out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

氷華咲く高尾山へ

2022-12-24 10:19:51 | 山登り in 東京都
2022年12月19日(月)
高尾山の氷華(シモバシラ)
 
 見ごろのシモバシラを見たいと思いながら、ここのところ数年1月に入るとすでに遅し、という事が続いていた。 「今年こそ12月中に行こう!」と思っていたところこの週は冷え込みそうだし、シモバシラのレポも拝見するようになった。 当初違う山を計画していたが、この週の月曜日は姉の仕事が休み、しかももう一度違うルートで高尾山に登りたい、と言うので高尾山に決定。 実は私も高尾山のシモバシラはまだ見たことがない。 ちゃんと発見できるよう、下調べをしっかりして出発!
 
前回は6号路から登ったが、今回は蛇滝口から。(蛇滝口発 8:29)
駐車場から蛇滝口までは平坦なトレイルだが、特に蛇滝からは急登が続く。
「人生で一番の急登だ。」と言いながら姉も頑張る。
 
登りきるとロープウェイ山頂駅近く。(9:36)
少し霞んでいるが良い展望。
中央少し左の高いビル群が横浜、一番奥に見える山並みは房総半島だ。
 
1号路で薬王院に向かうトレイルではまだ紅葉が鮮やか。
 
1号路を歩けば山頂まで土を踏まずに到着してしまう。
 
薬王院境内にも紅葉。
 
本日もありがとうございます。(10:18)
 
薬王院からの階段が嫌だな、と言っていた姉も難なく登頂!(10:40)
紅葉もほぼ終了の平日なのでこの日は並ばず記念撮影。
この時期高尾山からは夕日のダイヤモンド富士が見られるので、夕方ころからが混むのだろう。
 
富士山もすっきり見え、良い天気!
日向は割と暖かく、日影はそこそこの冷え込み。
シモバシラ見られるかな?、と思うほど。
 
景色などを撮ってからお茶屋さんで温かいとろろ蕎麦を頂いた。
その後もみじ台へ。
 
もみじ台からの丹沢山塊。
 
もみじ台から少し下りると、既に富士山は雲に巻かれていた。
 
この日、姉には標高差、距離をさらに伸ばしてもらうべく、小仏城山まで歩く。
高尾山からはいったん急降下。
この先「もう歩けない」と言われてもこの坂を上り返して高尾山に戻るか、
城山まで登ってもらうしかない。(途中日影に下山する林道は通れるのか未確認のため)
まぁ、ゆっくり歩いて城山まで踏破しましょう。
 
一丁平展望台のテーブル付きベンチで充実のおやつ休憩。
 
食べたら歩く。 しっかりカロリー消費。
城山までの長い上りも無事歩き切り。
 
小仏城山山頂と~ちゃく! (13:22)
高尾山越しの都心方面はまだまだ展望良く、うっすら筑波山も拝むことができた。
ここまで歩けて姉も喜びひとしお! やればできるね~。
 
ここまでの間でこの日の目的、シモバシラもしっかり見ることができた。
今まで少し溶けて透き通るようなシモバシラしか見たことがなかったが、
この日の物はしっかり凍り、とてもきめ細かな綿菓子のようなシモバシラだった。
 
茎の内部から水分が吹き出し凍った様子が、
茎の外側の皮がはがれていることでよくわかる。
 
 
 
良い状態で見ることができ、本当に良かった。
 
小仏城山まで上った後は小仏峠から下山。
この下りも激下り、しかも霜が解け始めて滑りやすく難所である。
が、ゆっくり慎重に下り、展望の良いベンチで一休み。
 
小仏峠到着。(14:23)
 
 ここからバス停までの下り、歩き始めた当初は私も案外長いと感じた。 途中から舗装路になるが、時間を見るとギリギリ 15:10のバスに乗れそう。 けれど本当にギリギリ。 姉に走る体力が残っているとは思えないので、私が様子見に少し走ると姉がついてきたのでそのまま走る。 なんと 15:10のバスに間に合った。 姉、よくやった!w
 
 今回は期待していたシモバシラが見られ、姉にも見てもらうことができて本当に良かった。 そして姉が小仏城山まで歩くことができ、軽快な歩き(走り?)を見せたことも驚き、感動だった。w またレベルアップした山行を共に楽しみたいと思う。
 
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冬景色を見に大菩薩嶺~熊沢山周回

2022-12-17 10:35:57 | 山登り in 山梨県
2022年12月12日(月)
 
