ワンフェス2012夏の記事続きDeath。
今回はワンフェス会場での暑さはなんとかしのいだのだけど、
キビしかったのは、普段このブログの更新に使っていたノートパソコンの
液晶ディスプレイが急にワンフェス前々日になってクラッシュしたことですね。
木曜日頃に仕事で使ってたら、液晶の端部が黒くなり、翌日になったら使用中に
バリーンと(音はしないが)液晶の内部でひび割れがハデに入ってビキビキと
割れましてね。一応バックアップはしてたのでデータの保全には不安はなかったの
ですが、いきなり「液晶画面が割れる」のはビビりますね。
ガンダムでコクピットの全方位スクリーンが宇宙空間を投映していたら、
敵の攻撃を受けて割れるシーンがあるじゃないですか、あんな感じでした。
本体は無事なんで週明けにパソコン修理店にお願いしにいきましたが。
あわててWF前日に代替機を探しにアキバに行ったんですよ。
(そこまでしてブログを更新するか?と実はちょっと思ったけど、どちらにしろ
WF当日以降のいろんな流れもネットで追いたいし
友達が会場で撮影しネットにアップしたWF画像だって見たいですしね)。
新機種買うほどまでは出費したくないな~と思ってアキバの電機街を流していたら、
普段覗いてるお店で事情を話したところ2007年頃の型落ち
(部品クリンナップ)機で自分の使う目的に合った装備のノートを探してくれ、
結局本体8000円前後のおねだんで手に入りました。
その機種で慣らしながら今回、なんとかWFの記事更新をやってたんですが、
インスコしたもろもろのソフトが落ち着くまでかなり厄介だったものの
クセもわかったので機材に合わせてやり、今ではサクサクです。
さすが電脳タウン。地下にも空にも広がってるアキバの流通網。
やはり電気関係のことで困ったときは頼れる懐の深い街じゃわい!
ただWFの前に仕事の納品のほうは終わらせといてよかったっすよ。
慣れない機材だと作業もサクサクいかんですからね。
しかし8000円くらいというとソフビで高めのが一個買える値段。
でドライブつきのパソコン(中古だけど)が手に入っちゃうってのも驚きだな。
パソコンが安くなったのか、いや、ソフビが高価ってことなのか?
てなわけで代替機を自分の使いやすいようにカスタマイズしながら
ノロノロ運転での更新になってしまってますが、この記事ではWFで
タコが気になった怪獣、ロボット、プロップ関係の出店を中心に見ていきます。
前回も販売していた(またはタコが見落としていた)過去のWFルポ既掲載のアイテムは
省いていますが、それでも新作がたくさんありましたね。
高倉陽鞠。ヒロインガレキは本体のみならず
空間構成の妙がバックの世界観やキャラ設定を垣間見せる。
構図の取り方とかじっくり見ていくと、時にハッとさせられるものがあります。
デフォルメ加減がほどよい「とらドラ!」の手のりタイガー。
小抹香さんのブース。シェリル・ノーム<妖精>が人気で
販売10個という非常に少ない数でありながら抽選に参加するヒトが殺到しました。
VISPOさんの「あの花」めんまドール。
次の新作はひよこのつなぎ着用のちびもこ?
キャラクターが学校みたいににぎやかになってきた
ママチャップトイさんのブース。
恐怖の魔女狩り、処刑人ヘッド!
「そっとしておいてクレー明日にぃ~
ああっ(ここで溜め!)つ~ながる今日ぐぅらい~(チャチャラッ♪)
「ウー!ニャー!!」ニャル子さんは暑さも平気なんだなあ。
暑いときに涼しげな雪山の怪人スノーマン。でも中の人は猛暑に活動臨界だったので、
スーツのチャック開けて毛皮を脱がせる係をしてきました。
シテヤンヨ!
