(文章作成中。。。)
2体並べてみたらなんだかコンビ漫才のツッコミポーズみたいになってしまったのだが、
これぞFRENZYさんの新シリーズ、その名も「特撮」シリーズの
キャラクター、エイリアンというより
宇宙人という言葉が似つかわしいカナ?宇宙人ジェームス君(右)と
パチモノ風味満点のオリジナルヒーロー・ギャラクシーマスク!
FRENZYさんの新ラインナップはファンタジー、SF取り混ぜてスーパーカオス!
東京の神田方面、地下鉄本郷3丁目駅の近くにあるアメTOYショップ、
ラバーダックさんでFRENZYさんのファーストショウが開催されました。
FRENZYさんが活動開始して2年が経過していますが、すでにメイン展開の
「シリウス ザ バーバリアン」シリーズは国内外のブレイブ&サベージな
ウォリアーフィギュア嗜好を持つファンの熱い支持を獲得して40体近い
バリエーションを展開、元ネタともいえる「ヒ○マン」のラインナップに迫る
勢いで作り手のモチベーションも高く戦士たちのバトルフィールドを拡大しております。
スーフェスで製品を初披露して2年、この展開スピードは驚異的なものがあります。
とにかくこういうスパルタンなキャラクターたちに心ひかれるお客さんを楽しませつつ、
自分たちも作りたいキャラクターをカタチにしていきたい!
ということで、今回のイベントにも新作・新規原型やテストショット、
カスタム品を多数携えてイベントがスタートしました。ちょっと会場を
のぞいてみましょう。
FRENZYさん「宇宙人ポールという映画があるので宇宙人ジェームス、なんて名前の
キャラも居たらどうかなと思って製品化してみました」
いつかSF本で見たような懐かしさも漂う、ブキミキュートな緑色のバグアイド
オリジナルスペースモンスター!
今回残念ながら成形が間に合わなかったスタンダードサイズの新作。
地底人モールの操るアグール(上)大猿アポカリプス(下)。
バーサーカーたちが連れている凶暴なモンスターというところでしょうか。
本日から受注開始との話です。
PAUL KAIJUがFRENZYキャラをすっかりお気に入り。このたび彼のキャラクター
MOCK BATの頭部を持つ戦士も登場することになり、早速頭部の原型をこのショウに
あわせて送ってきてくれて、会場で披露されました。
海外ソフビメーカーのフォローも熱そうですネ。
その右の万歳しているのは「特撮」シリーズの悪い宇宙人(ギャラクシーマスクの
敵)カナ?酔っ払って盆踊りをしているようなポーズは、
いかにも昭和のころにあったパチヒーローソフビ独特のユルいソウルを再現して
おります。
FRENZYさん「『特撮』シリーズは子供のころに自分たちがつかまされた、
パチモノだけどどこか愛嬌があって憎めない、なつかしのニセヒーロー玩具を意識した
ポージングにしてみました」
新作原型の展示も。ミノタウロスのような神話系キャラクターの戦士も
登場するようです。
右の4EYESのキャラクターは著名サーフブランドのARTを
手がけるアーチストさんがFRENZYさんのシリウスシリーズをすっかり気に入って
ぜひ自分のデザインしたHEADによるキャラクターを、と提供してくれた
新キャラクター「スキナー」というそうです。
本シリーズは海外のこういう戦士シリーズに目がないヒトたちの間でソフビオリジナル
キャラクターとして日本から自分たちのトイカルチャーに関心を持ってアプローチそ
してきてくれた、ということでスタートから好意的に迎えられており
最近はアーチストコラボの話も出てきている格好。
こちらも「シリウス~」や「特撮シリーズ」と平行して展開する
ミニソフビのキャラクターシリーズ。硬軟とりまぜてFRENZYワールドが
広がっています。
面白い動向として、9月にアメリカで開催される本家「ヒー○ン」系フィギュア
関係のディーラーやサークル、コレクターが一堂に会するトイイベントで、
「シリウス~」シリーズが現地ショップの出店ブースにおいて販売されるということが
挙げられます。とうとう本家ファンのメッカでもFRENZYさんのアイテムが
販売されるということでこれはシリーズの分家的な居場所を暗黙のうちに
とりつけたということではないでしょうか。
本家「ヒー☆ン」はフィギュアシリーズとしてはかなり前に完結しており、今は
その復刻的なアイテムが販売されてファンの渇望をかろうじて潤しているのですが
フィギュアではなくソフビという遊びやすい異素材で作られこの分野のお客さんの
嗜好に合うフォロアー的なプロダクツとしてもこの「シリウス~」が現地で温かく
迎えられているという点に注目したい感じです。
現在、販売をサポートしたい、この分野に一家言あり、自分のキャラクターを
コラボレーションとして提供したいと現地のメーカーさんやショップが
続々と名乗りを上げているところを見ても、FRENZYさんはこの分野に
リスペクトを持って語り継いでいる有資格者ということで
同志たちに闘う剣と盾を与えられたということではないでしょうか。
そしてこのジャンルに特化してスタート以来集中したという点でも
作り手として真価が発揮できたということでしょう。
成形に関しては「REAL×HEADの森かつら氏が熱いサポートをしていただいている」
との話。そこには森氏の作風にFRENZYさんの展開している傾向と
何か心通じるものもあってのことのようです。
今回の展示品は、メーカーさんのスタッフさんが手元にある私物もお客さんの
問い合わせに応えて提供してしまい、すでに全種類が手元になく
その中でなんとか集めることができた一群ということです。
9月から年末にかけては、MAXTOYさんのキャプテンマックスに続く
有力キャラクターブランドとのコラボアイテムも発売に向けてすでに
準備が進んでいます。世界的にも知名度の高いあのビッグネームの漫画・アニメ
キャラクターです。
いずれにしろこれからの展開で要注目すべきヒロイックバイナルメーカーですね。
今回はさらに独自の新シリーズも立ち上げており、ソフビメーカーとして
意外な表情を見せそうな気配があります。
イベント自体の日程は本日のみで、用意したカスタム品はすべて売り切れ御礼と
なった様子ですが、会場のラバーダックさんでは今回の反響を見て、
少しの間期限を定めず引き続きFRENZYアイテムの展示およびプロダクツの販売も
行っていくとの話でした。
気になった方はお店を探訪してみてはどうでしょう。
トイショップ・ラバーダックHP
http://www.rubberduck-toys.com/store.html
トイショップ ラバーダック
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