KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

スーパーフェスティバル52

2010年04月25日 | イベントルポ



ごびさたでごんす。GW前の口火を切ってのスーフェスルポと
いきたいところなんですが、タコはちょっと明日バタバタしており
まずは現場の空気など写真で。とにかく情報量の多いイベントで
全部とはいきませんが新作を中心にまずはご覧あれ。
シカルナさんの羊怪獣ゴーメルや真頭玩具のれん街の
盛況となった各メーカーでも山桜さんの半魚キャラなど新作ソフビが続々。
ステレゴンの新カラーはIKB風味な公害怪獣ツートンカラー。
のれん街リーディングカンパニーのREAL×HEAD
さんからは衝撃のスーパー怪電車ソフビ「真夜怪速」がデビュー。
などとソフビフリークにはあたかも怪獣遊園地に
迷いこんだような見所たっぷりな科学技術館での一日となりました。




山桜さんの仁王骨に続く半魚人系新キャラクター。
名前はまだ未定の様子。
片方の目がドールアイで、外皮が引き裂かれ
眼球部分が露出しているかのような印象。
そしてどことなく某悪魔人間ヒーロー風、カナ?



NERD ONEさんのステレゴン。今回は公害怪獣で
見かけたようなカラー。リリース以来、ファンから
騒音など公害怪獣風のアレンジが面白いという声があがり
そうした反響に応えて昭和の名ソフビの2匹から
カラーモチーフをインスパイアされたいかにもパチ怪獣的な
アプローチとなった。顔もどことなくヘドロ系の
オリジナル怪獣ソフビ風なのでハマっている。
リアビューのインダストリアルトラッシュな風貌が
このカラーだとより意味を持つところだろう。


アートストームさんの媒図かずおver.「怪彗星ツイフォン」3怪獣。



ゲボラが2色販売されたターゲットアースさんの
マーミットブース露店販売。



山桜さんのREAL×HEADコラボキャラクター、
昨年末のパチサミに登場した大蛇鬼+ミュータントヘッドの
ミュータントオロチに続く仁王骨+ヘッドの「仁王マン」。



招き猫の岡本太郎風解釈?「万両猫」。







ヤモマークブースには新作怪人ザリキングの原型もお目見え。
カブトムシとザリガニが合成され強い甲殻類がすきな
男の子のいつわらざる妄想を具現化したような
強力怪人が誕生。顔はザリガニなのに背中には
硬いカブトムシの甲、そして頭部には手刀のような尖った兜。
でも本家ヒーロー番組でも意外といない組み合わせでは?
そして先日の通販でも好評となったダイオウグソクムシ男も
公約どおりバックル・ベルトとクサヤガン無し、リアル生物テイストを
追求した新ver.を販売。現物は赤系の色使いがいかにも肉っぽく
なまめかしさ、生物感も絶妙でしたよ。
近々このバックル無しver.も通販があるそうなので
ヤモマークブログをまめにチェックしたいところ。



真頭のれん街で販売されたドリームロケットさんカスタムの
ミュータントカオス。



こちらは最近、同じ高円寺の町内でお引越ししたばかりの
一番星さんブースでサプライズ販売されたミュータントイービル。
グリーンバブルボディに施されたペインティングが淡くて
今までに無いシックなイメージのイービルとなりました。



ドリームロケットさんの赤影怪忍獣ががら。
さきに発売されたざばみと並べていよいよ対決場面再現とあいなりました。
貝の部分の硬と節足動物の持つ節目のある軟の部分の表現の対比が
素晴らしい。いちおうガガラはヤドカリ怪獣なんですが
まあ「貝獣」ていうのかな。
サザエとか軟体動物的なイメージもあり
ソフビ素材向き。非常に立体化が難しい怪獣なのですが
自分的には子供時代に赤影を見たときのががらのイメージどおりだったので
感心しました。後は色が載った状態のサンプルが早く見たいですネ。
5月後半発売を目指して詰めの作業が進んでいる模様でした。