 この週の月曜日も天気は良さそうだが、前日に夜まで仕事が入っていたので早起きはちょっと。。。それ程遠くなく展望が良い大菩薩嶺に行ってみようか。 もう少しすると上日川峠への林道もクローズするので、その前に。
 11日夜、山では雪が降るようだ。 真っ白な南アルプスを眺めながら、大菩薩嶺まで着雪した木々の下を歩けると良いな。 ただ、雪のせいで林道が閉鎖されたらイヤだな。。。まぁ、これは心配しても仕方ないのでとりあえず行ってみた。
 
 家を出るときは予報通り星が見えていたが、小仏トンネルを抜けるとひどい曇り空。 笹子トンネルまでずっと暗い空の下を走りトンネルを抜けると青空! いや~、ドキドキしたよ。 最初は勝沼ICを下りたら天目温泉の方から上日川に向かおうと思っていたが、思わずフルーツラインへ。 「牛奥みはらしの丘」に寄ると。。。
 
日の出は過ぎたが朝の良い景色。 それにしても寒い、寒い!
白峰三山と手前に鳳凰三山。
 
中央奥に金峰山。
まだ雲が残っているが、雲の辺りの木々が真っ白!
これは白い木々の下を歩けるかな?
 
まずは上日川峠までの林道でこの景色。
 
林道にも雪が積もっている。
 
金峰山方向。 一番奥に五丈石が見えている。
手前は黒金山、乾徳山、なんだろうか? 右下の道路は青梅街道?
 
ロッヂ長兵衛に到着。 すっかり冬景色だ。
ここから出発。(8:50)
 
雪は靴が埋まるほどではなくキュッとしていたのですべり止めなしで歩く。
福ちゃん荘到着。(9:16)  奥の山並みも白い。
ただ、頭の上の木々には既に雪は無し。
左奥に見えるトイレは使用可だった。
 
唐松尾根から登ってゆく。
まだ富士山を見ていなかったのでどうかな~、と。
 
そろそろ見晴らしが良くなるという辺りに来ると、
草の上には雪が残り、小さなクリスマスツリーがあちこちに。
 
そして富士山!
見えて良かったなぁ~!
富士山左裾野が三つ峠山、右裾野が黒岳かな?
 
更に登り甲府盆地と南アルプスの連なり。
 
塩見岳~白峰三山~仙丈ケ岳~甲斐駒ヶ岳
手前に鳳凰三山
 
聖岳~赤石岳~悪沢岳~白峰三山
 
雷岩に到着 (10:25)
 
もう少し歩いて大菩薩嶺と~ちゃく!(10:34)
日影で寒いので touch & go!
 
雷岩に戻りランチタイム。
無風だったので、フリースにレインジャケットを羽織るとちょうど良いくらい。
 
ランチを終え 標高2,000m付近からは歩いてきた唐松尾根が見えた。
 
そして妙見ノ頭方面を見ると奥多摩にすごい雲。
 
妙見ノ頭ふもと辺りから振り返ると乗鞍?、八ヶ岳にも雲がかかってきた。
 
登ってさいの河原避難小屋と妙見ノ頭を振り返る。
 
親不知ノ頭から八ヶ岳や金峰山を眺めることを楽しみにしていたが、
既に雲がかかってしまったので、雪だるま。
 
そして、今回はこの辺りから先日登った大岳山、
奥多摩三山を眺めることも楽しみにしていたのだが、この分厚い雲。
この日は大菩薩峠の介山荘の奥、熊沢山にも登って周回してみる。
 
奥多摩方面。
右の方、分厚い雲がかかっている辺りが奥多摩三山方面。
左の方、雲に頂上が触れそうになっているのが鷹ノ巣山。
 
介山壮の前辺りから覗くと雲取山が見えた。写真一番左のピーク。
そして右の一番高いピークが鷹ノ巣山。
 
大菩薩峠到着。(12:22)
 
熊沢山に向かう。
 
この道標に熊沢山と書いてあるが、本当のピークは写真奥に見える岩の上のよう。
行けそうだが行かない。
 
熊沢山を下るころには足元に泥が現れ滑りやすくなってきた。
この下が石丸峠。 峠を越えその先に見えるピーク、天狗棚山の先、狼平付近まで行きたかったが、
雲が押し寄せてきているように見える。
更に下山、石丸峠から上日川峠に向かうトレイルは初めてなので、
真っ白な中を歩くのは不安でもあり、この日はこのまま石丸峠から下山することにする。
 
