ MV公開後経過週数) : 対象週の日付期間
==========(最新週の日ごとの推移)==========
対象日における再生回数上昇速度 (日終わりの累計再生回数 @ MV公開後経過日数) : 対象日の日付

#「再生回数」は「累計」「積み上げ」ともに「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「09W」はMV公開後9週目
#「54D」はMV公開後54日目
# オレンジ色は、仮定された上昇速度による、大台到達の予想日時

「二人セゾン」full ver. MV (欅坂_3枚目表題曲)
11.5万回/日 (675.3/+080.7 @ 06W) : 12/19(月)25(日)
12.1万回/日 (759.9/+084.5 @ 07W) : 12/26(月)01(日)
13.6万回/日 (855.3/+095.4 @ 08W) : 01/02(月)08(日)
==========(最新09Wの日ごとの推移)==========
11.9万回/日 (867.2 @ 54D) : 01/09(月)
11.9万回/日 (879.1 @ 55D) : 01/10(火)
11.0万回/日 (890.1 @ 56D) : 01/11(水)
11.9万回/日 (901.9 @ 57D) : 01/12(木)
12.9万回/日 (914.8 @ 58D) : 01/13(金)

(予想) 10.0万回/日 → 1千万回 : 01/22(日)18:22

「世界には愛しかない」full ver. MV (欅坂_2枚目表題曲)
03.9万回/日 (873.3/+027.1 @ 24W) : 12/19(月)25(日)
04.0万回/日 (901.6/+028.2 @ 25W) : 12/26(月)01(日)
04.8万回/日 (934.9/+033.3 @ 26W) : 01/02(月)08(日)
==========(最新27Wの日ごとの推移)==========
04.7万回/日 (939.6 @ 182D) : 01/09(月)
04.7万回/日 (944.4 @ 183D) : 01/10(火)
04.2万回/日 (948.6 @ 184D) : 01/11(水)
04.8万回/日 (953.4 @ 185D) : 01/12(木)
04.9万回/日 (958.4 @ 186D) : 01/13(金)

(予想) 04.0万回/日 → 1千万回 : 01/24(火)15:49

「サイレントマジョリティー」full ver. MV (欅坂_1枚目表題曲)
13.8万回/日 (3660.3/+096.3 @ 41W) : 12/19(月)25(日)
17.4万回/日 (3782.0/+121.6 @ 42W) : 12/26(月)01(日)
22.7万回/日 (3940.9/+159.0 @ 43W) : 01/02(月)08(日)
==========(最新44Wの日ごとの推移)==========
21.2万回/日 (3962.2 @ 300D) : 01/09(月)
21.3万回/日 (3983.5 @ 301D) : 01/10(火)
18.3万回/日 (4001.8 @ 302D) : 01/11(水)
20.7万回/日 (4022.5 @ 303D) : 01/12(木)
21.9万回/日 (4044.4 @ 304D) : 01/13(金)

(予想) 15.0万回/日 → 5千万回 : 03/18(土)22:58


「二人セゾン」MVの再生数は、12月後半以降、徐々に値を上げながら、11〜13万回/日の上昇速度で推移し、14日(土)の朝6時で、累計が914.8万回に達しました。

もし、今後、10万回/日のペースを続ければ、上表に示したように、1月22日(日)の夕方頃、1千万回を突破する計算になります。

10万回/日はかなり控えめに見積もった上昇スピードで、しかも、大台に到達するため、それを維持しなければならない期間は、約1週間と短いので、正確な時間は若干前後したとしても、1千万回を越えることに、もはや疑う余地はありません(笑)。

11月後半から続いた大型音楽祭でのテレビ披露と、NHK紅白歌合戦の「サイレントマジョリティー」による波及効果で、しばらくは、11万回/日以上のハイペースで進むことを期待出来るので、おそらく、実際には、(表1)の予想より早く、快挙のニュースが流れると思います。


一方、「世界には愛しかない」MV は、欅坂への注目度がアップする中、5.0万回/日に迫るまで、上昇スピードを伸ばしており、14日(土)朝6時の累計は、958.4万回でした。

