out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

御殿場口から二ツ塚へ

2023-10-29 20:01:40 | 山登り in 静岡県
2023年10月23日(月)
御殿場口 大石茶屋近くから二ツ塚、宝永山、富士山を望む
 
午前中、富士宮口から宝永山に登った。 天気が良いので御殿場口に向かい二ツ塚にも向かってみる。
 
御殿場口新5合目。(12:37)
 
 富士山スカイラインから御殿場口新五合目に向かう道路は、富士宮口新5合目に向かう道路よりずっと短くそれほど急なカーブもない。 富士山頂に登山する時には一番距離が長く、山小屋も少ないコースになるようだ。
 この鳥居の先から登山道に入るが、バリケードでふさがれている。 二ツ塚に行くだけなのでバリケードの脇から入らせてもらったが、駐車場南端に別の入り口があった。 ただ下山時にもそのルートに入る分岐はよくわからなかった。
 
鳥居から10分ほど歩くと大石茶屋。(見にくいが写真中央の建物)
こちらも今季は既に営業終了。
奥左に見えるのが二ツ塚。 右に午前中登った宝永山、そして富士山頂。
 
ここまではそれ程歩きにくい砂利ではなかったが、
ここからは時折ひどく沈み込むような場所も。
ここから富士山頂を目指して歩くのは本当に大変だろうなぁ。
 
右前方に富士山山頂と宝永山。
 
左前方に二ツ塚を眺めながら歩いてゆく。
二ツ塚、写真左が下二ツ塚、右が上二ツ塚。
斜度はそれ程ない、時間も時間なのでなるべくサッサと近づきたいが、
何せ歩きにくく足がとられる。
 
疲れて立ち止まっては景色を眺めたり撮影したり。
 
これはフジアザミかな。
たくさん花がついていたんだな。
 
上二ツ塚、宝永山、富士山頂。
トレイルは上二ツ塚と下二ツ塚の間に入ってゆく。
両塚への分岐からまずは上二ツ塚へ登ってゆく。
 
この斜面が一層柔らかく沈み込むし、斜度もある。
アリジゴクのようでなかなか思うように登ってゆけない。
 
振り返り手前に下二ツ塚。
奥には東富士演習場。 この日も一日中ドンパンドンパンと砲撃演習?が行われていた。
茶色に舞い上がっているのは砲撃演習の粉塵(噴煙?)。
奥は箱根の山々。
 
上二ツ塚山頂に近づいてくるとようやく宝永山、富士山頂が再び見えてきた。
が、富士山頂には大きな雲がかかり始めていた。
 
とても疲れて休み休み。 山中湖と丹沢山塊。
山中湖右手前は静岡県、山梨県、神奈川県を分ける三国山辺りの山塊。
 
上二ツ塚山頂と~ちゃくっ!(14:09)
宝永山南斜面を眺め、しばらく周囲の景色を眺めていたが、
富士山頂には雲がかかり取れそうもないので、
この日は二ツ塚のひとつ、上二ツ塚だけで下山することにした。
もう疲れちゃったしね。
 
下りながら愛鷹山と伊豆の山々。
 
大石茶屋に向かうトレイルからふたたび山中湖、丹沢方面。
宝永山、上二ツ塚、この辺り(5合目よりは上)と、富士山頂から考えればいずれも随分下の方なのだが、
景色の見え方はそれぞれ違う。
 
鹿留山と御正体山の背後の山はどこだろう?
御正体山の左隣は大岳山の形に似ているが。。。
と思っていたらやはり大岳山のようだ。 なので鹿留山すぐ右側に見えるのは御前山。
鹿留山から左の方、多分杓子山の背後辺りに三頭山。 さらに左に鷹ノ巣山など。
雲取山はギリギリ富士山の稜線で隠れているようだ。 やっぱり奥多摩は近いんだなぁ。
 
順調に下山して 15:00前には駐車場に到着した。
宝永山より御殿場口新5合目から二ツ塚の方がずっと距離も短く、標高差もないと思っていたのだが、
YAMAPの結果を見ると両方ともそれ程の違いはなくビックリ。 そりゃ疲れるわけだ。
 
