out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

巾着田ヒガンバナと奥武蔵の山散策

2023-09-30 19:31:24 | 山登り in 埼玉県
2023年9月26日(火)
巾着田 ヒガンバナ
 
 9/19(火)に焼岳登山。 火曜日に登るとなかなか土、日曜日には動く気になれず、しかも土、日に仕事や用事が入れば計画や準備も滞る。 この週は家でゆっくりしようかな、と思ったりしたのだが。。。近くで少しくらいは歩きたいという気分になった。
 ちょうど埼玉県日高市の巾着田のヒガンバナ情報をあちこちで見るようになったので、少し早いのかと思ったがこの機会に行ってみよう、日和田山くらい登ってこよう、と思った。 が、計画をたてているとだんだん欲張り、こちらも行ってみたかった宿谷の滝(埼玉県入間郡毛呂山町)も訪れ、少しは上り下りトレーニングをしよう、という事に決定。
 
 
 奥武蔵の山に行く時にはよく利用する西武線高麗駅前の駐車場に駐車。(500円/d) 駅から巾着田に向かうのに民家の間を歩いてゆくと「かまってニャ~。」のお出迎え。
 
道路わきにはこの花が沢山。
 
 
 初めて巾着田を訪れたので群生地に行くにはどこに行けばよいのか、と探り探り。 巾着田は高麗川の蛇行によりできた平地の形が巾着のようなので巾着田と呼ばれる。 平地は昔は全部田んぼや畑だったのかな?
 巾着田西側から入るとトイレや通常の駐車場がある。 が、その駐車場は「曼殊沙華まつり」開催中は使用不可。 その代わりに巾着田内に大きな臨時駐車場が設けられている。(500円/d:7:00~17:00)
 駐車場外側、川沿いを歩いてゆくと有料の「曼殊沙華まつり会場」に入ることができる。 まつり会場外側にもたくさんのヒガンバナが咲いているが、会場内は広い範囲での群生が楽しめる。 「曼殊沙華まつり会場」入場料は 500円。 外に出てもチケット提示で一日出入りできるそう。
 
会場に入るとすぐに白花。
 
私が訪れる前の花情報では「5分咲」「見ごろは10月上旬」などを目にしていたが、
最近の FBを見ると「見ごろは9月末」となっているのでどんどん咲き進んでいるようだ。
「下流側」の花は遅れ気味のような話だったが、私は「上流側」しか見ていない。
 
 
 
 
 
 
 
ムラサキシキブ
曼殊沙華まつり会場を離れ、日和田山に向かう。
 
キバナコスモス
 
巾着田から望む日和田山。(標高305m)
 
少し大通りを歩き、登山口からひと登りで鳥居。(8:56)
登山道はこの先で「女坂」と「男坂」に分かれる。
以前は男坂を上ったと思うが、今回は女坂から。
女坂とは言え、岩で登りにくい所もある。
が、この日一番苦労したのは赤土のツルツル下り。
 
山頂直下の鳥居に到着。(9:09)
 
天気の良い日に標高 309m。w
富士山、大岳山、御前山。 富士山の手前は多分陣馬山~高尾山あたりの山並みかと。
 
鳥居から巾着田を見下ろす。
ヒガンバナは巾着田を取り囲む木々の下に咲いているので、
まったく赤く見える所はない。
私の背後には金刀比羅神社がある。
 
金刀比羅神社からひと登りで日和田山山頂と~ちゃく! ( 9:25 )
人もいるし、この先大きく下って登り返す予定なので、サッサと先に進む。
 
ツリバナ?、と思ったがこれはゴンズイと言うらしい。
 
この日は一日中このようなトレイル。
日和田山の後、高指山を通過し、さらに車道~登山道を経て物見山へ。
車道部にはトイレと東屋、「ふじみや」さんという売店がある。
 
シロヨメナ?
 