4.0万回/日で再生数を積み上げると仮定すれば、1千万回到達は、今から10日ほど経った、1月24日(火)の午後と予想されます。

「二人セゾン」と同じく、1、2週間といった短期に、急激に上昇速度が鈍るとは考えにくく、「世界には愛しかない」も、やや遅れるとは思いますが、再生数が大台に載るのは、ほぼ確実と見ていいでしょう。


ん〜、デビューから1年も経っていない新人アイドルが、リリースした3シングルすべての表題曲MVで、1千万再生を実現するなんて、俄には信じられない、夢みたいな話です(笑)。

音楽セールスに関して、威勢の良い数字が、なかなか出て来ない今日、「一体、何が起こっている?」と途方に暮れるほど、欅坂の楽曲群は、次々と人気を集め、快進撃が止まらない。

「LOVEマシーン」や「ちょこっとLOVE」など、「国民的」ヒット曲を連発していた1999年のモーニング娘。とは、時代状況が違うので、単純に比較はできないけど、当時を思い起こさせるような、超大型アイドルが2016年に登場したのは、間違いないんじゃないでしょうか。


ちなみに、「サイレントマジョリティー」は、『MUSIC STATION SUPER LIVE』と『NHK紅白歌合戦』の両方で披露され、このWブーストによって、(表1)で示した通り、先週、22万回/日を越える、驚異的な上昇スピードを見せ、おそらく12日(木)の未明に、再生数が4千万回を突破したと思われます。

もし、15万回/日を維持できれば、03月18日(土)夜に5千万回に届く計算です。

2ヶ月先の話で、まだ不確定な要素が多々あるけど、現在の勢いを考えると、次の大台突破も可能性は高い気がします。


欅坂は、テレビ系大型音楽祭が連続する年末を有効に活用して、楽曲人気を一気に加速させた感があり、セールスの「スイングバイ」と呼びたくなるような現象が起こっています(笑)。

では、坂道シリーズの先輩グループである乃木坂のMVは、どうなっているのでしょう。

(表2) YouTubeに公開されている乃木坂46表題曲フルバージョンMVの再生数推移

# 表記法は(表1)と同じ

「サヨナラの意味」full ver. MV (乃木坂_16枚目表題曲)
04.3万回/日 (554.6/+029.8 @ 10W) : 12/19(月)25(日)
05.1万回/日 (590.5/+035.9 @ 11W) : 12/26(月)01(日)
06.3万回/日 (634.5/+044.0 @ 12W) : 01/02(月)08(日)
==========(最新13Wの日ごとの推移)==========
06.5万回/日 (641.0 @ 81D) : 01/09(月)
06.2万回/日 (647.1 @ 82D) : 01/10(火)
05.3万回/日 (652.4 @ 83D) : 01/11(水)
05.9万回/日 (658.3 @ 84D) : 01/12(木)
05.5万回/日 (663.8 @ 85D) : 01/13(金)

(予想) 05.0万回/日 → 1千万回 : 03/22(水)11:47

「裸足でSummer」full ver. MV (乃木坂_15枚目表題曲)
02.3万回/日 (768.2/+016.2 @ 25W) : 12/19(月)25(日)
02.4万回/日 (785.2/+017.0 @ 26W) : 12/26(月)01(日)
03.1万回/日 (806.7/+021.5 @ 27W) : 01/02(月)08(日)
==========(最新28Wの日ごとの推移)==========
03.2万回/日 (809.9 @ 186D) : 01/09(月)
03.0万回/日 (812.9 @ 187D) : 01/10(火)
02.7万回/日 (815.6 @ 188D) : 01/11(水)
02.9万回/日 (818.5 @ 189D) : 01/12(木)
03.0万回/日 (821.5 @ 190D) : 01/13(金)

(予想) 02.5万回/日 → 1千万回 : 03/26(日)15:34


「サヨナラの意味」MVは、Mステ SUPER LIVE の週に、公開以来初めて、再生数の上昇速度が明確な反転アップを示し、その後、紅白を経て、6.0万回/日を越えるレベルに達します。

