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out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

裏磐梯 ~裏磐梯スキー場から~ #2

2020-08-20 11:30:53 | 山登り in 東北
2020年8月11日(火)
磐梯山山頂への稜線から裏磐梯方面を望む
手前に銅沼(あかぬま)、中央に桧原湖、左奥に飯豊連峰
 
 心配していた崩壊壁を登り切り、ここからは高い木もない見晴らしの良い稜線歩き。 厳しい崩壊壁を登るときは意外にも樹林帯が多く、日差しを遮ってくれるので暑いながらも良い状態だった。 ここからの稜線歩きは陽射しは受けるもののさすがに風が吹いてきて、それはそれで気持ち良かった。 つばのついた帽子をビーニーに変えて歩き始める。 本当に良い景色。 そしてここからはさらにお花が多くなってくる。
 
ハナイカリ
 
 
 
アカモノ 実
 
振り返って櫛ヶ峰。
木々のついた斜面からざっくりと切り落としたような崩壊壁。
 
崩壊壁の縁を歩いていたところから、だんだんと磐梯山側にそれてゆく。
そうすると更に花の多いフィールドが現れる。
タカネナデシコ、ミヤマシャジン、オンタデ、などでいっぱいだ。
 
キオン? ミヤマアキノキリンソウ?
 
シシウド
お花を楽しみながら登ってゆくと金剛清水。
暑さもあって顔を洗ったりしたかったが先客があったので我慢。
 
お花の斜面を登り終えると弘法清水小屋。
崩落壁を終えた後もここまで登りだったので疲れを感じ岩に座って一休み。
平日だが割と人出があった。
 
弘法清水小屋の脇を山頂へのトレイルに進むとすぐに弘法清水がある。
ここで顔を洗い、冷たい清水をいただき山頂へ。
 
最後の登りCTが35分なのだが、これがまた堪える。
さらに道幅が狭く、上り下りの人も多かったため、
バフをしっかり鼻まで上げていたのでつらい。 ときおり息継ぎ。w
休んだ広めの場所から安達太良山が見えた。
明日も晴れると良いのだけど。。。と思いながら山頂乳首を確認。
 
山頂到着!(10:29)
素晴らしい青空だ!
磐梯明神様を拝んだら景色をいただく。
 
少し霞んでいるけど、素晴らしい!!
猪苗代湖の面積は日本第4位の大きさ。 周囲の田んぼも美しい。
前日に撮影したのはどの辺りかな、などと思いながら眺める。
 
上の写真より少し右に目を移すと、白く霞んだあたりが会津若松の方かな。
 
祠は山頂の岩場一番高い所にあるが、山頂名板は少し下にあった。
岩場に座ってコーヒーをいれ、おやつ休憩。
 
記念写真を撮っていただく。
 
素晴らしい眺望に後ろ髪を引かれながら下山。
 
右下に弘法清水小屋が見える。 
その左奥に見えるトレイルがお花畑だったようだが、よくわからず歩き損ねた。
弘法清水小屋の近く、山頂へのトレイルと分岐する場所から下山。
写真で見える緑のフィールドの先は断崖絶壁の崩壊壁。 左側の縁を見るとよくわかる。
下山路はその左側の淵の左側の樹林帯を歩いて赤沼まで下る、という感じ。
 
概ねこのような樹林帯の中を歩く普通の登山道という感じ。
が、時々大きな段差はある。
 
展望のない樹林帯を進み「長いな~。」と思った所、少し開けた場所から崩壊壁のこちら側の面が見えた。
 
長い下りの最中には可愛らしい花も。
 
八方台駐車場との分岐。 私は右へ。
 
途中沢沿いを歩くが、岩が赤っぽい。
「温泉?」と思って触ったら冷たかった。
 
あら。
 
これはオオヤマサギソウ?
 
