孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

カオルと聖地ウィスラーVol.64

2009-07-15 06:49:28 | 聖地 ウィスラー2009
逝きました
1/28(Wed) 滑走五日目



<左の山がフルートなんだけど、横に長いフルート頂上でも一番左端がレッサーフルート>


まあね、長居する気もないし楽しいところ滑って帰ろうっと。
フルート山頂を横切りレッサーフルートへ向かう。
後ろにはばっちりパトロールが張り付いている。

「余計な遊びは許さないぞ」的なオーラが感じ取れる。


一応パトロールに、


カオル「レッサーフルート行っていい?」と聞くと


パトロール「スキーを脱いで登ったりするのはダメだけれどトラバースで行くならいいぞ」

と、OKが出る


<レッサーフルート到着>


パトロールのお墨付きももらったのでレッサーフルート吹き溜まりを目指す。
もちろん あ そ こ へ行くと決めている。あそこね!
レッサーフルートに到着。


<かなり緊張の様子。>


かなりの斜度とかなりの長さがあるよ、この斜面は。
滑り応えは満点です。
おおきなギャップの向こうには岩が出てる可能性もあるからくれぐれも気を付けて滑ろう!


<緊張とはほぼ縁のないひと。>


カオル「バディ確認!」


みんな「バディOK!」


<今回のバディは以下の通り>
カオル&もーりー(仮名)
ひめ(仮名)&じぃ(仮名)
くじらさん(仮名)&まきちゃん(仮名)
王子(仮名)&バンバン(仮名)
あいちゃん(仮名) & しぇいこさん(仮名)


おっかなびっくり滑り出す面々をよそに、大して危ないことがないこともわかっていたので、


カオル「もーりー(仮名)行くよーーーっ!!」という合図と共に大斜面を一気に滑り出す。
途中(滑り出して比較的すぐの段階)横目でもーりー(仮名)の安全を確認、みんながこっちを見ていることも確認。


みんなの滑りにもっと勢いを加えたい一心で「ヒーーーーーーハーーーーーー」と声高らかに喜声を上げる!


そしてさらにスピードアーーーーーップ!!


パウダーの真髄大回りです
パウダーを小回りで滑るのも楽しいけれど、パウダー大斜面ハイスピードの大回りで滑ることほど難しく楽しいものはありません。


イキます。


間違いなく。


おれは逝きました。






(画像・映像がなくてスイマセン)

カオルと聖地ウィスラーVol.63

2009-07-14 06:48:42 | 聖地 ウィスラー2009
出張山頂マッサージ
1/28(Wed) 滑走五日目


<2012メートルで最高の笑顔!>


25分程度で先頭集団は頂上到着
その後バラバラと到着
いや~~~いい汗かいたねぇ~~


<「Flute Summit(フルート山頂)2012メートル」>


アレ!? かずお3(仮名)、その疲れようは!? そのスキーは!?
かずお3(仮名)がかなりぐったりした様子。あんなに余裕で元気だったのに!?
それにそのもう一台のスキーはナニ?
途中で完全に足が止まってしまった王子(仮名)(仮名)のスキーをかずお3(仮名)が持って上がってきてくれた。


<ハイクアップも終わった。>


王子(仮名)はヘルニアを持っていてあまり腰に負担をかけてはいけなかったとのこと。
スキーでもしんどかったみたいだけど、更にこのハイクアップで腰が悲鳴を上げてしまった。



<ひめ(仮名)の出張雪上マッサージ


そんな王子(仮名)の辛さをわかっているのか、わかっていないのかピークハント(登頂)の喜びいっぱいのメンバーは横たわっている王子(仮名)とも写真をパチリ
ついにはひめ(仮名)が出張雪上マッサージを始める。
この出張雪上マッサージお陰で王子(仮名)もかなり回復できた様子。
通りすがりのカナディアンがひめ(仮名)のマッサージをみて、