ただ、14日(金)朝6時の累計は663.8万回で、1千万回には、まだ340万回ほどの隔たりがある。

そのため、今後、5.0万回/日で積み上げるとしても、大台到達の予想時刻は3月22日(水)のお昼で、2ヶ月以上先になります。

2月20日(月)の「さいたまスーパーアリーナ」ライブ Day1 をもって橋本奈々未が乃木坂を卒業すること、さらに、17枚目シングルの楽曲が遅くとも3月上旬には登場するだろうことなど、「サヨナラの意味」MVにどのような影響を与えるか、読み切れない要素が目白押しで、1千万再生が可能かどうか、可能だとすれば何時頃なのかについて、現時点では、ほとんど何も言えません。


一方、「裸足でSummer」MVの再生数上昇速度は、年末年始の「スイングバイ」が弱く、それほど大きくアップしていないので、今後、急速にペースダウンする懸念があります。

ただ、齋藤飛鳥が、17th選抜のセンターに起用されれば、それが追い風となり、2.5万回/日を2ヶ月以上キープして、3月下旬に1千万回に到達する可能性が出てきます。

上昇スピードの降下を防ぎ、しばらく平均2.5万回/日を維持出来るかどうかかが、大台達成の分岐点なると思いますが、こちらも不確定なことが多くて、成否は不透明です。


AKB48の表題曲MVを眺めると、最新曲である「ハイテンション」が、紅白の曲目に入らなかったことで、正月における上昇スピードの跳ね上がりはほとんどなく、じりじりと伸びが鈍っている印象がある。

MVの主人公である島崎遥香が、グループを去った今、上昇速度の低下をどこでストップさせるかが、1千万回到達を左右するポイントになるでしょう。

また、「LOVE TRIP」MVは、11月以降、1.5万回/日を割り込むペースが続き、年末年始も、その傾向は変わらなかった。

累計も500万回ほどに留まっており、今のところ、1千万回到達を検討する状況ではないと思います。

(表3) YouTubeに公開されているAKB48表題曲フルバージョンMVの再生数推移

# 表記法は(表1)と同じ

「ハイテンション」full ver. MV (AKB48_46枚目表題曲)
05.5万回/日 (585.9/+038.8 @ 09W) : 12/19(月)25(日)
05.9万回/日 (627.2/+041.3 @ 10W) : 12/26(月)01(日)
05.3万回/日 (664.4/+037.1 @ 11W) : 01/02(月)08(日)
==========(最新12Wの日ごとの推移)==========
04.7万回/日 (669.1 @ 77D) : 01/09(月)
04.6万回/日 (673.7 @ 78D) : 01/10(火)
04.1万回/日 (677.7 @ 79D) : 01/11(水)
04.6万回/日 (682.3 @ 80D) : 01/12(木)
04.1万回/日 (686.5 @ 81D) : 01/13(金)

(予想) 04.0万回/日 → 1千万回 : 04/02(日)15:11

「LOVE TRIP」full ver. MV (AKB48_45枚目表題曲)
01.3万回/日 (466.1/+008.8 @ 21W) : 12/19(月)25(日)
01.4万回/日 (475.6/+009.5 @ 22W) : 12/26(月)01(日)
01.3万回/日 (484.8/+009.2 @ 23W) : 01/02(月)08(日)
==========(最新24Wの日ごとの推移)==========
01.2万回/日 (486.0 @ 161D) : 01/09(月)
01.1万回/日 (487.1 @ 162D) : 01/10(火)
01.0万回/日 (488.1 @ 163D) : 01/11(水)
01.1万回/日 (489.3 @ 164D) : 01/12(木)
01.1万回/日 (490.4 @ 165D) : 01/13(金)

(予想) 01.0万回/日 → 1千万回 : 2018/06/07(木)20:31


3作連続の1千万再生を実現させつつある欅坂ですが、その勢いを証明するものは、MVの再生回数だけではありません。

紅白の翌週、正月休みを含む、1月2日(月)から8日(日)までを集計期間とする、オリコンと Billboard JAPAN のランキングが、今週半ばに発表されました。

