out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

本宿から大岳山

2021-02-27 13:15:59 | 山登り in 東京都
2021年2月22日(月)
大岳山山頂から望む富士山、三頭山、御前山
 
 2週間前に払沢の滝から浅間嶺を歩いた際、訪ねたかった豆腐屋さんで豆腐を買い、気になっていた村営駐車場の確認もできた。 この駐車場から以前より行きたかったルートで大岳山を目指す。 浅間嶺を歩いた際には御前山、大岳山南麓に点在する集落を見てますますこのコースに興味が湧いていた。 ただ、御岳山側から登る時にはいつもケーブルカー利用での大岳山登山。 今回は集落からの登りで山頂を目指すと 上り1,200m越えの登山となる。 到達できるだろうか。 ゆっくりでも目標達成できるよう早目出発を目指したが、若干寝過ごし。 
 
8:20
 本宿にある村営駐車場から北秋川沿いを歩くと、大岳山に続く馬頭刈尾根に登る登山口はいくつかあるが、今回は白倉バス停近くの登山口から。 駐車場からは舗装路を約20分。 登山道の入り口には写真の石柱が立っており「郷社大嶽神社入口」の文字が刻まれている。 それは大岳山山頂下にある大岳神社の郷社ということだろう。 「もうここは御嶽神社の領域ではないんだな」なんてことを変に納得しながら、「こちら側からがんばるぞ!」と変に気合が入る。
 
集落の梅が良い香り。
 
郷社大嶽神社。
「しっかり頑張ります」と手を合わせる。
 
神社前から舗装路を離れ少し登ると鳥居。(8:42)
御岳山も大岳山も神聖な神様の山なんだ。
 
それにしても、明らかに線の込んだ尾根をひたすら登ってゆく。
馬頭刈尾根まで休みなしの急登だ。
 
9:40
「分岐まではまだだよね~」と思ったころ木々が開け、
先日登った浅間尾根とその向こうに富士山が。
 
もう少し登ると更に見晴らしの良い場所に出た。
正面左右に続く尾根が浅間尾根。 富士山の正面辺りに浅間嶺があるらしい。
 
富士山をアップで。 富士山手前に浅間嶺。
この時点で富士山背後の空は既に白っぽくなっており、
この後富士山はその白さの中にどんどん隠れていってしまった。
この日はちょうど異例の暖かい日で、花粉もたくさん飛んだそう。
霞みはそんなことからも影響を受けたかな。
 
富士山が見えたポイントから更に急登になる。
「しんどいなぁ~」と思いながらもなんとか頑張る。
 
10:36
神社先の鳥居から約2時間。 駐車場から約3時間。
ようやく馬頭刈尾根に登り上げた。
ここからは緩やかな尾根道だ。 ただ、それでも上りは上り。
とりあえずその辺の切り株に座り込んで休憩。
 
歩き始めるとすぐにベンチのある展望の良い場所があった。
やはり先ほどの展望場所から1時間登ってきただけのことはある。
富士山は裾野の方まで見えるし、浅間尾根も随分低い位置に見える。
ただもう随分ぼんやりになってしまった。
 
丹沢方面。
 
大岳山山頂まではもう少し。
山頂直下で「直登で行くトレイル」 or 「大岳神社奥宮から登るいつものコースへと向かうトレイル」の選択。
直登はこりごりと思っていたのに最後の仕上げとばかりに「直登」を選択。
 
山頂到着。11:25
 久しぶりに急登、直登をもくもくと登り疲れ果てた。
いつもなら山頂に着いてすぐに写真を撮るが、さすがに岩に座り込んで一休みしてからの撮影。
辛うじてまだ富士山が見えて良かった。
トップの写真の通り、三頭山、御前山、浅間尾根、笹尾根、丹沢など薄いながらも良い展望だ。
 
三頭山の背後には大菩薩嶺から小金沢連嶺、北奥千丈岳、飛龍山、雲取山、鷹ノ巣山も見える。
その後ゆっくりお昼ご飯を頂き、下山する。(12:12)
 
