out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

2024年 登り初めは娘と棒ノ嶺へ

2024-01-03 16:26:08 | 山登り in 埼玉県
2024年1月2日(火)
棒ノ嶺山頂から
 
新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
 
 年明けは今年も長女が訪ねてきてくれたので、このところ恒例の登り初めに行ってきた。 今年は家からも近く、娘が行ったことのない棒ノ嶺へ。 どうも午後から空模様が怪しいようなのでなるべく早めに終了できる、そして展望が悪くても楽しめるという点では最適だろう。
 
 「ノーラ名栗」のトイレは使用できるか心配だったので手前の公衆トイレを使用したが、到着した時点でトイレは使用可能だったようだ。
 
7:45
有間ダムからは素晴らしい青空。
ただこの時点でも南~東の空には雲が張り出していた。
 
白谷沢登山口からスタート。
この位の気温なら沢沿いトレイルの凍結はないだろう。
 
しばらく進むとゴルジュの中、沢の岩を登ってゆく。
予想通り凍結はなし。 けれど慎重に。
 
何度も沢を渡渉したり岩を乗り越えたりしながら進む。
 
凍結はしていないが湿って滑りやすい感じはある。
 
photo by 長女
 
食べすぎの身体を充分動かしながら登ってきた。
 
この先でいったん林道に出ると沢登りは終了。
 
林道に出た所に休憩のベンチ、水場がある。 水は細いながらも出ていた。
その後トレイルを登ってゆくと場所に寄ってくるぶし上くらいまで被るほどの落ち葉。
 
岩茸石到着。(9:13)
ここから権次入峠(ゴンジリ峠)~山頂まで、急なザレ、根っこ、ハードルのような階段など、
登りにくい斜面を登ってゆく。
 
権次入峠へ登り上げる最上部の丸太階段は随分以前からハードル状態で「使用禁止」になっているが、
脇を登ってゆくと、峠に到着する部分にロープが張られていた。
階段始まり辺りで斜面を山頂へのトレイルにトラバースするように新道ができておりそちらに行くべきだった?
だが、下山時にそのトラバース路を使うと、土がもろく滑りやすい感じで、本当にその道が正規ルートなのかよくわからなかった。
 
山頂直下。 あと一息。
 
棒ノ嶺山頂と~ちゃくっ!(10:00)
青空が見えるうちに到着で来て良かった!
 
ベンチに座ってコーヒーとパンなどを少し食べて休憩。
 
展望は期待していなかったが、遠くの白い山が見えた。上州武尊かな? 
白い山の手前は赤城山かもしれない?
 
こちら中央の白い山は日光白根山。
手前山頂に建物(天文台)があるのは堂平山かな。
 
 この後岩茸石から先、周回で下山。 相変わらず根っこや段差で歩きにくいトレイルなので注意が必要。 途中パラパラと木々に雨の当たる音がしたが、駐車場に戻るまで濡れることなく、12:25に終了。 娘と楽しく、安全に歩けて良い一日となった。
 皆様にとっても安全で良い一年となりますように!
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巾着田ヒガンバナと奥武蔵の山散策

2023-09-30 19:31:24 | 山登り in 埼玉県
2023年9月26日(火)
巾着田 ヒガンバナ
 
 9/19(火)に焼岳登山。 火曜日に登るとなかなか土、日曜日には動く気になれず、しかも土、日に仕事や用事が入れば計画や準備も滞る。 この週は家でゆっくりしようかな、と思ったりしたのだが。。。近くで少しくらいは歩きたいという気分になった。
 ちょうど埼玉県日高市の巾着田のヒガンバナ情報をあちこちで見るようになったので、少し早いのかと思ったがこの機会に行ってみよう、日和田山くらい登ってこよう、と思った。 が、計画をたてているとだんだん欲張り、こちらも行ってみたかった宿谷の滝(埼玉県入間郡毛呂山町)も訪れ、少しは上り下りトレーニングをしよう、という事に決定。
 