これらのランキングにおいても、欅坂のシングルと楽曲について、「欅坂旋風」と言いたくなるような、異例の数字が並んでいます。


ますは、オリコンから。

(表4) オリコン週間ランキングにおける、欅坂、乃木坂、AKB48の2016年発売シングルの順位

凡例
グループ名
順位 A-B-C-D-E / F-G-H [Z] 対象週の売り上げ枚数 (累計売り上げ枚数) : CD発売からの経過週数 シングル番号「タイトル」

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯を示し、「1」の順位帯にランクインしている
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「売り上げ枚数」は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「50外」は50位圏外
# 各シングルは順位の高い方から並べている

2017/01/16付 オリコン週間ランキング
集計期間 01/02(月)〜08(日)

欅坂46
03位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 1.2万枚 (52.0) : 06週目 03枚目「二人セゾン」
08位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 0.5万枚 (38.8) : 40週目 01枚目「サイレントマジョリティー」
14位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] 0.3万枚 (39.9) : 22週目 02枚目「世界には愛しかない」

乃木坂46
07位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 0.6万枚 (93.7) : 09週目 16枚目「サヨナラの意味」
43位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] 0.1万枚 (85.4) : 24週目 15枚目「裸足でSummer」
50外 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] 0.0万枚 (82.9) : 42週目 14枚目「ハルジオンが咲く頃」

AKB48
29位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] 0.1万枚 (120.9) : 08週目 46枚目「ハイテンション」
50外 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] 0.0万枚 (121.5) : 19週目 45枚目「LOVE TRIP / しあわせを分けなさい」
50外 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] 0.0万枚 (129.5) : 44週目 43枚目「君はメロディー」
50外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] 0.0万枚 (151.9) : 32週目 44枚目「翼はいらない」


上表は、2016年に発売されたシングルの順位と売り上げ枚数を示しています。

一目瞭然ですが、欅坂の3シングルは、なんと、すべてが15位以内に入っており、桁違いの人気を見せている。


「二人セゾン」は、発売6週目で、幕張と京都の全国握手会が残っており、個別握手会の応募も続いているので、1.2万枚がべらぼうに多いという印象はありません。

しかし、すべての特典イベントが終わっている「サイレントマジョリティー」と「世界には愛しかない」が、それぞれ0.5万枚と0.3万枚もCDを売り上げているのは、驚異的と言わざるを得ない数字です。

乃木坂の場合、特典期間が終わってしばらく経つと、圏外に去り、売り上げ枚数が分からなくなる。

そして、新しいシングルの発売時に、200位圏内に再登場することはあるけど、2、3百枚に留まるのが普通です。


「サイレントマジョリティー」の8位、0.5万枚、詳しく言うと、4657枚は、発売40週目となるアイドルのシングルとしては、常軌を逸したレベルで、凄まじい紅白効果です。

また、発売22週目となる「世界には愛しかない」の14位、0.3万枚、すなわち2613枚は、同じ経過週における「裸足でSummer」の100位以下、4百枚以下、「ハルジオンが咲く頃」の200位圏外と比べると、目眩がするほどの売れ行と言える。

「世界には愛しかない」は、紅白を含めた年末の音楽番組で、一切披露されなかったことを考えると、「二人セゾン」と「サイレントマジョリティー」の人気が、2枚目に波及した形で、欅坂の音楽全体が、高い人気を持ち始めているように思えます。


紅白歌合戦で、THE YELLOW MONKEY のボーカル吉井和哉さんが、「サイレントマジョリティー」と「二人セゾン」のCDを、自腹で買ったと述べていました。

吉井さんのコメントは、「サイレントマジョリティー」という1曲だけでなく、最新の「二人セゾン」も含めて、欅坂の音楽全体を、自分は評価していると表明するもので、グループに対する最高の賛辞だと感じました。

そして、紅白翌週のオリコンを眺めると、すべてのシングルが15位以内に入っていて、確かに、欅坂の音楽全体が興味を持たれている、そんなランキングだった。


ちなみに、「サヨナラの意味」の7位、0.6万枚は、全国握手会のない9週目としては、かなり高い方で、同じ条件の「裸足でSummer」が0.4万枚なので、少なくとも2千枚ほどの紅白効果はあったと見ていいんじゃないでしょうか。