そして樹林帯からポンッと出たら銅沼だった。
スノーシューツアーではこの湖面を歩いて行ったんだ。
岩肌からモクモクと水蒸気が上がっていた場所は見えなかった。
 
樹林帯で座り込むとまた虫に喰われそうだったので、ここまできてようやくお昼ご飯を食べた。
 
先の場所を離れるともう赤沼を見る場所はなく、すぐにスキー場トップに出た。(14:12)
「無事ここまで戻ってきたな~。」と嬉しさひとしお。
ここを下ったらこの日の山行も終了。 不安もあったが楽しく充実した一日だった。
 
車に乗ると道の駅裏磐梯に向かい、楽しみにしていたアイスクリーム。
 
その後桧原湖の「磐梯山眺望箇所」(ここにもあった!)に寄り撮影をして裏磐梯は終了。
翌日の安達太良山に向け、二本松の宿へ向かった。
道すがら夕焼けの空に美しい安達太良山の姿が見えた。
翌日も晴れてほしいけれど。。。予報はどんどん悪くなる。
 
【追記】
この写真右側の高いピークが磐梯山山頂。 その下の方のゲレンデが裏磐梯スキー場。 トレイルは裏磐梯スキー場を登り、左方向へ進み、櫛ヶ峰と磐梯山の鞍部一番低い辺りに見える木々が付いた部分だけをたどって稜線まで登り上げた、のだろう。 下山は磐梯山山頂から右側の樹林帯のみを下ってきた。 上手いこと考えられている。 あちこちみんなそうだが、登山道を初めに作った人って本当にすごい!
 

磐梯山 ~裏磐梯スキー場から~ #1

2020-08-17 13:16:51 | 山登り in 東北
2020年8月11日(火)
桧原湖から望む磐梯山
 
 磐梯山にはいずれ登りたいと思っていた。 何しろ百名山、宝の山だ。 それ以上に、2016年1月に山の皆とイエローフォールにスノーシューツアーに行っている。 あの時見た磐梯山の崩壊壁とその上の天を突くような櫛ヶ峰と磐梯山主峰の迫力が忘れられない。 裏磐梯から磐梯山に登るのは大変だと聞いていたが、いつかは登ってみたいと思っていた。
 
 今回磐梯山に登ろうと思った時もあまりに大変そうだったら裏磐梯からのルートはヤメにしておこうと思ったのだが、どうやら裏磐梯の八方台登山口からのルートは標高差も少なく最短ルートのようだ。 ただ、そのルートから山頂ピストンではせっかく泊りにしたのに少し物足りないかも、という感じもあり、登山計画では「八方台~磐梯山山頂~弘法清水~櫛ヶ峰分岐~火口原~銅沼~八方台」にしておいた。
 
 10日の湖沼散策の際、サイトステーションの方に登山ルートを相談した。 弘法清水小屋から下った先、櫛ヶ峰分岐~火口原辺りがYAMAPの地図では破線になっているので、わかりにくい道なのか、また火口壁はどのようなトレイルか、などを伺ったのだ。 するとトレイルは明瞭。 ただし火口壁を下るのはお勧めできないので、車なら裏磐梯スキー場からスタートし、計画の逆回り、つまり火口壁を登って磐梯山に至ったほうが良い、とのこと。 それができそうもないので八方台スタートにするつもりだったのだが、話を伺っているうちにできる気がしてきた。w とりあえずゆっくり進めるよう、何かあったら戻れる充分な時間を確保できるよう、早朝にスタートすることにした。 最初は不安だったが、みんなとリフトに乗って上がったあの斜面を足で登るのも悪くないだろう。 NHKの番組でタモリさんも銅沼まで登っていた。 何とかなるだろうと思ったらワクワクしてきた。 
 
4:30 に起き部屋から外を見ると良い色。 左の木の上に見えているのが磐梯山ピークス。
せっかく裏磐梯まで来たのだから星空を撮るとか朝景を撮るとか、その余裕はなかった。
 
裏磐梯スキー場からスタート。(5:50)
 スキー場までの道は最後舗装なしで慎重に運転する必要あり。 スキー場の夏期営業はしていないのでトイレは使えない。 主要道にはあちこちトイレ付きの駐車場があるので、そちらで済ませてくると良い。 また磐梯山では携帯トイレ持参普及を実施しており、弘法清水小屋前に仮設トイレがあった。
 
