怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

2月6日  娘の夢を絶った中学

2012-02-06 10:07:38 | 学校に対して
昨日は毎週の静岡側の弔問日であった。
去年の今頃は毎週の弔問は、6/26に間に合うよう、娘の像の準備であった。

像の彫刻家やタイトル、メッセージを、事故のあった年末から毎週宿題のように決定していかねばならなかった。
はっきりとした時期は思い出せないが寒い時期に、出来上がった娘の像の10分の1の模型を、彫刻家より見せてもらうと私は涙が止まらなかった。      
そして像のメッセージに、友達に遺した娘の言葉を残したいと願った。

*****
その言葉は野外学習の事故前夜の研修会で、自分達の夢を各自綴った娘のしおりに遺されていた。
そんなしおりの存在など、知りもしなかった私に、事故後ようやく弔問に来てくれた一人の生徒さんから、
「野外学習の緑のしおりに、実行委員だった○○ちゃんのイラストがあるよ。私は頭に来て、そのしおりを捨てちゃったけど。」
       と教えてもらい、中学から返された娘の鞄を、おそるおそる主人と二人で開けたのを覚えている。

その娘のしおりには、事故前夜にまさか 自分の夢がなくなる ことなど思いもしない、娘の夢と夜の研修会で友の夢を聞いた 娘の興奮が綴られていた。

しかし中学側は、そんな娘の夢を綴ったしおりなど見ることもなく、遺族の元にかばんのまま返却された。

娘の夢を絶った中学から・・

*****
事故後もしばらくパニックの元校長は、生徒の野外での持ち物の処理にも大わらわだったようで、
なぜか校長自らが、生徒の靴の整理をしていて、問い合わせをした保護者が校長に、「今それどころではない!(靴の整理で?)」と叱咤されたという。
2時間半も行方不明にされた娘雨避けで被った帽子は、戻されることはなかった・・


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