下山で大嶽神社奥宮に参拝。
帰路は違うルートを通るのでしっかり安全祈願。
 
まずは馬頭刈尾根に戻る。
大岳山の山頂~直下は岩が露出している場所が多い。
 
馬頭刈尾根を歩き、登ってきた白倉への分岐を越して歩いてゆく。
下山はつづら岩から千足へ下る予定。
 
この尾根からは振り返れば大岳山、そして御岳山、日の出山などが間近に見られるはずなのだが、
残念ながら道中ほぼ木々で遮られる。 こちら側から見てみたかった。
 
振り返って大岳山。
左の尾根を歩いてきた。
 
富士見台到着。 地図には大怒田山となっている。(13:18)
残念ながら富士山は白い空に溶け込み、見えなくなっていた。
 
つづら岩到着。(13:46)
つづら岩はクライミングのゲレンデとして利用されているそうだ。
千足~つづら岩は関東ふれあいの道に指定されているので、
白倉からのルートより歩きやすいかと思っていたのだが、こちらの方が直登、急登かなぁ。。。
さらに足元がザレていて下りは特に怖く感じた。 脚が既にヘロヘロだったし。
こちらのルートの方が台風の影響を大きく受けたのかもしれない。
特に沢に近くなると倒木が積み重なった様な場所も多く(トレイルはきれいに整備されている)
景色も少し怖い感じ。
 
綾滝 (14:36)
ただ、沢沿いのこちらのルートには景観の良い滝がある。
ちょっと水量が少なく残念だったが。
 
更に下るともう一つの滝。
 
天狗の滝 (15:07)
 
滝の周囲でコチャルメルソウがいくつか開花。
まだツボミの方が多かった。
 
ユリワサビ
 
ヘロヘロに疲れた身体だったがお花を見て元気を取り戻し、歩き始めて10分弱ほどで林道に出た。
 
その後約30分ほど舗装路を歩いて駐車場に到着。(16:05)
途中振り返ると中央の大きな峰の右奥、ピークに大きな岩が乗っているように見える所がつづら岩かな。
 
 この日もまだちとせ屋さんが開いていたのでお豆腐を買って帰宅。 久しぶりに急登、直登だった一日は相当疲労したが、良い天気の中やり遂げることができて気分は爽快だった。
 
***  ***  ***
 
 翌日23日、青梅市沢井駅近くの山林火災が報じられ、大変驚いた。 幸い翌日24日には鎮火したが、付近で被害を受けられた方、心配な日々を過ごされた方にお見舞いを申し上げるとともに、消火に当たった方には感謝の気持ちだ。
 さらに21日に発生した栃木県、両崖山、天狗山の火災は今なお続いている。 一刻も早い鎮火、付近住民の方、消火活動の方の安全を心から祈ります。
 
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狭山湖 & 六道山散策

2021-02-20 23:00:38 | 山登り in 東京都
2021年1月21日(木)
狭山湖から望む大岳山、鷹ノ巣山、雲取山
 
 だいぶ前のレポだが、山に行くことがためらわれていた頃のウォーキング。 この時は多摩湖の隣にある狭山湖へ。 写真だけでは景色も取水塔もよく似ていてわかりにくいだろうが、取水塔の形は少し違う。 そして見えていればこちらの方が湖と富士山の位置がバランス良く写真に納まる。 天気が良かったのできっと山も良く見えるだろうと思い出かけたが、ご覧の通りあいにく遠景はかなり霞んでおり、富士山は全く見えなかった。
 
 
 多摩湖も狭山湖もダム建設による貯水池で、それぞれ村山貯水池、山口貯水池とも呼ばれている。 周囲の雑木林や整備された遊歩道、自転車道のほか、この辺の丘陵地が保存地区や公園として残されており、少し前にアップした八国山も含め、植物や鳥などを眺めながらウォーキングするには手軽で気持ちの良いエリアだ。
 
「富士山は見えないな」と思いながら堤防を歩いていたが、ぼんやりながら奥多摩の山々は望めた。
左半分が大岳山~御前山~御岳山辺り。 右半分が鷹ノ巣山~雲取山辺り。
手前の湖面にはたくさんの水鳥たち。
私がカメラを持っていたので「白鳥ですか?」と聞いてきた人がいたが、
カモくらいの大きさだろうと思う。 白っぽい、何だろう。
 
反対側には住宅街と西武園の観覧車。
隣に見えるのは「スカイタワー西東京」 以前は田無タワーと呼んでいたと思うけど。
多摩湖からは見えなかったと思うが、ここからは見えた。
 
堤防の水際にズラッと水鳥が並んでいた。
そんな中、羽色の違う二羽がペタペタと歩いてきた。
 
何か食べている。 愛らしい。
 
周囲の桜の木や林の中には野鳥が。 これはジョウビタキ(メス)かな。
 
 
 
狭山湖を離れ今度は六道山周辺を散策。 以前から気になっていたエリアだ。
東西に長いフィールドに駐車場や施設が点在しており、初めてで良くわからなかったので、
とりあえず赤坂駐車場からスタート。 谷戸を眺めながら歩き尾根道へ。
 
