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out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

待ちに待った西吾妻山 #2

2025-03-15 16:44:26 | 山登り in 東北
 
2025年3月10日(月)
西吾妻山山頂から飯豊連峰方面
 
念願の西吾妻山山頂に立ち四方の山々を確認、撮影する。
 
蔵王連峰
天気が続き、都合が着けば泊りであちらにも足を延ばしたい所だ。
 
裏磐梯方面
右に大きいのが西大巓、左奥に磐梯山。 湖は檜原湖、秋元湖?
 
磐梯山背後には左右雲の上に那須、日光、尾瀬方面の高い山のピークが見える。
 
磐梯山アップ
磐梯山左の白いピークが三本槍岳、大倉山、右の黒いピークが女峰山、らしいのだが。
 
ちょうど中央が安達太良山?
 
朝日連峰、月山、方面
 
飯豊連峰方面
 
さすがに山頂は少し風があり寒くなってきたことと、リフト最終が 14:30なので対して休憩もせず戻ることにした。(11:38)
 
下りながら、中大巓、藤十郎方面へのたおやかな雪原。 奥に蔵王連峰。
 
下山時は下りながら確認できたので天狗岩に寄ってみた。(11:53)
雪に覆われ吾妻神社も天狗岩も良くわからなかったが、2本突き出ている所が吾妻神社の屋根らしい。
 
羽のような氷
 
朝日連峰、月山、鳥海山、手前には米沢盆地
 
西吾妻山を振り返る
この後トレースが梵天岩に続いていたのでそれに従う。
風も弱まり、時間も大丈夫そうだとわかり、お腹が空いたので梵天岩でおやつ休憩をして下山。
 
風紋
 
正面中央が中大巓、左に朝日連峰、月山、右に蔵王連峰。
リフト乗り場へは中大巓左の樹氷の中を下る。
 
樹氷群と朝日連峰。
 
かわいいモンスターたち、バイバイ!
 
ゆっくり、何枚も写真を撮りながら歩き、おやつ休憩もしたが 13:00頃にはリフト乗り場に到着できて良かった。
 
天元台ロープウェイ乗り場近くの道路沿い。
ロープウェイの係の方が「今年はスキー場ができて以来の大雪だ。」と言っていた。
道路はすっかり除雪されていて走りやすかったが、周囲は雪の壁だった。
 
米沢の街に移動する途中、西吾妻山方面の山々を振り返って。
お花の時期に登ろうと思ってきたこともあったが、その時は現地で雨になり中止にした。
グリーンシーズンにも登ってみたい。
 
帰路を考えると早く帰りたかったのだが、やっぱり米沢に来たら米沢牛を食べないと後悔するでしょ。w
ということで、「道の駅 米沢」にてローストビーフ丼。
お野菜が高いご時世、新鮮でたくさん入ったお安めの野菜も購入し、母、姉と分け合った。
 
 片道 347km、ナビ表示4時間半の天元台はもちろん遠いのだが、今回行けて本当に良かった! 裏磐梯や蔵王などと合わせ、泊りでゆっくり散策できればなおうれしいのだが、そんな日が来るといいな。
 
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待ちに待った西吾妻山 #1

2025-03-15 15:25:11 | 山登り in 東北
 
2025年3月10日(月)
西吾妻山へ向かう
 
 冬期、樹氷モンスターの中を歩いてみたい! 長年そんな風に思っていたが、なかなか意を決して出かけられずにいた。 そもそも樹氷ができる地域はとても限られている。 何と驚いたことに樹氷群は世界中を見てもとても珍しい現象で、海外ではドイツの「黒い森(シュヴァルツヴァルト)」でしか見られないのだそう。 日本国内でも主に6ヵ所『蔵王(山形・宮城)、八甲田山(青森県)、森吉山(秋田県)、旭岳(北海道)、志賀・菅平(長野県)、御在所岳(三重県)』でしか見られない、と。
 更に一番の難問は天気だ。 そのような山のほとんどは標高が高く、毎日のように激しい風が吹きつける豪雪地帯。 脚で登るのはもちろん大変、ほぼロープウェイなどの世話になって上る山なので、現地に行ったが運休も多いことだろう。
 
 上記を鑑みれば、よほど近くに住んでいなければ「青空のもと樹氷群の中を歩くなんてほぼ奇跡」とすら思えるのだが、毎年見る美しいレポート。 「行って見たいなぁ~。」と思い続け早数年。 とうとうその日がやって来た。
 
