ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

平手友梨奈という「希望」が生んだ快進撃、「二人セゾン」連続12日間 iTunesトップ10入り達成 [12Dec16]

2016-12-12 20:45:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

12月12日(月) 19 : 00 〜 [地デ] テレビ朝日『しくじり先生3時間SP』に、生田絵梨花と高山一実が出演

12月14日(水) 19 : 00 〜 23 : 18 [地デ] フジテレビ『FNS歌謡祭』の「第2夜」 (会場 : お台場フジテレビ)に、乃木坂と欅坂が出演

12月16日(金) 23 : 00 〜 23 : 58 [地デ] フジテレビ『堂本兄弟もうすぐクリスマスSP』に、乃木坂が出演


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Oct〜Dec]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



土曜日に放送されたTBS『東京絶品神グルメ 乃木坂46の食べるだけ』って、結局、面白かったんでしょうか(笑)。

この手の番組を観て、つくづく感じるのは、一度、ディープな乃木坂ファンになってしまうと、メンバーが出演するバラエティの客観的評価は、ちょっと無理ということですね。

生田絵梨花が美味しそうに肉を頬張っている姿だけで、十二分に悶絶するので(笑)、一般の視聴者がどう感じるかなんて、さっぱり見当が付きません。

自分がこんなに楽しいんだから、乃木坂を知らない人も、きっと幸せな気分になるんじゃなかろうかと、ぼんやり推測するくらいです。


ただ、バラエティの「常道」という物差しを当てはめると、「ん〜、これで大丈夫なのかな?」と、気になる点はあった。

番組冒頭、生駒里奈が、「本当に食べるだけなのか、心配で心配で」と、キラーパスをぶっ込んでいるのだから、やはり、クイズ不正解のメンバーはセンブリ茶的な(笑)、バラエティの仕掛けがあった方が、賑やかになったんじゃないかと。

何と言うか、静かで大人しい映像が、延々と続いて終わった印象があって、人工的に「騒ぎ」を起こしても良かった気がします。


もう一つは、同じ料理が、出演者の人数分、5皿、6皿と運ばれてくるなんて光景、テレビでは、あまり観たことがない(笑)。

全員が食べられるのだとしても、違う料理を注文して、あれこれテーブルに並べた方が、より詳しい店の紹介になるし、何より、画面が華やかじゃないかと。

料理を見せるとき、一皿に絞って、視聴者の注意を集中させ、より美味しそうに引き立てるのは、よくある撮影手法なので、ちょっとびっくりしました。


個人的には、最大のご馳走はメンバーの笑顔なので(笑)、そういう違和感は軽くスルーして観てたけど、数字が取れるかどうかとなると、やや不安になります。

今回のスポンサーは、「sizebook」と「乃木恋」のようで、番組そのものが、CMのCMという風情だったけど(笑)、連続ものにするのであれば、もっと作り込んだ方が良いかもしれない。

乃木坂ファンだけでは、視聴率を上げるのに限度があって、当たり前ですが、「グルメ」と「バラエティ」の面白さで、視聴者を引っぱってくる必要があると思うので。


いよいよ2016年もあと3週間を切り、J-POPの音楽シーンは、本格的な年末モードに入ってきました。

今年の「総決算」的な雰囲気が漂い始める中、「サイレントマジョリティー」というヒットを飛ばした欅坂が、あらためて注目を集めているようです。

というのも、最新シングルの表題曲「二人セゾン」が、各種の楽曲指標で絶好調の数字を叩き出しており、しかも、前作「世界には愛しかない」と前々作「サイレントマジョリティー」に関する数字も、ここのところグイグイ上がっている。