登り始めは雲が見えたが良い天気。
陽に照らされ登るのは結構きついが、景色も良いし、
こう見えても足元にはシラタマノキの実やヨツバヒヨドリ、ヤマユリなども見られる。
 
この斜面覚えている。
スノーシューの下山時、上から降りてきてこの辺で左側の森に入った。
カーブの奥辺りに。。。
 
あった。 この分岐。
ここから入ればいいのだが。。。
 
朝のうちにリフトトップの場所から景色が見たくて来た。 ここに来る道もあった。w
この辺でみんなで写真を撮ったな。 奥に見えるのが桧原湖。
 
先ほどの分岐まで戻り、火口原へ向かう。
噴火で起きた流れ山地形というのはこの辺のことか、もっと標高の低い部分まで含まれるのか。
富士山の溶岩とは違うのだろうが、ゴロゴロとした上に草や苔が生え、木々が育っていった感じは、
なんとなく青木ヶ原樹海にも似た雰囲気があると感じた。
 
ヒカゲノカズラとシラタマノキ
 
マルバフユイチゴ
 
また虫に喰われそうな樹林帯を20分程進むと火口壁が見えた。
 
そしてさらに進むと火口原。 おぉ~、こんな感じか~!
イエローフォールはどの辺だったのだろう、岩の壁面だったよなぁ。
この先は樹林帯だから、この辺ではないのかな。
 
踏み跡らしきは見にくいが、しっかりとマークがあるので助かる。
 
そして再び樹林帯に入って行った。
きっといつかパッと開けて崩壊壁をよじ登るのかもしれない、と思いつつ進む。
 
斜面が急になるとこのような手すりが現れる。 非常に助かる。
これ鶏頂山でも見たかな?
 
登るのがつらくなり振り返ると裏磐梯の景色。
そろそろ断崖絶壁に出るのかなぁ~、と恐る恐る。
 
大きな木々がなくなり、足元の岩の間に可愛らしい花が見えてきた。
 
ウメバチソウ
 
そして、周りの展望も良くなりこの景色!
左奥雪のついた山は飯豊の山々らしい。
 
崩壊壁もあと少し。
 
おぉ~、この切り立った壁の一部を登っているんだ。
 
ミヤマシャジン
 
オンタデ?
 
実がかわいい。
 
キオン?
 
ヤマハハコ
 
そして、稜線に到着! (8:32)
結局岩をよじ登ることもなく、足元にはいつも植物のある斜面だった。
眼下には通ってきた火口原、左奥の方に銅沼も見える。
下山は銅沼に下りてゆくが、下りは普通の登山道だと聞いている。
どこを降りてゆくんだろう。
 
桧原湖より右方には西吾妻山が見える。
あちらも登ってみたい。
 
左の窪んだあたりから上ってきた。
櫛ヶ峰との鞍部。 櫛ヶ峰の方にはトレイルが見えるがロープが張られている。
 
向かう磐梯山。 左の一番高いピークだ。
まだ登るなぁ。 弘法清水小屋は右の斜面平らになった辺りかな。
 
この崩壊壁は本当に迫力がある。
この脇を進んでゆく。
 
少し進むと左手には沼の平が見えてきた。
こちらの方から登るのもきれいそうだなぁ。
 
足元にコウリンカに色合いが似た花が咲いていた。
これがタカネコウリンカ? と思ったが違っていた。
 
こちらはコウリンタンポポ。
外来種の厄介者、らしい。
 
白いホタルブクロが咲いていた。
 
 心配していた崩壊壁も登り切り、天気も上々で気持ち良い! 日向は暑くヒリッとするようだったが、ここまで登ると風が気持ち良かった。 日影に入ると心地よいくらい。 山頂までもうひとがんばり。
 