 数日前から天気予報を見ているとなんと西吾妻山に「晴天」が続いている。 連日「風」は強そうな予報でロープウェイ運休ギリギリではある。 たまに「雨」や「曇り」マークがつくと「やっぱりやめておこうか。」と弱気になる。 更に3/9(日)は仕事があり、帰宅時には「早朝起床するのは無理。やめた。」とすら思ったのだが、人様のレポをみてやはり行く気になった。 天気も良さそうだ。 あとはロープウェイ、リフトが動くのを祈るのみ。
 
東北道 安達太良SAから安達太良山
 
 向かったのは「西吾妻山」。先の樹氷群のリストには入っていないのだが樹氷は見られる。「ミニモン」なんて呼ばれているので、規模が小さいと言う事? 裏磐梯のグランデコからではなく、歩く距離、上りが少なくて済む山形県米沢市の「天元台ロープウェイ」から。 自分は楽をするが、登山口まで車に頑張ってもらう。
 この日はどこも天気が良さそうな予報だったが、明るくなってきた宇都宮~那須辺り高い山々は雲に覆われていた。福島に近づくにつれ天気は良くなり、安達太良山SAからの安達太良山は上写真の通り。 一瞬「ここで下りてほんとの空を見に行った方が良いのでは?」という気にもなったが、多分そんなに登れないし、初志貫徹。 サービスエリアでロープウェイ運行状況を見ると(6:45)「通常運行予定」の表示。 よしよし!
 
8:20ごろ天元台ロープウェイ駐車場に到着
 
 この時刻でロープウェイ乗り場すぐ横の駐車場はほぼいっぱいだが入れられた。他の駐車場は空きあり。 先のリンクにあるが、天元台ロープウェイ・リフト周辺施設は現在原因不明の断水中で営業短縮態勢。 営業は土、日、月のみ。 トイレが限られていたり、時間も短縮時間なので新情報を要チェック!(北望台下り最終14:30) ロープウェイの係の方が「雪が5m以上積もっているので原因を調べられない。」と仰っていたので雪解けまでこの態勢だろう。
 
始発後のロープウェイに乗ってリフト乗り場へ。 ここまで風は全然無し!
まだリフト始発時間まで少しあり、みんな待っている。
 
リフトに乗ると周りの木々は霧氷!
きれい、きれい!
 
2本目のリフト? 途中まで霧氷、その先から樹氷になってる!
 
リフトを下りた時点で樹氷に囲まれる! (9:40)
「いやぁ~、来て良かった~!!」とこの時点でガッツポーズ!
いやいや、もうロープウェイに乗った時点から。w
 
そしてこの景色! 奥は飯豊連峰の山々。
 
今季初のスノーシューを履いていざ出発! (9:50)
 
飯豊連峰アップ
 
全然ミニモンじゃな~い!
 
もうきれいで珍しくてあっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ。
止まって写真ばかり。
 
時折急なトレイルを20分程登るとひろびろ開けた! (10:11)
果てしなく続く樹氷群! いやいやこれ立派な樹氷群だ!!
 
左手(東)に一切経山、東吾妻山などを眺めながら梵天岩方面に上がってゆく。
 
トレイルを示す竿などは立ってなく、広々した斜面を進んでゆくのだが、
右の方に行く人、左の方に行く人、更には直前に人が歩いているのに時折踏み跡が薄くなるので何だか不安。
まずは右の方天狗岩に向かおうと思っていたのだが、トレースをたどっていたら左の方に行ってしまい、
トレースを外すのも不安なのでそのまま梵天岩に向かう。
あちこちのレポで見かけるが、ガスって先が見えないとこういう所本当に怖そう。
 
右の雪の塊辺りが梵天岩。(10:47)
 
梵天岩からさらに南。 あのピークが西吾妻山かな。
 
雪の平原、梵天岩の登り辺りから周囲のモンスターが小さく、少なくなるが、
周囲の景色は右、左、後ろと実はかなり良くなってくる!
久しぶりのスノーシューで上りに疲れると立ち止まってはグルグル見回しながら歩いて行く。
もう少しで山頂かな。
 
