能登半島 輪島市 黒島漁港
8日午後の田中邸全焼で見慣れた田中真紀子さんの顔ですが、これは赤木雅子さんの裁判関係のニュースです、
このニュースも忘れてはならない事でしたが、以前は頻繁に「つぶやき」ました、この裁判も含め最近触れていないでしょう、忘れたわけではないのですが。
読みさしの本も重ねて本の間にありました、
なぜかカバーが外れたままになっていました、こんなカバーです、
本文はこのページから始まっています、
そして、
体はまだ温かかった
私の目の前に二本のコードがある。 オーディオセットをつなぐためのコード。 一本は真ん中あたりで切れている。私が切った。トッちゃんの首に巻き付いていたのを外すため。
二〇一八年(平成三十年)三月七日、私の夫、トッちゃんはコードの一本を首に巻き付け、もう一本を居間の窓の手すりに結びつけていた。帰宅してその姿を見た私はトッちゃんに駆け寄って体を抱き上げた。何とか助けたいと思って。すると首に締まっていたコードがゆるんで、のどの気道に空気が入り、「ゴポゴポッ」という音がした。私は一瞬、「まだ生きてる!」と思った。
でも、コードが首に食い込むほどきつく巻き付いていて、なかなかはずれない。はさみを取りにいくためトッちゃんの体を離したら、またコードがぎゅっと締まった。急いではさみを取ってきて、切れるかどうかと思いながらコードを挟んだら、意外にあっさりパチンと切れた。すると、宙に浮いていた体がドサッと床に落ちた。
トッちゃんの体はまだ温かかった。ちょうど前の日にテレビで見たばかりの心臓マッサージをした。 胸の中央を押さえて「大丈夫よ、よう頑張ったなあ、つらかったなあ」と話しかけながら。
けど、じきに、だめなんだと気づいた。携帯にメッセージを送っても、トッちゃんから返信がないので、あわてて職場を出たのが一時間ほど前。あの時、すでにコードを首に巻き付けていたのなら、まだ生きているはずがないじゃないの。冷たくなっていくトッちゃんの体を抱きしめなから、私は不思議なほど冷静に考えていた。
私の夫、トッちゃんの本名は赤木俊夫。 この時、五十四歳。財務省近畿財務局の上席国有財産管理官 あの森友事件で、国有地の値引き売却についての公文書の改ざんをさせられ、以来一年ずっと苦しんできた。それを間近で見ながら救い出してあげられない私もつらかった。何度も死の一歩手前までいきながら何とか引き戻すことができたけど、とうとう助けられなかった。
私は自分を責めた。でも同時に思った。私以上に責任があるのは財務省近畿財務局。彼らがトッちゃんに無理矢理改ざんを押しつけたのに、何の救いの手も差し伸べてくれなかった。トッちゃんは公務員としての仕事に人一倍誇りを持っていたのに、公文書の改ざんをやらされたことに苦しみ、一人責任を押しつけられる恐怖におびえて、命を絶ってしまった。だから私は一一九番より先に思わず一一〇番に電話してしまった。「財務局に殺された」という思いがあったから。
これを機に適時に「つぶやき」、安倍政権の醜悪さ、その延長上の自公政権を糾す姿勢を強めて行かねばと、「あの日」から6年目の3月7日に向かわねばと思います。
今月の句会は三ヶ日に入っていたので後日zoom句会に、投句を10日までにとなっていたのをうっかりしていて、〆切にならないうちに気づいて良かったです、何とか間にあって六句投句済ませました。
久しぶりに俳句気分になったかと言うと何となく、気持ちが騒めいています。詠んだ句にも「地震」とか「被災地」など詠み込んであって、もともと花鳥諷詠に縁のないのですが、少しは季節の変化に心寄せてみる気持ちはあります。
俳人の長谷川櫂さんの東日本大震災時の句集を思い出しました。長谷川さんは俳人ですが、あの時まず心に浮かんできたのは短歌だったのです、そのことを書かれているのがこの二冊です、
こちらは二冊の帯です、
『震災歌集』の帯には、「12日間の記録と記憶」
大震災からの12日間
短歌による記憶と記録
かりそめに死者二万人などといふなかれ親あり子ありはらからあるを
みちみちてる嘆きの声のその中に今生まれたる赤子の声きこゆ
人々の嘆きみちみつるみちのくを心してゆけ桜前線
『震災句集』の帯には、「俳人の心も震え続けた」
東日本大震災からまもなく1年。
深く傷ついた日本列島を見守り続け、
美しい国の回復を希求した魂の125句。
滅びゆく国にはあらず初蕨
幾万の声なき声や雲の峰
生き残る人々長き夜を如何に
哀しみの果てなき春の氷柱かな
みちのくの山河慟哭初桜
歌集の「はじめに」、
「句集」の最終の一文の冒頭、
これらについては、明日に譲ります。
夕食時テレビが、
引き続く揺れを映し出していました、東北から関西まで各県に震度が記されているなか、東京神奈川にはありません。影響がなかったわけではなく震度計に記されるほどではなかったと言うことでしょう。
確かに三浦半島も無印、しかしこの半島には我が町・葉山町を通る活断層が……、
それも最も危険なSランク、
ここの部分は、赤で太く
今後30年以内の地震発生確率
Sランク 3%以上
Aランク 0.1~3%未満
Zランク 0.1%未満
Xランク 不明