今日は、各種のランキングを眺めながら、12月に入って、J-POPの女性アイドル部門に、欅坂旋風と呼びたくなるような現象が起こりつつあることを、紹介していきます。

まずは、最新の Billboard JAPAN Hot100 から。

(表1) 2016/12/12付 Billboard JAPAN Hot100 における、乃木坂欅坂とAKB48Gの楽曲ランキング

凡例
「曲名」グループ名_収録シングル
(総合) Hot100順位 [項目] その項目における順位 : 週番号

#「週番号」は、CD発売週を「1週目」、その前週を「1週前」として数える
#「各項目」の意味は、[S] ストリーミング数、[R]ラジオ放送回数、[L] PCによる読み取り数 (ルックアップ)、[T] ツイート数、[M] 国内動画再生回数(+YouTubeの積み上げ再生回数)、[F] ランクイン回数
#「00位」は、100位圏外
# 曲は、Hot100 の高い順に並べている
#「YouTubeの積み上げ再生回数」は、その週に積み上げられたYouTubeの累計再生回数で、「万回」単位で表示

2016/12/12付チャート : 11/28(月)〜12/04(日)

「二人セゾン」欅坂46_3枚目
(総合)01位 [S]01位 [R]07位 [L]01位 [T]02位 [M]07位(+110.6) [F]04回 : 01週目

「サヨナラの意味」乃木坂46_16枚目
(総合)08位 [S]08位 [R]86位 [L]04位 [T]09位 [M]81位(+031.9) [F]07回 : 04週目

「ハイテンション」AKB48_46枚目
(総合)11位 [S]21位 [R]00位 [L]08位 [T]17位 [M]15位(+046.3) [F]06回 : 03週目

「サイレントマジョリティー」欅坂46_1枚目
(総合)21位 [S]31位 [R]00位 [L]32位 [T]29位 [M]12位(+092.5) [F]38回 : 35週目

「世界には愛しかない」欅坂46_2枚目
(総合)55位 [S]76位 [R]00位 [L]29位 [T]72位 [M]19位(+029.2) [F]19回 : 17週目


「二人セゾン」は、オリコン初動44.2万枚の大きなCDセールスを生かして「ストリーミング数」で順調に1位を獲得。

さらに高い楽曲人気を反映して「ルックアップ」が1位、「ツイート数」は2位にまとめ、「ラジオ放送回数」でも7位に付けている。

ここに「国内動画再生回数」の7位が加わり、盤石感すら漂う総合1位です。


しかも、デビュー以来リリースした3シングルの表題曲は、すべてHot100にランクインしています。

乃木坂に例えるなら、「サヨナラの意味」「裸足でSummer」「ハルジオンが咲く頃」が同時にランクインしている状態で、べらぼうに楽曲人気が上昇しています。

年末の大型音楽祭に、欅坂が連続出演することで、グループ全体への関心が高まり、過去の表題曲にもスポットが当たり始めているようです。


とくに凄まじいのが、「国内動画再生回数」で、「二人セゾン」7位、「サイレントマジョリティー」12位、「世界には愛しかない」19位と、すべてが20位以内に入っている。

[03Dec16]の記事に書きましたが、先週のチャートでも、3曲全部が「国内動画再生回数」トップ20にランクインしており、2週続けての快挙です。

YouTubeに無料公開している表題曲のフルバージョンMVが、欅坂の楽曲人気を牽引していることが窺えます。


面白いのは、Hot100における「国内動画再生回数」の順位と、YouTubeの再生回数上昇が必ずしも一致していないことです。

(表1)に示した12/12付チャートの集計対象は、11/28(月)から12/04(日)までの1週間で、「世界には愛しかない」のYouTube公開MVは、その期間に、29.2万回を積み上げ、「国内動画再生回数」が19位に入っている。

ところが、「サヨナラの意味」は、それより多い31.9万回を積み上げているのに、ランキングは81位に留まっている。


「国内動画再生回数」について、Billboard JAPAN がどのような集計を行っているのか、詳細は公表されていないので、推察するしかないんですが、考えられる可能性の一つは、「サヨナラの意味」MVの再生数には、海外からのアクセスが多めに含まれていることです。

先日の12月10日(土)、台湾で開催された『ASIA FASHION AWARD 2016 in TAIPEI』に、乃木坂から、西野七瀬、松村沙友理、堀未央奈の3人が参加しましたが、ニュース記事によると、到着した台北・松山空港に、現地のメディアとファンが殺到して、熱烈歓迎を受けたそうです(笑)。

