out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

ウスギオウレンを見に #1

2019-05-29 23:50:34 | 山登り in 長野県
2019年5月26日(日)
ウスギオウレン(たぶん。。。w)
 
 今まで何度か訪れた八ヶ岳。 都心からのアクセスも良く、登れば絶景が望め、花の種類や数も豊富、山小屋も多い、ということで大人気の山域。 その為決して入りやすい林道ではないもののハイシーズン週末の駐車場はいつも満車。 夜明け前についても入れないような混雑ぶり。(という印象) それでも行きたくなる気持ちは私もよ~くわかります。
 特に昨年の春初めて利用した桜平駐車場は大人気の駐車場&登山口です。 そちらを利用するとオーレン小屋を経由して八ヶ岳各山に入ってゆくことになります。 そのオーレン小屋の「オーレン」は「ウスギオウレン」だと昨年知りました。
 
 この週末に行きたい山はあったのですが、27日(月)なら行ってみようと思っていたところ、月曜日に用事が。。。 26日(日)は天気も良さそうなのでどこに行こうかと思っていたところ「ウスギオウレン開花中」の文字を見つけた。 セリバオウレン、バイカオウレンなどは見ていたものの、ウスギオウレンは見たことがなくとても興味がある。 が、日曜日に桜平に車を停められるわけないよね? 
 が、まだツクモグサなど八ヶ岳の人気者たちは咲き始めていない。(実際にはツクモさんは咲いていた) 桜平(中)の駐車場トイレはまだ使用不可。 前週に7時ごろ到着の人たちが桜平(上)駐車場でも停められた、というレポを見た。 駐車場(下)になっても良いから行ってみようか。
 
 
  とは言っても、駐車場(下)から(中)は徒歩1時間半かかるので、ここはなるべく(中)に停めたい。 なるべく早く到着できるよう早起きしたら、6時半少し前に到着できた。 駐車場はそれでも7割くらいは入っていたかな。 けれど(上)に向かって走って行った車は戻ってこなかったので、この時期なら7時ごろ到着でも大丈夫そうだ。 
 
 
 今回のルートは、往路水色の線、復路緑色の線、の通り。 出発前に横岳でツクモグサ開花の知らせも聞いたが、昨年硫黄岳で具合を悪くして、天狗岳に行けなかったので、今回は断然天狗岳。
 
 7時ごろ駐車場を出発。 桜平の名前のごとく桜が多いのだなぁ。
 
 7:46  夏沢鉱泉到着。 ここまでの登りが案外きつい。
ウスギオウレンはここから上に開花という情報だ。
 
と、すぐに見つけた。 
 
 
 違うかなぁ?
 
実際の所これがそうだという確信はないのですが、花が薄黄色~淡黄緑色、 萼片が花弁に対して長く、ややよじれる、
根出葉が3回3出複葉、だそうです。。。
 
 オーレン小屋というくらいだから、きっとここからオーレン小屋、その先辺りにいっぱい咲いているだろう!
と歩いてゆきました。 確かにいっぱいありました。 とても小さなものも見られましたが、
全体的にはそろそろ終盤だったかもしれません。
 
 オーレン小屋到着。 (9:11)
こちらでトイレを借りて、おやつを食べて出発。
 
この日は硫黄岳方面でなく天狗岳へ向かいますが、まっすぐに向かうのではなく、
夏沢峠を経由していこうと思います。
 
 樹林帯に入るとすぐにウスギオウレンが見られました。
 
 標高が高くなったせいか、この辺の物はフレッシュな気がします。
花の色の黄色や黄緑色が濃い。
 
 ウスギオウレンはたくさん見られたので、そろそろ歩くことに専念します。
と言うより、他にもお花が見られるかと思ったらまだこの雪。
 
 ヒュッテ夏沢に到着。 向こうに見える硫黄岳の爆裂火口。
これを下から見てみたかったのだ。
 
おぉ~。 こんな風になっているのか~。
 
ヒュッテ夏沢からは爆裂火口の崖っぷちを歩くような感じかと思ったら、
木がたくさん生えていて、そういう感覚ではない。
 
けれど、木々が途切れると根石岳、東天狗、西天狗が間近に見えてきた。
 
箕冠山(みかぶりやま)に到着。 まったく山頂には思えない。
ここから少し下ってゆくと。。。
 
根石岳との鞍部。 広々していて良い眺めだ。
左に見える黒い屋根が根石岳山荘。 基本週末営業です。
この日も往きには「営業中」の看板が出ていましたが、帰りにはありませんでした。
 
