怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

3月5日  学校の正課の授業であるカッター訓練

2012-03-05 09:50:01 | 学校に対して
下記は、2010年11月の署名活動で、私の大阪の友人から署名とともにもらった手紙である。
          

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関西で今回の署名に当たりまして、
この事故の報道は、関西では事故当日と事故の翌日の2日流れました。
たった2日間の報道でしたが、今回署名をお願いするとかなりの方々が
この事故を覚えていました。
特に子どもを持つ方は100%といって過言でないくらい覚えています。
この事故の日は、関西でも荒れた天候の日でしたので「なんでこんな天気の
日の決行するねん!?と思ったから印象に残っている」という事でした。
確かにこちらの報道された映像は、とても暗く荒れた湖から救出された子ども
たちがひとりまたひとりと岸辺に戻ってくるもので、記憶に残るものでした。
また、報道では国土交通省も調査に入ったという事でしたので、その2日以降
報道のなかった関西の人は、「事故の経緯はきちんと究明されているものとばか
り思っていた」という事で、今回の署名で真相の究明もご両親への報告もきち
んとされていないことを知り、みな一様に驚き、特に子を持つ人はほとんどの
場合かなりの怒りも感じていました。

今回の当時者であられる先生方も学校も教育委員会の方も議員の方も
自分の子どもが同じ目にあったら、自分がご両親と同じ立場になったら、と
想像力を働かせて誠実にこの事故の対応をして頂きたいと切に願います。
署名をして下さったひとりの人が言いました。「先生が教育の場で、自分の責任
をつまびらかにしないことを見ていた生徒はどう考えるのか。『自分のした事に
対する責任なんか持たんと都合が悪かったら逃げたらええんや
と考えるので
はないか
。それで先生は自分を教育に携わるものとして悲しくはならないのか」。
確かにそのような子どもの目にどう映るか考えれば、教育的な問題も派生する
と思います。
学校行事での事故に学校が責任を示さないなら、保護者は安心して子どもを
学校に行かせる事ができません。
是非とも言葉だけでない誠実な対応をお願い
したいと思います。

                                 平成22年11月23日    ○○ ○○


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           学校の正課の授業として章南中学が実施したカッター訓練

           娘の命を奪っておきながら、いまだ学校の責任意識がないのはなぜなんだろう


3月3日  明日が見たくて

2012-03-03 10:45:33 | 学校に対して
昨日主人に、辞職後毎月送られてくる健康保険の支払に、いつものコンビニではなく、地区の郵便局に行ってもらった。

郵便振り込みを済ませ戻ってきた主人は、
「事故ですっかり有名になって、頑張って下さいと局員達に言われたよ。
しばらく、あの郵便局には行きずらいな。」 と言っていた。

事故で娘を突然亡くし、意味がわからず暮らしていく中、驚いたことのひとつは、娘名義の貯金が郵便局も銀行も凍結されたことである。
娘の将来のためにコツコツ貯めた通帳が、親であっても簡単に解約できない。
悲しみの中、ようやく細かい手続きを済ませ、
新聞やテレビで大きく取り上げられたため、親であることを証明するのには困らなかった。
               

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事故の真相究明と子供の安全を願って、1万6000を超える署名を頂き、踏み出した市への請願

娘の生きた証を残してやりたくて、加害者の中学に寄贈した文庫。

そして今 親としてやってやれること、娘への親の愛情として、また動き出そうとしている。

様々な方達の力を借りて、カウントダウンしている。

            
               止められてしまった時間の中、明日が見たくて

3月1日  責任意識の欠如

2012-03-01 13:19:26 | 学校に対して
昨夜は事故で引率し異動したT先生の月1回の弔問があった。
同様に異動した残りの3名の弔問はない。

Y先生に至っては、異動願いで小学校教諭に円満異動した昨年の4月から、1年近く知らんぷり である。

娘と同じ転覆した自主艇ボートに乗船し、国交省の報告書では教諭3Bとして、生徒達に指示を出す役目であったことから、罪は大きい

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生徒たちが本件カッターに乗船した際,生徒たちは,船内に降り込んだ雨水が溜まっていて心配だという事を教諭(教諭3Aと教諭3B)に訴えましたが,本件カッターにおいて排水の措置は採られませんでした。
本件訓練時には,雨が降っており,カッターには,滞留水が生じていました。そして,報告書においては,この滞留水の排水を行っていれば,本件事故を回避しえた可能性が示されています)。
カッター内の滞留水が転覆の原因となることは,容易に認識し得ることなのですから,本件カッターの教諭(教諭3Aと教諭3B)が指導員に排水を依頼していたら,本件事故を回避することができたはずです。にもかかわらず,自主航行が不可能になった時点において,本件カッターは,かい休めの状態で漂泊していたのです。
一方,本件カッター以外のカッターにおいては,自主航行できなくなった後も,それぞれ柄杓を見つけて排水をしていました
本件カッターは,曳航前に滞留水は深さ11cmもあったのであり,この滞留水が本件カッターの復元性能に影響を与え,転覆の原因となったことから,本件カッターに乗船した教諭(教諭3Aと教諭3B)が,他のカッターと同様に排水をしていたら,本件事故を回避しえたと考えらえます


本件カッターに乗船していた生徒は,救助された後の午後3時48分頃,教諭(教諭3B)及び三ケ日青年の家の所長に、○○(娘の名)が行方不明であることを伝えています
その時点で,教諭(教諭3B)は,本件消防等にその情報を明確に伝えるのみならず,最後まで○○の救助を確認していたら,もっと早期に○○は発見され,○○の死を回避し得たと考えられます。

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         娘の命を簡単に奪った上、      多くの生徒に一生消えない傷を残したまま

                   そのまま逃げた教育者と呼ばれる大人達

                        呆れる責任意識の欠如