日本以外で乃木坂の人気が高まっていることを示すもので、「サヨナラの意味」MVの再生数を、海外のファンが押し上げているのかもしれません。


しかし、逆に言えば、国内における再生回数は、CD発売4週目(MV公開7週目)の「サヨナラの意味」が、発売17週目(公開21週目)の「世界には愛しかない」に届いていないことになる。

もちろん、92.5万回積み上げの12位である「サイレントマジョリティー」には、さらに大きく差を空けられています。

また、AKB48の「ハイテンション」も、「サヨナラの意味」より遅いMV公開ながら(CD発売3週目、公開6週目)、46.3万回の積み上げで15位に入り、より高い人気を見せている。


こういった順位と符合するかのように、「サヨナラの意味」 MVの累計再生回数が、4日後発の「ハイテンション」MV、さらには27日遅れの「二人セゾン」MVに追い抜かれるという、乃木坂ファンにとって、あまり嬉しくない事態が発生しています。

(表2) YouTubeに公開されている「サヨナラの意味」「ハイテンション」「二人セゾン」のフルバージョンMVの週ごとの再生数推移

凡例
週日付
対象週における再生回数上昇速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数 @ 月曜日曜区切りの公開後週数)

# 青色は「サヨナラの意味」緑色は「ハイテンション」オレンジ色は「二人セゾン」のMVに関するデータ
#「05W」は、それぞれ、公開後05週目を表す
#「←」は、各楽曲がその週に「サヨナラの意味」の累計再生回数を追い抜いたことを示す

11/14(月)20(日)
05.8万回/日 (398.0/+040.8 @ 05W)
09.2万回/日 (367.3/+064.4 @ 04W)
40.4万回/日 (151.4/+151.4 @ 01W) : 11/17(木)配信開始

11/21(月)27(日)
04.9万回/日 (432.6/+034.6 @ 06W)
07.4万回/日 (419.3/+052.0 @ 05W)
19.9万回/日 (291.0/+139.6 @ 02W)

11/28(月)04(日)
04.6万回/日 (464.5/+031.9 @ 07W)
06.6万回/日 (465.6/+046.3 @ 06W) ←
15.8万回/日 (401.7/+110.6 @ 03W)

12/05(月)11(日)
04.6万回/日 (497.0/+032.5 @ 08W)
06.3万回/日 (509.4/+043.8 @ 07W)
15.8万回/日 (512.1/+110.5 @ 04W)


「サヨナラの意味」MVの累計再生数は、公開7週目で「ハイテンション」に、翌8週目は「二人セゾン」に、相次いで追い抜かれました。

音楽番組でパフォーマンスを披露しても、再生数上昇速度が一気に増加するというケースが少ないため、時間経過による伸びの鈍化を食い止められず、後発MVに逆転を許す形になっている。

とくに「二人セゾン」MVの追い上げは凄まじく、先週、「サヨナラの意味」だけでなく、「ハイテンション」の再生数も、一気に抜いてしまった。


「二人セゾン」MVの再生数上昇が図抜けているのは、次の表からも分かります。

(表3) YouTubeに公開されている乃木坂、欅坂、AKB48、BABYMETALの表題曲フルバージョンMVの公開後3週間の再生数上昇

凡例
アーティスト名
公開スタートから3週間が経過した時点での累計再生回数 (1週目の積み上げ再生回数 / 2週目の積み上げ再生回数 / 3週目の積み上げ再生回数) 曲名

#「累計再生回数」「積み上げ再生回」ともに「万回」単位
#「ハルジオンが咲く頃」は、途中の再生数変遷を記録していないので、各週の積み上げを計算出来ず「000.0」としている

欅坂46
449.0万回 (217.9 / 121.7 / 109.3) 二人セゾン
254.9万回 (131.2 / 075.0 / 048.7) 世界には愛しかない
320.9万回 (121.9 / 098.5 / 100.5) サイレントマジョリティー

乃木坂46
338.7万回 (192.8 / 088.1 / 057.8) サヨナラの意味
272.9万回 (121.4 / 089.6 / 061.9) 裸足でSummer
149.3万回 (000.0 / 000.0 / 000.0) ハルジオンが咲く頃

AKB48
309.2万回 (195.3 / 065.8 / 048.1) ハイテンション
222.7万回 (136.4 / 053.8 / 032.6) LOVE TRIP
054.3万回 (038.1 / 009.1 / 007.1) 翼はいらない [short ver.]