 
 奥武蔵の山に行く時にはよく利用する西武線高麗駅前の駐車場に駐車。(500円/d) 駅から巾着田に向かうのに民家の間を歩いてゆくと「かまってニャ~。」のお出迎え。
 
道路わきにはこの花が沢山。
 
 
 初めて巾着田を訪れたので群生地に行くにはどこに行けばよいのか、と探り探り。 巾着田は高麗川の蛇行によりできた平地の形が巾着のようなので巾着田と呼ばれる。 平地は昔は全部田んぼや畑だったのかな?
 巾着田西側から入るとトイレや通常の駐車場がある。 が、その駐車場は「曼殊沙華まつり」開催中は使用不可。 その代わりに巾着田内に大きな臨時駐車場が設けられている。(500円/d:7:00~17:00)
 駐車場外側、川沿いを歩いてゆくと有料の「曼殊沙華まつり会場」に入ることができる。 まつり会場外側にもたくさんのヒガンバナが咲いているが、会場内は広い範囲での群生が楽しめる。 「曼殊沙華まつり会場」入場料は 500円。 外に出てもチケット提示で一日出入りできるそう。
 
会場に入るとすぐに白花。
 
私が訪れる前の花情報では「5分咲」「見ごろは10月上旬」などを目にしていたが、
最近の FBを見ると「見ごろは9月末」となっているのでどんどん咲き進んでいるようだ。
「下流側」の花は遅れ気味のような話だったが、私は「上流側」しか見ていない。
 
 
 
 
 
 
 
ムラサキシキブ
曼殊沙華まつり会場を離れ、日和田山に向かう。
 
キバナコスモス
 
巾着田から望む日和田山。(標高305m)
 
少し大通りを歩き、登山口からひと登りで鳥居。(8:56)
登山道はこの先で「女坂」と「男坂」に分かれる。
以前は男坂を上ったと思うが、今回は女坂から。
女坂とは言え、岩で登りにくい所もある。
が、この日一番苦労したのは赤土のツルツル下り。
 
山頂直下の鳥居に到着。(9:09)
 
天気の良い日に標高 309m。w
富士山、大岳山、御前山。 富士山の手前は多分陣馬山~高尾山あたりの山並みかと。
 
鳥居から巾着田を見下ろす。
ヒガンバナは巾着田を取り囲む木々の下に咲いているので、
まったく赤く見える所はない。
私の背後には金刀比羅神社がある。
 
金刀比羅神社からひと登りで日和田山山頂と~ちゃく! ( 9:25 )
人もいるし、この先大きく下って登り返す予定なので、サッサと先に進む。
 
ツリバナ?、と思ったがこれはゴンズイと言うらしい。
 
この日は一日中このようなトレイル。
日和田山の後、高指山を通過し、さらに車道~登山道を経て物見山へ。
車道部にはトイレと東屋、「ふじみや」さんという売店がある。
 
シロヨメナ?
 
物見山到着。 (10:25)
ひどく暑くはないし大汗をかいているわけでもないのだが、どうも水分を欲する。
この後下って宿谷の滝か鎌北湖で水を購入する必要がありそうだ。
物見山の先から登山道を北に外れ宿根の滝(毛呂山町)を目指す。
 
ヤマジノホトトギス
結構きつい傾斜のトレイルをグングン下る。
何名かの上り登山者とすれ違ったが、上るのは大変そう。
 
沢沿いを歩くようになると。。。
 
宿谷小滝
 
そして、宿谷の滝。(11:21)
なるほど~。 きれい、きれい。
ただ、ここまでグングン下ってきたので、上りを考えると少し憂鬱になっていた。
なのですぐに次に向かう。
 