また、発売24週目に当たる「裸足でSummer」の43位、0.1万枚も、通常であれば、2、3百枚が相場なので、一定の波及効果は認められます。

一方、AKB48は、かなり前の曲である「君はメロディー」を紅白で歌ったため、このシングルのCDセールスは若干伸びたものの、最新作「ハイテンション」を含め、他シングルの売り上げに対する効果は希薄でした。


欅坂の音楽全体が人気を集めていることは、Billboard JAPAN Hot100 にも表れています。

(表5) Billboard JAPAN Hot100 における、欅坂、乃木坂、AKB48の2016年発売シングル表題曲の順位

凡例
グループ名
(総合) CD発売週のHot100順位 [項目] その項目における順位 : CD発売からの経過週数「曲名」

#「各項目」の意味は、[S] ストリーミング数、[R]ラジオ放送回数、[L] PCによる読み取り数 (ルックアップ)、[T] ツイート数、[M] 国内動画再生回数、[F] ランクイン回数
#「(総合)100外」は Hot100 が100位圏外、「[項目]00位」は、その項目が100位圏外

2017/01/16付 Billboard JAPAN Hot100
集計期間 01/02(月)〜08(日)

欅坂46
(総合)006位 [S]05位 [R]00位 [L]10位 [T]10位 [M]06位 [F]43回 : 40週目「サイレントマジョリティー」
(総合)008位 [S]07位 [R]00位 [L]04位 [T]11位 [M]10位 [F]09回 : 06週目「二人セゾン」
(総合)042位 [チャート解析対象外] [F]24回 : 22週目「世界には愛しかない」

乃木坂46
(総合)009位 [S]09位 [R]00位 [L]07位 [T]13位 [M]44位 [F]12回 : 09週目「サヨナラの意味」
(総合)100外 [チャート解析対象外] : 24週目「裸足でSummer」
(総合)100外 [チャート解析対象外] : 42週目「ハルジオンが咲く頃」

AKB48
(総合)037位 [チャート解析対象外] [F]11回 : 08週目「ハイテンション」
(総合)100外 [チャート解析対象外] : 19週目「LOVE TRIP」
(総合)100外 [チャート解析対象外] : 32週目「翼はいらない」
(総合)100外 [チャート解析対象外] : 44週目「君はメロディー」
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(総合)063位 [S]44位 [R]00位 [L]00位 [T]00位 [M]61位 [F]45回 : 57週目「365日の紙飛行機」


Hot100 においても、「サイレントマジョリティー」「二人セゾン」「世界には愛しかない」の3曲すべてが、50位以内に入っています。

乃木坂は「サヨナラの意味」だけが100位以内にランクイン、AKB48も、2016年発売では「ハイテンション」のみリストに名前が載っている。


欅坂は、もはや「サイレントマジョリティー」だけが受けているグループではなく、その音楽全体が支持を集め始めています。

CDデビュー間もない頃は、「一発屋」にならないようにと言われていたけど(笑)、欅坂は、「サイレントマジョリティー」のヒットを足掛かりに、メンバーがダンスと歌唱のスキルを磨き、グループの音楽性をさらに追求して、「世界には愛しかない」と「二人セゾン」を経て、独自の世界を作り上げてきました。

TAKAHIRO氏のパンチの効いた振り付けを、平手友梨奈を中心としたメンバーが踊り切り、ステージ上で、メロディーと歌詞の世界を魅力的に表現する、欅坂のスタイルを磨き続けている。


吉井和哉さんを始め、多くのアーティストや芸能人が、欅坂の楽曲を高く評価するのは、2016年に「サイレントマジョリティー」から始まった、こういった音楽的努力が実を結んだからこそで、オリコン、ビルボード、iTunes トップソングなどが示すように、楽曲セールスにも、その評価が反映されつつある。

もはや、欅坂は、「サイレントマジョリティー」がビギナーズラックでヒットしただけの「一発屋」ではなく、J-POPシーンに自分たちの音楽を刻もうとする、オリジナリティの高い、若き音楽グループに成長し始めています。