プリキュアガレキはどのブースもクオリティの競演、お客さんのノリも
アツかったっす。特にキュアイエロー。
うまく撮れんかったけど、「あった」ということで。
「謎の彼女X」。昔あこがれていた女の子が文化祭で主人公たちに
わなをしかける前後編とかすごかったな。
これはとにかく貼らないとイカン。ソフビ編に入れてもよかったのだが。
タコブログのリンク先で、旺盛な怪獣立体とソフビ化活動を
進めているハイテンションの造形家、ブッカさんの「謎のゴリラ」軍団と
新作、(あっという間に組み上げられる磁性ゴム装着の)レジぱっちん方式による
「クトゥルー邪神」!今をさかのぼる25年以上も前に雑誌「宇宙船」で
作例が紹介されたクトゥルーの立体物を現代にガレキ化!さらにこれを今後
ソフビにしたい模様。今回ブッカさんは会場にいらしてなかったようですが、
お友達のお店のブースに置かれていたもの。
ブッカさんのブースに近い、聖咲奇さんのコレクションを展示したブースに行ったら
聖さんご本人にお会いできました。
タコはマンガ少年やファンコレ、宇宙船をずっと当時読んでいた世代なのに
じつは初対面(80年代の特撮大会では友人が会いに行ったところに同席してたんだけど
お話はしていない、だってまだ中学生でしたし)だったりする。
とてもきさくな方で、嬉しかったDeath。
並んでいる洋物SF映画のコレクションも誌面で見たものを実物で拝見できました。
ナツくて今見てもカッコイイサンライズロボガレキたち。道楽模型堂さんのブース。
「パトレイバー」劇場晩1の帆場のコンピュータ犯罪で暴走し味方のアルフォンスと
激闘を繰り広げる警察用新鋭レイバー・零式、
2で第1小隊に配備されたヴァリアント。
「レイズナー」2部でレイズナーを徹底的に傷めつけた死鬼隊マシーン、
ダルジャンとエルダールも。「ここで食い止めてやる」
「化け物だー」「ふざけるな~」「うわぅづるわわあ」「踊れ、踊れレイズナー!!」
リアルプロポーションのアクロイヤー・ブルースター。
ボトムズファン垂涎、マニアがマニアに贈る渾身のガレキたち。
(お友達に)見たかったっていうツヴァークも撮ってきたぜ!ホイッ!)
大日本技研さんのブースにそびえ立つ1/1スコープドッグの下半身と
キリコ・キュービーのメインウェポン、アーマーマグナム。
アダルトブースで見かけた広瀬正志キャラ胸像!カンユーリスペクト!
「ぶっ殺してていやるレッドショルダー!!」「ピーエスを手土産にして今度は
バララントにくら替えするんだ!!」「貴様はおれのココロをズタズタに引き裂いた!
今度はテメエら姉弟をこのおれがズタズタにしてやる!!」
広瀬キャラはボトムズ(最低野郎)の鑑だ!
三連砲とかトーチカなんてマイナーなブツも。
これはThe Thing And 義工房さんのブースにあったもの。
安彦良和さんの色紙!T REXさんのブースにあったもの。
ベストプロポーションの巨神ゴーグ!
ネオグランゾンとサイバスターポゼッション。
「魔法少女リリカルなのは」のレイジングハートギター1/1サイズ!
「四桜四重奏」アオのヘッドホン。中にスピーカーなどを組み込む段階で
しかし、一体いくらでこれを売るか、と思案中というところで
今回サンプル展示中でした。
「あっ!バッカーノだ!嬉しい」とか、よく声をかけられてました。
「バッカーノ」のアイザックとミリア。「兎は亀」さんのブースで発見。
女性モデラーさんの愛がこもっている「うみねこ」の魔女ベアトリーチェサマ。
「アビリオット」さんのブースで発見。
「キルミーベイベー」のクールなヒットマン、ソーニャちゃん。
「モーレツ宇宙海賊」の弁天丸。
「ふしぎの海のナディア」終盤に登場した庵野スーパーメカ・ネオノーチラス号。
「シュタンズゲート」のガジェット研のグッズを販売していたブース。
スリッパの印刷が凝ったものにしたらコストがすごくかかってしまったとの話。
TAB(テクノアートブレイク)さんのニャル子さん原型。
「戦姫絶唱シンフォギア」のノイズ。
最近のアニメからもいろいろ立体化されてるなー。
KAKUというメーカーさんで見かけたオリジナルクリーチャー。
で、クリーチャー作りをしている原型師さんが手がけたシェリル・ノームは
