怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

12月17日  花菜文庫への同級生の思い

2011-12-17 16:56:45 | 学校に対して
昨夜の金曜弔問時と、先週の金曜弔問時に、文庫上へのプレートに載せる、「文庫への思い」という同級生の方々の原文をもらった。

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(文庫を)どの様なものといわれても言葉にすることが難しい。
たくさんの思いが複雑に混ざっている。
一つ大きく言えることは、忘れてはいけないことを絶対に忘れないようにするための大切なものだと思っています。
忘れてはいけない仲間が大切だったもの、好きだったものを置いていくということは、僕達にとって大切だと思うし、これからこの様な事故が起こさないための大切なものだと思います。

僕は、しかし今になっても花菜文庫に手をのばせません。
事故を思いだしたくないからです。
自分の中であの事故を忘れようとしている自分がいます。
自分の様な人はおそらくほかにもいると思います。
そんな人が忘れない様にするためにも大切だと思います。
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ぶんこについては何ともいえませんが、花菜さんとは、たまに話していたので自分は良いと思います。
いつまでも残しておいても良いと思いますが、卒業と同時に花菜ぶんこをなくすというのも良いと思います。
ずっとあったら、ずっと中学生のままで、おわるんじゃないかと、思うからです。
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私は花菜文庫は、この学校で、事故で死んでしまった花菜をずっと忘れないため、そして花菜の死をちゃんと心に刻んでおくために「花菜がみんなを見守っている。」 そんな感じのものに思えます。
これから先、花菜を知る、事故を知る人、先生が1人もいなくなっても、ずっとみんなに「これは花菜文庫っていうものなんだよ。」と説明してほしいです。
そして花菜文庫という名前だけではなく、なぜ花菜文庫というものがあるかなど ただなんとなくあるものじゃなくて この学校で事故で死んでしまった人がいるという事実をちゃんと伝えてほしいです。
そしてその事実をかくさないで、ひとめで分かるように、どんな事故だったのか、いつあったかなど、花菜文庫のところにちゃんとのせてほしいです。
命の日のコンサートや菜の花キャンドルの記事だけでなく「事故」のこと、ちゃんとみんなが分かるようにしてほしいです。
私は花菜の死を決してムダにしてほしくありません。
だからちゃんとこれからずっと先、花菜文庫のことを誰もがわかるように、「これって何?」ということが無いように、この学校であった事故をちゃんとかくさずにしっかりみんなに伝わるようにしてほしいです

      
↑ 昨夜見せてもらった、明日12/18 設置するプレート

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