物見山到着。 (10:25)
ひどく暑くはないし大汗をかいているわけでもないのだが、どうも水分を欲する。
この後下って宿谷の滝か鎌北湖で水を購入する必要がありそうだ。
物見山の先から登山道を北に外れ宿根の滝(毛呂山町)を目指す。
 
ヤマジノホトトギス
結構きつい傾斜のトレイルをグングン下る。
何名かの上り登山者とすれ違ったが、上るのは大変そう。
 
沢沿いを歩くようになると。。。
 
宿谷小滝
 
そして、宿谷の滝。(11:21)
なるほど~。 きれい、きれい。
ただ、ここまでグングン下ってきたので、上りを考えると少し憂鬱になっていた。
なのですぐに次に向かう。
 
宿谷の滝から少し上り気味に西に歩いて鎌北湖。(11:55)
ネットで見た時には手漕ぎボート屋さんなどがあったので、お昼ご飯を食べるベンチなどあるかと思ったが、見当たらない。
幸い駐車場にきれいなトイレと自動販売機があったので、水分購入はできた。
時間は昼時なので、駐車場のベンチで昼食にした。
 
北向地蔵 (12:59)
鎌北湖からの上りは物見山から下りてきたほどの傾斜や険しさはなく、
余裕をもってここまで来ることができた。
北向地蔵さんに到着するとすぐに軽自動車がやってきて、一人の男性がお掃除を始めた。
「こうやって守られているんだなぁ~。」と感慨深かった。
北向地蔵さんは天明の大飢饉の際発生した疫病を防ごうと、野州岩舟地蔵尊から譲り受け、
そちらの方角(北)に向けて祀られたので北向地蔵と呼ばれているそう。
私もよ~くお参りしておいた。
ここからは以前も歩いたことがある登山道で日和田山巻道まで。
 
カシワバハグマ
 
コウヤボウキ
 
日和田山山頂を巻き道でよけ、途中で未踏のトレイルに入る。
すると。。。
 
日和田山のロッククライミングゲレンデ。 (14:30 )
 
下から見ると。。。
 
 この後 15:00過ぎに駐車場に到着。 距離 15.6km、上り 922m 歩いたので、良いトレーニングにはなったと思う。 初めての巾着田のヒガンバナはとてもきれいで撮影が楽しかったし、宿谷の滝も大分前から気になっていたので今回行けて良かった。 
 
コメント (2)
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焼岳 上高地からピストン

2023-09-27 22:59:43 | 山登り in 長野県
 
2023年9月19日(火)
登山道から焼岳を望む
 
  前回のエントリーの通り、駐車のことなどを考慮して上高地に前泊してからの焼岳登山。 宿泊できたのはバスターミナルから焼岳とは反対方向にある明神館。 プラス1時間弱の平地歩きが加わるが、上高地散策もできたし、上高地内で一夜を過ごすことができたのも良い経験だった。
 
5:10
日の出は 5:30過ぎだったが、5:10ごろから空が白んでくることは前日確認済みだった。
4時ごろに起床し、電気がついていた談話室でザックを整え、作っていただいた朝ご飯を頂き出発。
 
途中明神岳の展望の良い所から。
 
5:24
東の空が紅くなってきた。
 
5:54
河童橋到着。 焼岳は雲に飲まれそう。
この後 6:00から開始される「手荷物預かり所」に寄って宿泊の荷物を預けた。
荷物の大きさによって料金が変わるが、300円だった。
 
昨日下見をした通り田代橋を通過し、焼岳登山口に向かう。
 
焼岳登山口到着。(6:43)
 
最初は樹林帯だがすぐに岩も見え始める。
急登と平坦を繰り返しながら徐々に標高を上げる。
途中背後からドドッドドッと音がして、何かと振り返る間もなく私のスネ辺りにフワッと毛を感じたと思ったら、
目の前に毛並みの良い大きなサルが悠然と歩いていた。
いやぁ~、何もされなくて良かった。 クマじゃなくて良かった。
 