BABYMETAL
472.0万回 (210.4 / 135.1 / 126.5) KARATE


「二人セゾン」MVは、公開後3週間で、なんと450万回まで再生数を伸ばしており、(表2)に載せたように、12/11(日)時点では、すでに500万回を突破している。

「サイレントマジョリティー」を越える猛烈なスタートダッシュで、BABYMETAL「KARATE」に迫る勢いです。


ただ、「サイレントマジョリティー」MVが、爆発的に再生数を伸ばしたのは、以下のように、CDが発売された公開4週目以降です。

(表4) YouTubeに公開されている「サイレントマジョリティー」と「二人セゾン」のフルバージョンMVの、CD発売前後における、週ごとの再生数推移

凡例
対象週における再生回数上昇速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数 @ 経過時間で区切った公開後週数) : 対象週の始めと終わりの日付時刻

#「対象週の始めと終わりの日付時刻」における「03/16(水)23(水)12:00」は、03月16日(水)12:00から23日(水)12:00までの1週間を示す
# 再生回数はすべて「万回」単位

サイレントマジョリティー
17.4万回/日 (0121.9/+121.9 @ 01w) : 03/16(水)23(水)12:00
14.1万回/日 (0220.4/+098.5 @ 02w) : 03/23(水)30(水)12:00
14.4万回/日 (0320.9/+100.5 @ 03w) : 03/30(水)06(水)12:00
20.1万回/日 (0461.6/+140.7 @ 04w) : 04/06(水)13(水)12:00 ※ CD発売
24.5万回/日 (0633.0/+171.4 @ 05w) : 04/13(水)20(水)12:00
27.7万回/日 (0827.0/+194.0 @ 06w) : 04/20(水)27(水)12:00
32.9万回/日 (1057.0/+230.0 @ 07w) : 04/27(水)04(水)12:00

二人セゾン
31.1万回/日 (217.9/+217.9 @ 01w) : 11/17(木)24(木)12:00
17.4万回/日 (339.6/+121.7 @ 02w) : 11/24(木)01(木)12:00 ※ CD発売
15.6万回/日 (449.0/+109.3 @ 03w) : 12/01(木)08(木)12:00


「サイレントマジョリティー」MVは、公開4週目20.1万回/日、5週目24.5万回/日、6週目27.7万回、7週目32.9万回/日と、常軌を逸した勢いで再生数を積み上げ、1千万回突破を実現させている。

「二人セゾン」MVの上昇速度が、今後、さらにアップするかどうかが、第2のサイマジョが誕生するかどうかの、一つの分岐点だと思います。

紅白歌合戦出場を含む、年末年始のテレビ露出を考えると、可能性はあるんじゃないでしょうか。


(表3)に戻ると、「サヨナラの意味」MVは、公開1週目、前2作を大幅に上回る再生数上昇を見せたものの、2週目、3週目の積み上げが「裸足でSummer」に届いていない。

12/09(金)12:00が、公開7週目の終わりに相当しますが、週単位で見る限り、依然として、同時期の「裸足でSummer」を下回る速度で推移している。

年末の大型音楽番組に、集中して出演しているので、条件としては前作より有利な筈だけど、なかなか勢いが出てこない。

これから、クリスマス、冬休み、大晦日、正月と続き、家で過ごす時間が増える季節なので、テレビ披露との相乗効果によって、再生数の伸びを期待したいところです。


「二人セゾン」を始め、欅坂の表題曲は、Billboard JAPAN Hot100 に3曲すべてがランクインしているように、楽曲人気が非常に高い。

上述した通り、その背景には、YouTube公開MVが多くの人を惹き付けていることがあると思います。

さらに、Hot100では、「ストリーミング数」の項目に、CDセールスと合算された形で入るので、顕在化しにくいけど、ダウンロード数が好調であることも、見逃せない点です。