宿谷の滝から少し上り気味に西に歩いて鎌北湖。(11:55)
ネットで見た時には手漕ぎボート屋さんなどがあったので、お昼ご飯を食べるベンチなどあるかと思ったが、見当たらない。
幸い駐車場にきれいなトイレと自動販売機があったので、水分購入はできた。
時間は昼時なので、駐車場のベンチで昼食にした。
 
北向地蔵 (12:59)
鎌北湖からの上りは物見山から下りてきたほどの傾斜や険しさはなく、
余裕をもってここまで来ることができた。
北向地蔵さんに到着するとすぐに軽自動車がやってきて、一人の男性がお掃除を始めた。
「こうやって守られているんだなぁ~。」と感慨深かった。
北向地蔵さんは天明の大飢饉の際発生した疫病を防ごうと、野州岩舟地蔵尊から譲り受け、
そちらの方角(北)に向けて祀られたので北向地蔵と呼ばれているそう。
私もよ~くお参りしておいた。
ここからは以前も歩いたことがある登山道で日和田山巻道まで。
 
カシワバハグマ
 
コウヤボウキ
 
日和田山山頂を巻き道でよけ、途中で未踏のトレイルに入る。
すると。。。
 
日和田山のロッククライミングゲレンデ。 (14:30 )
 
下から見ると。。。
 
 この後 15:00過ぎに駐車場に到着。 距離 15.6km、上り 922m 歩いたので、良いトレーニングにはなったと思う。 初めての巾着田のヒガンバナはとてもきれいで撮影が楽しかったし、宿谷の滝も大分前から気になっていたので今回行けて良かった。 
 
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涼を求めてゴルジュへ 棒ノ嶺

2023-09-15 23:18:57 | 山登り in 埼玉県
2023年9月11日(月)
棒ノ折山に向かうゴルジュ帯
 
 この週も行きたいと見ていた山は午後には雨になりそうで、一番天気の良さそうだった棒ノ嶺(ぼうのれい)(棒ノ折山:ぼうのおれやま)に登ることにした。 今回は2度目。 あまり花はないかもしれないが、ゴルジュ帯を流れる沢沿いのルートは涼しげで良いだろう。
 
朝の入間川
それ以外の駐車場は駐車不可。
トイレは隣の「ノーラ名栗」の物を使って良いようだったが、私は心配だったので、手前の公衆トイレ(河又)を使用。
青空も見えるが前夜は雨が降ったのだろうか、霞んでいる。
 
名栗湖(有間ダム)
奥には蕎麦粒山、仁田山、有間山など。 棒ノ嶺は写真左端奥のピークらしい。
 
ヨウシュヤマゴボウ
白谷沢登山口までは名栗湖沿いのアスファルト道を歩く。
 
ツユクサがたくさん咲いていた。
 
マルバノホロシ?
 
白谷沢登山口到着。
 
ハグロソウ
 
マツカゼソウ
 
出だしこそ普通の登山道だが、
 
段々と岩まじりの登山道へ。
そしてこの岩が湿っていて何だか怖い。
 
登山道が沢に近づいてくると、その後何度も渡渉したり、
 
沢の中を歩くようなコースだ。
 
切り立った岸壁に挟まれた峡谷=ゴルジュ
渡渉はともかく、沢沿いの濡れた、時には水が被る大きな岩をよじ登って行かなくてはならない時もあり、
スリル満点! こんなだったっけ?
 
この左をよじ上って、鎖のところを上がり、その後ロープが垂れている大岩を這うように上ってゆく。
40分程沢の中を登り、その後沢を離れ10分程登ると林道に出る。
そこに丸太のベンチと水場があり、腰を下ろして休憩。
再びスタートし20分程歩くと、
 
登って行った突き当り左に岩茸石。
進む方向は右。 下山時は岩茸石の脇を向こう側に進んで周回する。
ここからの登りは壊れた木の階段の脇を歩いたり、なかなか進みにくい。
 
登山道脇にはたくさんのコアジサイ。 まだ青々としている。
 
ヤマジノホトトギス
 
アキノギンリョウソウ
 
また突き当りにゴンジリ峠 (10:24)
山頂へはここを右へ。 左に行くと奥多摩、岩茸石山へつながる。
さぁ、あとひと登り!
 