乃木坂ファンとして、強い危機感を覚えるのは、妹グループである欅坂が、歌やダンスと格闘し、自分たちの音楽を磨き続けていた2016年、乃木坂は、アーティストとして、表現者として、何か新しい魅力的なものを生み出したと感じられず、全然、前に進んだ気がしないからです。


CDの売り上げ枚数は、急進して、ミリオンに迫るまで伸び、チケットが入手困難になるほど、ライブやイベントは盛況を極めている。

しかし、リリースした3シングルの中、2回も卒業センターを採用し、これから乃木坂を背負っていく、若いメンバーを十分にフィーチャー出来なかった。

また、音楽番組のステージは、生歌比率の低い「ほぼ口パク」歌唱が延々と続き、ダンスもダイナミックなフォーメーションチェンジが影をひそめ、衣装とルックスに大きく依存する、無難なパフォーマンスになっている。

そして、ふと気がつくと、CDセールス以外の楽曲指標は、ことごとく欅坂に届かなくなり、「制服のマネキン」や「君の名は希望」のように、外部の音楽関係者が楽曲を褒めてくれるといったことが、ほとんどなくなり、そういった評価は、全部、欅坂に持って行かれた感がある。

「ミリオンを達成するなんて、乃木坂の楽曲は素晴らしい!」と褒めてくれるアーティストがいれば、とても有り難いけど(笑)、今の時代、そういう話はあまり聞きません。


2017年、欅坂は、さらにパフォーマンスに磨きを掛け、分厚い音楽ファンを獲得して、楽曲セールスを伸ばしていくでしょう。

新曲をリリースし、オリジナリティの高い、魅力的なステージを次々と披露していく欅坂の側で、乃木坂が、音楽面で何か輝くものを提示出来なければ、楽曲人気の差はますます大きくなり、最後には、CDセールスの優位すらも危うくなる可能性があります。

乃木坂は、楽曲セールスでは、すでに欅坂に太刀打ち出来ていないという、厳しい現実と、真摯に向き合うことが、2017年のシングルでは重要じゃないでしょうか。


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プチNogi 〜 生駒里奈がゆく、アイドルとアニメと土下座を巡る「センス」の旅路 [14Jan17]

2017-01-14 03:15:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

01月14日(土) 16枚目第3回全国握手会 in 京都・京都パルスプラザ

01月14日(土) 23 : 15 〜 23 : 44 [地デ] NHK BSプレミアム『AKB48 SHOW! 別冊・乃木坂46 SHOW!』。「紅白歌合戦密着SP!」で、AKB48、乃木坂46、欅坂46の紅白舞台裏と本番の密着取材をオンエア。再放送予定は、同チャンネルで1月15日(日)10:00〜10:29

01月15日(日) 16枚目第2回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ

01月15日(日) 20 : 30 〜 [FM] bayfm『RADIO NEW GENERATION〜僕たちのラジオ〜』に、新内眞衣が出演

01月15日(日) ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の東京公演初日。生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる。
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
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[東京公演日程] 赤坂ACTシアター
01月15日(日) 01日目 第01公演(17:30)
01月16日(月) 02日目 第02公演(18:30)
01月17日(火) 03日目 休演日
01月18日(水) 04日目 第03公演(13:30)&第04公演(18:30)
01月19日(木) 05日目 第05公演(13:30)^
01月20日(金) 06日目 第06公演(13:30)^
01月21日(土) 07日目 第07公演(12:30)&第08公演(17:30)
01月22日(日) 08日目 第09公演(12:30)&第10公演(17:30)
01月23日(月) 09日目 休演日
01月24日(火) 10日目 第11公演(13:30)
01月25日(水) 11日目 第12公演(13:30)^
01月26日(木) 12日目 第13公演(13:30)&第14公演(18:30)
01月27日(金) 13日目 第15公演(13:30)
01月28日(土) 14日目 第16公演(12:30)&第17公演(17:30)^
01月29日(日) 15日目 第18公演(13:30)
01月30日(月) 16日目 第19公演(13:30)
01月31日(火) 17日目 休演日
=============(1月末までの公演日程)================