7:58
薙ぎの脇に出た。 峠沢と呼ぶ様だ。
麓から見ても大きな薙ぎに見えたが、近くで見るとその大きさ、深さに驚く。
しばらくこの峠沢沿いに上ってゆくが、この先は斜度も登山道も厳しくなってゆく。
 
急な斜面の脇にはたくさんのゴマナ?が咲いていた。
 
ハシゴも登場。
すごい垂直で怖そうなハシゴの写真も見たが、ここも結構垂直。
この後もう一段ある。
 
さらに進むと右の方に断崖絶壁が見えてきた。
左のピークよりさらに奥が山頂だと思うが、右の断崖を登らないことにはきっと進めない。
 
麓の方には大正池辺りと、正面に霞沢岳。
 
断崖絶壁の下まで来ると、あぁ、これがそのハシゴだ!
かなり長い、高い、途中ハシゴのステップが折れ、鉄の棒が通してある場所もある。
折れませんように~。
 
ハシゴを上りきると今度は上りにくい岩がいくつか続く。
 
ダイモンジソウ
その後岩場の先に笹原を上り、「焼岳小屋はまだかなぁ~、見えないなぁ~。」と思ったら、
焼岳小屋は上った先、少し下った所にあったので見えなかった。
いや、地図を見ればその通りなのだ。
 
焼岳小屋 新中尾峠 (9:06)
ここは長野県を越え岐阜県に入っている。
この先は焼岳山頂まで県境を行ったり来たり登ってゆく。
この先も険しそうなので、ベンチに座りおやつを食べながらゆっくり休憩した。
 
ツルリンドウ 実
休憩後、まずは中尾峠に向けて出発。
 
焼岳小屋の正面から登り始め、手前のピークを越してゆく。
少し冷たい風が出てきた。
 
ピーク頂上付近。
この下の鞍部が中尾峠。
何やら暖かい風が吹いてくる。
北の谷底に建物も見えたので(奥飛騨温泉・新穂高温泉あたり?)下界の暖かい風が吹き上げて来るのか?、
と思ったら、どうやらここも既に火山活動が盛んな地域らしい。
こんなに草が生えているので安心していたが、地面を触ると温かい。
雲かと思っていたものは地熱の蒸気だ。
 
そんな所にイワヒバリ?
 
いったん下り、また上る。
雲に隠れた辺り、まだまだ登りが続きそう。
 
マイヅルソウ 実
 
火山活動で地面や岩が温かいのだが、コキンレイカ(花後)やコケなどがたくさん生えている。
特にこのコケがあちこち岩一面に生えている。
 
鞍部。 大きな岩。 いかにも溶岩と言う感じ。
 
少し上って振り返る。
先ほどの火山のピークと右裾野には上高地と梓川。
天気が良ければ火山のピークの左には槍ヶ岳が見えたかな。
右奥、ピークが雲に隠れた明神岳の奥には蝶ヶ岳なども見えたらしい。
 
ヤマハハコとシラタマノキ(実)
 
鞍部からしばらく歩くといきなり岩だらけ。
しかもあちこちから硫黄のにおいがする水蒸気が立ちのぼっている。
丸印をよく探してルートをたどらないと危険地帯に入ってゆきそう。
 
斜度もきつくなかなかに神経を使う。
このような斜面を上り、グルッと回り込むように向こう側に行く。
周り込んだらすぐに山頂かと思ったら。。。
 
最後にこれを登る。
下から見ていて「あの岩に登るのはイヤだなぁ。。。」と思っていた所。
けれど登り始めたら本当にあと一息、だった。
 
山頂と~ちゃく! (11:11)
けれど既に周囲は真っ白。 ほんの少し雲が流れ、わずかながら正賀池を望めた。
 
記念撮影。 撮っていただいた。
山頂からの大展望はかけらもないが、ここまで来れたことに満足。
火山活動が活発なのを見て、山頂に長居はすまいと思ったが、少しは腰を下ろして休もう、
と思った所にポツポツと雨が落ちてきた。
あ~、早く下れと言われているみたい。
 