歯が見えていて妙に生々しい色気をかもし出しています。
シェリルは今回まだ試作サンプル品のようでした。
異ジャンルの作り手の方が萌えに入ってくるとまた表現の可能性が
広がる、人気キャラでも新鮮なテイストになるのかもしれないですね。
クモ男爵、テペト星人、そしてアンチラ星人!マニアならではの
チョイス!パーラーつげちゃんさんのブース。
ウルトラやホビーさんのザラブ星人。
アダルトブースに出店しているケサランパサランさん。
今回でウルトラQ関係のアイテムは終了すると事前に告知されてました。
パトレイバーの劇場版1は真夏に見るとゆだるような陽に当てられた
下町や洋上ウォーターフロントのヒトビトの暮らしや作業風景が
リアルに体感度出ますね。途中で風速40mの台風が来て東京壊滅の危機に
陥るとか、季節ネタプログラムピクチャーとしてのミリキもある。
映画冒頭で暴走して自衛隊のレイバー部隊と樹海で戦うHAL X10もお目見え。
第一小隊の96式も過去にソフビとしても立体化されていますが、
本作は決定版といってもいいプロポーションにまとめ上げていますね。
ここは「アーキタイプ」さんのブースです。
マニアックな怪人・怪獣ガレキもいろいろ見れるのがワンフェス。
こちらはバロム1のハネゲルゲ。
「ウルトラマンガイア」で守護獣ティグリスⅡと死闘を繰り広げ
終盤1クールの地球怪獣軍団VS根源的破滅将来体率いる
宇宙怪獣軍団の大決戦を盛り上げた
名悪役プリッツプロッツ。今見ても洗練されたデザインですね。
「ギジャバ ギゴギザ!クウガ!!ババサク ボゾク!!」
仮面ライダークウガの不屈の闘志で同族たちの嘲笑にまみれたどん底から立ち上がり
華麗な最終形態に生まれ変わったズ・ゴオマ・グさん。
「仮面ライダー剣」劇場版 MISSING ACEのラスボス、アルピノジョーカー。
巨大ヤプール。「ゴート」さんのブースで発見。
強烈なキャラで知られるウルトラマンタロウの酔っ払い怪獣、
ベロンの原型が!完成が楽しみ。
サークル名はその名も「2代目怪獣マニア」さん。ウルトラマン80のゴモラⅡと
ウルトラマンメビウスの新ドラゴリー。それぞれ新規きぐるみの特徴を
よくとらえた造形ですね。
平成ウルトラリスペクトなガレキもムズいキャラクターセレクト。
「ウルトラマンガイア」の暴走する気象コントロールマシン、テンカイに
「ティガ」のデシモニア。
大沢さんも亡くなられたけど、ファンは氏の生み出した平成ウルトラ怪獣たちを
忘れないことでしょう。
「タロウ」のなめくじ怪獣ジレンマもありました。
こちらは「ウルトラマンレオ」最終回登場のブラックエンド。
上4枚は中華料理屋恩珍軒さんのブースにあったもの。
大ボリュームのギエロン星獣。完成は次回ワンフェスの模様。
そしてグビラ。アトラゴン&イーグルクラフトさんのブース。
少年リックさんのブースにあった、「ガオガイガー」後半に登場する
超巨大ロボ、キングジェイダーの原型。15cmのガオガイガーと
寸法を合わせているのだそう。もちろん過去最大クラスのジェイダー。
おねだんもそれなりだが完成時の満足感は大きそう。
とってもポーズと表情がいろっぱいメドウサ。ハリーハウゼンモノでなく、
オリジナルカナ?
浴衣がとっても涼しそうで観るものに涼風を吹き込んでくれてました、
異色青春ロボットアニメ「ゼーガペイン」のミサキシズノ。ブースは野良猫工房さん。
こちらはアダルトブースで見つけた「ゼーガペイン」のカミナギリョーコ。
「愛国戦隊大日本」、庵野監督がウルトラマンを演じた「帰ってきたウルトラマン」
などDAICON FILMのガレキを販売したブース。これ開催中の「特撮博物館」に全部飾って
あげてほしいくらい素晴らしいデキ。
「趣味と雑事のガレキ」さんブース。
劇中で大日本の戦艦はぺこぺこしてて重量感がなく、どうみても紙製でしたが
これは立派なキャストキットです!しかしオリジナルカラー重視で
いかにも紙で作ったような質感にわざわざ塗装されているところが
アンビバレンツでまたお見事です。
カッチョイイ、小林誠オリジナルメカのほうのTHE-O。
こちらも小林さんの「DRAGONS HEAVEN」の主人公、
思考を持つ戦闘マシーン、シャイアン。
こちらはネオジオカナ?