マーミットさんのブース。ボリューム満点の夢に出てきそうなグール。
H・Pラヴクラフトの恐怖小説「ピックマンのモデル」のキャラ・グールを
赤松社長がデザイン・原型製作。赤松氏が80年代のビジュアルSF雑誌・宇宙船での
作例発表以来25年ぶりでグールがソフビ化デビューした流れ。
この人間を食う恐るべき怪物の絵を見た人間は発狂するが
もっとも恐怖すべきことには小説の最後で
その絵の主が、実際に都市の暗黒の地下に居る怪物を
描いていたことが判明する…。



幻超獣マザリュースがついにリリース。
マザロン人を買った人はようやく並べて飾れる
日がきましたね。キグルミ改造前の
サボテンダーといっしょに飾ってスーツバリエー
ションを楽しんでもよさげカナ。このほか
長らく絶版だったM1号の2期カラーも。
もちろんミニいなずま号付きっす。




奇怪な面々、まもなく締め切りの4月受注製品群。
オレンジのいかにもレトロカラーなミイラ
人間1期は持っているのだが、今回のリアルカラー
もいい感じ。非常に迷うトコロ。
事件解決じゃない完結に向けてジョーカー疾走中の
ロボット刑事Kシリーズはガトリングマンが
登場。スチール写真も少ない後期バドーロボだけに
立体化がうれしい。最強にして最後の敵、
ハグルマンの出来も気になる。



ザニカ2期はピンク。そしてブルマァク版も
傑作なムルチをあえて今セミレトロテイストで
リリース。ウルトラ史上最大のトラウマ異色作
「怪獣使いと少年」の悲劇の宇宙人、
メイツ星人を憐憫のごとく悲しい咆哮で彩る
新マン中盤の名獣、これはいい出来ですね。
メイツ星人も以前リリースされているので
ようやく同サイズで飾れることになりました。



こちらは今回のスーフェス限定品。
今はなきWHFソフビ祭りでなつかしの
帰ってきたガチャモン、ラメ仕様の昭和の
プラモ宇宙人3匹、
プレ値になっていたアンドロイドゼロワンも
リクエストに応えて今回会場で再リリース。









会場でもトリオで女闘美アクションを
ところかまわず展開して大暴れ。
すっかりトイイベントの常連となった
スーパーパチモノモンドアクションヒロイン、
仮面ライライと中野貴雄監督演じる地獄女史、
PICOPICOさんの諧獣ベッコスが
揃い踏み。ついにベッコススタンダード
ソフビと仮面ライライのドールがリリース間近の
ようです。






ぶたのはなさんはチビラくんシリーズと
新作モングラーを携えて出店。メーカーさんにも
人気があるんです。1期が好評のうちに完売した
ゴルバは新カラーが早くもサンプル展示されてました。
そして新シリーズが予定されている気配。
ボード左の写真は原始人の女性のようです。
前に恐竜シリーズでも小さな原始人ソフビを
出していたんですがそのリメイク的アイテムを
ぶたのはなレギュラーサイズで展開というところカナ?

そして同時発売を予定しているらしい、シルエット
のこのキャラはマルシー円谷表記ということで
名前を書かなくてもわかると思う。。。
すごいなあ、ついにアンバランスゾーンに
落ち込んだあの人間キャラも出るのか。
ぶたのはなさんの人間系キャラクター
新機軸、お茶目で大胆なアレンジぶりが
楽しみですネ。



REAL×HEADさんの今回、問題作(といって
いいだろう)スーパー怪電車ソフビ「真夜怪速アディオス」。
特撮ヒーロー作品に出てくるプロップみたいな
オーバーアレンジ。ボディがスケルトン風
デコレーションで覆われ、ボディ上部には
フォーチュンビリーらしき
一つ目キャットがねそべった姿で
取り付けられて宇宙を飛行するのだそうだ。

森かつら的幻視セカイで観る者、手に取った者を
ハイスピードの脳内観光にいざなう、異形のマシーン
キャラソフビ。機体は中央にカンチャクらしき
連結機能めいた可動部分もあり新展開を予見させる。



ブースのサンプルで勝手に仮想対決させるタコ

いかにもリアルヘッドらしい
久々にアイテム展開の破天荒感を横溢させた
サプライズリリースとなった。



ビリケン商会さんのブース。
ブルガンは今回ピンクのボディで派手目の密漁ロボとなった。






いつもスーフェスや都内の限定品販売の
時に自作のカスタムソフビを持ってきて
披露してくれる某氏が今回はランブルさんの
サーティーンをカスタムして見せてくれただ!