前泊裏磐梯散策

2020-08-15 16:06:52 | 山登り in 東北
2020年8月10日(祝・月)
磐越西線のJR翁島駅近く「磐梯山眺望箇所」より磐梯山を望む
 
 3連休も終わる11日以降は山に行こうと思っていた。 少しは人が少ないだろうし、ようやく天気も良くなってきたし。 長野県を考えていたがどうも天気(予報)がさえず、せっかくなら青空が見たいなと予報を見ていると、 安達太良山の天気が良いらしく、「ほんとの空」を見に行ってみようという気持ちになった。
 
 日帰りで行くのは大変だな。 前泊したいなぁ。。。と探っていたら、そうだ、磐梯山だって登りたかった、と思い出した。 登山ルート、宿泊地、天気などを見て、9日夕方の予報が良く、 9日でもとれる宿泊先があればそれ程混んでいないとみなし、行ってみようと考えた。
 
 というわけで、10日は裏磐梯で前泊。 11日に磐梯山登山。 下山して二本松に宿泊。 12日に安達太良山登山。 の予定で出かけてきた。 10日は前夜仕事だったのでゆっくり家を出発したためお昼ごろに猪苗代湖に到着。 素晴らしい天気。 道の駅猪苗代も周辺も混んでいたのでまたトマトを買い、桜肉のコロッケバーガーをテイクアウトして山を眺めながら頂く。 とても美味しかった。
 
 その後田んぼ越しの美しい磐梯山を撮影した。 猪苗代湖越しの、とも思ったが周辺道路は混んでいたので、 裏磐梯に行き湖沼探索を楽しんだ。 散策は楽しく、サイトステーションで磐梯山登山のルートを相談できとても有益だったのだが、 蚊、アブ、ブヨなど様々な吸血昆虫(ヒルはいなかった)に献血してしまい、 手、足が大変なことになってしまった。 もちろん虫よけはしていた。
 
 夕方、翌日以降の予報を見ると11日は「晴れ」で変わりなし。 ただ、12日の予報がだんだん悪くなってきた。 さてどうなるやら。
 
磐越西線の踏切。 「電車来ないかな~。」と思ったが13時台は一本もないようだ。
 
裏磐梯に上がりここから散策スタート。
以前下の娘と来たな~、と思ったら13年も前のことだった。(^-^;
 
青空いいなぁ~。
 
レンゲ沼。
 
ヒツジグサ
 
オオカメノキ
 
 
 
ツリフネ
 
ハギ
 
中瀬沼展望台
 
中瀬沼展望台より磐梯山を望む
 
地図を見ると小さな沼があちこちに点在している。
 
オオミズアオ?
 
姫沼
 
ツリフネ
 
タチギボウシ
 
レンゲ沼
 
 
 
ホテルに到着。 ホテル庭は乙女湖に接しており、カヌーで遊んだりできるそう。(有料)
大きな部屋にひとりでは申し訳なかったが、宿がとれてよかった。
大浴場が混んでいれば部屋の風呂を使おうと思ったが、こちらも一人きりだった。
 
 
 宿は安くあげようと素泊まりにした。 コンビニで買った簡単な夕食を部屋でいただき、気楽に過ごすことができた。 翌朝は八方台登山口から登る予定で早朝に駐車場確保した方が良いと思っていたのだが、サイトステーションの方の助言で裏磐梯スキー場から登ることにした。 こちらの方が登る距離が長くなるので、いずれにしても早起きをするつもり。 登山を早く終えることができれば訪ねてみたい所もたくさんある。 この日もぐっすり眠ることができた。
 
(注意) コンビニで食料を買って前泊しようと思う場合、昼間訪ねたときはほぼ食料(弁当、おにぎりなど)はなかった。 店員さんに訪ねると、4時以降にもう一度配達がある。 釣り客などで一日中買い物客が多いので早めに買いに来た方が良い、と言われた。 早朝到着で昼ご飯を買う場合も、街であらかじめ用意しておいた方が無難。
 

