怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

12月6日  事故情報が知りたくて<娘の遺留品>

2011-12-06 09:11:03 | 学校に対して
昨夜はこちらからお願いして、毎月来て頂いている事故担当の、お若いN刑事さんが今年最後ということで、後輩の若いO刑事さんを連れてみえた。

初めてN刑事さんに来てもらったのは、昨年6/18に事故が起き、1カ月もしない頃だった。
中学校側から何一つ、遺族に事故の状況説明がなく、娘の葬儀の日に行われた 説明の保護者会に私達が、出席できる訳がなく、事故の状況は、テレビのニュースと新聞記事で知るのみであった。

遺族への配慮のない、自己満足のような連日連夜に及ぶ、元校長の先生達を従えての弔問攻撃を受ける中、私達はマスコミの報道と、自分たちの事故への認識が異なる事に気づいた。
そこで真実が知りたく、ようやく校長に事故状況の説明を、なぜか遺族からお願いした。
待ってました!とばかりに、元校長は自分の警察での調書の際のメモを取り出し、その場で読み上げていく。
         
                      遺族の感情をまるで無視した、事故状況の説明だった。

その説明から、自分の娘が死に至る過程など、娘の母親の私は聞くに堪えず、
   
      「 娘がどのように殺されていったのかが、よくわかりました。」 と、思わず言っていた。

その苦い経験から、学校に事故状況を聞くのは無駄だ と分かり、わざわざ警察に、「正確な事故状況を教えて下さい。」と電話した。
事故直後、娘の遺体に面会する前に、検視の医師の説明を受ける私の肩を、ずっと抱いていてくれた警察の部長に。
その部長から、「担当の刑事に説明させる。」と言われ、我が家に来たのが、N刑事だった。
誰も信じられない状態の私達に、ひとりの人間の命がなくなっている という重大さが感じられない中学側と違い、彼の事故に対する真剣な言動は、心に強く響いた。


****
後輩のO刑事さんと一緒の来訪は、昨年末岡山の同様のボート訓練のある施設に調査で出張された帰りに、二人で我が家に寄って下さった時以来、主人にとっては、2回目、1年振りである。
私にとっては、3回目・・・
春に中学に寄ったついでと言い、突然、主人のいない昼間に、「早くお届けしたかったのですが」と渡された 娘の遺留品
お若い刑事さん達に、バーバリーの紙袋に、丁寧に詰められた、娘の 最期 の着衣・・

ボート訓練時に身に着けていた、見覚えのある 靴下、キャミソール、ハンカチ、髪留め等々・・・  やっと家に帰ってこれた・

しかし、
2時間半もボートの中で発見されず

新しかった白の体操服の、
波とボートに叩かれた無数の茶色い汚れを見た時、
狂いそうな自分がいた・・ 


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1 コメント

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Unknown (agasa)
2011-12-06 18:44:51
時が解決するとでも思ってるんでしょうかね、事故を起こした当事者たちは!
真実を知らない限り、時は悲しみを募らせるばかりだと言うことがわからないんですね、教育者でありながら。また行政、議会人たち。

質問書の回答から、真相に近づこうとしない臆病なずる賢い彼らのこころが読めます。
彼らは最初からこうだったですね。

請願で動いた議員も自分の票稼ぎでしかなかった、ということでしょうか。
とりあえず私たち市民は、彼らの真実を暴きますね。
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