御殿場口の新しい、斬新な作りのバイオトイレ。
こちらは扉を開けて使えることを確認した。
多分こちらも5合目までの道路が冬季閉鎖になるまで。
 
駐車場南側、バリケードの脇を抜けなくてもここから二ツ塚方面に向かって行ける様だ。
 
御殿場口第2駐車場から、二ツ塚、宝永山、富士山頂。
 
 この後「道の駅すばしり」で野菜やお土産を買い、早い夕飯を頂いた。 道の駅すばしりでは「静岡県産しらすたっぷり丼」を頂いたが大変美味しかった! 他のメニューも大変美味しそうだったし、割と夕方遅くまで営業しているのでまた利用したい。 その後山中湖近くの「紅富士の湯」でゆったり温泉につかり大満足の一日となった。
 
コメント (2)
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黄葉の宝永山

2023-10-27 23:10:45 | 山登り in 静岡県
2023年10月23日(月)
宝永山馬の背から富士山山頂を望む
 
 今年5月、静岡県側の富士山麓の登山口や花を見に水ヶ塚公園駐車場から御殿庭辺りまでを歩いてみた。 駐車場には容易にアクセスできることがわかり、広大な駐車場のため夏の富士登山シーズン以外はそれ程駐車に困らないかな、という感じと、カラマツ黄葉を期待できるだろう、と言う所から是非この時期に再訪したかった。
 今回は富士宮口新5合目まで車で上がり、そこから宝永山を目指す。 さらに時間があれば御殿場口新5合目から二ツ塚にも行ってみる、と言う計画だ。 それぞれの駐車場へは今回初めて行ってみるので、それも楽しみ。
 
☆ 静岡県側5合目へ通じる3ルート(富士宮口、御殿場口、須走口)は例年11月ごろから冬季閉鎖になる。 静岡県HPなどでチェック。
 
 
 富士登山シーズンが終了した富士宮口はトイレが使えるかよくわからなかったので、まずは水ヶ塚公園駐車場でトイレ休憩。 天気予報は「晴れ」だったが、富士山の背景には灰色の雲。 それでも富士山、宝永山、右の方には二ツ塚が良く見えている。 今年は焼岳、御嶽山、草津を通って志賀山、と活動激し目の火山に登ってきた。 富士山は湯気も煙も上がってはいないが、宝永山のあの大きな第一火口を見ると、ここまで来てもまだ怖い気持ちになる。 一応ヘルメットは持参したが、富士山が噴火したら役には立たないだろうなぁ、とか。 まぁ、それでも美しい紅葉と比較的天気の良い空を見て再び登る気満々になる。
 
 
 富士宮口新5合目駐車場には容易に到着できた。 ただ、駐車場までの道路はカーブが多く注意が必要であり、駐停車禁止の看板もそこここにある。 富士山を登ってゆくので景色の良い場所もあるし、カラマツ黄葉だけでなく紅い木々も見られたが、駐車して写真を撮るわけにはいかない。 ただところどころに駐車場があるので、そこに停めて5合目より低い場所を散策することもできるのかな?、とまた調査が必要。
 新五合目駐車場は登ってゆく道路沿いに駐車ラインが引かれており、どこに駐車すべきかと迷ったがとりあえずなるべく標高の高い所まで車で上がる。(^^;) 5合目とは言え富士山だ。 駐車場から既にこの眺め!(上写真) カラマツ黄葉も良い具合で素晴らしい!! これで駐車場無料とは!!
 トイレやレストハウスなどの状況を見ようと思っていたが、この後二ツ塚に行きたい気持ちもあったので、サッサと登る態勢に。 なので実際には見ていないが、レストハウスは火災被害を受け解体、立ち入り禁止。 トイレはスカイライン冬季閉鎖までは西側バス駐車場に設置してある仮設トイレが使用可、とのこと。 → 富士宮市
 
まずは景色が見られるうちに撮影。 すぐに雲で閉ざされることもあるだろうから。
目の前には相模湾から駿河湾まで広い範囲を一望。 とてもじゃないが全てを画像には収めきれない。
上写真は麓に愛鷹山、奥に伊豆半島、右に駿河湾。 海岸線に広がる街は富士市、富士宮市辺りだろう。
海岸線には田子の浦も見えているのかな。
 
駐車場から見上げる富士山はやはりどの山とも違う異質な感じ。
 
一番標高が高そうな東端の方に車を停めたら、目の前に道があったのでそこから登り始める。(8:11)
どうやらブル道だったようだが、シーズンオフだったのでまぁ良いだろう。
 