アイアンマンみたいなカラーイメージで
塗ったのだそう。全身をデカールで固めて
リアルロボ風アレンジ。当日は晴れていたので
会場横の駐車場で撮ったけどゴールドが
反射して適度なスケールプラモっぽさが
おなじみサーティーンの持つ
別のミリキを引き出したというところだろうか。
ぜひぜひまた完成したら作例を見せてくださいデス。





サンガッツ本舗さんのブース。
今回はすっかり鬼太郎の永遠のライバルに
なった感のあるぬらりひょんのきわめて
昭和的なオリジナルスタイルのソフビを
レギュラー&蓄光双方デビューリリース。
サンガッツさん名物?というのか鬼太郎
苦戦ソフビおまけ、今回はコンクリ漬けに
されて助けを求める姿を再現。
それにしても「鬼太郎憑き」って
要は相手に憑依するんだろう?
とても正義の味方とは思えない武器というか
戦法だよなあ。。。
しかし朝ドラの「ゲゲゲの女房」あれは気合
入ってるなあ。朝見てたら仕事に間に合わなく
なっちゃうけど自分もいつも見てます。




スーフェスというと中古トイ・インディーズ
プロダクツ問わず妙なモノが見つかることでも定評がある場所。
まあ最近はそうそう出物はないのだけど。。。
上はピーウィー・ハーマンの映画に
出てくるソファ。こんなの部屋に置いたら思わず全部この路線の家具にしたく
なりそう。結局売れたのだろうか?

そういえば別のブースで怪奇系フィギュアというのか
都市伝説で有名な「ダルマ女」の
スタチューを売ってた。未塗装白ムクのようだった。
「先行販売」ってことは塗装版もあるのだろうか。
残念ながら写真撮影禁止だったのだけど見世物小屋みたいな
粗末なブルーシートを敷いてマジック殴り書きのポップと
昭和的想像力をくすぐるバッドテイストな雰囲気満点でした。






ソフビカスタム作家&オリジナルぬいぐるみ
作家さんのユニット「茶色いブラウン」さんの
ブース。真頭のれん街内に出店。
ソフビの方ではフォーチュンキャットの眠り猫版、
座りビリーやまめカオスなどの茶ブラ限定カラーを販売し
えらい勢いで売れた模様。
ぬいぐるみの真頭ベアではキ●イダー風ツートン
カラーとして半分コ別の布で縫ったver.もつくった
のだけど欲しいという人がおり
たちまち売れてしまったのだとか。



こちらも真頭のれん街にて。先日真頭玩具でも
コラボというか対決販売イベントを開催した
SKULL TOYSさんのブース。
ドックンボーグ1・2・3号がそろい踏み。
にせライダー風カラーでこれだけずらりと並ぶと
ミニのプロポーションでも妙に威圧感ありますね。






新進のアウトドアクリエイト系
怪獣ではない、ゴッドソフビトイメーカー
kikkakeさんのブース。
イベントごとに新造形のアイテムを展開している
見上げた志のメーカーさん。
森や水のある場所の森羅万象の声に耳を傾け生み出された
かのようなアースネイティブなイメージのキャラクターが次々と
登場。大地の神と称するニューキャラの
アーリー段階のスカルプチャー(白い目がダイヤモンドアイなヤツです)
も展示。水辺、森と来て今度はどんな姿の神様になるんでしょうか。