根石岳に登り始め振り返ると、鞍部の根石岳山荘、その奥に通過してきた箕冠山
箕冠山は左の方に長く半島のように伸びていますが、その左先端を向こう側から登ってきて、
見えている半島のような部分を左から右高い所まで歩いてきた感じです。
左に大きいのが硫黄岳で、右側には赤岳、阿弥陀岳。
さらに右側に南アルプスの山々。 まだ見えて良かった~!
 
鳳凰三山~北岳~甲斐駒ヶ岳~仙丈ケ岳
 
硫黄岳左の方には金峰山などの山々に、麓の山梨県の町。
 
根石岳までやって来ました!  西天狗岳、東天狗岳まであと少し!
 
西天狗岳の左方には乗鞍岳、穂高連峰。
 
 
秩父多摩甲斐方面。
 
 
根石岳を下ると白砂新道入口。 本当に白くてまぶしい。
 
 
東天狗への登りは鎖もある岩登りです。 岩が赤い。
 
そしてようやく東天狗岳山頂までやって来ました! (2,646.3m  11:55)
標高2,500mを超えたあたりから気にしていましたが、頭痛などはありません。
が、朝はいつもより早く起き早朝から歩いていますので、
西天狗岳までのきれいな弓なりの稜線を歩く気力は無くなりました。
ここがこの日の最高地点です。 つづく。
 
 
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中禅寺湖周辺のお花は。。。~千手ヶ浜から高山~

2019-05-24 23:53:37 | 山登り in 栃木県
2019年5月19日(日)
中禅寺湖南岸のシャクナゲ
 
菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜までやって来ました。
モモクリさんたちとの待ち合わせまでもう少し時間があるので、南岸の俵石まで行ってみます。
 
千手堂を過ぎ、シャクナゲの群生地に来ると既にたくさんのシャクナゲが開花!
 
けれどまだまだ蕾の方がたくさんある状態でした。
 
つぼみの混ざる咲き始めのシャクナゲはとてもきれい。
 
 
 
 
 
俵石のある水際まで下りてきました。 ここからの景色は壮観だ!
 
photo by yukoさん
なので、つい開放的な気持ちになりました。 〇〇と煙は高い所が。。。(^^;)
 
 
 
 
 
大急ぎで千手ヶ浜に戻る途中。 南岸の斜面にはまだまだアカヤシオがきれいに見えていた。
 
モモクリさんたちと落ち合い、お昼ご飯をどこで食べようかと。
千手ヶ浜はとても風が強くなってきたので、オオヤマザクラの下で食べるのは寒そうです。
なので、熊窪まで戻りました。
 
この春、ようやくミヤマカタバミが咲いているのを見られた。
 
よくよく見ればフデリンドウも。
 
シウリザクラのツボミは赤い。
食べると始めは苦いが噛みしめていると杏仁豆腐の味になってくる。
 
photo by トレッキングさん
さて、お昼ご飯を頂きましょう~。
熊窪のオオヤマザクラはほぼ終わっていました。
栃窪のサクラより遅いと思っていたのだけど。。。
 
お昼ご飯を食べ終わり、モモクリさん、E子さんとはここでお別れ。
yukoさん、トレッキングさん、私は高山を回って龍頭ノ滝臨時Pに戻ります。
yukoさん、始めはモモクリさんたちと湖畔を戻ると言っていたのですが、山道にアタックです。
 
高山も昨年の夏の台風の影響でしょうか、あちこちで倒木が増え、
登山道もガラガラした場所が増えたような気がしました。
 
photo by トレッキングさん
熊窪から高山に上ったのは初めてでした。
もっと長く急登な気がしていましたが、案じていたほどでもなく到着~。
 
photo by yukoさん
いやぁ~、良かった。 一休み~。
 
高山はツツジはおろか、新緑さえもまばらな感じで、
まだまだ見晴らしがよい状態。
 
ブナハアカゲタマフシのブナの木も新芽すら見えませんでした。
 
けれど、一番高い場所にあるシャクナゲ群生地では開花し始め。
 
不思議なことにその下の群生地はまったく。。。
 
ぐんぐん下って終盤にはオオカメノキのお花が満開。
 
ヒメイチゲもまだあちこちに。
 
もちろん龍頭ノ滝のミツバツツジは全く見られませんでした
が、美しい滝を眺め、おいしいコーヒーを頂き、この日の〆といたしました。
 
久しぶりにみんなと歩け、思った以上にお花を見ることもでき、とても楽しい一日でした!
またどこかに行きましょう!
 