最も危険度が高いものが「Sランク」です。今後30年以内に地震が発生する確率が「3%以上」と評価した活断層が該当します。2023年1月に公表した最新データでは、Sランクの活断層は全国に「31」あります。
元日に届いた賀状の一枚です、
短歌を詠む友人で「火山雷」と題して、
地底ふかく鎮まりいし
マグマ噴き上げて
地球よ何にか怒らんとする
と詠んでくれました、これを見て今回の大災害を予知したか、と一瞬思ったのですが……、私の頭にもかつての「マグマが地震の元」がよぎったのです。
1月に阪神・淡路大震災のあった1995年の12月に発行された、
のここにこう書かれています、
断層の運動が地震の原因である
活断層のずれの向きや、変位基準が古いものほど大きくずれていることから、日本列島に同じ向きの力が長いあいだ安定して存在しているということがわかりました。そういう力の場のなかで、断層がときどきガタッと動くのが地震です。地震の原因が何であるかよくわからないといわれていましたが、日本列島を押す力の広域性と持続性が明らかになって、活断層にもとづく地震観が生まれました。それは、持続性・広域性をもった地殻の力の場のなかで、既存の断層にそって不連続的・間欠的に動くものが地震であるというものです。
かつて、地震はマグマの動きまたはマグマによる熱が原因でおこるものであり、断層は地震の結果できた破壊面、あるいは一種の地すべりのすべり面ではないかと、当時の有力な地震学者は考えていました。しかし、一九六〇年代になると、地震計による地震の解析がすすんで、観測された地震波がなぜそうなるかを考えていくと、地下の断層が急激にずれたと考えたときに地震の記録が説明できるという例が多くしめされるようになったのです。そして、地震学者も一九六〇年代後半には、地震は断層が動いておこるものであると考えるようになりました。地質学で過去何十万年という断層の歴史を調査していたものと、地震学で地震波を観測してその原因を考えていたものとの結論が、いずれも断層原因説にむすびついて、それ以来断層説が確立したのです。
地震の原因は断層の運動であるという説が確立されたのですが、そうかといってすべての地震が断層が動いたために生じたかというと、そうではありません。むかしから考えられていたように、マグマが動いたために生じる地震もあります。それは火山の活動期、または活動直後とか直前にしばしばおこります。マグマが急に上がってくるときや、火山活動が終ってマグマが地下に引いていくときに、マグマが岩石にぶつかったり、岩を割って押し入ったりするためにおこる地震です。一九八六年の伊豆大島の噴火直後の地震などがその例です。しかし、火山地帯でおこる地震の多くは、かたい岩盤のずれ、つまり断層運動で生じるものです。
火山の活動時におこる地震のもう一つは、爆発性地震です。マグマのなかにとけていた揮発成分が急に気体になって、体積がふえて爆発するものです。
これが国民的常識になれば、日本の国土において原発がいかに危険なものか、国民的世論となり自らの国土と生活(生命が何より大事❗️)を守ることが当然のことになるのです。
昨夜は夕食どきに「いただきます」と言った直後思わず「大変な年明けになったな」と言っていました、テレビはずーっと地震情報でそれを傍に見ながらでしたので……。
その「大変」の元になった震源地に関して、これは今日の画面ですがNHKです、
能登半島の北辺に接して走る海底活断層が記されています。
この活断層が影響して半島各地をはじめ広く各地に地震波を伝えて行ったのでしょう。
https://www.gsi.go.jp/common/000253939.pdf
私が地震に関連して活断層という言葉を知ったのは、1995年の阪神・淡路大震災の時でした。当時関西は地震が少ないと思われ、その時京都の人が「東京に地震があるというのでこちらに引越してきた」と言う記事を読んだ記憶があります。
神戸市の長田区を中心に一週間ほど支援に入り、大震災の凄まじさを実感してきました。そのあと活断層の専門書など買込み、ある程度地震に対する理解を深められたと思います。
地震国日本には、活断層が列島の地中は及ばず海底にも縦横に走っているのです。その日本の国土に原発が設置されている危険性は、こういう大地震の度に安全性が問いかけられ、答えなければならない経緯に示されています。今回の最高震度7は原発設置地志賀町であり、余震による影響にも神経を尖らさざるをえません。
国土の条件に合わせた国づくりは、日本社会に適応した社会のあり方の基本的な前提です。
珠洲市三崎町細屋15-1-1
— まおう (@Mt_Kuchi) January 1, 2024
家が崩れて
女性と子どもが挟まれて取り残されています。
消防もつながりません。
助けてください。
拡散お願いします#珠洲市 #助けてください #拡散希望 #SOS pic.twitter.com/9Kh0W9cZrr
— 金七聖子 @松波酒造-大江山- (@seiko7) January 1, 2024
昨日の「つぶやき・朗報」へのワイコマのコメントに返信コメントを書いたのですが、送信ができませんでしたのでここに貼っておきます。併せて該当YouTubを貼っておきます。
(社会を進化させる)構図を示してくれています。