山頂直下の斜面。 キケンがいっぱい。
 
シラタマノキの実
中尾峠近くの火山ピークにはたくさんの植物。
 
このコケが岩をビッシリ覆っている。
 
ところどころこのような穴が開いており、手を近づけると熱い蒸気(ガス?)が上がってくる。
 
この後焼岳小屋でお昼ご飯を食べた。
今から思えばもう少しゆっくり食べることもできたが、
どうもバスの時間が気になり、コーヒーも入れずにパンを食べた。
 
ゴゼンタチバナ 実
 
ヤマハハコ
 
岸壁の階段は上から見るとかなり怖い。
 
予報通り午後になって晴れてきた。
バスターミナルに早く到着出来たらコーヒーやソフトクリームを買って食べよう、
とそれだけを楽しみにせっせと下った。
 
足元でガサッと! 驚かせないでくれぇ~!(^^;)
 
フクオウソウ
 
 上高地バスターミナルには 15:05頃到着。 歩いている時は少し遅れ気味だったが、到着は計画より少し早めだった。 預けていた荷物を受け取りザックに詰め、一応バスの発車時間を確認すると係の人が「早めに出発する可能性あり」とのことだった。 既に何人か並び始めていたので、私もそのまま列に並んだ。 コーヒーもソフトクリームも沢渡でいいや、と思ったが沢渡につくとすぐに温泉に行きさっぱりして帰路についた。
 
 この日の歩行距離は 16.0km、上り 1,121m だった。 それ程たくさん上ったわけではないが、脚はかなり疲れていた。 前日にも 11km 歩いたしなぁ。 明神で一泊し焼岳に登ったことは良い経験だったし、達成感もあり満足だった。 が、また花の時期に、展望の良い時に、来てみたいという気持ちも産まれた。
 
コメント (2)
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上高地散策

2023-09-23 23:53:42 | 山登り in 長野県
2023年9月18日(月・祝)
穂高神社奥宮 明神池
 
 9月の連休。 週末は用事があったり、どこに行っても混みそうであまり出かける気にならない。 連休明けの火曜日が休みだったので、その日に天気が落ち着いていそうな山に登りたいと探していたら、上高地の焼岳に晴れマークが並んでいた。 焼岳なら是非登りたいが、中ノ湯温泉近くの駐車場に停めるのは大変厳しそう。 焼岳まで行くなら上高地周辺も散策してみたい。 中ノ湯から上り上高地に下りたら散策する時間はないだろうし、中ノ湯の駐車場に戻る交通手段もない。(タクシー以外ないと思う) 安心して車を駐車しておき、上高地も散策したいなら、沢渡の駐車場に駐車し上高地内で前泊するのが一番良い手段だと考えた。 が、上高地の宿泊費ってやっぱりかなりお高い。
 だが、じゃらんでも予約でき、予算も手が届くのが2段ベッドのドミトリー室がある明神館だった。 山小屋並みの料金で、朝夕食付、入浴もできる。 難点は上高地バスターミナルから焼岳とは反対方向に約3キロの場所にある事。 バスターミナルから焼岳登山口までも40分程かかる所、朝余計に1時間弱歩くのはどんなものかなぁ。。。しかも沢渡へのバス最終発が 16:55。 登山計画では朝 6:00に出発すれば 15:30にはバスターミナルに到着できそうだが、計画通り歩けるとも限らない。 朝早く出るにしても、日の出時間は既に 5:30ごろ。。。
 そんな心配もあったが、明神館の予約が出来たので行ってみることにした。
 
3連休最終日なので沢渡の駐車場駐車も心配だったが、7:00過ぎの到着でまだ十分余裕はあった。
とは言え、バスターミナルに一番近いさわんど第3駐車所では係員さんに下段に入れるよう言われた。(700円/d)
だがバスチケット購入や乗車で並ぶことはなく、時刻表以外の便も増発していてすぐに乗車することができた。
 