 
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中禅寺湖周辺のお花は。。。#1 ~菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜~

2019-05-22 23:50:42 | 山登り in 栃木県
2019年5月19日(日)
中禅寺湖 栃窪のオオヤマザクラ
 
 たまにはソロでなくみんなで歩きたいなぁ、と思っていたところへ yukoさんがそろそろリハビリしたいと。 それなら軽くでも何でもご一緒させてくださいね~、ということで、8時半のゆっくり集合で中禅寺湖へ。 アカヤシオは終わったろうな、桜も終わったかな、ミツバはまだだろうな、など端境期な気もしましたが、こういうことは行ってみないとわからない。 それに中禅寺湖ならお忙しいモモクリさんご夫妻とも一緒に歩けそうだ。 久しぶりに龍頭ノ滝臨時駐車場にて待ち合わせ。
 
 と、その前に。 せっかくこの時期奥日光に行くなら待ち合わせ前にちょっと見ておきたい場所へ。
久しぶりにフジスミレ(たぶん)も見ておきたかった。 おぉ~、咲いていた。
 
 ヤマエンゴサクもあちこちに。
 
 オオカメノキもきれいに咲いている。
 
 そんなに標高の高い所ではないのだけど、オオカメノキの花ってアカヤシオの頃という気が。。。
山の上の方を見上げれば、まだアカヤシオのピンクも見えていた。
 
 こちらも見られて良かった。
 
その後集合場所で落ち合ったのは yukoさんとトレッキングさん。
モモクリさん、E子さんは後発で、千手ヶ浜辺りで落ち合う予定。
 
 トレイルを歩き始めるとあちこちにタチツボスミレが花盛り。
ここではネコノメソウと一緒に。
 
 
 
 
 
ミツバツツジの頃はもっと新緑が映えているはず。
昨年は5月5日でミツバが満開だったけれど、今年は遅そうだなぁ、と思っていた。 
 
 ワチガイソウ
 
全体的に地味な感じですが、曇りと言っていたお天気はそれ程悪くないし、
何よりこの日はみんなと歩けるのだから、それだけでいい。 
 
 photo by トレッキングさん
yukoさんも調子良さそうだ!
 
 最初の岩場まで来ました。 結構トウゴクミツバツツジが咲いている!
 
小さな新緑の葉もお花みたいで、ミツバツツジの紫紅色によく合う。 
 
 
 
 
 
 なんと、まだトレイル上にもアカヤシオが見られた。
 
 photo by yukoさん
こちらもアカヤシオ。 相変わらず細いこの階段。 今年も通れて良かった。w
 
photo by yukoさん
 そして、今回初めて赤岩に登ってみた。
もう少しゆっくり座って景色を眺めてくればよかった。
 
栃窪に到着。 オオヤマザクラが咲いていて良かった! 
 
雲が多く思うようには撮れなかったけれど、 青空も見えたので贅沢は言えないね。
 
そしていつものミツバエリア。 
斜面の高い所にはきれいに満開に咲いている木も見えたけれど、トレイル沿いの満開は今週末頃かな。
それでもつぼみがたくさんついている木と、ついていない木があるように感じた。
 
 たくさん咲くといいけどね~。
 
 バス停のトイレに寄って、千手ヶ浜到着が10時半ごろ。
モモクリさんたちとは12時ごろオオヤマザクラの下で待ち合わせなのでだいぶ余裕がある。 
 
 途中、これもフジスミレかな。
 
 
 