整備されたトレイルだが、雑木林は深い。
 
迷ったりしながら小一時間も歩くと六道山公園の展望台。
ここまでは違う道で車でも来られる。
 
展望台に登ってみた。 やはり富士山は見えない。
右端木の梢に隠れているのが大岳山。 中央辺りに並んでいるのが馬頭刈山、鶴脚山(らしい)。
米軍か自衛隊のヘリコプターが飛んできた。
 
展望台を離れ、尾根を下って里山民家に行ってみる。
 
あら。 またジョウビタキ(メス)。
 
 
 
谷戸に下りてきた。 葦原。
 
そして田んぼ。 いい所だな。
 
里山民家。 色々イベントなどもあるらしい。
 
ロウバイが咲いていた。
少しの時間だったが、青空の中を気持ちよく歩けて良かった。 また何かの折に気軽に来られそうだ。
 
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払沢の滝から浅間嶺 江戸時代の幹線路をたどる

2021-02-12 15:22:16 | 山登り in 東京都
2021年2月8日(月)
入沢山から奥多摩の山々を望む
左奥に三頭山、中央奥に飛龍山~雲取山、右に御前山
 
 2月8日、「そろそろ他県に出られるのかなぁ。」と思ったりもしたが予定通り都内の山へ。 大岳山や三頭山から見るとちょっと低めの場所に伸びる浅間尾根。 見晴らしは良くないかも。 それ程苦なく登れるかな。 ならば払沢の滝と合わせてついでに登ろうか、くらいに考えていたが、そんなものではなかった。 人様のレポを拝見すると浅間嶺は累計上り 1,000m以上になるらしい。 そしてどうやら展望も思ったより良いらしい。 払沢の滝の氷結はもう見られないだろうが、行ってみようと思った。
 
払沢の滝駐車場に7時ごろ到着。
里山の家々の間を縫うように標高を上げてゆく。
舗装路とショートカットのトレイルを交互に登りながら。
 
植林地を登ってゆくと真新しい木橋。
所々木に名板が付いていたが、
スギ、ヒノキ、サワラが植えられており、全く区別がつかないことが判明。
今までよく「スギが」とか書いてきた気がするが、いい加減だった。。。
 
時坂峠に到着。(8:14)
 曇りがちの空。 今日は展望は望めないかな、と。 天気が良ければここから都心方面のビル群が見られるようだが、この日は下山時に少し見えた。 この道は江戸時代、南・北秋川沿いに住む人々が五日市などに出てゆく為に、また甲州中道と呼ばれ江戸と甲州を結ぶ要路にもなっていた。 桧原村の主産物、木炭などを牛馬で運んだようだ。 こんな風に同じ景色を眺めたのだろうか、と想いを馳せる。 この場所には祠が祀られている。
 
進んでゆくと峠の茶屋。 何軒かお茶屋さんがあるがどこも冬季休業中。
 
お茶屋さんの前からは堂々たる大岳山の姿。
南の方から大岳山を眺めたことがなかったので新鮮だった。
 
随分登り「もう浅間尾根に出るかな」と思ったがまだだった。
 
けれど時折開けた良い景色が望める。
右端が大岳山、左の高いピークが御前山。
この二座をこんなに近く並べて見たことはなかった。
とても雄大で圧倒される。
 
大岳山と御前山の雄大な景色を見て、浅間嶺より先に松生山(まつばえやま)に行くことにした。
松生山に続く尾根は入沢山~天嶺山と続き、展望が良いらしい。
浅間嶺も展望は良いが最後にとっておきたくなった。
 
入沢山に到着すると北の奥多摩方面は素晴らしい雄大な広がり!
左端が三頭山、中央奥に飛龍山~雲取山、右に御前山。
 
飛龍山~雲取山をアップで。
 
三頭山より左には小金沢連嶺。
 
左の方から雁ヶ腹摺山、黒岳、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、小金沢山、右の方の高い所は大菩薩嶺かな。
手前が浅間嶺。
 
これは何だっけ。(ウスタビガ)
 
天嶺山(936m)はこの日の highest place。 けど木々に囲まれている。
ここから15分ほど歩くと。。。
 
松生山(まつばえやま)到着。(10:16)
尾根はこの先も続くがこの日はここまで。
 
低いと言った尾根だが富士山が見えるのだ。
この日は残念だったが。
南の方には丹沢から富士山、北の方には奥多摩の山々が望め、とても景色の良い尾根だ。
 
いったんここに座り込み、水分補給をして、少しおやつを食べて休憩。
富士山の雲が時折左によって右の方の山頂が見えないでもなかったが、
おおかたこんなもの。 それでも日差しも出てきて気持ち良かった。
 