次表が示すように、「二人セゾン」は、iTunes Store への配信開始から、12日間連続でのトップソングTOP10入りを果たしています。

(表5) 欅坂46、乃木坂46、AKB48の直近3シングル表題曲の iTunes Store トップソングにおける順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯に、ランクインした日数した日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 各曲について、2016年12月11日(日)までの順位帯分布を示している
# ピンク色で示した「200位以内ランクイン日数」は、12月11日(日)現在もランクインを続け、日数を伸ばしていることを示す

欅坂46
12-00-00-00-00 / 00-00-00 [000] (012/012日; 02位) 二人セゾン
06-02-04-01-01 / 17-30-16 [047] (077/124日; 03位) 世界には愛しかない
31-15-23-30-43 / 93-15-00 [000] (250/250日; 01位) サイレントマジョリティー

乃木坂46
07-07-05-03-13 / 05-00-00 [000] (040/040日; 03位) サヨナラの意味
05-09-05-04-03 / 13-16-09 [081] (064/145日; 08位) 裸足でSummer
02-03-04-06-04 / 12-11-09 [213] (051/264日; 05位) ハルジオンが咲く頃

AKB48
02-02-02-00-01 / 19-00-00 [000] (026/026日; 09位) ハイテンション (TypeA)
02-03-01-01-02 / 05-06-02 [081] (022/103日; 07位) LOVE TRIP (TypeA)
00-00-01-02-01 / 13-09-01 [167] (027/194日; 27位) 翼はいらない (TypeA)


12日間のTOP10ランクインというのは、もの凄い成績で、例えば、「ハルジオンが咲く頃」が2日、「裸足でSummer」は5日、「サヨナラの意味」で7日です。

乃木坂でもっとも長くトップ10に留まったのは、おそらく「今、話したい誰かがいる」の9日で、10日以上のランクインはまだ達成していないと思います。


最近の iTunes Store トップソングは、TBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の人気が沸騰する中、星野源の「恋」が1位をキープ。

また、アニメ映画『君の名は。』の爆発的ヒットによって、RADWIMPSの「なんでもないや(movie ver.)」「前前前世(movie ver.)」「スパークル(movie ver.)」と、関連楽曲が3曲もトップ10にランクイン。

さらには、12月17日(土)公開の映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の主題歌である back number の「ハッピーエンド」が、がっちり上位に食い込んでいる。

こういった状況の中、ドラマや映画とのタイアップがない「二人セゾン」が、トップ10に12日間も入り続けているのは、驚異的なことで、いよいよ欅坂の本格的ブレイクを予感させるものがある。


加えて、「二人セゾン」は、他の表題曲セールスを押し上げている節がある。

11月30日(水)のCD発売あたりから、「サイレントマジョリティー」は、順位の上昇傾向が目立ち、一方、200位圏外に去っていた「世界には愛しかない」が、約4週間ぶりにトップソングに戻ってきて、再び、ランクイン日数を伸ばしています。

(表6)「サイレントマジョリティー」と「世界には愛しかない」の iTunes Store トップソングにおける、最近の週ごとの順位帯分布推移

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 月曜日曜で区切った配信後経過週数 週の日付

サイレントマジョリティー
0-0-0-0-4 / 1-2-0 [0] : 33週目 11/14(月)20(日)
0-0-0-0-5 / 2-0-0 [0] : 34週目 11/21(月)27(日)
0-0-2-1-3 / 1-0-0 [0] : 35週目 11/28(月)04(日) ※「二人セゾン」CD発売
0-0-1-5-1 / 0-0-0 [0] : 36週目 12/05(月)11(日)

世界には愛しかない
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 15週目 11/14(月)20(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 16週目 11/21(月)27(日)
0-0-0-0-0 / 0-4-1 [2] : 17週目 11/28(月)04(日) ※「二人セゾン」CD発売
0-0-0-0-0 / 0-2-5 [0] : 18週目 12/05(月)11(日)