カナディアン「おれにもやってくれ」と言ったので、



カオル「100ドルだよ~ん」って言ったら大笑いしていた。



<「おれにもやってよ」 「100ドルだよ~ん」>


でもねこんな2000メートルでマッサージを受けられるんなら100ドルは決して高くないでしょう。


気が付けば14:30を過ぎている、パトロールがやってきて「もう帰れ」と言ってくる。

カオルと聖地ウィスラーVol.62

2009-07-13 07:26:03 | 聖地 ウィスラー2009
ハイクアップ = 修行?
1/28(Wed) 滑走五日目



<担いで登るのも楽しいぃ~♪>


カオル「これ登りきったらすげーいいとこ滑れるからさ、ちょっと遠足気分で行こうよ!」


カナディアンらしき若者スノーボーダー2人が我らの横を抜けて登っていく。


カオル「ほらね、あんな感じで大したことないからさ」


強引に(?)カオルに誘われるがままにハイクアップスタートする。



注意事項
①ジャケットの前などは開けて熱をこもらせないこと。
②ゴーグルはお腹とかにしまってね、曇ります。
③ストックをまとめて片手に持ち、杖代わりについて使うこと。
④ペースは一定に、マイペースで歩くこと。



以上、ハイクアップはじめっ!!
おれにとっては登りなれたフルート山頂への道のり。
だったんだけどやっぱり毎日のようにやってないとしんどいね。
基本30分以内ハイクアップはペース崩さずきっちり登れる(ことになっている)ので問題はないのだけれど、
久しぶりのハイクアップはなかなか。。。


半分くらいの15分の地点で一服入れるとあいちゃん(仮名)がしんどそう。
あいちゃん(仮名)は筋金入りのハイクアップ嫌い(?)なのに今回は一緒に登ってきてくれた。ありがとう。
そんなあいちゃん(仮名)の気持ちに感謝を形で表そうとあいちゃん(仮名)のスキーとカオルのストックを交換
あいちゃん(仮名)のスキーを担いでハイクアップを続ける。


<ガシガシ登っちゃおーぜー>


先頭集団はカオル、かずお3(仮名)、バンバン(仮名)の3人。
かずお3(仮名)は普段から1時間くらい走っているのでこういった心肺能力を刺激するような運動は得意
バンバン(仮名)は山男で夏山、冬山の経験がとっても豊富。もちろん登山も得意なのでハイクアップは水を得た魚状態。


<登り一辺倒ではなく、こんな平ら&下りもある。>


カオルは、、、スキーを2台持っているとはいえ明らかにふたりよりダメージを負っている、息づかいも荒い
やっぱねー普段からちゃんとやっておかなくっちゃ、イカンね強く思った。


後日、3月キャットスキーに行って2000メートルを超えたところでハイクアップした時も痛感した
心肺低下を痛感した2000メートル超えでのハイクアップ:カオルブログ←クリック


それからはジムに行って心肺をしっかり鍛えています。しかもハイクアップに適した階段登りのやつ(stepmill:ステップミル)やってます。

<そう、これが噂のステップミル>


これいいよ、心肺とハイクアップのレベルアップに最適です。
おさださん(仮名)、これでがっつりトレーニングして来年もう1度アタック・マウントフジやりませんか? 
ピークハントもいけますよっ!

<富士山3000メートルでメールをするおさださん(仮名)>

「アタック・マウントフジ2008」カオルブログ ←クリック!





<ウィスラーでのハイクアップではこんなステキな景色も見れます>

カオルと聖地ウィスラーVol.61

2009-07-10 15:21:01 | 聖地 ウィスラー2009
ちょっと登ってみるぅ~?
1/28(Wed) 滑走四日目



<ピッコロMt.山頂にて>


もーりー(仮名)もいいね~
斜度が厳しくないから滑りやすいんだよね。
しかもいつもリフトが見えてるからしんどくなったらリフト下の木々がないところへ逃げることもできる。
もーりー(仮名)がツリーランをマスターしていく。開眼だ!

自由型(フリーライダー)のかずお3(仮名)、あいちゃん(仮名)、しぇいこさん(仮名)は何の問題もなくいつものようなはしゃぎっぷりで滑っていく。

まきちゃん(仮名)も07年ロッキーで散々滑ったからね。
くじらさん(仮名)はスキー技術がものすんごく高いから、さすがって感じで。
2年ぶりのスキーで心配と言っていた王子(仮名)は実はネイティブスキーヤー(雪国生まれのスキー育ち)ということが判明。
こういったツリーランなんかは大得意だそうで、「子供の頃はこんなとこばっか滑っていた」とのこと。

バンバン(仮名)は基本・山スキーヤーなのでコースの上を滑ることの方が少ないとかでこんなオフピステは大好き。
ツリー初心者のひめ(仮名) & もーりー(仮名)もガンガン調子を上げてくる