来た道を戻り今度こそ浅間嶺へ向かう。
 
先ほどの分岐には戻らずずっと尾根歩き。
たぶん手前の高いピークが浅間嶺(小岩浅間)?
ずっと奥には小金沢連嶺と右に三頭山。
 
浅間嶺(展望台)到着。( 11:08 )
奥多摩側は景色が良いが、相変わらず富士山は見えないので
少し写真を撮って浅間嶺(小岩浅間)に向かう。
 
ドングリ。
何だか頭でっかちで細長い。 こんなだったっけ?
さっきのスギの話のように、調べると「ドングリ」もたくさん種類があった。
 
「浅間嶺(小岩浅間)」到着。(11:22)
見晴らしもないので下の広場に下りる。
ちなみに、「人里峠」はこれで「へんぼりとうげ」と読む。
 
浅間嶺の展望台にはここからまたひと登りだが、富士山も見えないし、
上から人の声もするし、なのでここでお昼ご飯にした。
ここには奥にトイレもあるし、下山には展望台の巻き道もある。
 
さて下山。 先に南側から眺める奥多摩三山、特に間近に望む御前山と大岳山が新鮮だったと書いたが、
もうひとつは、両山の麓まで望むことが今までなかったなということ。
両山の裾野がこんなに長く麓の沢に向かって伸びている姿、その斜面に集落がある様子、などがとても新鮮で驚いた。
この辺りから見ると三頭山、御前山、大岳山が飛びぬけて見えて、まさに奥多摩三山と言われる所以を感じた。
 
遥か昔から幹線路として使われてきた道。
人々の暮らしの中に生き続けてきた里山は今でも活用されているのかな。
下山中伐採作業に出会ったので動画を撮った。
クサビを打ち込み、チェーンソー最後のふた切りくらいでスッと倒れてゆく様がお見事。
 
浅間嶺 木の伐採作業
 
駐車場まで戻り、その後払沢の滝へ。
やっぱり全解凍。
 
滝へのトレイル入り口付近にあったカフェ。
向こう側から来るので往きにはこのお顔に気づかなかった。
 
 その後払沢の滝近くで有名な豆腐屋さん「桧原とうふ ちとせ屋」さんが待ち客0人だったので、豆腐とうの花ドーナツをお土産に購入。 うの花ドーナツ10個入りで母と姉とで分けるつもりだが、1個余るのでここで頂く。 温かい豆乳もつけて。 とっても美味しかった!! 帰宅後にいただいたお豆腐も美味しかった。 うん、また来よう。
 
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奥多摩人気コースに初登頂 高水三山

2021-02-06 22:20:18 | 山登り in 東京都
2021年2月1日(月)
岩茸石山山頂から雲取山、川苔山などを望む
 
 奥多摩の人気縦走コース、高水三山を歩いてきた。 高水三山縦走メインルートはJR青梅線軍畑駅(いくさばたえき)近くの登山口から「高水山~岩茸石山~惣岳山」を縦走し、御嶽駅に下山するコース。 人気のコースではあるが舗装路を歩く距離が長かったりするため、いつか行ければいいや、くらいに思っていた。 今なら安全性を考えピッタリのコースだろうと思い行ってきた。
 実際に歩いてみると、軍畑駅から登山口までの舗装路が長いことは確か。 そしてこの舗装路の上りが最初から堪える。 その後は植林地が多いものの、この冬の時期、樹間からは奥多摩、奥武蔵の名峰、山並みが見られ、特に岩茸石山からの眺めは素晴らしかった。 更に里山民家の家並み、庭木などを拝見し、神社仏閣を訪ね、麓の多摩川沿いを歩くのも楽しかった。 コースも標高の高い所には岩場もあり、変化に富み適度な緊張を楽しめた。 
 
 
 朝7時ごろ。 JR青梅線とは多摩川をはさみ対岸にある寒山寺駐車場から出発。 ここは縦走路出発口の軍畑駅~御嶽駅の中間地点沢井駅近くにある為登山前後は一駅分歩くことになる。 が、多摩川沿いを歩くのも楽しいだろう。 橋を渡った向こう側は奥多摩の老舗蔵「澤乃井 小澤酒造株式会社」の敷地。 川沿いには「清流ガーデン」もあり屋外のテーブルで生酒、豆腐、ワサビを使ったおつまみ、なども味わえるそう。 冷やし甘酒が美味しいとTVで見たなぁ。 月曜日はお休みでいただけなかったが、そのうち味わってみたい。
 