棒ノ嶺山頂と~ちゃく! ( 10:42 )
青空も見え、日向では暑い程のなかなか良い天気。
 
山頂周辺にはススキの穂が咲いており、たくさん見える栗の木にはたくさんの実がなっていて秋の気配。
うちの周辺の栗も豊作の様だが、当たり年かな?
木々が茂り、遠景は雲のせいでほぼ見えない。
 
日蔭のベンチに座れたので、お昼ご飯。
コーヒー、パンと、この時期ミニトマトとブドウが食べやすくていい。
と、いい気分でいたら、カメラに不具合。
前週からたまに変な動きをしていたがとうとうウンともスンとも言わなくなってしまった。
前回の修理からそんなに経っていないと思うのだけどなぁ。
今年の暑さと湿気は尋常じゃなかったからな。
 
重りになったカメラを抱えて下山。
岩茸石の先へ進んでゆく。
 
と言うわけで、ここからはスマホ撮影。
あまり変わらない?(^^;)
 
コバギボウシ
 
途中一か所展望が開ける場所があった。
左奥の方が武川岳、中央の日影になっているピークが伊豆ヶ岳、らしい。
私の後方には壊れた展望台があり、以前来た時にも壊れていた。(立ち入り禁止)
街の方の展望が良いのだけどな。
 
キノコがあちこちに。
 
急な根っこ斜面もあるので注意。
 
コバトンかと思ったが、違うのか?
 
根っこがあったり、ツルッと滑りそうな泥斜面もあったが、無事 13:30駐車場到着。
その後。。。
 
行ってみたかった古民家カフェ、「古民家ひらぬま」に寄ってみる。
 
手前の扉がかふぇてり屋、奥の扉がじぇらてり屋。
 
ジェラート購入。 マロンとルバーブのダブル。
美味しかった~!
 
カフェでコーヒーも購入し、ちょっと入間川に寄ってから帰路につく。
今度は食事もしたいな。
とても良いお店だった。
 
 2回目、4年ぶりの棒ノ嶺だったが、こんなだったかと思うほどゴルジュ歩きが楽しくて、またそのうちに来てみようと思った。 岩にはたくさんのイワタバコがついていたので、お花の頃かなぁ。 「古民家ひらぬま」さんにもまた行ってみたい。 改めて良い所だなぁ、と再認識した。
 
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伊豆ヶ岳から子の権現 ~紅葉トレイル~

2020-11-22 23:52:49 | 山登り in 埼玉県
2020年11月19日(木)
伊豆ヶ岳山頂直下の紅葉
 
 このルートは2016年11月20日に歩き、その紅葉の美しさに「また見にこよう!」と思っていたのだが4年後の再訪。
 前週末は仕事で出られず、その代わりに休みになった19日(木)は曇りがちの予報だったがせっかくの平日一日休み、どこか遠くへ行こうと思っていた。 が、コロナ感染者数があちこち過去最多となり、三連休は「我慢の三連休」を要請され予定を変更。 三連休の道路が混みそうな時に電車で行こうと思っていた伊豆ヶ岳にこの日行くことにした。 現在三連休中は家にいる。 家にいるとやることが一杯だ。。。(;^ω^)
 
 
 2016年の時は家から全行程公共交通機関で行っていたらしい。 が、今回は高麗駅前の駐車場に車を停め、西武秩父線で正丸駅へ。
 
高麗駅6:32  → 正丸駅6:56
もう一本遅くても良かったのだが、伊豆ヶ岳(正丸駅)~根の権現(吾野駅)は約14キロの道のり。
アップダウンもあるので早いに越したことはない。
 