振り返ると登ってきた雪原の背後に蔵王の山々。
 
進行方向右後方には朝日連峰、右に月山、その右奥に小さく鳥海山も見えている。
 
そして「西吾妻山山頂はどこ?どこ?」と探していると
「これみたいですよ~。」(右下のピンテ)と教えていただく。
やった~! 今年初百名山、念願の冬期西吾妻山と~ちゃくっ! (11:13)
 
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八幡平 花散策

2024-06-14 23:55:53 | 山登り in 東北
八幡平 キヌガサソウ
 
 午前中に八幡平~源太森のトレッキングを終えた。 花には少し早かったようなので、少し標高を下げた辺りのトレッキングルートも調べていたので、そこで花散策をした。
 
トレイルに入るとすぐにイワカガミ。
 
アカモノが咲き始めていた。
 
ウラジロヨウラクもまだつぼみが多かった。
 
オオバキスミレはあちこちで見かけたが、終盤。
 
期待していたサンカヨウがたくさん咲いていた
 
キヌガサソウも
 
 
 
ツクバネソウ
 
エンレイソウ
 
ミヤマカタバミ
 
大きな湿原にはミズバショウ
 
水のあるところにはミツガシワ 奥の白はワタスゲ
 
ユキザサ
 
シラネアオイ
 
緑に覆われたトレイルを進んでゆく
 
サンカヨウ
 
ズダヤクシュにキヌガサソウ
 
キヌガサソウロード
 
キクザキイチゲもまだ咲いていた
 
沼に到着
 
キンコウカ
 
 
 
 
 
ツバメオモト
 
コブシ
 
マイヅルソウ
 
モリアオガエル
 
期待していた以上の花に感動。
その後八幡平ビジターセンターに寄ってみる。
 
大沼湖畔、レンゲツツジの向こうに見えるのがビジターセンター。
中の展示を拝見してから大沼を少しだけ散策。
 
大沼入り口から見た風景。
コバイケイソウ、レンゲツツジが咲いている。
 
ウワミズ(シウリ)ザクラ?
 
コバイケイソウ
今年は当たり年?
 
ミツガシワ
 
温泉に入りたかったが 15:00までとのことで入れず。
 
露天風呂はおそらくこちら。 すごい迫力。(ふけの湯)
右奥に「男」と書かれた露天風呂が見えるが、写真に写っていない右の方には女性用もあり。
私の背後には混浴の「野天風呂」もあり、そちらは本当に壁なしで、歩くこちらが気を使う。
こちら以外にも近くに後生掛温泉、大深温泉、藤七温泉、などがあり、お風呂だけでなく宿泊もしてみたいものだ。
 
 八幡平・源太森のあと、調べていたルートを訪ねサンカヨウなどのたくさんのお花が見られ本当に行った甲斐があった。 八幡平にはまだまだたくさんのルートがあり、季節が違えばまた違った風景や花も見られるだろう。 八幡平はまた是非再訪したい。
 新幹線で盛岡まで行きレンタカーを借りて巡る山行は贅沢ではあるのだが、無理なくゆける範囲に早池峰山、岩手山、秋田駒ケ岳、八幡平があり、まだ訪ねたことのない山もたくさんある。 温泉もたくさんあるし、海沿いの方にも行ってみたい。
 
 そんな盛岡からの旅、この日は八幡平盛りだくさんにしてしまい、レンタカー返却時間ギリギリに到着。 美味しい物をお店で食べて帰りたかったが、駅弁を買って、なぜか駅ビルフェザンにあったずんだシェイクを頂き、新幹線に飛び乗った。 バタバタだったが、娘と行けて本当に楽しく充実の1泊2日だった。
 
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八幡平初登頂

2024-06-14 00:00:31 | 山登り in 東北
2024年6月9日(日)
八幡平ガマ沼から岩手山を望む
 
 前日早池峰山に登り安比高原に移動して一泊。 この日は宿でしっかり朝ご飯を食べてから八幡平アスピーテラインにて八幡平に向かった。
 
駐車場でもある八幡平山頂レストハウスに向かう途中、
タニウツギとなだらかな八幡平の山並みの向こうに岩手山。
アスピーテライン沿いでは山菜を採るたくさんの人たちも見えた。
 
右奥には畚岳 (もっこだけ)が見える。
天気予報は曇りだったが、時折薄日も射すような空。 
 
八幡平山頂レストハウスの駐車場に到着。(9:00過ぎ)
ここは有料で ¥500/d だが、アスピーテライン沿い少し下に無料駐車場も有る。
駐車場下の斜面には大きく残雪があり、スノーボードを楽しむ人もいた。
たくさんのミズバショウが咲いている所も見えた。
 