石丸峠分岐。 ここからまずは小屋平バス停へ。
少しのアップダウン、
 
小屋平バス停。 ここからが初めてのルート。
 
沢沿いを行き、何度か渡渉があるので楽しい。
 
花の時期も良さそう。
 
沢を見ながら歩き、
 
ここを渡ったら、
 
ダムサイトへの分岐。 ダムの方へも歩いて行けるんだ。
ここを上日川峠に向かうと10分程で到着。 (14:31)
 
近いながらも歩きやすく、大展望が楽しめ、ありがたい大菩薩嶺。 
今回は雪景色、雪の上も歩いて冬の山の雰囲気も味わえ、
初めてのルートも歩けてとても楽しかった。
 
コメント (2)
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天気が良いので大岳山

2022-12-10 10:48:37 | 山登り in 東京都
2022年12月7日(水)
大岳山から富士山を望む
今年は既に真っ白。
 
 2週間山を歩けずウズウズしていた。 5日(月)は出られそうだったのだが天気が悪い。 7日(水)は天気が良さそうだし日中は仕事がない。 時間に制限はあるが、天気が良い方が満足して歩けるだろうと7日(水)に御岳山~大岳山を歩いてきた。
 
夕方には自宅に戻りたかったのでケーブルカーで御岳平へ。(7:41)
雲の向こうには東北東方面に筑波山塊。
 
東の方に都心のビル群。
 
鳥居の向こうに武蔵御嶽神社と御師集落。
 
名残の紅葉。
 
静かな朝の御師集落を抜けて御岳武蔵神社へ参拝。(8:16)
 
風もなく日向はポカポカするほど。
 
斜面には所々まだ紅い葉を残したマルバウツギなど。
 
2週間ぶりでさぞ歩みが重いかと思ったが、
涼しい時期だし、久しぶりで楽しく、軽やかに?芥場峠(あくばとうげ)分岐へ。(9:14)
 
チラチラと紅い葉を眺めながら少しの間割と平坦なトレイルを行く。
時々樹間に白っぽく見える奥多摩の山々が見える。
この後岩の多い急な登りを経て。。。
 
旧大岳山荘前に到着。(9:47)
ベンチにテーブルがセットされているが、「みたけ山登山競争」(12/11開催)の準備かな?
大岳山までは来ないのかな?
 
大岳神社奥の院へ。
その後岩登りを経て。
 
大岳山山頂と~ちゃく!(10:10)
期待通りの美しい富士山を拝むことができ満足!
富士山左裾野には御正体山、右裾野には三つ峠山。 
手前には浅間尾根、奥に笹尾根。
その奥富士山の手前に見えるのが権現山だそう。 
北都留三山(権現山、扇山、百蔵山)のひとつ。 気になるなぁ。
本当に素敵な連なり。
さらに。。。
 
御前山、三頭山、奥には大菩薩嶺から小金沢山稜。
御前山右奥には北奥千丈岳など。
 
左の御前山、奥に黒金山、奥千丈岳、北奥仙丈岳、国師ヶ岳、前飛龍、飛龍山
 
飛龍山からもう少し右の方を見ると、木の奥に見える高い山、左が雲取山、右が鷹ノ巣山。
 
南を見れば丹沢山塊。 中央一番高いのが蛭ヶ岳。 左に少し離れて大山。
 
大山辺りをアップにすると左奥に相模湾。
海のきらめきの手前に見える辺りの低山が経ヶ岳~仏果山辺りらしい。
 
ゆっくりと素晴らしい眺めを楽しみ、コーヒーとパンで軽いランチも済ませたが、
予定より早く歩けたようなので、
以前から気になっていた場所に行ってみる。
 
芥場峠をサルギ尾根に向かい15分。 上高岩山にやって来た。
 
上高岩山山頂から少し先に話題の展望台。(11:58)
 
まず展望台から振り返れば先ほどまでいた大岳山。
 
そして東(都心方面)~北方向への展望が最高!!
展望台東屋にはテーブルと、側面ぐるりとベンチ。 さながら天空カフェだ。
 
東方向、左奥に筑波山塊、右の方が都心方面。
 
北の方角を見ると、武蔵御嶽神社の奥に真っ白な男体山と女峰山!!
素晴らしい~!! 来て良かった!!
 
この後、ケーブルカー御岳山駅に 13:30頃到着。 夜の仕事に間に合うよう十分な時間に帰宅でき、大変満足な一日となった。
 
<お知らせ>
明日(12/11)の事で直前ですが、「みたけ山登山競争」開催に伴い、ケーブルカー滝本駅駐車場の営業開始は9:15~となるそうです。
ケーブルカーの運行は通常通り。 周辺の民間駐車場の営業がどうなるかはよくわかりません。
コメント (2)
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