さわんどの駐車場から25分程で上高地バスターミナル到着。(8:20)
 観光だけなら大正池で下りて明神まで歩けばよいが、バスターミナルから焼岳登山口(実際には田代橋)まで歩いて様子を見ておきたかったので、ここから出発。 グリーンシーズンに上高地に来るのは初めてなのだ。
 出発前には「手荷物預かり所」に寄り、翌日も朝 6:00から営業しているかを確認。 この周辺にはコインロッカーが無いそうなので、宿泊の荷物をこちらで預かってもらう予定。
 
沢渡では青空の面積が多かったが、山に雲がかかっているのも見えた。
やはり穂高の山々に雲がかかっているが、この時間は岳沢と前穂高岳、明神岳主峰は見えていた。
 
梓川、明神方面。
今年は北アルプスは雨が少なくあちこち水不足だという話を聞いている。
 
これは何の種だっけ?
 
キノコ
田代橋まで歩いてみてだいたいCT通りに歩けるとか、
林道以外の歩道なども確認した。
が、写真を撮りながら割と速足で歩いたような感覚。
朝登山前にこの速さで歩けるだろうか。。。
 
田代橋まで確認後は田代池を見に行ってみる。
川、山、池の印象が強い上高地だったが、
そうか、この辺湿原なんだな~、などと思いながら歩いている。
 
田代湿原、と言うらしい。
ほんのり草紅葉。
 
そして田代池。
透明な水が美しい。 水の中の植物は多分バイカモ。
 
梓川沿いを田代橋の方に戻り、その先は川の右岸を通りウェストン碑を見に行ってみる。
こちらの川の水は非常に青く見える。
 
途中焼岳が見えたが、一応山頂付近は見えている。
明日も頼みます~。
 
ウェストン碑
 
ここまで来るまでに見られたお花たち。
川にはいたるところにバイカモ。
 
近くで見られる所もあった。
 
マユミ
 
ホソバノツルリンドウが見られた!
 
かわいい!
 
 
 
 
 
ノコンギク
 
サラシナショウマとミドリヒョウモン?
 
河童橋まで来るとたくさんの人と美味しそうなお店。
まだ11:00ごろだったのでお昼ご飯と言うよりおやつが食べたくなった。
TROIS CINQ さんでアップルパイとコーヒー。
 
河童橋
雲が一層低く垂れこめてきて。。。
 
焼岳も、ありゃりゃ。。。
 
五千尺ホテルからビジターセンターの方に向かうと小さな滝のような流れ。
と、写真を撮っているとポツポツと雨が落ちてきて、すぐに本降りになってきた。
「あららぁ~。」と思い、とりあえずビジターセンター内を拝見。
お腹もすいてきたが、おやつも食べたのでお店に入る気分でもない。
そこで。。。
 
五千尺キッチンの外で販売している軽食で。
わさびコロッケはワサビの茎?が入っていて爽やかなお味。
もう一度ビジターセンターに戻り、屋根のある階段に座り、雨の上高地を眺めながらいただいた。
 
食べているうちに雨がほぼ止んだので、明神に向かう。(12:36)
小梨平のキャンプ場を通り抜ける。
 
ヤマハッカ
 
ヤマハッカ
 
梓川沿いをインフォメーションセンターから40分程歩く。
が、明神へは若干上りなのでフゥ~、と言う感じ。
 
朝からこの道を徳沢、横尾まで歩き大きな山に登る人たちはすごいなぁ、と思っていた。
私は翌日下りなので若干楽なのだな。
こういう道なので真っ暗なうちから歩き出すのもありだが、
まぁ、できれば避けたい。
 
明神に到着。(13:23)
「明神館」のチェックインは 15:00なので、穂高神社奥宮、明神池に参拝する。
 
明神橋 明神岳
 
穂高神社奥宮鳥居
 
鳥居の奥に嘉門次小屋。
お昼時なら是非こちらでお蕎麦やイワナの塩焼きなど頂きたかったが、
もともとそういう時間にここに着く予定はなかったし、
イワナは明神館の夕飯で出そうなので、外側から拝見だけ。
 
