怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

2月10日  数々の疑問 1

2012-02-10 13:05:34 | 学校に対して
国交省の事故調査報告書を読んでいると、数々の疑問が湧いてくる。
学校や豊橋の非の部分はスルーされ、元国交省しかも船舶の部署にいたということを得意がる、市長の力がはたらいたかのように。

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(108頁に及ぶ報告書の4頁)
A船(転覆したボート)は、生徒達が乗船した際、目視で左舷側に傾いていることが分かるような状態ではなかったが、船内に降り込んだ雨水がうっすらと左舷側に流れるような状況であった。

我が家に弔問に来てくれた生徒さんから、その時生徒達が船内に雨水が溜まっていることを騒ぐと、教師から「 黙って漕げ! 」 と言われたそうだ。

(54項)
本件訓練時には、雨が降っており、カッターには、滞留水が生じていたが、カッターの滞留水の排水は、通常、訓練参加者が乗船する前に指導員が行っていたことから、訓練参加者には教えておらず、指導員3は教諭等に教えていなかった。

指導員の乗船しない自主艇のA船。
いくら指導員が教えていなかったにしろ、
生徒達が不安の声を挙げた時、なぜ、教師達は黙って漕げと言って状況の深刻さを考えず、指導員に連絡しなかったのであろうか?

(8項)
1番船ーーーーー、2番船ーーーーー、4番船ーーーーーそれぞれ柄杓を見付けて船内の滞留水を排水していた。

なぜ、3番船A艇だけがその柄杓を見付けて排水できなかったのか
もう1艇ある自主艇の4番船は見つけていたのに・・・

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この事故の転覆の大きな要因に、滞留水による船の傾斜がある。

    早く先生が排水を行う手段を講じてくれてさえいれば、娘が命を落とす ことはなかっただろう。