ジャリジャリの黒い砂のようなトレイルを進んでゆく。
 
歩き始めは急な坂もあったが、ほぼ水平道で新6合目の山小屋に到着。(8:25)
小屋は今季営業終了しており(たぶん富士山全ての山小屋)トイレも閉鎖。
 
カラマツは裾野から6合目辺りまでに生育しており、ちょうど森林限界を歩いてゆくような感じ。
向かう方向には相模湾と箱根の山々。 光の中に浮いているのは大島。 麓の茶色い草地は東富士演習場。
 
背後には駿河湾と静岡県の街並み&山々。
三保の松原とか久能山は見えているのだろうか。
 
宝永山第一火口の縁に来た。 (8:40)
この右上のピークが宝永山山頂になるが、トレイルはいったん第一火口の内部をトラバースしながら登ってゆき、
奥の山頂への稜線(宝永山馬の背)に出てから山頂に向かう。
 
山頂を見上げる。
富士宮口から山頂へのトレイルは6合目の山小屋脇から上がってゆく。
小屋脇のトレイル入り口はバリケードで閉ざされ、進入禁止の表示があった。
 
進んでゆくとまずは第1火口と第2火口を隔てる火口壁上部を歩く。
下部に見えるのが第2火口。 黒い砂利にカラマツの黄色と枯れたオンタデなどのオレンジ色が不思議な景色。
 
落石注意の看板。 この先やけに大きな岩がゴロゴロ転がっている。
それなのに右奥の岩の合間にベンチがある。 なぜ?(◎o◎;)
この辺りの岩は宝永大噴火の後からずっとあったというより、
きっと正面の斜面や写真左上の斜面から転がり落ちてきたものだと思うのだけど。
 
左上の斜面上部はこのようになっている。
非常に不気味。 更にしょっちゅうガラガラガラ~、と岩が落ちてくる音がしている。
実際粉塵を巻き上げながら落ちて行く岩も見た。
 
トレイルは少し高い位置にあるので、左からの落石をもろに受けることは多分ないのだろうが、
右上から落ちてくることが無いとも言えないだろうなぁ。。。
とりあえず足早に通り過ぎたいが、足元の砂利は火山の軽石のような質感になり、
足を踏み出すと沈み込む、ズルッと後退したりする。
標高が上がるにつれ更に深く沈むようになり、大変歩きにくい。
 
一歩一歩、辛抱強く登ってゆく。
岩が落ちてきそうな火口の斜面と、下の方のトレイルに人が二人歩いている。
第1火口の大きさがわかるだろうか。
 
ようやく宝永山馬の背に到着。(9:51)
馬の背まで来ると初めて東側の景色が拝める。
中央に山中湖、右奥には丹沢山塊。
中央一番奥にはうっすらと筑波山が見えるのだけど。。。
 
さらに少し北の方を見ると奥白根山、太郎山?、男体山、女峰山
 
相模湾には江の島も見えるし、手前の山は金時山とか、神山とか。
 
馬の背を宝永山山頂方面に少し進んで振り返る。
富士山頂と宝永第1火口。
右のギザギザのトレイルは御殿場口新五合目から山頂に向かう登山道。
このジャリジャリの道を山頂まで歩くのは大変だろうなぁ、と思った。
 
宝永山山頂に向けて歩く。
馬の背に上がってから非常に風が強く、だんだん寒くなってきた。
レインウェアのジャケットを着て、フードを被り首元までチャックを上げた。
 
宝永山山頂と~ちゃくっ!(10:11)
 
山頂正面(南)の景色。
写真左麓に愛鷹山、奥に伊豆半島、中央に駿河湾、海岸線に富士市、富士宮市の街。
 
東側の景色。
山中湖、丹沢山塊、駿河湾、箱根の山々。
 
駿河湾西の方を少しアップで。
やはり半島のように飛び出したところが三保松原なのかな。
 
更に西側、静岡県の山間部、それよりさらに奥も見えている?
富士山斜面のすぐ左辺りには大無限山などが見えているらしい。
風が強いのでひどく寒くなる前に下山する。
 
馬の背を降り始めるとすぐに風は収まったが、
雲が多くなってきて陽の当たる時間が短くなってきた。
ジャリジャリのトレイルは下りはスイスイ進むことができた。
ただ調子に乗って転ばないように注意。
 