J FACTORYさんのパラリンザボーガー。井口昇監督のリメイクザボーガー
ラストに登場した、おじいさんになった大門豊の愛機。
この映画はJ FACTORYさんがアイデアを提供した部分もあるので
自ら劇中マシンを立体化って感じですね。
こちらはフル可動タイプのザボーガー。
ザボーガーはリメイク映画で社会的認知が進み、
すっかり複数のメーカーさんがコンスタントに新作を
発表するワンフェスの定番ロボットジャンルになった感じですね。
オリジナル?だと思うんですがクトゥルーの娘。
「せっかくだから、ワンフェスの帰りにアキバと中野にも行こうぜ!」
ムササビを投げつけて戦ったりする90年代の特殊ゲームとして名高い
「デスクリムゾン」2作目のペーパークラフト。
カタログに「スーツ面プロジェクト」というサークル名で
大々的な広告が載っていたので、どんなブースなんだ!と思って見に行ったら
ごらんのとおり剣道の武具をつけたヒトが、日本や西海岸などの旅情漂う風景を
ビンやクリアボックスに詰めた趣味のヴィネットや、スーツ面の
キャラクターミニガレキなどを販売していました。このスーツ面の方は自分の
歌のCDまで販売しておりました。よくわからないんだけどとてもほっこりとした
気分にさせるブースでした。
「アッカリーン!!」
すっかり大人気で、会場でもこれをつけてブースめぐりをしているヒトたちが多かった
ミクやゆるゆり、まどかのお面。QBお面をして契約ごっこやってるヒトたち見た。
あかりお面の未塗装版は透明化=クリアプラスチックか
表面で光が反射する素材とかでもよかったな。
造形工房YOUさんで見かけたサイボーグ009地底王国ヨミ編に登場した
ヨミの神像(じつは巨大ロボ!でハチュウ人類ザッタンと死闘を繰り広げる)
とその内部で009と戦う悪のエージェント・スカール!
スカールのデザインはええねえ。石ノ森ドクロ系幹部の始祖的存在ですな。
ヨミ編また読み返したくなってきたっす。
ロズウェルジャパンさんのブース。海外SFXキャラをビッグサイズ、
リアルサイズの立体で見れる。プロップフリークは毎回観るのがわくわくするブース。
このエイリアン1作目の遭難船のパイロットは
上半身まで製作する予定だとか。仕上がりが楽しみ。
「スピーシーズ・種の起源」のシル。プレデターの装備もリアルサイズで
間近にできました。
これはダン・オバノン監督の「バタリアン」の冒頭に登場した、
標本会社の倉庫に眠る、ゾンビの亡骸と死体を蘇生させる有毒廃棄物を
封じ込めたドラム缶!これも眼福デシタ。
90年代初頭に発売された、ウルトラマンでなく科学特捜隊がオリジナル怪獣たちと戦う
ゲームのみに登場したオリジナル怪獣の立体物を作っていたサークルさん、
「システマチックカオス~すべてがGになる」さん。
この怪獣はゴルドキングというそうです。下半身を見るとわかりますが、
レッドキングの一個体が宇宙からの隕石の影響で突然変異したという
設定のようです。いやー、自分も存在を知らんかったです。
まだまったく手付かずなガレキ化未踏破な分野がウルトラでもあるんですね。
なおデザインはゴジラ映画のデザインワークやコミカライズで著名な
西川伸司さんによるものとか。
当時もゲームに登場する怪獣たちの立体物がBクラブの誌面に載っていました。
原型を作った人の名も資料のBクラブで西川氏と対談をしておりわかったのですが、
ブースにおられたスタッフさんも、タコも知らない方でした。
ワンフェスではこういう未知の怪獣の立体化に出くわすのも醍醐味といえます。
いわば、「ウルトラギャラクシー怪獣バトル」のプロトタイプ的なコンテンツですね。
完成に期待しています。
(ワンフェス2012夏其の六につづきます。)
【逆転(御坂美琴Version)】
http://www.youtube.com/watch?v=9i_rFMUtnU0
【Gundam Unicorn OST | Track 14 | Bring On A War】
はじめ聴いたときは菅野よう子風かと思ったがこれはどっちかつっと
ハンス・ジマー風だな。
http://www.youtube.com/watch?v=9CVFSescu1I
【3rd Super Robot Wars Alpha 灼熱の怒り Shakunetsu no Ikari (remix)】
http://www.youtube.com/watch?v=2ZmTk8VR868
【パトレイバーな風景 東京探訪】
こうして見ると90年頃から東京の川から見た風景は
実は思ったより変わってない気がする。パトレイバーはやはりリアルだな~。
http://www.youtube.com/watch?v=2k3dw0m_TRA&feature=related