久しぶりのこの階段。 「なつかしぃ~!」という気持ちが湧いてきた。(7:12)
天気はそれほど悪くはないが、この数日変に暖かく、湿度もあって遠景は霞んでいる。
 
お茶屋さんがある集落を通り抜け、途中の分岐で大蔵山方面のコースに向かう。
以前と同じコースでかめ岩あたりの黄葉もみたかったからだ。
集落内の紅葉は2016年の時ほど紅葉が進んでいないようだが、山はどうかな、と思っていた。
 
「ここがかめ岩?」と勘違い。 かめ岩はもっと大きい。
 
ここがかめ岩だ。 写真右の大岩がかめ岩。
以前のように黄葉がきれいだ。 空も青く良かった!
 
向かう頭上も美しい。
 
さて、これを登ったら大蔵山かな。
 
大蔵山を過ぎ五輪山直下。 足元がザレて登りにくい斜面。
 
五輪山到着。
実は今年の春辺り、ツツジなど見ながらこのコースを歩きたかった。
「東京五輪記念!」とかなんとか言って。
 
伊豆ヶ岳山頂と~ちゃ~く! (9:10)
山頂から下の紅葉が良いみたいだ。
 
山頂の黄葉もきれい。 平日なので誰もいない。
 
伊豆ヶ岳山頂に上がる女坂からは景色が開けたのだが、山頂はどうしても木が被る。
右奥三角に出ているのが武甲山。 手前が武川岳。
左に前武川岳、小持山、大持山と続く。
 
伊豆ヶ岳山頂名板。
ここはサッと通り過ぎ先に進むと。。。
 
やった~! とても良い色づき。
 
今年は紅葉が遅いとか、もしかしたらもう散っているかも、
など心配したけれど、良い時に来れたようだ。
 
 
 
 
 
 
 
紅葉の良い所はとても急な斜面で、足元は細かい砂の様な土質。
ズリズリ滑るような斜面で足を踏ん張り、膝をついて見上げるように撮った。
人が来ない平日で良かった。
 
紅葉のきれいな斜面を下った後は地味目の斜面を上り、古御岳。( 10:09)
山頂周辺には葉が残っていない。
 
けれどここも山頂より下の斜面は鮮やか。
 
違う山でなく、この日この山に来られて良かったのだなぁ~、
などと思う。
 
紅葉の奥に見えるのは東京との県境の山々。
 
 
 
こちらも急斜面。
 
まだこれから色づく木も。
 
武川岳南麓の石灰採掘場。
 
 
 
高畑山に到着。 ( 11:02 )
お腹も空いたのでここでお昼ご飯。 展望はないがベンチがあるので快適。
そして以前と同じように「ナローノ」って何だろうと思う。
前回はわからなかったが、今回は調べるとその意味が分かった。
「ナローノ高畑山」は「楢生(ならお)の高畑山(たかばたけやま)」と言う意味で、
以前楢生という地区があったからだそうだ。 なるほど~。
ウノタワ、ナローノ、イモグナの頭、などカタカナで珍しい名前を見つけることがあるが、
意味が分かるとおもしろい。
 
高畑山を過ぎると天目指峠までグングン下る。
 
旧天目指峠はこの階段の上。 現在はすぐ下を車道が走る。
 
車道を越えて更に進むと子の権現まではグングン登る。
最後の踏ん張りどころなのだが、ただ登るだけでなく、
4回くらいのアップダウンがあるので堪える。
 
ようやく子の権現近くまで来た。
振り返ると歩いてきた山々。
中央少し丸めの山が伊豆ヶ岳。 左隣の急峻な山が古御岳。
 
 
 
 
子の権現天龍寺境内の本坊は茅葺の屋根で趣がある。(13:10)
 
御本堂を参拝し、下山してゆく。
 
下りは植林地が多く単調だが、集落内に入るとまた木々や畑が美しい。
 
途中、以前から寄ってみたかった浅見茶屋。 空いている!
 