駐車場からアスピーテラインをくぐるトンネルを抜け、八幡平山頂への散策トレイルに入る。
 
ノウゴウイチゴがたくさん。
 
オオカメノキは咲き始め~開花したものまで。
 
このくぼ地には雪解け後キヌガサソウが咲くそう。
 
ショウジョウバカマもたくさん。
 
登山口から15分程でドラゴンアイが見られる鏡沼。(9:55)
前週ならもう少し良かったようだが、まぁ、まだ雪が残っていてなんとかわかる。w
 
イワナシ
八幡平山頂に向け更に歩く。
 
途中たくさんの沼がある。
 
トレイルにも雪の残った所が少しあった。
雪解け直後なのか、フキノトウは薄い黄緑色、たくさん見られた。
それ程登ることもなく。。。
 
日本百名山 八幡平山頂初登頂!
やりました~!w
 
山頂の展望台に上がると見晴らしが良いのだが、山はまったくわからず。
あまり起伏の無い広大な範囲に低めのシラビソが生い茂る様子はまるで外国のよう。
 
八幡平山頂からさらに源太森を目指し歩くとガマ沼。
青空なら水の色も美しいのだろうが。。。それでも北欧のような景色にうっとり。
 
ガマ沼の隣には八幡平を代表する八幡沼。
沼沿いに見える建物は陵雲荘。 避難小屋だが休憩、宿泊もOKのようだ。
室内はとてもきれいで、トイレもある。
 
陵雲荘の手前に見えているトレイルを左方向へ。
すると大きな湿原に入ってゆく。
 
それまでツボミは見ていたが、ここに来てヒナザクラが満開!
 
見られて良かったなぁ~。
 
ミズバショウも咲いていた。
 
山の上の広い湿原は苗場山を思い出した。
 
ミズバショウ
 
あまり目を引く花が無いように見えるが、白い点々はヒナザクラだったりワタスゲが黄色い花をつけていたり。
ヒナザクラはまだつぼみも多く、これからワタスゲが穂になったり、
他の花も咲いて来たらきっともっとにぎやかになるのだろうなぁ。
 
湿原から源太森への分岐を少し登ると雪。
 
マルバスミレ?
花が小さい気がした。
 
源太森と~ちゃく。(10:59)
娘もこちらは初めて。
 
源太森から八幡沼方面を振り返った。
 しばらく景色を楽しんだら駐車場に戻る。
 
しばらく来た道を戻り、八幡沼の手前で左方向へ向かい、八幡沼をグルッと回る。
 
残雪、池塘、ミズバショウ
 
見返峠に向け少し登る。
 
瑞々しいミヤマスミレ
 
見返峠近く。 駐車場までもうすぐ。
 
ハクサンチドリがあちこちに咲きそう。
 
こちらも、つぼみをいくつか見たシラネアオイ。
咲いているのをみたのはこれひとつ。
 
 この後 12:00頃に八幡平山頂レストハウスに到着。 レストハウスで稲庭うどんなどお昼ご飯を頂き、少し標高の低い所へ行ってみた。
 
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早池峰山 2024 娘初登頂

2024-06-11 22:02:32 | 山登り in 東北
2024年6月8日(土)
早池峰山 一合目上から山頂方向を望む
 
 百名山をほぼ制覇しつつある娘は早池峰山に登ったことが無いと言う。 私は早池峰山には2019年6月2日、2019年7月8日と2回訪ねているが、早池峰山は車があればアクセスが良く、トレイルも登りやすい。 そして何と言ってもこの時期からお花が本当に豊富で美しいため何度でも訪ねたい大好きな山だ。 娘はもうすぐ仕事で日本を離れるという事もあり、出発前一緒に行ける山行はこれが最後になる。 計画では前週 or この週にと予定を空けておいたが、前週は悪天候のため断念。 この週は天気が良くなりそう、最悪雨は降らないだろうという予報になったので決行。 天気予報は見事に当たってくれた。
 