まずは、穂高神社奥宮の参拝料 500円を納め参拝。
6~7組並び、後ろの方にシャッターを押していただいた。
 
ありがたいことに池には少し霞がかかり良い雰囲気。
 
 
 
 
 
参拝後、少し花など撮る。
ツルキケマン
 
 
 
明神館にチェックインする。(15:03)
 
部屋はこのような感じ。
 ベッドにはカーテンがありプライベートは保たれる。 コンセントも付いている。 インナーシュラフなどの持参は要求されていなかった。 シーツが2枚用意されており、敷布団の上に一枚、その上にもう一枚のシーツをかけてから掛布団を掛け間に寝るように、という指示あり。 電灯は 21:30に消灯と聞いていたが、夜中にトイレに起きた時も、4:00過ぎに起床した時も、廊下や談話室には電気がついていた。 水はどちらの蛇口の物も飲用可とのこと。
 
夕食 18:00
大変豪華で美味しかった♪
翌朝の朝食は 7:00開始。 私は 5:00過ぎには出発予定なのでお弁当に変更。
夕食後用意され受け取った。
 
夕食後19:30前、雲があるかなぁ、と思いながら外に出ると星空。
嬉々としてカメラを持ち出し外のテーブルに載せて撮影。
明神館のご主人が星の説明をして下さった。
 
 雲は流れていたが、翌朝の天気に希望も湧いてきて良い気分で床に就く。 4:00頃には起きて支度し、少し朝食弁当(おにぎりとおかず)を食べてから5:00過ぎには出発する予定。
 
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涼を求めてゴルジュへ 棒ノ嶺

2023-09-15 23:18:57 | 山登り in 埼玉県
2023年9月11日(月)
棒ノ折山に向かうゴルジュ帯
 
 この週も行きたいと見ていた山は午後には雨になりそうで、一番天気の良さそうだった棒ノ嶺(ぼうのれい)(棒ノ折山:ぼうのおれやま)に登ることにした。 今回は2度目。 あまり花はないかもしれないが、ゴルジュ帯を流れる沢沿いのルートは涼しげで良いだろう。
 
朝の入間川
それ以外の駐車場は駐車不可。
トイレは隣の「ノーラ名栗」の物を使って良いようだったが、私は心配だったので、手前の公衆トイレ(河又)を使用。
青空も見えるが前夜は雨が降ったのだろうか、霞んでいる。
 
名栗湖(有間ダム)
奥には蕎麦粒山、仁田山、有間山など。 棒ノ嶺は写真左端奥のピークらしい。
 
ヨウシュヤマゴボウ
白谷沢登山口までは名栗湖沿いのアスファルト道を歩く。
 
ツユクサがたくさん咲いていた。
 
マルバノホロシ?
 
白谷沢登山口到着。
 
ハグロソウ
 
マツカゼソウ
 
出だしこそ普通の登山道だが、
 
段々と岩まじりの登山道へ。
そしてこの岩が湿っていて何だか怖い。
 
登山道が沢に近づいてくると、その後何度も渡渉したり、
 
沢の中を歩くようなコースだ。
 
切り立った岸壁に挟まれた峡谷=ゴルジュ
渡渉はともかく、沢沿いの濡れた、時には水が被る大きな岩をよじ登って行かなくてはならない時もあり、
スリル満点! こんなだったっけ?
 
この左をよじ上って、鎖のところを上がり、その後ロープが垂れている大岩を這うように上ってゆく。
40分程沢の中を登り、その後沢を離れ10分程登ると林道に出る。
そこに丸太のベンチと水場があり、腰を下ろして休憩。
再びスタートし20分程歩くと、
 
登って行った突き当り左に岩茸石。
進む方向は右。 下山時は岩茸石の脇を向こう側に進んで周回する。
ここからの登りは壊れた木の階段の脇を歩いたり、なかなか進みにくい。
 
登山道脇にはたくさんのコアジサイ。 まだ青々としている。
 
ヤマジノホトトギス
 
アキノギンリョウソウ
 
また突き当りにゴンジリ峠 (10:24)
山頂へはここを右へ。 左に行くと奥多摩、岩茸石山へつながる。
さぁ、あとひと登り!
 