今回、タコはGEKKOを購入。塗装し甲斐が
ありそうですよ、この子は。
さらに1作目のgekkoのミニを近日販売したいとして
パネルで製品イメージをアピールしてました。
ミニでは目が輝くパーツが入り
スタンダードサイズとの違いを
強めているようです。

つ【GIRLS DEAD MONSTER/CROW SONG&ALCHEMY】
たった3話で歌に燃え尽き生き急ぐように早々と
冥府の学園の死んでたまるか戦線から消滅離脱してもた岩沢(ガルデモg&vo)を
惜しむ声は絶えない。
動画は1話の食券奪取戦の天使陽動大食堂ライブver.。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10505684
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10374133
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10469963


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20 コメント

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Unknown (メガたぬき)
2010-04-27 01:24:16
今回もマーミットさんの
ブースは賑やかですね~。
マザリュースは、
サボテンダーぽい感じも
残しつつ塗装されているようで
おお!と思いました。
まさかの新マン怪獣ムルチですか~。
どんな風になるか楽しみです。
こうなるとプルーマ、ビーコン辺りも
見てみたいような気がします。

ヤモマークさんのザリキングは、
V3のザリガーナみたいな
幹部怪人クラスの風格がありますね。
造形的には、緑や藤色系統が
似合いそうです。
返信する
ありがとうございまーす。 (たまちゃん)
2010-04-27 09:57:54
茶色いブラウン載せてくれてありがとう!!
私の説明不足でしたが イトキンさんのは今回、眠りフォーチュンだけ販売でした。他のはディスプレイに使ったのでした。

いつも、すごいレポだなぁー。他は回れなかったのでたすかります。ありがとう!
返信する
Unknown (タコペッティ)
2010-04-27 12:00:03
>>たまちゃんさん

どうもです~。真頭のれん街は
とにかくえらい開催密度になりましたね。
すみません、カンチガイしたところが
あって。書き終わってから会場で
さらに細かく見てる友人に確認したほうが
いいなと実は思ってたけど
更新が終わったの夜中だったんで。
でも当人からご指摘ありがとうです!

お店やってるとほんと廻れないですよね。
自分もコミケでそういう経験ありますYO
いつも茶色いブラウンさんは
スーフェスというとかなり楽しんでるので
ここははがゆかったかも!
返信する
Unknown (タコペッティ)
2010-04-27 12:18:46
>>メガたぬきさん

こんにちわ。メガたぬさんは
ブログで新造形作品をまたまた
作ってるみたいなので楽しみです。
自分はセンスイマン頼んだので揃って
くるからまだサメクジラ来てないです~。
たぬきプロダクションのブログで見て
やっぱサメクジラいい出来になったな~と
思いマシタ。

マザリュースは「撮影現場がサボテンダーの
きぐるみを急いで作り変えた」
感じもよく再現されていますね。
資料が少なく、画面でも光学処理された
中での登場において立体化が厄介な
存在だったみたいです。
そしてこのトゲトゲっぷり
では抜きの問題も!色も先日のマザロン人
2期にある程度色があわせてある感じだし
相方の怪獣が居るという点でも
発売が待ち遠しいです。

ムルチは意外でしたが過去の先人メーカーに
よるさまざまなソフビ化を超えて
リメイクする価値はあると思いますね。
出来もやせてるでもなくリアルに過ぎるでも
なくかなりいいラインにまで煮詰めてると
思いました。自分も新マンであれば
プルーマとかビーコンの
セミレトロタイプはほしいかも。
あとブルマァクもたいへん出来いいけど
ロボネス、メシエ星雲人、

そしてストラ星人も(またそこか!)

>ザリキング
ああ、確かに怪人たちを仕切りそうな
威圧感がありますよね。カブト着てると
どことなく武将っぽく連想できるからなー。
カメがボスだそうだからザリガニは
現場派の行動隊長ってとこかな。
まだカラーは未定だけど、とりあえず
ザリガニのベースカラーを尊重して
赤系かな~みたいな話はされてました。

成型色しだいでダイオウグソクムシみたいな
いい色が出ると思うのですが、そのへん
ヤモさんはまたいい判断をするのでは
ないかと。しかし生物感の表現では
あいかわらず作り手の趣味感が
いい方に働いてファンの触感を
くすぐるものだなと原型を見て思いました。
返信する
Unknown (バクラー?)
2010-04-27 18:49:57
スーフェスお疲れさんでやんす!