下山時はブル道でなく登山道を下りたらここに出た。(11:31)
平日だが割と多くの観光客も来ていた。
 
再度水ヶ塚公園駐車場に戻りトイレ休憩と、さっとコーヒー、パンで昼食にした。
雲は湧いたりなくなったりなので、急いで御殿場口新五合目に向かってみる。
行ける所まででも二ツ塚を目指して歩いてみよう。 続く。
 
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志賀山・裏志賀山 ~碧き大沼池を望む~

2023-10-22 17:08:52 | 山登り in 長野県
2023年10月17日(火)
裏志賀山から望む大沼池
 
 2日目の17日、予定ではホテルの朝食をキャンセルして早朝から山に入るつもりでいた。 が、前日の天気予報では16日深夜から雨か雪、晴れてくるのは9時ごろ。 更に前日中に大沼池までの散策を済ませていたので、もうゆっくりとホテルの朝を堪能することにした。
 前日は疲れてぐっすり就寝。 6時ごろ起きて外を見ると雨は降っているようないないような。 けれど深い霧。
 
こんな感じ。(^^;)
なのでゆっくりと朝風呂に浸かる。 志賀高原ほたる温泉のお湯はなかなか良い。
ちなみに、私が泊まったのは前山サマーリフトの目の前、「硯川ホテル」さん。
ほたる温泉(旧硯川温泉)の泉質は通常無色、無臭だが、
硯川ホテルさんのお湯はお隣の熊の湯温泉に近い硫黄臭がするにごり湯。
朝食は 7:30。
「こんなにゆっくりしていると志賀山・裏志賀山だけでもなんだか心配だなぁ~。」
と思いつつ朝食を頂いていると、急に周囲が明るくなってきた。
窓からは青空も見えてきた! おぉ~!
しっかり食べ、支度を整えて登山口に向かうと。。。
 
晴れた~!\(^o^)/ (8:13)
 登山口は前山サマーリフト駐車場のあたり。 車も前山サマーリフトの駐車場に停めさせてもらった。 土、日、祝日はリフト営業をしているそうだが、ホテルの方から駐車しても良いと確認済み。 ここからリフトトップまでスキーゲレンデ?歩きが少しきつい。
 
少し登ると向かいにそびえるのは笠ヶ岳。
 
更に登って前山山頂付近に来ると前山湿原と
奥に後から登る予定の鉢山。
 
リフトトップ。 前山山頂。(8:37)
 
山頂からは右に先ほどの鉢山、
左奥に志賀山(左)と奥志賀山(右)。
 
山頂から数分で渋池。 (8:44)
奥には横手山。 まだ雲がまとわりついている。
 
もう少しじっくり見たかったが、先を急ぐ。
 
コメツガなどの針葉樹林帯をユルユル登ってきたが、
ここで笹原にカンバの黄葉。
やはり雨が降ったのか、ササや木道が濡れておりツルッと行きそうになる。
向かう方の空が何だか怪しい。
 
ゴゼンタチバナの実は終盤だが、あちこちにたくさん群生していた。
イワカガミやミツバオウレンの葉もたくさん見かけ、お花の時期も楽しそう。
 
志賀山山頂直下になると突然急登になる。
岩やハシゴも出てきた。
 
山頂と~ちゃく、と思ったらここではなかった。(9:47)
この少し先に山頂名板があり、さらに少し先に三角点があった。
そして、辺りは真っ白。 なぜ~っ!?
 
三角点辺りは展望が開ける。
南の方は雲が薄かったので山が見られた。
左奥に浅間山、黒斑山、高峯山~篭ノ登山が続き、右の方に湯ノ丸山~烏帽子岳、かな。
右の方一番奥に見えるのは八ヶ岳、蓼科山?
そんな風に山を見ているとまた突然雲が去り晴れてきた!
 