棒ノ嶺山頂と~ちゃく! ( 10:42 )
青空も見え、日向では暑い程のなかなか良い天気。
 
山頂周辺にはススキの穂が咲いており、たくさん見える栗の木にはたくさんの実がなっていて秋の気配。
うちの周辺の栗も豊作の様だが、当たり年かな?
木々が茂り、遠景は雲のせいでほぼ見えない。
 
日蔭のベンチに座れたので、お昼ご飯。
コーヒー、パンと、この時期ミニトマトとブドウが食べやすくていい。
と、いい気分でいたら、カメラに不具合。
前週からたまに変な動きをしていたがとうとうウンともスンとも言わなくなってしまった。
前回の修理からそんなに経っていないと思うのだけどなぁ。
今年の暑さと湿気は尋常じゃなかったからな。
 
重りになったカメラを抱えて下山。
岩茸石の先へ進んでゆく。
 
と言うわけで、ここからはスマホ撮影。
あまり変わらない?(^^;)
 
コバギボウシ
 
途中一か所展望が開ける場所があった。
左奥の方が武川岳、中央の日影になっているピークが伊豆ヶ岳、らしい。
私の後方には壊れた展望台があり、以前来た時にも壊れていた。(立ち入り禁止)
街の方の展望が良いのだけどな。
 
キノコがあちこちに。
 
急な根っこ斜面もあるので注意。
 
コバトンかと思ったが、違うのか?
 
根っこがあったり、ツルッと滑りそうな泥斜面もあったが、無事 13:30駐車場到着。
その後。。。
 
行ってみたかった古民家カフェ、「古民家ひらぬま」に寄ってみる。
 
手前の扉がかふぇてり屋、奥の扉がじぇらてり屋。
 
ジェラート購入。 マロンとルバーブのダブル。
美味しかった~!
 
カフェでコーヒーも購入し、ちょっと入間川に寄ってから帰路につく。
今度は食事もしたいな。
とても良いお店だった。
 
 2回目、4年ぶりの棒ノ嶺だったが、こんなだったかと思うほどゴルジュ歩きが楽しくて、またそのうちに来てみようと思った。 岩にはたくさんのイワタバコがついていたので、お花の頃かなぁ。 「古民家ひらぬま」さんにもまた行ってみたい。 改めて良い所だなぁ、と再認識した。
 
コメント (2)
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飯縄大権現を訪ね、飯縄山に登る

2023-09-12 21:32:05 | 山登り in 長野県
2023年9月5日(火)
 
 前日は飯綱高原~戸隠高原の花散策をし、晴れる予報であった5日(火)に飯縄登山を延期した。 朝起きて予報を見ると、北信はやっぱり曇りがち。 午後には雨が降り始めるかもしれない。 どうも南の方は比較的天気が良さそう。 「行き先を変更しようか。。。」と言う気持ちにもなったが、まぁここは初志貫徹。
 
6:30  一の鳥居苑地駐車場
広々としてトイレもあり無料。
ちなみにこちらの「一の鳥居」は戸隠神社の一の鳥居だそう。
(実際に鳥居があるのかどうかは未確認)
ここに駐車して歩き始める。
 
6:53
一の鳥居苑地から10分ほど歩くと登山口の鳥居。
この前にも10台くらい?駐車可能。(飯縄神社HPにも明記されている)
 
登山口の鳥居から5分程進むと「奥宮一の鳥居」
下山時に気づいたが、こちらは新しい鳥居で、昔はもう少し先にあったようだ。
雲は多いが陽が射す時間もある。
 
ツルリンドウ
 
アキノギンリョウソウだろうか。 たくさん見られた。
 
これは虫コブ?
 