このふたり本当にスキー上手いんです
ウィスラーから帰国してからふたりともSAJテクニカル受験しに行ってます。
今回は不運にも合格には至らなかったみたいだけど来シーズン「テク持ち」になっていることでしょう。


<左のFlute(フルート)に行きたいのさ。今日は真ん中のピッコロツリー中心ね>


散々ツリーを楽しんではいるんだけどあそこ、きになってるんだよね~
フルートボウル
スキー場内でありながらリフトによるアクセスが不可能となっている為ほとんど滑走されていない。
しかも昨日情報は掴んでいる、「フルートへ登るならレッサーを攻めろ」と。


散々悩んだけどやっぱり行こう、なんとしてでもみんなを口説いて。
シンフォニーエクスプレスを降りてからいつもと違ったパウダーランへとコースを取る。
向かうはフルートMt.のふもと、ハイクアップのスタート地点


カオル「(軽~く)せっかくだからさぁ~これちょっと登ってみる?早ければ15~20分くらいかな?」


<ちょっと登ってみるぅ~~>

カオルと聖地ウィスラーVol.60

2009-07-09 07:00:50 | 聖地 ウィスラー2009
最強バディの誕生?
1/29(Thu) 滑走五日目


雪の状態の関係で瞬間65度の斜面や絶壁の滑走を楽しんでもらうことはできなかったけど、ウエストボウルでは大斜面のノートラックを思いっきり楽しいでもらいました。
ガイド冥利に尽きるなあ(ジコマン)。
あっという間にお昼になりランチへ。


<レストハウスのオブジェ:熊と鯨>


朝ごはん(フレッシュトラックのバイキング)をもりもり食べたので全くお腹が減っていないカオルはコーヒーのみをオーダー。
みんなの笑顔をみながら午後の予定を立てていく。
午後はね、シンフォニーエリアに行っちゃうよ。


ウィスラーハードリピーターのあいちゃん(仮名)が最後にウィスラーへ来てくれた2006年にはまだこのシンフォニーエクスプレスはなかった。
あいちゃん(仮名)にも新しいところを楽しんでもらいたいしね!
食事を終えてシンフォニーエリアへ突進だ。
シンフォニー標高が高く、ほどよい感じのツリーが多くて楽しい。

もちろんボウルもあるけれどリフトを使って滑るならツリーがいいね、ここは。
『カオル企画』恒例の、バディ確認! バディOK!

ガンガン滑っていくからね、バディと安全を確認し合いながらガンガン滑っていこう。


<今回のバディは以下の通り>
カオル&もーりー(仮名)
ひめ(仮名)&じぃ(仮名)
くじらさん(仮名)&まきちゃん(仮名)
王子(仮名)&バンバン(仮名)
あいちゃん(仮名)&しぇいこさん(仮名)



ひめ(仮名)&じぃ(仮名) のコンビがいいねー

じぃ(仮名)がどんどんひめ(仮名)の潜在能力を引き出していく。

じぃ(仮名)にグイグイ引っ張られてひめ(仮名)が基礎から自由型への扉を開こうとしているっ!

カオルと聖地ウィスラーVol.59

2009-07-08 07:13:35 | 聖地 ウィスラー2009
カオルスペシャル2009
1/29(Thu) 滑走五日目


<スキー馬鹿5人衆 ウィスラー in 2007>


高度を下げると雪が悪くなるので今日はクリークサイドには行かずウィスラー山頂を目指す。
ビッグレッドエクスプレスからピークエクスプレスへのゴールデンラインで2182メートルウィスラー山頂へ。
ここからの景色は何度も楽しんだけどウィスラーMt.名物コースのひとつである「ウィスラーボウル」はまだ滑ってないね。
「滑りに行きましょう。」


そしてここから2年間の封印を解き「カオルスペシャル」へと誘うのだった。
カオルスペシャルとは・・・ウィスラーガイド歴10年のカオルが『これはっ!』と思ったお客様のみに紹介する、『ここマジで滑んの!???』ってコースで、もちろん普通には滑りません。 (← カオルスペシャル2007を見たいひとはクリック)