現地では久々にお会いできて萌えましたw
短い時間ではありましたがイベントで見かける
常連さん達健在で頼もしい限りです
さて、今回のスーフェスは真頭さんの祭りがありましたからソフビ関連は何気にもり上がったような感じでしたね。個人的嗜好とはかけ離れていましたがソフビ祭り的な場の雰囲気は楽しめました
でも、製作者の皆さんは技術に力入れすぎてて
製作大変でしょうな
1点ものと言われるに近かったモノが量産されてますからね
彼らのマルブル風レトロ彩色見てみたいなぁ~
と思いました

今回購入は
アンドロイド01のみと寂しいですが
まさか再販するとは思わなかったので嬉しかったですね
赤松さんのグールも見れたし
造形的に見てみると原型から少々リファインはされてるけど
韮澤さんのデビルマンが生まれる前からあった訳ですから先を走っていたのですね

またイベントでお会いしましょう!

返信する
Unknown (タコペッティ)
2010-04-27 19:23:57
>>バクラー?さま

自分もお会いできてうれしかったです。
なんだかんだとスーフェスには皆、足を
運んでくる。こういう趣味度の強いイベントは
年に何回か開催されると行くほうもいつしか
慣れが出るものなんですけど、そこで
ダレずに見続けていく
持続こそが重要だと思いますね。

ゼロワンは友人も喜んで買ってました。
マーミットさんは流通後にコレクターの手に
収まりがついて少数が高値になったり
入手難になったものも再リリースを
積極的にしてくれるのがありがたいです。
最近は大量にガンガン買うような人は
少ないですね。まして今回はGW前ですから
やや買い控えていた印象ですね。
でも的確に欲しいものは買うという感じであり
そこは買って結局手放しの繰り返しよりは
かえって賢いことでは。
スローソフビライフって前に
勝手に言っておったんですけど
こんな感じの状況なのかも、と(微笑)。

一品モノは持つ人にとっての満足感が
大きいけど、手がけてないメーカーさんが
ああいう凝った塗装のを何点も作るのは
毎度はきついだろな~と前に言ってました。
ほんとはファンサイドで
カスタムするのが筋かなあとは思うし
メーカーさんだって安価な素体を提供して
楽しんでほしいと推奨してはいるのですが
なかなかそういう市場は日本で
育成されてない。ある意味今回の
真頭のれん街はそういうファンムーブメントの
受け皿としてもしっかり機能しているん
ですよね。

でもたしかに製品の造形技術は
インディーズ市場内でも上がったのだけど、
バクラー?さんの時々おっしゃる
シンプル&ワイルドな怪獣ソフビという
根源的嗜好を突くものは少ないんですよね。
その面のフラストレーションは自分も
依然強まっているところです。

赤松さんのグール、バクラー?さんに
指摘されてみればそれはほんとに的確だ。
韮澤、竹谷ラインのクリーチャーとか
スーフェス勃興期のスポーンリスペクトな
バックボーンから派生した日本製怪物
フィギュアを実は10年以上も先を行って
定義しつつ宇宙船誌上の作例として
生み出していたんですよね。

赤松さんは何か昔の造形家としても今の
マーミットという企業人としても
やっていることがソレてないのが
いい感じです。
画面にちょっと出たマイナー宇宙人の
製品化とか2次元のキャラの立体化とか
ほかでやらない系のプロデュースは
当時からですものね。
今は量産して頒布しているというくらいの
違いでしょうか。