千手ヶ浜のオオヤマザクラ。 こちらも咲いていて良かった!
まだもう少し時間があるので、俵石まで行ってみることにしました。
 
 
コメント (2)
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三ツ峠山のクモイコザクラ

2019-05-20 12:00:00 | 山登り in 山梨県
2019年5月13日(月)
三ツ峠山 クモイコザクラ
 
 三ツ峠山のクモイコザクラには遅い時期でしたが、少しでも見られればいいやと思い行ってみました。 ほかに行きたい場所は雨が降りそうだが、三ツ峠山はなんとかもちそうだったのでちょうど良い。 今回は初めて三ツ峠グリーンセンターの方から登ってみました。
 
グリーンセンターからだいぶ上った憩いの森公園駐車場、
月曜日の曇天だったので先行車一台(7:20)。 晴天の週末だと一杯なのかな。
けれどグリーンセンターから歩くつもりなら広い駐車場がありそうだ。 
 
 公園内はツツジが見ごろ。
 
 小さな花などを眺めながら20分程舗装道路や公園トレイルを登ると、
 
 達磨石到着。 ここから本格的な登山道となります。
 
 マルバスミレ
 
ツチグリがあちこちに。 
 
 ガスの中の新緑もいい感じ。
 
 こちらの股のぞきは自分の脚の間から覗くのではなく、
この木の股の間から覗くと。。。富士山が見えるのです。
もちろんこの日はいくら何でも見えません。
 
 トウゴクミツバツツジ
 
 ブナの若い葉。
 
 エイザンスミレ
 
 タチツボスミレ
 
八十八大師まで来ました。
股のぞきの先、馬返しからは登りも急になり、岩の段差なども出てきます。
この辺で一休み。
 
 
霧や雲であまり先が見えなかったのですが、ふと雲が流され青空が。
大岩も多くなってきて、そろそろ山頂が近づいているようです。
 
こういう空になると気持ちも高まります。
クライミングの屏風岩はまだかな。 クモイコザクラも見えないねぇ。
 
オオカメノキの花もまだ若々しい。
 
マメザクラ(フジザクラ)かな? 
 
そして、終盤ではありますがクモイコザクラが咲いていました! 
 
見られて良かったなぁ~! 
 
花色の濃いものも見られた。 
 
 コイワザクラと書かれているサイトを見ましたが、
西桂町のサイトに「クモイコザクラ」と書かれているので、間違いないかと。
実際、私には違いが良くわかりません。
 
屏風岩です。 この日もクライミングをしている人たちがいました。 
 
葉に赤い筋が入っているのはアカフタチツボスミレ? 
 
クリンユキフデ 
 
そして山頂~! 真っ白なのは仕方ない。
この後自衛隊の人たちが訓練の為か、銃も持って登山してきました。
 
山頂付近もグルッと一周しましたが、この時期はまださっぱりとしていました。 
 
お昼ご飯を食べて下山します。 
 
これは何だろう。 
 
三ツ峠駅の向こう側にはクマガイソウで有名な倉見山もありますがそちらには行かず、
日帰り温泉のお庭に咲いているクマガイソウを眺めてこの日はしゅ~りょ~。
富士山が見えなくても楽しい三つ峠山、またそのうちに行こう。
 
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見たかった景色を見に行く ~金沢~

2019-05-17 11:28:00 | 日記
2019年5月6日(月)
金沢 尾山神社
 
 能登旅行も最終日、この日は金沢駅から新幹線で帰るまで金沢観光です。 ホテルで美味しい朝ご飯を頂き、大きな荷物を預かってもらい徒歩で出発です。 もともとは15分おきに走っている周回バスを利用しようと思っていたのですが、娘が「歩いて行ける」と言うのでそうしました。
 まずはホテル前の尾山神社からスタート。 神社を抜けると丸ノ内通りの向こうに金沢城公園。 そこも見学しながら通り抜けると百万石通りを渡り「兼六園」という具合。 確かにつながってはいるのですが、距離が長いので母は大丈夫でしょうか。 休み休み、ゆっくり行きましょう。
 
 尾山神社神門です。 なんだか何もかも洒落ています。
尾山神社のサイトに宮司さんのお話がありますが、このような神門の建築は
前田家の威光を象徴する、新しいものを取り入れる金沢人の気風と美意識、からだそうです。
 
