怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

3月7日  中身のない市教委の安全対策マニュアル 1

2012-03-07 13:24:08 | 市教委に対して
市教委の作成した、校外学習(行事)の安全管理体制の整備に向けて~豊橋市立章南中学校カッターボート転覆事故を教訓として~ の情報公開請求の4回に渡る資料を、3/1にもらった。


6/18の事故から2ヶ月以上も過ぎた8月30日に、ようやく豊橋市教委は事故防止マニュル作成への検討会を、第1回緊急?プロジェクトととして立ち上げている。

静岡教育委員会と民間委託施設からは、その頃には既に事故の詳細な時系列の情報説明を含む、再発防止へのマニュアルが、遺族である私達に示されていた。

                      ←2010年11月のA新聞記事 


「浜名湖ボート事故 市教委が再発防止策 

豊橋市議「内容浅い」

遺族 「議論できない」

   
      浜名湖で6月、自然体験学習中の豊橋市の女子中学1年生が亡くなったボート転覆事で、市教育委員会は24日(11月)、市議会の福祉教育委員会に再発防止策を文書で出した。静岡県教委が示した報告書に比べ、情報量が少ないことから、市議からは「静岡に比べ格段の差がある」と不満の声が上がった。亡くなった○○さん(当時12)の父で、委員会を傍聴していた○○さん(51)は「再発防止の議論ができる段階にない」と批判した。
市教委は提出したのは、A4判で計28ページ。表題を「豊橋市立章南中学校カッターボート転覆事故を教訓とした校外学習(行事)の安全管理体制の整備に向けて」とし、大部分を市教委が所管する施設でのマニュアルが占めた。今回のボート事故に触れた部分は8ページにとどまった
                 -----(略)ーーーーー                   」

*****
静岡県から提出されたマニュルは、今回のボート事故だけで38ページ。

それに比べ、豊橋市のマニュアルは、~豊橋市立章南中学校カッターボート転覆事故を教訓として~ と副題をつけておきながら、この転覆事故の原因究明等の状況把握もないまま作成されたものだった。

緊急プロジェクト会議では、スズメバチやマムシへの対策、止血時の包帯や棒の当て方、虫さされへの対処といったページ稼ぎの、ボート事故防止マニュアルとしては疑問を抱く内容のものであった。