つまり、12/11(日)の時点で、欅坂は、すべての表題曲が、iTunes トップソングの200位以内にランクインしているわけで、これも快挙と言っていい。

楽曲が一般層に受け始めているのは明らかで、この盛り上がりの中、『MUSIC STATION SUPER LIVE 2016』、有明コロシアムのワンマンライブ、NHK紅白歌合戦という大舞台が続くのは、願ってもないスケジュールだと思います。

これから年末に掛けて、期待の大型新人として、欅坂に対する一般関心度がアップするのは確実で、来年、女性アイドルの勢力地図が大きく変わるかもしれません。


「サヨナラの意味」は、最近、iTunes Store トップソングのランキング推移がやや持ち直した感がある。

(表7)「サヨナラの意味」と「ハイテンション (TypeA)」の iTunes Store トップソングにおける、最近の週ごとの順位帯分布推移

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 月曜日曜で区切った配信後経過週数 週の日付

サヨナラの意味
5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 11/09(水)06(日)
2-5-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 02週目 11/07(月)13(日)
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 03週目 11/14(月)20(日)
0-0-0-1-2 / 4-0-0 [0] : 04週目 11/21(月)27(日)
0-0-0-2-5 / 0-0-0 [0] : 05週目 11/28(月)04(日)
0-0-0-0-6 / 1-0-0 [0] : 06週目 12/05(月)11(日)

ハイテンション (TypeA)
2-2-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 11/16(水)20(日)
0-0-1-0-1 / 5-0-0 [0] : 02週目 11/21(月)27(日)
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 03週目 11/28(月)04(日)
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 04週目 12/05(月)11(日)


配信5週目に、それまでの順位下落傾向に、一応の歯止めが掛かり、粘りが出てきたように見えます。

しかし、20位、30位といった上位への大きな「跳ね上がり」はなく、過去の表題曲が再ランクインするといった「巻き込み」効果も、今のところはないようです。

AKB48の「ハイテンション」は、「サヨナラの意味」と比べて、ランキングは低く推移しているものの、ほぼ同じ状況で、分厚いテレビ露出によって、順位下降を遅らせている、といった印象に留まっている。


(表5)が示すように、AKB48の表題曲は、「翼はいらない」以降、配信成績で厳しい数字が並んでいて、有線ランキングの苦戦と併せると、音楽面で徹底的な改革をすべき時期に来ている気がします。

ごく最近、大和田南那や薮下柊といった「次世代」メンバーが相次いで「卒業」「引退」を表明しています。

「卒業」を決意する理由は、人それぞれなので、個々のケースに関して、コメントするつもりはありません。

ただ、高校卒業を控えて、芸能活動一本に絞る時期に差し掛かった若いメンバーが、何人もグループを離れるのを目の当たりにすると、2016年後半に、48Gの楽曲指標が落ち込んだことと、まったく無関係な動きとは思えなくなる。


グループの音楽的な人気が低下すると、ライト層が急速に薄くなり、やがてコアファンが少しずつ離れ始め、握手会の規模拡大や「お祭り」化でなどで、CDの売り上げ枚数は何とか維持しても、「ルックアップ」の数字が悪くなり、ライブなどの観客動員が思うように進まなくなる。

高校を卒業して、将来の進路を考えなければならないとき、今のままアイドルグループに残って4年間を過ごすのか、それとも大学や専門学校に行って、別の道を歩み始めるのかは、重大な問題です。

その際に、グループの将来性を示す音楽的指標が芳しくなければ、外に出るという選択肢が重みを増すでしょう。

大所帯グループは、メンバーを引き留めておく求心力が重要で、それがなければ、「次世代」がどんどん離れていく危険がある。


2016年は、欅坂の台頭が凄まじく、紅白の出場枠を見ても、女性アイドルを巡る中心軸が、AKB48Gから、乃木坂欅坂へ静かにシフトした感があります。

48Gのメンバーが受けたプレッシャーは相当なものがあったと思います。

これから楽曲指標がさらに厳しい方向に振れると、若い世代の「卒業」「引退」が加速するかもしれない。

乃木坂もそうですが、深川麻衣や橋本奈々未など、実績のある人気メンバーの「卒業」は、寂しくはあるけど、新しい乃木坂の始まりと捉えることが可能です。

しかし、万が一、3列目やアンダーしか経験のない2期メンバーに、そういった話が出て来たら、グループに与えるショックの大きさは、計り知れないものがあります。


ジャニーズを含めて、アイドル界全体が曲がり角に差し掛かった2016年は、始まりに過ぎず、いよいよ2017年から、はっきり目に見える形で、J-POP界が変わっていく気がします。