01月16日(月) 19 : 30 〜 19 : 45 [CTV] ケーブルテレビJWAY『デイリーひたち』に、寺田蘭世と中田花奈が出演

01月22日(日) 16枚目第3回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ

01月25日(水) 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』(幻冬舎)が発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケを行ったそうです

01月28日(土) 19 : 00 〜 19 : 59 [地デ] NHK BSプレミアム『クリエーターたちのDNA 〜ニッポンアニメ100年史〜』で、松村沙友理が番組ナビゲーターを担当

01月28日(土) 21 : 30 〜 23 : 00 [CS] TBSチャンネル1『東京絶品神グルメ 乃木坂46の食べるだけ TBSチャンネルオリジナル90分拡大版』。秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、堀未央奈、松村沙友理が出演

01月31日(火) 16枚目『サヨナラの意味』発売記念スペシャルプレゼントの郵便ハガキによる応募の締切。当日消印有効

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

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随分と遅くなりましたが、

明けまして、おめでとうございます。

年明け早々、メモを片手に、録画したNHK紅白歌合戦を再生し倒し(笑)、それが終わると、オリコン、ビルボード、iTunes Store、YouTubeなどの数字をまとめ、どの曲のどの指標が上がったのか、ひたすらチェックして、あっという間に正月が終わってしまいました。

おまけに、今年の正月は、乃木坂メンバーが『芸能人格付け』『しくじり先生』『プレバト』『声優総選挙』と、ゴールデンの大型人気バラエティに、これでもかと出まくってくれて(笑)、フォローするのが本当に大変でした。

現在、録画用ハードディスクの残量は6%にまで減り、いやはや、乃木坂ファンとして、怒濤の年末年始だったなあと、ようやく振り返ってみて、ふと、新年のご挨拶を忘れていたことに、先ほど気づいた次第です。


ところで、紅白直後、何気なくツイッターを眺めていると、NMB48の吉田朱里さんが、「土下座」している映像が目に飛び込んできて、「何ごと?」とたまげました。

添えられていた文章を読むと、「夢の紅白選抜」で6位に選んでくれたことに対して、もはや言葉にしきれない、度外れな感謝の気持ちを表していたようです(笑)。

2016年の「45thシングル選抜総選挙」において、彼女は77位だったそうで、確かに、凄まじいジャンプアップです。

ただ、この「総選挙」で圏外となり、「なぜ?結構、知名度高い気がするけど・・・」と、当時、不思議に思っていた市川美織も10位に入ったので、1人1票に近い紅白選抜の方が、私のように、外からふわっと見ているものには、よりしっくりくる結果に思えました。

吉田朱里の躍進に関しては、YouTubeでの活動が効果を発揮したといった、色々な分析がされているようですが、何をしようが、人気を獲得するのは大変なことですから、アイドルとして、タレントとして、自信を持って良いんじゃないでしょうか。


それにしても、「ありがとう」を伝える感謝の土下座って、斬新に思えるけど、もしやAKB48Gではよくあることなのかと、つらつら考えていたら、今度は、生駒里奈が土下座しているショットを目撃して、ぶっ飛びました(笑)。

ま、まさか、今、アイドルの間で、「土下座」がブームなのか?、そんな仮説が一瞬頭を過ったけど、生駒ちゃんの公式ブログを読むと、その日放送されたテレビ朝日『声優総選挙3時間SP』において、ゲストとして呼ばれた自分の発言などを、「謝罪」したいとのこと。

しかし、私はリアルタイムで番組を観ていたけど、生駒ちゃんの出番で、とくに気になった点はなかった。

また、YouTubeに投稿された出演シーンの動画も眺めたのですが、憧れの声優さんたちを前に、アニメファンの1人として、自然なリアクションをしている印象しか受けなかったので、「なぜ謝ってる?」と、いまいち話が読めませんでした。

生駒里奈の2017/01/09_21:12ブログ


メディアの記事によると、『ONE PIECE』のキャラクター「エース」の声が、古川登志夫さんであることを、番組で初めて知った生駒ちゃんに対して、日頃からファンを公言しているのに、実は「にわか」ではないかと、ネットの一部で批判が起こったそうで、「土下座」ブログも、それを意識して書かれたようです。