狛犬はなんだか奥多摩の御岳神社のレオみたい。
まさかこちらもお犬様かな、と思ったら特に記述はありませんでした。 
 
 境内に満開の桜がありました。 「菊桜」だそうです。
 兼六園千歳橋付近にあった桜はもともと「御所桜」と呼ばれ、江戸時代後期に京都御所から前田家に下賜されたものでした。 これが「菊桜」で兼六園一、日本一とも呼ばれた銘木で昭和三年に国の天然記念物に指定されました。 が、これが昭和45年に枯死してしまいます。 しかし昭和10年頃の積雪で折れてしまったその菊桜の枝を当時の兼六園園長さんが接ぎ木を依頼し、生育に成功しておりました。 さらにその枝をまた他で育て、そのうちの二本を前田家にお返しする意味で尾山神社に寄進された、という経緯があるそうです。 菊桜は3百枚を超える花びらが特徴。 さらに開花時は深紅、咲き始めると薄紅、落花時は白と色を変え、花が柄を付けたまま落花します。
 
 既に葉が出ているので終盤なのでしょうが、このかわいらしさ。
 
 江戸時代に京都から来たんですね~。
 
 もう一本、こちらにありました。
 
 尾山神社の地図です。 丸ノ内通りを渡り金沢城公園に向かいます。
 
 金沢城公園はとても広く、お城ですから石垣に囲まれた中心部へ登ってゆかなくてはなりません。
母、頑張って登っています。
 
金沢城は場所に応じて特殊な技術やデザインを用いた石垣、更に何度も修復されたことなどから、
様々な種類の石垣が見られ、石垣巡りも楽しそうです。
 
 庭園に面した石垣には水が滝のように落ちる工夫がされています。
上の方のV字型の部分から水が落ちていたそうです。
 
二の丸広場で一休み。 
 
 私が写真を撮っている間、母と娘は休憩所で休んでいたようです。
 
 場内でも古い技法が用いられた、初期の姿を伝える石垣だそうです。
 
石川門から大きな橋を渡ると兼六園です。
 
 桜は終わってしまいましたが、ツツジが咲き始めていました。
 
 兼六園は加賀藩歴代藩主により長い歳月をかけて形作られ、
水戸偕楽園、岡山後楽園と並ぶ日本三名園のひとつです。
 
 「廻遊式」の要素を取り入れた庭園は、寺や御殿の一角から眺めるだけの庭園ではなく、
広い土地に池、築山、茶屋を配置し、それらに立ち寄りながら全体を遊覧できる庭園のことだそうです。
それはとても贅沢なことですが、遠くの山まで行けない人々にとっては心休まる貴重な憩いの場ですね~。
 
母も良く歩き疲れたことと思うので、「時雨亭」によって休憩。
 こちらは加賀藩五代藩主が兼六園の始まりとなる庭園を作庭した際に建てた御亭を再現したものです。
ちょっとお茶を頂くだけかと思ったら、初めに控えの間に通され、その後お茶を頂くお部屋に案内されます。
 
 お庭に囲まれた格調高いお部屋で緋毛氈に座り、着物の女性がお菓子とお茶をひとりひとりに運んでくれます。
たいへん上品で美味しいお菓子とお茶を頂きました。
堅苦しい作法を強要されるわけではありませんが、思いがけず凛とした気持ちの良い雰囲気を味わえました。
お茶を頂いた後にはお部屋、お庭の説明があり、少しの時間自由にお部屋を拝見できます。
 
 あら。 お庭にはあちこちに満開のエビネ。
 
まだ時間があったので長町武家屋敷跡に向かいました。 近くですがタクシーで向かいます。
 
 私と娘だけなら歩いて行ける距離も、タクシーを使うと運転手さんが色々説明してくれるので、
そう言う意味でも良かった。 さらに到着直後に雨。 助かりました~。
 
 こちらでは「野村家」を拝見しました。
 
 ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得したお宅はどこもすばらしいです!
 
 その後、雨が上がるまで近くのお土産屋さんを見て、
 
 風情のある街並みを抜けて、
 
 お昼ご飯を頂いてから宿泊のホテルで荷物を引き取り、金沢駅に向かいました。
 
 今回は母も良く歩き疲れたことでしょうが、母娘三代で思い出深い旅ができました。
まだまだ歩けそうなので、またどこかに行きましょう。
 
 
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