大変動の時期、グループを維持、発展させるのは難しいことですが、鍵となるのは、何はさておき、ステージの魅力じゃないでしょうか。

欅坂が高い人気を得つつあるのは、躍動感のある斬新なフォーメーションダンスやソロダンスを、次々に繰り出す、息をつかせぬパフォーマンスに依るところが大きい。

そして、ステージの魅力がそのまま伝わるMVを作り、それをテコにして、ファン層を拡大している。


欅坂に圧倒されているという点では、乃木坂も同じで、17枚目からは、徹底的に、ステージパフォーマンスを磨く工夫をした方がいいと思う。

面白いダンスでも良いし、歌唱で勝負しても良い。

とにかく、ステージに「見せ場」を作ることが大事で、それが出来れば、色んなものがプラスの方向に動き出す気がします。


乃木坂に対して、もう一つ言いたいんですが、17枚目以降、「卒業」センターは止めた方がいい。

「卒業」するメンバーを、最後のシングルでフィーチャーすること自体に文句はないけど、センターにしてしまうと、グループの発信力が弱くなってしまう。

乃木坂のセンターは、スポークス・パーソンでもあって、グループの現状や未来を語る役目を担ってきました。

しかし、もうすぐ「卒業」する人がセンターになると、次の乃木坂を語ることは難しい。

逆に、例えば、橋本奈々未をフロント、あるいはセンター裏に置いて、年少メンバーがセンターになれば、ななみんの意思を引き継いで、乃木坂をどういうグループにするのか、未来のビジョンを、言葉やイメージで発信することが出来る。

齋藤飛鳥、堀未央奈、星野みなみ、北野日奈子、あるいは、樋口日奈、寺田蘭世、渡辺みり愛あたりが、先頭に立って、乃木坂に託した「夢」や「想い」を積極的に示せば、グループが活性化して、元気な雰囲気が漂う。


こういった発信力は、グループにとって非常に大切なもので、「卒業」センターでは、実現出来ません。

欅坂のステージを観ていると、ダンスの面白さだけでなく、平手友梨奈という最年少メンバーが、グイグイとパフォーマンスを引っぱっていく姿に、グループの明るい未来を感じます。

アイドルは、観るものに「希望」を抱かせて欲しい。

その「希望」が、彗星のごとく、鮮やかに姿を現したことが、人々を惹き付け、欅坂の快進撃が始まったのかもしれない。

メンバーも、ファンも、ファンでない人ですらグループに心を奪われる、強い求心力は、そこから生まれる気がします。


関連記事

「今年感」に乏しい有線大賞音楽祭、MV再生数で「ハイテンション」が「サヨナラの意味」を凌駕 [06Dec16]

欅坂表題3曲がBJ動画TOP20入り、「二人セゾン」MV再生数が「サヨナラの意味」を抜く公算大 [03Dec16]

発売週「ルックアップ」が示す2014年大組閣の爪痕、乃木坂はなぜファン層崩壊を防げたのか [29Nov16]

祝!乃木坂と欅坂の紅白出場が決定!いつもと少し違う大晦日、NHKは「変化」を求めたのか? [24Nov16]

「サヨナラの意味」MVの再生数上昇に失速感、テレビ出演の効果薄く前作を下回るペースで推移 [22Nov16]


// 過去の記事を読みたい方へ

「ブックマーク」内に、時期別に分けた目次記事へのリンクを掲載しています。 「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)


// 特集ページ

「ブックマーク」内に、以下の特集記事へのリンクを掲載しています。

プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

『芸能』 ジャンルのランキング
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 『FNS歌謡祭』第1夜、「時間... | トップ | プチNogi 〜「大嫌いなはずだ... »
最近の画像もっと見る

あわせて読む