ダブルダイヤ(エキスパートコース)、ダイヤ(上級コース)、ブルー(中級コース)、そしてシークレットコースを盛り込んだ、滑る方(お客さん)はドキドキ手に汗を、額に汗をかきながら滑り、誘い手(ガイド:カオル)はお客さんが無事に怪我なく降りてくるかを手に汗握りながら、相当ドキドキしながら見守らなくてはならないコースである。
「そんなんだったら止めれば?」って思うでしょ。
でも止めらんないんだ、滑る方も、誘う方も。スキー馬鹿ですから(笑)


ちなみに、2001年お正月 カオルスペシャル@ウィスラーマウンテン : ほそみちさん(仮名)が「そこだけは滑落しちゃダメだよ」っ注意したその箇所で大滑落しました。でも無傷。

2001年2月 カオルスパシャル@ブラッコムMt. :エキスパートスキーヤーが病院送りとなっております。これによりカオルスパシャル@ブラッコムMt.は即日閉鎖。


<「カオルスペシャル2007 with はるさん(仮名)>



これは2007年2月、最後のカオルスペシャル衝撃的映像 (←「やおりブログ」・カオルスペシャル編より)




そんなカオルスペシャルLet's GO!

カオルと聖地ウィスラーVol.58

2009-07-07 07:05:21 | 聖地 ウィスラー2009
セミファットの戦闘力
1/29(Thu) 滑走五日目


<かなりの戦闘力があります! セミファット>


 
<朝7時ってまだまだ暗いんだ>

7:30 ウィスラーゴンドラに乗ってランドハウスレストランへ。
朝の気持ちよい風がふいている。
バイキングの朝食をたらふく食べる。

<バイキングの朝食>

タマゴとベーコン好きのカオルは朝食を山盛り食べる。
朝食を食べて満腹になったところで重たい腰を上げ、8:20滑走開始!
朝一番キレイなバーンを滑るのはきもちいい。
ツリーもからめて。


まきちゃん(仮名)がセミファットスキーをレンタルしている。
整地バーンばかりじゃその戦闘力もわからないよね。


カオル「ねえ、まきちゃん(仮名)そのスキーの戦闘力確かめたい?」

まきちゃん(仮名)「うん!」


答えはわかっていましたが一応聞いてみた(笑)


カオル「はい、それじゃあそこ左。」



<もーりー(仮名)の足元のヘコみは・・・・>












<こんな穴(小川)なんだよ~~、気をつけてね!>


まだ誰も滑ってないタイトなカンジのツリーがあります。
大丈夫です、ここもおれのいつものコースです。
真ん中に川が流れてるから落ちないでよ
フランツのツリーへ。


倒木なんかもごろごろしている。
川、倒木、ツリー、ブッシュ、様々な障害物をクリアしながら滑走を楽しむ。



<はい、そこ飛んでっ!!>

カオル「はい、そこ飛んでっ!!」

もーりー(仮名)の恐い倒木からのジャンプ
高所恐怖症じゃないんだけど足元がなくなる感じが嫌いなんだって。


 
<まぢでこんなとこばっか滑んのっ! 絶対楽しいよ。>




カオル「まきちゃん(仮名)、スキーの戦闘力はどう?いいカンジ?」



まきちゃん(仮名)「うんっ!」




答えはわかっていましたが一応聞いてみた(笑)





まだまだオフピステは続く。

カオルと聖地ウィスラーVol.57

2009-07-06 07:21:51 | 聖地 ウィスラー2009
早上がりする? スイマセン。
1/29(Thu) 滑走五日目


5AM、6AM またもや寒くて目が覚める。
なんとしてでも7AMまでは寝よう。
700AM 人参ホットティー(4千円)を飲んで身体を温める。


<人参イメージ>


ご主人・ハルさん(仮名)への電話を終えしぇいこさん(仮名)が朝食のパン達をひっさげて部屋に戻ってきてくれる。
ハルさん(仮名)はご機嫌ナナメだったらしい。
まあわからんでもないか・・・
おれも奥さんがひとりで楽しい思いをしていたらヤキモチ焼くだろうなあ


7:15 ロビー集合
今日は早朝スキーのフレッシュトラックに行く日だよ~ん。
滑り出しも早いし今日は早上がりなんかもいいかもね。
2PMごろには滑り終えてショッピングしたり、明日キャットスキーに備えてレンタルしたり、のんびりとウィスラーびれぶら(ビレッジぶらぶら)を楽しむのもいいよねー


なんてこともこの時は言ってました。ハイ、すいません
ナゼ謝っているのかは後々わかると思います。
この時はみんなで早上がりなんてのも考えていました。