志賀山からは激下り。 ズルッと滑りそうなザレた斜面や岩。
時折立ち止まり景色を眺めながらゆっくりと慎重に。
足元にはいくつか池があるらしく、その一つが見える。
奥には横手山が姿を現していた。
 
裏志賀山へ更に再び急な斜面を登ると眼下にはこの後向かう四十八池が見えた。
横手山左には榛名山。
 
そして裏志賀山山頂と~ちゃくっ! (10:27)
山頂の先に志賀山神社があるので向かう。
参拝をしてさらに少し進むと。。。
 
眼下に大沼を望むこの景色! (10:32)
見ることができて良かった~!
左奥は岩菅山、右奥は赤石山。 中央奥に見えるのは佐武流山、仙ノ倉山など新潟県の山々。
 
満足して山頂に戻りベンチでコーヒーブレイク。
南の方には左奥から湯ノ丸山、烏帽子岳、四阿山、右の方に志賀高原の笠ヶ岳。
さて、四十八池に向けて下山しようとすると。。。
 
冠雪した北アルプスの山々も見えた!
雲が無くピーカンなら本当に良い景色なんだろうなぁ。
 
裏志賀山からの下りもかなり急な場所があり、慎重に。
平らな所まで来ると志賀山神社の鳥居。
ここに大沼池へ下りてゆく分岐があり、湖畔までCT60分。
今回は行かず四十八池へ。
 
小さいながらも趣のある湿原だ。
湿原両入り口に休憩できるベンチや東屋があり、鉢山側にはトイレもある。
 
湿原にも様々な花の後が見られる。
そしてコケも紅葉するんだな、とあちこちで再認識。
 
池塘と鉢山。
四十八池湿原は志賀山と鉢山の噴火?、湖への土砂流入により高層湿原が形成された。
 
池塘の浮島も良い感じ。
背後には志賀山と裏志賀山。
 
浮草の見られない池塘が多いが、浮草が。
これがあのヒルムシロ?
小判型の葉が水面で、それより下は水中だ。
 
ヒルムシロや他の花々が咲いている時期に再訪したいなぁ。
 
四十八池湿原を抜け、鉢山を巻いて前山に戻るルートもあるが、
今回は初めてだし時間もあるので、鉢山に登り周回で前山サマーリフト駐車場へ戻る。
 
鉢山への上りは段差の大きい階段などが続き、これまた急登。
山頂からの展望はないと読んでいたのでトレイルから振り返ると
岩菅山と赤石山。 たぶんこれが唯一の展望。
 
鉢山山頂はこの通り。 ベンチでパンを一個食べてしばし休憩。
地図によるとこの右奥には山頂カルデラ湖?があるのだが、それも見られない。
面白いことにこの日のルート上でこの山頂部から下山路一部のみ群馬県。
その後は岩、ぬかるみ、沢の中のような歩きにくいトレイルが続き、
ようやくスキーゲレンデに出た。
 
スキーゲレンデは横手山・渋峠スキー場になるのかな。
正面には妙高山が見え良い景色。
ここから鉢山に上がる場合、ゲレンデ上に鉢山への道標はなかった。
こちらから上がる人はあまりいないのかな。
 
ゲレンデを下ってゆくと国道 292に出て少し歩き
前山サマーリフト駐車場で終了。(13:53)
写真は前山。
 
登山終了後はご褒美おやつのために山の駅へ向かう。
途中、平床からの眺め。
 
平床からの眺め。
平床にはほたる温泉の大噴泉がある。
(温泉が吹きあがっているわけではないが、温泉汲み上げ?の設備が見られる)
山の駅でコーヒーとカボチャプリンを頂いたら帰路につく。
 
横手山ドライブインから志賀高原を望む。
笠ヶ岳の右には高妻山、妙高山など。
 
前日は真っ白で通過した「日本国道最高地点」
 
そこから望む芳ヶ平湿原と奥に榛名山。
 
草津白根山
 
白根山火口付近
白根山、本白根山近くの国道沿いの駐車場は未だ立ち入り禁止。 ロープで閉ざされ草も生えていた。
多くの人でにぎわっていた頃が懐かしく、残念なような寂しい気持ちになった。
それでも季節になればきっと多くの花が咲いているのだろう。
 
 今年も天気にはハラハラさせられたが、青空の中志賀高原の素晴らしい紅葉・黄葉が見られ、草津もサッとであるが見ることができとてもうれしかった。 志賀山他の散策で志賀高原のトレイルもだんだんわかってきたし、さらに行ってみたい所、見て見たい物もできたので今後の楽しみにもつながった。 
 