ちょうどお腹も空いてきたので名物のうどんを頂く。
ポピュラーな肉汁うどんを頂くつもりだったが品切れとのことで、
「とりつくね南蛮」 美味しかった~。
次回はスイーツもいいな。
 
クサギ
 
 うどんを頂いた後は 15:36吾野駅発 の電車を目指して下ってゆく。 浅見茶屋さんからまだ小1時間歩くのだが、R299沿いに着いてもまだ西武線沿いの山斜面を歩くので最後まで絞られる。 無事余裕のある時間に吾野駅に到着することができ、電車で高麗駅まで戻った。
 前回の「武甲山~ウノタワ」に続き今回も奥武蔵の山行となったが、天気も良く、紅葉も見ごろな中、4年ぶりのコースを歩くことができ、とても楽しむことができた。
 
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ウノタワを訪ねる

2020-11-13 15:09:43 | 山登り in 埼玉県
2020年11月9日(月)
武甲山山頂からの展望
 
 そろそろ奥武蔵、秩父あたりの紅葉も良くなってきたようで、以前より訪ねてみたかったウノタワに今年こそ行ってみようと思った。 「ウノタワ」は実は私もどのような場所なのかよくわからず、だからこそ行ってみたいという興味を持ったのだが、標高 1,000mくらいの所にある平らな場所。 紅葉で有名な印象がある。 人様のレポートを見ると「ウノタワの伝説」という説明板があり、かつてそこは大きな沼があったということなのだが、伝説なので本当かどうかはわからない。 車で行くとあまりアクセスの良い場所ではないのだが、何とか武甲山を含め歩き切れるかな、無理なら途中で下山する道もあることを知り行ってみることにした。
 
 
 駐車は武甲山の登山口でもある生川、一の鳥居の駐車場。 当初の予定ではここから武甲山ではなく妻坂峠~大持山分岐に向かい、先にウノタワを見てから武甲山に向かうつもりでいたのだが、とても天気が良く早く高い所に行きたくなってしまい、逆回りで武甲山から登ることにした。(7:06) ウノタワまで歩き切るのだろうか?(;'∀') 時間切れになれば普通の武甲山登山と変わらず大持山の肩から下山、でまたウノタワは見られないことになる。
 
不動滝
しばらく生川沿いの林道を歩くが、昨年の台風19号か?、
トレイルが崩落し迂回して歩く場所が数か所あった。
駐車場までの林道も工事中の場所があり、下山路の川沿いも崩落したり荒れている場所があった。
 
主に杉の植林地を登ってゆくが、時折きれいな黄葉が見られる。
 
大杉広場 (8:21)
 
山頂近くなると葉を落とした木々と、
陽にあたった地面が妙に白く見えてきた。
 
このような注意看板が。
トレイルで見られる岩もこのようにとても白っぽい。
石灰の山だからかな。
 
御嶽神社(おんたけじんじゃ)到着。 (9:13)
 
神社よりさらに登ると山頂。 ここから下がガリガリと掘られた採掘場だ。
眼下に見えるのが手前秩父市街地、右奥長瀞方面。
長瀞方面奥には薄く赤城の山々。 写真左奥には浅間山。
 
記念撮影。
景色を撮り満足し、少し下の東屋でおやつを食べて先に向かう。
 
マユミ
 
さっそくきれいな紅葉が見られた。
ここからいったん激下り。
 
グッと下ってから小持山に登り返す。
 
登り始めて振り向くと2色に分かれた武甲山。
丁度色の分かれ目を下って来ているような感じかな。
 
小持山山頂と~ちゃ~く! (11:15)
結構な急登で堪える。
 
大持山に向かう稜線から、都心方面(東)だったかな。
 
北方向、雲がかかっているのが日光連山ではないかと。
中央手前に大霧山。
 
北方向を広角で撮ると奥に半島の様に伸びている山の連なり。
左端辺りが日光連山、右端辺りに三毳山や晃石山があるようだ。
手前には左から大霧山、丸山、堂平山などかな。
 