しかし、生駒里奈は、アニメ「通」ではなく、アニメ「ファン」として出演しているのだから、自分の好きな作品について、新しい発見をして素直に驚くのは、番組制作側が彼女に望むドンピシャの役割であって、良い仕事してる!と、むしろ褒められることじゃないかと思うんですが(笑)。

しかも、古川登志夫さんご本人も、まったく気にされている感じはなく、終始和やかに進んでいたので、そんな批判をよくぞ思いついたなと、逆に感心させられます(笑)。


生駒ちゃんは、ガチの漫画・アニメ好きなので、人気声優が集まる番組に出演し、自分の名前が入った台詞をしゃべって貰ったり、作品やキャラに対する想いを直接聞いて貰ったりが、多くのアニメ声優ファンにとって、天にも昇る、夢のような出来事であることを身に滲みて分かっているのでしょう。

だからこそ、仕事の巡り合わせで、それを自分が引き受けることになり、役得で申し訳ない、という気持ちが心の隅にあって、「批判」が起こったことを知って、スルー出来ず、すぐさま反応したのかもしれません。

ブログの投稿時刻は、1月9日21時12分となっていて、これは番組の終了時刻より多分早い筈で、生駒ちゃんが、放送中から、どんな反応があるのか、固唾を飲んで、テレビとネットを観ていたことが窺えます。


私は、アイドルとしての生駒里奈から入ったので、深刻な問題が発生したならともかく、バラエティ番組を巡って、「風物詩」と言いたくなるほど、しょっちゅう起こるような、ネット上の騒動に対して、あまり過剰に反応するのは、見栄えも良くないので、止めて欲しい気持はあります。

ただ、それをスルーせず、真摯に向き合い、謝りつつ、自分の立場を懸命に説明する姿は、いかにも生駒ちゃんらしい。

また、迅速かつパンチの効いた対応を見せたことは、アイドルとしてはともかく、バラエティに携わるタレントとして、正解だったかもしれない。


というのも、ブログのコメント数は、現在、5千を越え、多くの記事にも取り上げられ、相当な反響を呼んでいます。

『声優総選挙』という番組を、出演者として放送中に盛り上げただけでなく、放送後も、ネットの意見に対する、身を削った応対によって(笑)、広く注目を集めている。

番組と自身を知らしめた効果は少なくない筈で、今後、アニメを扱ったバラエティ番組に、生駒ちゃんが出演する際は、もう一挙手一投足を見逃せません(笑)。


生駒里奈という人は、自分をどう見せるかについての「さじ加減」に関して、類い稀な「センス」を持っていて、一見、無謀な方向に走り出しているように見えて、後で考えると、合目的的な行動を取っていたと判明することが少なくない。

今回の「土下座」ブログも、その「センス」が彼女を突き動かした結果なのだと思います。

確かに、最初はびっくりしたけど、その後のネットを見ていると、生駒里奈を非難する論調は少なく、スルーした場合より、良い方向に進んでいる気がします。


こういった生駒里奈の「センス」は、特定のキャラを演じる女優業で、とくに有効に機能して、『すべての犬は天国に行く』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』といった舞台、あるいは映画『コープスパーティ』シリーズと、出演作品での演技は、軒並み高い評価を得ている。

乃木坂に入った当初、普段は冴えない雰囲気なのに、カメラの前に立つと、別人のようにオシャレでシャープな空気を発散し、観るものを魅了する、という話を聞いたことがあります。

昨年の『FNSうたの夏まつり』で、「48&46ドリームチーム」のセンターに抜擢され、「サイレントマジョリティー」を踊ったとき、生駒里奈の曲が始まってからの「スイッチオン」には、半端ない迫力があって、「やっぱスターだわ、この子は」と驚嘆したことを覚えています。

「制服のマネキン」や「君の名は希望」で発揮された、彼女の「センス」が、乃木坂の基礎を作ったと言える面があり、今後も、アイドル界、芸能界に、小さくない足跡を残していくのでしょう。


でも、アイドルの皆さん、「土下座」は、ほどほどにね(笑)。


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