7:10
修験の霊山である飯綱山登山道には十三佛が祀られている。
「第一 不動明王」から徐々に斜度もきつくなってくる。
 
これはジンヨウイチヤクソウ?
イチヤクソウ、イワカガミの葉がたくさん見られた。
 
ツリガネニンジン?
2~3合目あたりでパラパラと雨が降ってきた。
「もう雨!?」と思ったが樹林帯のため濡れるほどではない。
一応カメラは濡れないようカバーを掛けたりしたが、幸いすぐにやんでくれた。
 
クロバナヒキオコシ
 
「第十一 阿じゅく如来」駒つなぎ場の先は一層登りが急になり、つづら折に登ってゆく。
途中「富士見の水場」があり、昔の人もこちらで良い眺めを拝みながら一息ついたのだろう。
 
富士見の水場より少し手前から遠くがのぞき見えた。
写真を撮っていると後から来た方が「ここは富士山が見える最初の場所だよ。」と教えてくれた。
残念ながらこの日は雲の中だが。
手前に見える湖は大座法師池。 中央の街並みは長野市中心街。
 
水場も過ぎ、「第十三 虚空蔵菩薩」も過ぎると段々と見晴らしが良くなってくる。
こちらが南の方で、これでも反対側より雲が少ない。
 
花付きの良いトリカブトが群生している。
 
雲は真っ白になったり流れたり。
 
山頂に近づくにつれ雲に覆われる時間が増えてきた。
 
戸隠中社方面からの登山道と合流した後は山頂まで尾根歩き。
花も増えてきた。
 
たくさんのトリカブト。
 
たくさんのオヤマリンドウ?
 
トリカブトが斜面一杯ワイルドに広がっている。
この小さめの花、濃い紫色、密集して咲く姿、は何というトリカブトなのだろう。
ヤマトリカブトなのかな?
 
オヤマボクチ?
 
ハクサンフウロもまだたくさん咲いていた。
写真を撮らなかったがここに鳥居と祠があった。
 
アキノキリンソウ
 
もうすぐかな~、もう結構疲れてきたなぁ~、
と思って歩いてゆくと
 
飯綱山山頂と~ちゃく! ( 9:34 )
 
歩いてきた南峰。
奥宮はあちらにあったらしい(;'∀')
 
山頂の岩に腰かけて、コーヒーをいれ、時間は早いが少しパンも食べた。
しばらく休憩したり、山頂周辺を歩き回ったりしたが雲は晴れないので下山開始。
 
オヤマリンドウ
 
南峰にもどり、登山道を少し外れた所に
飯縄神社総社奥宮。
往きに屋根は見えたが、東屋かと思っていた。(^^;)
飯縄大権現と言えば、よく行く高尾山の薬王院も飯縄大権現をお祀りしている。
なので是非訪れてみたかった。
この祠の中には天狗のお面や絵などが祀られていた。
 
今季初めて見るマツムシソウかもしれない。
既にシベが散っており、周囲にもこれ一輪しかなかった。
 
ウメバチソウも終盤。
 
タムラソウ
 
ハナイカリ
 
雨に降られることはなく、12:45ごろ駐車場に到着。
無事に行ってこられて良かった。
 
下山して大谷地湿原から飯縄山を望む。
山頂付近、雲が切れている。 下山したら晴れる?(^^;)
 
大谷地湿原の向かい、大座法師池のほとりにある長野フォレストヴィレッジでコーヒーブレイク。
もちろんアイスクリームもつけて。 美味しかった~。
 
 今回の飯縄~戸隠もとても楽しくまだまだ興味深く探りたい所がたくさんなのだが、黒姫、斑尾、妙高と北信エリアは魅力的だなぁ~、と再確認した。 あれ? 妙高は新潟県だよな。。。北信五岳。。。?(^^;)
 遠いがとても良い所なので、また宿泊してでも訪れたい地域だ。
 
コメント (2)
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