怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

8月23日  冊子の広がり2<教師に読んでもらいたい>

2013-08-23 07:41:52 | 市教委に対して
昨晩は豊橋市教育長と教育課長の弔問があった。


私:「8月の上旬に静岡大教育学部学校教員養成課程の准教授の先生がみえ、

冊子を教員を目指す学生に使いたいと言ってもらいました。

教員養成に責任と使命感をもった先生で嬉しかったです。


私達は豊橋市教委への冊子寄贈に、生徒さんではなく、

    現場の先生に読んでもらいたくて寄贈したんです


それで主人も愛知教育大にメールして冊子を寄贈させてもらえないか?(15冊寄贈希望の返事)、
知り合いのつてを頼んで、名古屋大に寄贈させてもらえないか? と動いています。

残念ながら一般人の私達には、教育大や教育学部のある大学につてはありません。
冊子寄贈の記事が掲載されても地元愛知の大学からは、連絡ひとつ入りません。

私の三重の高校時代のクラスメイトが、福島大教育学部の教授(前任は鳴門教育大)をやっているので、冊子を送ったり、
東京でフリースクールの先生(以前は三重の高校で教師)をやっているので送ったり細々やっています。


それで考えたんですが、

事故で引率した先生達の出身大学(静岡県立大・名古屋大・愛教大・山梨大等)に寄贈させてもらえるよう掛け合えないかと


本来なら先生達自身に掛け合ってもらえるのがベストなんですが、もう誰も弔問に来ない


一人の生徒が自分達の招いた事故で命を落としたというのに、
なんの責任も感じていない!



おたくの大学の卒業生が引き起こした事故なんですよって、寄贈しようかしら? 」


教育長:「そんなことを言えば、先生達は萎縮してしまうぞ。

愛大(豊橋本部)に知り合いがおるからあたってみよう。」

私:「 主人は遺族感情を全面に出せば、読むものも読んでもらえなくなるぞと言いますが、
私が大事にしたいのは、そんな遠慮ではなく、あくまで学校現場での生徒の命です。」








*****
教育長:「盆は同級生は来たか?」

私:「盆とか月命日とか意識があるのは、大人だけです。

お友達は(娘が自分で選んだ?)娘の誕生日を一番大事にしてくれています。」












*****
冊子に掲載している、私が綴った娘への思いの文に、心を動かされた とよく言ってもらう。 


そう言われる度に苦い思いがする私。

ちょうど3年前の事故当時の今頃、私達は担当の刑事に調書の宿題を出されていた。


 ← 刑事から渡された調書要点のプリント 

刑事事件の遺族はこんな辛いこと(亡くなった娘の事)を、綴らないといけないんだと、主人と涙で綴った文。

娘への溢れる思いで一杯になった文面を、冊子用に私の部分を加工した。

この私達の調書の文面は、後の書類送検前に私達の処罰感情も書き加えられ、刑事に確認を求められた。


今読んでも涙で一杯になるが、当時しか文にできなかった感情を文に残してもらえて感謝している






*****

私達の冊子はあくまで、事故当事者ではない親の私達が知り得た事故情報の事実を記したにすぎない。


上手に言えないが、



                その事実から真実を掴んで欲しい 



                                                  と願って。