 
 多摩川沿いを歩いて軍畑駅まで行こうと思ったが、遊歩道入り口が良くわからず青梅街道を行く。 (後からよくよく地図を見ると澤乃井さんの下から入って良かったようだ。が、軍畑駅へ上がるには駅を少し越したところから上がるみたい) 
 駐車場からあちこちのぞいたり、写真を撮ったりしながら、1時間20分程舗装道路を歩いたところでロウバイがたくさん咲いていた。 
 
今季はまだロウバイをしっかりとっていなかったので、時間を掛けて撮った。
 
 
 
 
 
 
 
ようやく山道に入ると植林地だが歩きやすいトレイルが続く。
 
倒木の上にブナの実のカラ。
 
山道に入ってから1時間ほどで「高水山常福院」に到着。
ここに到着する手前、北側斜面には雪が残っていた。
 
参拝し、境内を拝見するとお犬様かな。
調べて拝見したサイトでは、和犬の狛犬ではあるが、武蔵近隣の影響でオオカミの特徴があると書かれていた。
 
常福院から高水山山頂まではわずか。
その間に大岳山~御前山が見渡せた。
大岳山手前が御岳山、少し右の方が大塚山かな。
写真左はしが日の出山、手前の伐採斜面、雪で白いのが惣岳山。
 
高水山山頂到着。(10:02)
見晴らしは良くないので、次の岩茸石山へ向かう。
 
岩茸石山は以前登った棒ノ折山へも続いている。
上の写真右 1/3辺りにある小さな富士山の様なのが棒ノ折山らしい。
右端奥の三角が武甲山。
奥武蔵から奥多摩の山々が続く。
 
北側斜面のトレイルには雪が残っていた。
奥に見えるのが岩茸石山。
 
岩茸石山(いわたけいしやま)山頂に到着。 (10:37)
高水山と歩いてきた稜線。
 
山頂東方向。 高水山左奥あたりが飯能だろう。
左奥が日和田山~物見山~奥武蔵へ続く山並み。
空がクリアなら関東平野~北関東の山並みも良く見えるのだろうな。
 
山頂北方向。 写真左奥に武甲山。 右になだらかなのが武川岳。
右の方 1/3あたりにラクダのこぶのように見えるのが伊豆ヶ岳、古御岳、らしい。
 
山頂から北西方向。
ひとつ上の写真よりカメラを左に振って、引きで撮ると右端が武甲山。
武甲山より左手前、小さな富士山の様なのが棒ノ折山。
棒ノ折山の奥左に有間山。 さらに左に仁田山、蕎麦粒山。
さらに左に曲ヶ谷北峰、南峰。 その後ろに川苔山山頂が顔をのぞかせている。
 
ずっと引きで撮り、右端に棒ノ折山。
山頂をのぞかせている川苔山の左奥には雲取山も見える。
左手前が本仁田山。 左奥には六石山。
そうかぁ、こんな風に見えるんだ。
ここまで来ても雲取山はまだ遠いなぁ~。
 
奥武蔵から奥多摩の山々を望む岩茸石山山頂。
ここで景色を眺めながら早いお昼ご飯を頂く。
ゆっくりしたらあと一座を目指して出発。
 
山頂を離れるとすぐに
大岳山~御前山、その先に大菩薩嶺~小金沢連嶺が望めた。
 
おぉう。
 
歩き進めると伐採地。
雪の斜面に見える山頂巻き道はただ今伐採作業のため立ち入り禁止。
 
惣岳山山頂には青渭(あおい)神社。
 
惣岳山から御嶽駅に下る途中、「しめつりの御神木」
 
少しのアップダウンを経て。。。
 
御嶽駅に到着。 近くの踏切で電車が来た。
 
御嶽駅前から多摩川に下りることができ、澤井まで遊歩道を歩く。
 
川に面したお庭にもうきれいな花が見られた。
 
畑を作っているお宅も。
のらぼう菜は江戸時代の頃から東京西部~飯能あたりで食べられてきた菜っ葉だそう。
一時期あまり見られなくなったが、その美味しさや伝統野菜復活のブームなどがあり、また人気が出てきたらしい。
それでもうちのそばのスーパーで見られることはなく、こちらの方の即売所などで売っているのを見ると買ったりしている。
 
ここから東京湾まで約70キロ。
 
午後2時ごろで既に夕方のような陽射し。
キラキラ光る川面をあとに家路についた。
 
 遠くに行きたい気持ちもあるが、小一時間のドライブで楽しめる奥多摩もなかなか良い。 というか、だんだん長距離運転して登る自信がなくなってきた。 元に戻ることができるかな。 元に戻る必要がない世の中になるのはもっと困るけどね。
 
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