小持山と大持山のほぼ中間点に見晴らしの良い場所があった。
西側の山が良く見える。
両神山はわかるのだが、それより左に連なる山々がまったくわからない。
 
ただ、写真左奥の薄い山々は八ヶ岳かも、と思っている。
 
蕎麦粒山、天目山、甲武信岳なども見えているのでは、と思うのだが。
 
麓の紅葉がきれい。 ポツンと一軒家。
 
あの高い所が大持山山頂。
山頂で丁度向こう側からも人が来て、山頂の写真を撮り忘れた。
お腹が空いたので座る所を探したのだが、なんとなく下ってしまった。
 
下ってすぐの所にこの「富士見の丸太」(12:25)
私が座ったら崩れそうなので丸太には座らなかったが、近くに陣取りお昼ご飯を食べた。
天気が良ければここから富士山の頭が見えるそうだ。
 
富士見の丸太から5分程下ると大持山の肩(分岐)。
そこから妻坂峠に向かわず、更に鳥首峠方面に向かい直進。
そこからの下りがまた激下りで、足元も岩の上に細かい砂、石などで歩きにくい。
ウノタワ後はここをピストンで戻り、妻坂峠に向かうので、先が思いやられる。
が、時間は大丈夫そうなのでウノタワに向かう。
 
激下り後また登って横倉山。
 
横倉山からウノタワへは更に120mほど下る。
紅葉は 標高1,100m付近にまだ残っている、と言う感じだった。
 
なので武甲山~小持山~大持山の稜線ではトレイルから下の方できれいな紅葉が見られたが、
だんだんと周囲が鮮やかになってきた。
 
が、昼過ぎから予報通り空は曇り空。 残念ながら紅葉はあまりさえない色。
それでも現地では「きれいだなぁ~」と感動しながら歩いていた。 
 
ウノタワと~ちゃ~く! ( 13:30)
 真ん中の木の葉が散ってしまい、やはり少し遅かったか。 けれど今回はウノタワを見たかったので満足。 伝説の様に本当に沼地だったのか? この地面の緑は普通の草ではなくコケなのだ。 真ん中のフサフサしたコケを踏まないよう、遠巻きに歩いて撮影しているのだが、周囲にも別の種類のコケが生えており、どこを歩けばよいか非常に困る。
 伝説ではここが大きな沼だったころ、山の神の化身である鵜が住んでいた。 が、この鵜を猟師が誤って撃ってしまい死なせてしまうと鵜もろとも沼も消滅してしまった。 ウノタワの地名は「鵜の田」からきており、今でも地元の人にはウノタの名称で親しまれている、ということ。 
 比較的標高の高い所にここだけ開けたコケの平原、はなんとも不思議な雰囲気だった。 沼の底だったと言われればそういう気もするが、コケの生えている場所は少し高くなっており、どうなんだろうという感じ。 周囲のコケも守るように木道でもあればいいのにと思い、遠回りに一周してすぐに大持山の肩に戻った。
 
ウノタワ向かいの木々もきれいな色づきだった。
 
きつい登り返しを頑張って登る。
心配したほどへたばることなく分岐に到着。
  
あとは妻坂峠を経て、一の鳥居の駐車場に戻った。( 15:57)
 
 紅葉を見るためなら武甲山よりウノタワを先にした方が良かったかな。 景色も大持山の肩~大持山~小持山と稜線からの方があちこち見ることができるので、先に武甲山山頂に行く必要はなかったかも。 だが、大持山の肩まで登り、ウノタワまで下った後、武甲山まで登る気力が残っているか、という所がネックだろうと思う。 今回は午後まで陽がもたず、後半の紅葉撮影が少し残念なことになったが、一応すべて歩き通すことができ満足、楽しかった。
 
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