<アクセス>
JR東京駅 06:32 - 新幹線こまち1号 - 08:44 JR盛岡駅 → レンタカー / コンビニ買い物 → 11:00 河原坊駐車場
 
 
 翌日の 6/9(日)からは週末マイカー規制が始まるため、河原坊駐車場まで入れる最後の土曜日。 そんな日に東京からやってきて 11:00頃到着で駐車場に入れるのか?、が大きな賭け。 万が一駐車できなければ娘一人で登頂させるつもりだったが、幸い周囲まで満車だった駐車場は1台、2台と出てゆく車があった。 早く来た人、ありがとう~。 河原の坊駐車場から小田越登山口まで車道歩き。 この車道脇にも可愛い花が咲くので私ひとりなら 40~50分はかかるのだが、娘と歩いて約30分で小田越登山口に到着。(スミレやオサバグサなどがほぼ終わっており、撮れる花が少なかった。)
 
小田越登山口 11:50 出発!
登山口のトイレは設置完了状態。 山中一か所と山頂に携帯トイレブースあり。
娘の背後にあるのは携帯トイレ回収ボックス。 ありがたい。
 
登山口を入るとしばらく樹林帯。
ムラサキヤシオが良く咲いている。
他にはミツバオーレン、ミヤマスミレ、コミヤマカタバミなどを見ながら進む。
 
ミヤマアズマギクももうたくさん咲いていた。
樹林帯の上り斜度がきつくなり、岩が多くなってきてハイマツ帯を少し登ると。。。
 
1合目付近。 登山口方向を振り返る。
向かいに大きな薬師岳。 その麓に小さく四角く見えるのが早池峰総合休憩所の屋根。
 
2019年の頃は5合目まで「ヒメコザクラはどこ~? ハヤチネウスユキソウはどこ~!」
と無我夢中で一気に登って行った印象があるが、5年経った今、「こんなに岩場きつかったけ~!?」
とやっとこ登ってゆく。
 
けれど周囲はミヤマシオガマ、ミヤマキンバイ、キバナノコマノツメなどがいっぱい。
 
あ~、しんど。
けど久しぶりの早池峰山、娘も一緒、やっぱり楽しい。
 
娘はスタスタ。
 
ミヤマキンバイ、チングルマもまだ咲いていた。
 
ハヤチネウスユキソウは準備中
 
チングルマ
 
そしてようやく見つけたヒメコザクラ。
1週間前のレポでも再終盤な感じだったので見られないかと思ったが、会えてよかったよ~。
 
ミヤマシオガマ
 
ようやく5合目の岩場まで来るとイワウメがたくさん咲いていた。
 
過去、ヒメコザクラの頃イワウメにはまだ早く、ハヤチネウスユキソウの頃には遅い。
イワウメの大きな群落は見ていたが、たくさん花が咲いているのは今回初めて。
 
ナンブイヌナズナも良く咲いていた。
 
5合目を過ぎ稜線近くになるとまた大岩の急登が続く。
 
そしてこのハシゴ!
時間が遅いので渋滞なく、ゆっくり上れて良かった。
 
ハシゴの後も少し岩を上り稜線に出て、早池峰山山頂方面へ。
2019年7月8日はこの辺りお花畑だったが、まだあまりお花は見られなかった。
 
山頂直下に残雪。
 
岩をひと登りして山頂にと~ちゃくっ! (14:06)
 
娘、初登頂
 
わたし、3回目
 
山頂の岩に陣取り遅いお昼ご飯休憩。
正面に薬師岳と登ってきたトレイル。
周囲の山はあまり良く見えなかったり、わからなかったりで眺めるだけ。
と言うか、大岩をずっと登って、私はもうあまり動きたくなかった。
14:50頃下山開始。
 
チシマアマナ
 
蛇紋岩なので下りもヒヤヒヤ。
 
ナンブイヌナズナ
 
キバナノコマノツメ
 
ミヤマオダマキ
 
ヒロハヘビノボラズ
 
ミツバオーレン
 
オサバグサ
 
 小田越登山口には 16:38 到着。 たまたま登山口に花巻駅行きのバスが停まっており乗ってしまった。
 
 天気は雲が多かったものの終日良く、春の花も愛でることができ、本当に楽しかった。 早起きして東京から出てくれば、午後からでもこれだけ楽しめる早池峰山は本当に素晴らしい! なんだかまた7月に行っちゃおうかなぁ~、なんて思ってしまう。
 この後宿を予約した安比高原に向かう。 翌日は今度は私が初めての日本百名山、八幡平だ。 天気は曇り予報なのであまり期待はしていないが、お花が見られると良いな、と思いつつ夕飯を頂き、温泉に浸かり、バッタンQ。
 
【 参考 】
 
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