そういうバクラー?さんのような
観察や意見も継続して現場を眺めていないと
なかなか出てこない指摘だな~、とシミジミ。
今後ともイベントでお会いするのが
楽しみです。またヨロシク!
返信する
Unknown (バクラー?)
2010-04-27 22:12:27
連投スマン!
実は過去に韮澤ファンでしてw
フューチャーの韮澤・デビルマンラインはかなりのの数を保有していました
ソフビ買うよりそっちに力入れてた時期もありました。スーフェスと言えばやっぱり韮澤さんでしたね。朝の限定品はブラッディーシレーヌやブラッディージンメン、そしてサイン入りを狙った時期が懐かしい
所謂、デザイン系もp含めストリート系や今あるインディーズソフビは手デカダラブラァー造型が多いでしょ?オルガもその仲間ですね
アレて韮澤さんやマクファーレン・トイの影響が多分にありますよね
でもね、その元祖は・・・・・・・
ブルマァクのガラン!だったりしてw
返信する
Unknown (タコペッティ)
2010-04-27 22:43:33
>>バクラー?さん

手デカブラブラ、いつの間にか精密で
ちょっとギスギス系な「フィギュア」の
欠かせないスタイルとして
取り込まれるようになりましたね。
思えば韮澤氏が駆け出しの頃に
学んだ小林誠氏のメカも皆、手というか
アームがだらーんとしていたり。

源流をさかのぼるとキリがないですけど
マクファーレン等洋物フィギュアだけでなく
日本独自の「不健康なカッコよさ」の
造形的記号なんでしょうね。

ガランか~。大胆な仮説に
ちょっと吹いちゃいました。
そういえば赤松さんのグール、宇宙船の
グラビア用に製作した作例と今回ソフビ化
した原型の決定的に違う点は
手が大き目に変わって
ダランと下がっている点なんですよ。
そこは20年以上も経って現在の
フィギュア的要素をとりこんだ
「造形的再解釈」ということなんでしょうね。

正直、自分は当時の原型の神経質そうな
細めな手のグールがいやらしくて
好みだったんですが、
昨年末にブログにのった原型よりも
スーフェスで見た完成品は
だいぶ手が細めになっていました。

宇宙船当時の造形物より
やや大きめ程度に修正が入っていた程度なので
ああ、あまりマルボルギアや韮澤ジンメン
みたいないかにもフィギュア然としていなくて
よかったなあ、と。
つらつら思うにグールも前作のアスタロスも
いかにもスーフェスの卓に並ぶべき
アイテムですね。フィギュアブームの趨勢
に乗ってソフビもマルブル復刻やM1号さんの
ブーム、その後のインディーズブームと
流れてきているけど作られるソフビの造形
的記号もムーブメントの動きとともに
静かに変遷を遂げているということで
しょうか。
返信する
Unknown (くらげ)
2010-04-28 17:07:28
スーフェス・レポ、お疲れ様です!

真頭のれん街のせいか、まだまだインディーズ系は
意気盛んだなぁと感じました。
それとマーミットさん、パチ宇宙人の勢いに乗って
例の公害怪獣3種も早く商品化して欲しいなぁ。
返信する
Unknown (タコペッティ)
2010-04-28 19:50:29
>>くらげサマ

こんばんわ!見ていただきサンクスです。
「真頭系」というのか、そういうメーカーさんを一括りにしたことで
コンセプトが明確になって
消費活性につながったと思いマス。スーフェス
サイドも色々手をうっている感じですね。
新製品の現行品はかように色々出ていたけど
古おもちゃは、もはやめぼしい出物が
なかったですね。ホントにおもちゃなんて
市場を渡り歩くようなものなのに
擦り切れるわけでもないのに
みんなどこいっちゃったんだろう。
ジャンクみたいなものでもいいから
もっと出してくれ~。でも耐用年数の問題も
あってそろそろ40年以上も経ってるような
モノはその年代以外、
需要がなくなりつつあるんでしょうね。


>マーミットさん
バルデンやマグラン、ギランと違う
新規のソフビ原型を
ちゃんと作って出すんでしょうね
(元のプラモは同じ金型を使ってるけど、
そもそもキャラが全然違いますものね)
自分もリリースが楽しみなんですが。
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