再び東北へ #6 ~早池峰山 7/8 #2~

2019-07-26 22:28:15 | 山登り in 東北
2019年7月8日(月)
早池峰山登山中 ハウヤチネウスユキソウほかの群落
 
それまでも花が多く全て撮影したいほどだったが、そうそう時間がない。
なのに、5合目を過ぎると更に花が増えてきた。
 
開いていないハヤチネウスユキソウもかわいい。
 
そして来ました。 このハシゴ。(9:55)
 
ハシゴの後も少し岩登りがあり、その上部に剣ヶ峰との分岐。 今回も剣ヶ峰に行けず。
6月、山頂付近に残っていた雪は既に全く見られない。
 
そして。 6月に残雪があった場所は目を見張るほどのお花畑になっていた!
写真だとわかりづらいですが、ハクサンチドリ、カラマツソウがたくさん!
奥の方のイワカガミは原がピンクに染まるほど。
 
アップにすると
 
こんな感じ。
 
ミヤマシオガマ、ホソバイワベンケイなど
 
山頂と~ちゃ~く! (10:26)
良い天気だ~!! 風もほぼなく清々しい!!
しかし、登りに約4時間半もかけてしまった。 2時前に下山できるのか?
 
大丈夫、大丈夫。 いざとなったらもうお風呂なんか入らずに帰ればいいんだ。(;^ω^)
中岳、鶏頭山、毛無森方面。 これを撮っていると。。。
 
双眼鏡で見ていた方が、「この方向に鳥海山見えますよ。 そのレンズで見えますか?」
と言われたのだが、肉眼では見えずその方向を一応撮っておく。
「見えませんが、PCで拡大すると見えたりするんですよね。」とお礼も述べてお別れした。
あ、見えてました。
 
わかりにくいのでトリミングしました。 まだわかりにくいですが、左上。
まだ真っ白な本当に富士山のような姿。
右下には早池峰湖も見える。
 
そしてこの日は見えました! 岩手山。
左の方は秋田駒ケ岳。 きっと烏帽子岳(乳頭山)も見えているだろうがどのピークかわからない。
 
左が栗駒山、右が焼石連峰。
 
登ってきたルート正面に薬師岳。
ミヤマキンバイは花期が長いなぁ。
 
お昼ご飯をたべ、田沢湖駅前で買った焼ゆべしをデザートにいただく。 うまし!
 
 後から登ってきた方が記念撮影をしていたので、私もお願いした。
 
充分ゆっくりしたので下山する。(11:11)
本当はもっと居たいけど。
 
チングルマ、イワカガミ 
 
 さぁ、どんどん下ろう。
トレイル正面に登山口の小屋。
写真右端に駐車場と河原の坊駐車場とビジターセンター。
 
 ナンブトラノオ、キバナノコマノツメ、ミヤマオダマキ
 
 一合目付近で振り返る。 (12:26)
ちょくちょく休んだり、たまには撮影もしたが良いタイム。
 
 往きには見えなかった。 ギンリョウソウ。
 
 河原の坊駐車場到着。(13:24)
途中で話しかけられた人によると林道沿いにコケイランもあったそうだ。 見落とした~。
 
駐車場を14時前に出発できたので、今回は麓の早池峰神社に参拝に行く。 
 
 瀬織津姫様、ありがとうございました。 きっとまた来ます!
 
盛岡駅近くの日帰り温泉施設で汗を流し、レンタカーを返却するとまだ新幹線出発まで余裕があったので、
駅ビルフェザンの地下で盛岡冷麺にもありつけた! やったぁ~!w
ちょい甘の酸味&ピリ辛&つるり、が運動後の身体にピッタリ!
 