コメント (2)
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今年こそ晴天の志賀高原

2023-10-20 23:37:22 | 山登り in 長野県
2023年10月16日(月)
志賀高原 蓮池
 
 昨年天気予報の晴れを信じて志賀高原へ向かった。 前日の夜から朝 8:00頃までは雨の予報だったが実際は10時ごろまで雪になってしまった。 10時過ぎに小布施辺りから山に上がって行き、なんとか蓮池周辺の紅葉を見ることができた。 昨年行ったのは 10/24で既に褐色になっている木々も目立っていたが、それでもその美しさに感動し、本年是非花の時期か紅葉時期に再訪したいと思っていた。
 
 今年は紅葉の進みが遅く、志賀高原のFBでもなかなか紅葉・黄葉の情報が上がってこなかった。 けれど人様のレポを拝見しているとそろそろ良さそうだと思い、10/16~10/17 に一泊で訪れることにした。 両日とも天気が良さそうなので、宿泊は志賀高原、向かうのは草津からで広範囲の紅葉・黄葉を楽しむ計画だった。
 自宅から出発すると渋川伊香保ICまでは晴天のドライブ。 良い気持ちで走っていたが、群馬県に入ると 2,000mを越すような山々には明らかに雲がかかっているのが見える。 草津に向かう道では「何でわざわざ雲の中に行くのだ~?」と。
 
それでも殺生河原上辺りの展望台からは天気の良さそうな赤城や榛名などが良く見えていた。
 
しかしそこから上は。。。紅葉はいい具合なのだけど。
 
そして渋峠では真っ白。。。(T_T) (9:07)
ここで色々調べようとスマホを出すが圏外。
もう草津で少し遊ぶか、と少し下ってもう一度スマホを出す。
電波が来ていたので一応志賀高原のライブカメラを見ると、
何と! そんなに天気が悪くはなさそう。
本当かな? 行くだけ行ってみるか、と白い中を突き進み、志賀高原に下ってゆくと。。。
 
木戸池 (9:47)
晴れてた~!\(^o^)/
木戸池の黄葉は多少褐色の木も見られたがほぼ最盛期。
充分なほど美しかった!
 
木戸池から田ノ原湿原に歩いてみる。
少し上って下りた先は。。。
 
この景色。(10:15)
こちらも素晴らしい黄葉。
 
木道が敷かれた湿原は良い雰囲気。
初夏にはワタスゲも美しいらしい。
 
秋の綿毛と言えばススキもきれい。
このトレイルをたどると蓮池まで歩けるが、私は車で良いとこ取り。
 
長池には何と水が無かった。 なぜ?? (11:10)
 
池の周りのトレイル沿いや、R292沿いの駐車場から池までの道には美しい紅葉・黄葉が見られた。
この後は「志賀高原保護センター」 「山の駅」 などもある蓮池へ。
 
まずは旧ロープウェイ駅舎からの眺め。 (11:35)
ここの黄葉、青空の元で見るとやっぱりすごい!
 
そして蓮池。
駐車場すぐ隣にこの景色は贅沢だ。
 
蓮池の周りを少し歩いてみる。
 
蓮池は紅葉も奇麗だ。
 
木戸池、長池、そして蓮池と標高が下がってくるが、
蓮池辺りがちょうど見ごろだったようだ。
 
 蓮池が見ごろという事は、琵琶池、丸池も良かったかもしれないが、今回はそちらは訪ねなかった。 この後は清水公園の方の大沼池入口から大沼池まで往復しようと決めたからだ。 本来大沼池へは翌日の志賀山登山の際に行ってみようと思っていたのだが、どうも天気予報を見るとこの日の深夜から翌日朝まで雨、もしくは雪が降りそうになってきた。 この日のように午前中遅い時間まで天気が悪ければ大沼池まで行っている時間はない。 なので急きょ行くことにした。
 
大沼池入口(清水口)には駐車場、トイレもあり。(13:06)
大沼池湖尻までCT約1時間。
湖尻より少し先くらいまでは行きたいが、15:30には戻りたい。
 
大きなアップダウンはないが、往きは少しずつ上り。
 
このような歩きやすい林道のようなトレイルだが、
ダラダラ上りを速足で1時間はジンワリ来る。
 
大沼池湖尻到着! (13:56)
 