 お天気のおかげで3日間まるまる有意義に使うことができた東北遠征だった。 花も本当にたくさん咲いており、思う存分撮影もでき大満足だった! 「また行きたいな~。」と心から思っている。
 
 

再び東北へ #5 ~早池峰山 7/8 #1~

2019-07-24 16:27:33 | 山登り in 東北
2019年7月8日(月)
早池峰山登山中 岩稜帯に咲くハヤチネウスユキソウなど
 
 
 前日までの秋田駒ケ岳に続き、この日は早池峰山。 3日連続山に入れるとは夢のようだ。 2015年には3日連続暴風雨、2016年は辛うじて中日だけ晴れ、だったのだから。
 そうは言っても、この日も宿を出るときにはどんよりした曇り空。 車で林道を登り始めたときには深い霧となった。 予報ではお昼ごろから晴れとなっていた。 「下山のころには晴れるだろう。」と信じて駐車場に向かう。
 この時期早池峰山は交通規制をしているが土、日、祝日のみ。 月曜日のこの日は6月に行った時と同様、河原の坊駐車場に車を停め小田越登山口まで歩くつもりで濃霧の中林道を上がってゆくと、うすゆき山荘辺りから陽が射し始め、河原の坊駐車場では上写真の晴天! 何と素晴らしい!! 風もない、暑くも寒くもない。 上機嫌で歩き始める。(6:10)
 
 小田越登山口までの林道沿いにはヤマオダマキ。
 
 キバナヤマオダマキも。
 
 ウマノアシガタや青い花は何だっけ? ムラサキサギゴケ?
 
 小田越登山口に到着。
6月にはなかった立派なトイレが並んでいました。
 
 トイレを借りて、早くもおやつをひとつ。
上の登山者名簿に名前などを記入して出発です。(7:02)
 
樹林帯を抜け 一合目到着は 7:41。 なかなか良いペース。
 
 コミヤマハンショウヅル
 
 一合目から少し登り振り返ると。。。雲海!
そうか。 深い霧はあの雲海の中だったんだ。
 
 6月の際緑色のつぼみだったミヤマアズマギクはきれいにたくさん咲いていた。
 
 ウスユキソウ? ミネウスユキソウ?
まだハヤチネウスユキソウは見えない。
 
 近くにいたグループの方が「左は栗駒、右は焼石だ。」と言っていた。
おぉ~、そうなんだ。
 
 雲海は少しずつ少なくなっているようだが、見事に美しい。
下の人たちはパッとしない曇り空なのだろうなぁ。
 
 見上げると。。。「あれ? 五合目はどこだっけ?」
実際まだまだなのだ。(8:09)
 
 キンロバイ
これも初めてのお花。
 
そして! ついにハヤチネウスユキソウ! 
多分。。。(;^ω^)
もし早池峰山にもミヤマウスユキソウが咲いているのなら、区別がつかないと思う。。。
 
 早池峰山にはウスユキソウとハヤチネウスユキソウの二種、と書かれている物も見たので、
きっとハヤチネウスユキソウなんだろうと信じる。w
 
ホソバツメクサ 
 
 ハヤチネウスユキソウとともにミヤマヤマブキショウマも早池峰山の固有種。
 
左がミヤマヤマブキショウマ、右に小さなピンク色はナンブトラノオ
ナンブトラノオも早池峰山の固有種。 あちこちで見かけたけど、
お花がひと所にたくさん見られなかったのは早かったからみたい。
 
 ハヤチネウスユキソウ
 
 ウスユキソウの中でも大型だと。
 
 ハヤチネウスユキソウとミヤマオダマキ
この青紫色のミヤマオダマキもあちこちにたくさん咲いていた。
麓の物と合わせ3色見られた!
 
随分と雲が晴れ渡ってきた。
始め見つけられるか心配だったハヤチネウスユキソウだったが、
標高が上がるとこのような草地にたくさん咲いていた。
 
ようやく五合目を過ぎたのが9時過ぎ。 予定より一時間くらい遅くなってしまった。 
まぁ、想定内と言えばそうなのだが。。。
速く行かなくちゃと思っているのに、ここでチシマフウロ。 これも珍しい。
 
咲き終わるにつれてもう少しピンクがかってくるようだ。 
 
 せっかく天気も良いので山頂まで行きたい所。
14時よりどれくらい速く下山できるかで下山後のお風呂時間が決まる。(^-^;
ちょっと急いだほうが良いかも。 急げるの? つづく。