水の色は深い青緑に見えるがとても透き通っており底が見える。
 
湖尻より先に進むと湖面より高い位置を歩く。
志賀山、裏志賀山は対岸の右奥(写真右端よりもっと右)辺り、と言う位置。
 
そして、赤い鳥居が見える所まで来た。(14:10)
(実際には前の写真の場所から見えていたようだ)
 
 実は、今回はこの景色が目的のひとつだった。 色々難点はあるが、まぁ、今回はこれで満足。 あとは裏志賀山から望む大沼池の景色。 翌日、見られるだろうか。
 この後再び速足で登山口に戻ったが、無事 15:16 に到着。 宿へ向かった。
 
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高尾山 ~初冠雪の富士山と秋の花~

2023-10-12 14:28:52 | 山登り in 東京都
2023年10月7日(土)
高尾山山頂から望む初冠雪の富士山
 
 10月の三連休初日となる 10/7(土)。 どうやら天気が良いのはこの日だけのようだ。 土曜日の朝早くから起きて出かける余裕がなく、更には久しぶりに高尾山に行って花の様子が見たい。 10/5に初冠雪が観測された富士山にまだ雪が残っているかな? そんな気持ちで高尾山に出かけてきた。
 秋の高尾山と言うともう少し遅い時期にセンブリを見に行くことが多かったのだが、センブリの頃にはシモバシラの花がほぼ散っている状態。 今行けばたくさん咲いているかも、他にはどんな花が見られるだろう、と楽しみだった。
 
まずは朝なるべく雲の無い時間帯に富士山を見ておきたいので、
一番距離の短い病院横から上がり一号路へ。
途中行く方向とは違うがこのような場所(上写真)がある。
ここって何なんだろう?
圏央道高尾山トンネルはこの下辺りを通過している。
薬王院に上がってゆくまでには下のようなお花が見られた。
 
シュウカイドウ
 
カシワバハグマ
この日一日あちこちでたくさん咲いていた。
 
ヤマホトトギス
 
カリガネソウ
 
ミヤマシキミの実はまだ白い
 
切り株のオブジェ
毎回完成度高いよなぁ~。
 
薬王院 御本堂
 
境内にはキンモクセイの香り
 
高尾山山頂にと~ちゃく! (9:08)
7:00ごろ出発したので、2時間くらいかかった。w
天気も良く既にケーブルカーも動いているので山頂にはたくさんの人。
富士山の写真を撮ったらすぐに奥高尾→南高尾、に向かう。
 
イヌショウマ
 
アザミ
 
ナンテンハギ?
 
ナンテンハギ??
 
ヤマハッカ?
 
ツリガネニンジン
 
オケラ
次から次へとハチみたいなのが来る
 
アザミとイチモンジセセリ
 
シモバシラ
 
シモバシラ
 
シモバシラ
花が咲いているとどこに生育しているのかわかりやすい
結構あちこちにあってビックリ
 
ジャコウソウ
 
オクモミジハグマ
 
タカオヒゴタイ?
 
シラヤマギク?
 
中沢山の観音様
 
南高尾のコース唯一の富士山展望所、だが、もう富士山はお隠れ。
 
入沢山から眺める小仏城山~高尾山の稜線
 
クサボタン
 
コウヤボウキ
 
オケラ
 
オヤマボクチ
 
西山峠と三沢峠の中間点辺りにあるチェーンソーアート、フクロウ
Tシャツは御嶽山の麓、「道の駅三岳」で購入した「御嶽百草丸」の物。
 
草戸山到着。
ほぼ高尾ハートルートなので歩行距離は長く、逆回りとは言え結構疲れている。
ただ草戸山まで来ればあと少しだ、と思っていたのが大間違い。
歩けど歩けど細かいアップダウンが続き「また登るの~?」と。
2回は歩いているのに、覚えていないねぇ。
 
「結構疲れたなぁ~。」と思うが、かわいいお花や実などを見ながらだましだまし歩く。
 
15:45頃 TAKAO 599 MUSEUM に到着。
ご褒美のコーヒーフロート。
 
YAMAPによると 距離 17.0km、上り 1,118m 歩いたらしい。 よく頑張った!w 
またセンブリのころ、時間が取れれば歩きたいと思う。
 
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