out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

ヒメサユリ咲く浅草岳へ #2

2023-06-30 22:13:41 | 山登り in 他エリア
2023年6月25日(日)
浅草岳登山道を彩るヒメサユリ
 
浅草岳山頂の先、「天狗の遊び場」の方まで行ってみる。
山頂から先は福島県だ。
 
咲き始めのオオカメノキ。
 
山頂直下から見えた残雪の脇辺りまで下りてきた。
雪が解けたばかりの部分は茶色だが、周囲は緑の草が芽吹き、花も咲き始めている。
雲がはける時間が多くなり、麓には田子倉湖が見えた。
 
池塘もあった!
 
そして「天狗の遊び場」 (11:51)
木道の奥、晴れていれば素晴らしい山並みが見えたのだろうなぁ。
 
田子倉湖の向こうにも素晴らしい尾瀬の山並みだったろう。
 
何組かの人たちが残雪辺りのトレイル脇で休憩していたので、私もここでお昼ご飯にした。
大きなシラネアオイの群落があった。
 
お昼ご飯の後は再び浅草岳山頂へ戻る。
 
前岳近くの分岐まではピストン。
 
ツマトリソウ
 
イワイチョウ
 
分岐から先は桜ゾネ登山口方面に向かい下山する。 (13:00)
 
随分斜めになったピークを上るようだ。
あれがカヘヨノボッチ?
 
これが鬼が面山方面への稜線だったかな。
 
ミツバオウレン
 
カヘヨノボッチ手前でたくさんのヒメサユリが咲いていた。
 
このくらい咲いているとお見事。
 
実際まだまだトレイル沿い、特に山頂付近にはつぼみがたくさん見られ、
最盛期一歩手前、だったような気がする。
 
カヘヨノボッチへの登り。
トレイルが谷に向いていて、しかも滑りやすく怖かった。
 
ヒメサユリとアカモノ。
 
またヒメサユリ。 ツボミも多い。
 
往きにも見えた山並み。 雲が取れてきた。
やはり左の3つピークが並んでいるのが守門岳のようだ。
 
若々しいゴゼンタチバナ
 
右に見える尾根が登った尾根かな。
 
「浅草の鐘」まで下りてきた。
 
鐘のすぐ下に桜ゾネ広場 (14:15)
ここから駐車場まで林道歩き
 
ネバリノギラン
 
林道わき、水の流れている所にアズマシロカネソウを見つけた。
秋田県~福井県の日本海側に分布するそう。
 
林道歩き長いなぁ~。
 
モリモリ茂ったヤグルマソウ。
 
甘い香りがすると思ったらホオノキの花が咲いていた。
 
ホウチャクソウ
 
ジャブジャブ水の出ている所で靴を洗って、ここで往路と合流。
あとは駐車場まで戻って終了。 (14:54)
 
帰り道沿い 只見線 大白川駅
新潟県上越線小出駅から福島県会津若松駅を結ぶ。 すごいねぇ~。
 
 自宅から関越道小出ICまでも近くはないが、インターチェンジを下りた後も登山口までは1時間ほど走ったと思う。 お手軽には行けないが、花が多く、岩登りや湿原、残雪など変化に富んだ登山道を楽しむことができ、可愛らしいヒメサユリも見ることができた。 遠望は残念ながら拝むことができなかったが、また見に来てみたいという楽しみもできた。 本当に楽しく来て良かったなぁ~、と思った。
 
 さて、この日は浦佐駅近くのビジネスホテルを予約してある。 本来翌日26日(月)に登ろうと思っていた浅草岳はこの日中に完登でき、翌日はどうしようか、と。 こうなることも想定し、守門岳の登山計画書も作っておいた。 が、守門岳も登りたい山ではあるのだが、この日ヒメサユリを見て、また隣の山でヒメサユリを見るのがなんとなく退屈な気持ちになった。 新たな計画がフツフツと頭の中に湧いてきた。。。 
 
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ヒメサユリ咲く浅草岳へ #1

2023-06-30 14:09:08 | 山登り in 他エリア
 


2033年6月25日(日)
浅草岳に咲くヒメサユリ
 
 ヒメサユリを一度見てみたいと思っていた。 ヒメサユリは「日本固有のユリで、宮城県南部、福島県、山形県、新潟県の特定の地域に生育」するのだそう。 新潟県には雪解け間もない頃春の花を見に行ったりしたが、その度に浅草岳、守門岳は気になっていた。 行ってみたいけど、梅雨時期だし、遠いし。。。だが、今回天気も悪くなさそう、花の時期も良さそうという事で行ってきた。
 
 花の写真も撮るし、体力的なことを考えても浅草岳、ネズモチ平登山口からが良さそう。 駐車場も広いものが用意されているようだが、ヒメサユリの時期の週末は停められるのだろうか。 しかも東京からではそうそう早い時間には到着できない。 という事から、25日(日)に前泊し、26日(月)に登ろうと考えていた。 が、一応25日(日)は早めに出て、ネズモチ平駐車場の様子を見に行くと 8:00前に到着。 なんと駐車できた! 準備はしてあるので(なぜw)、いそいそと出発!
 
ネズモチ平登山口駐車場。
8:15でこのくらい。 トイレあり。
この日が開山日だったそうで、ゲート前には関係者の方と警察官の方が安全登山の声がけをしていた。
ご苦労様です!
 
ゲートを越えるとすぐにギンラン。
未だこのきれいな姿。
 
背が高くなったギンリョウソウ。
 
ホウチャクソウ
 
ここからが本格的な登山道。 左の方に入り、まずは前岳を目指す。(桜ゾネ広場ではない方)
ピークは雲に覆われているが、時折青空も見える。
 
登山道はこの先どんどん泥濘が増え、特に木の根や岩を登る登山道では滑りやすく、
またドロドロの岩や木をつかまなくてはならない部分も多く、少し苦労した。
 
サワギキョウ
が、足元にはユキザサ、エンレイソウ、実になったサルナシなどたくさん。
 
 
1時間ほど登った所で初のヒメサユリ。
おぉ~、可愛らしい!
 
その後、ドロドロの急登を這い上がるがしばらくヒメサユリは無し。
 
開けた景色になりきれいだが、どこを見ているのか全然わからない。
雲に覆われているのが守門岳?
 
進む方向には残雪も見え、「あの上の方まで登るんだよな~。」と。
 
ヤマツツジが咲いている。
少し平らな感じになり「もう少しで前岳かな。」と思うがまだまだ。
 
コケイラン?
 
ウラジロヨウラク
 
ユキザサ
 
イワカガミ
 
アカモノ
 
ベニサラサドウダン
 
ようやく前岳手前、桜ゾネ登山口、六十里越登山口との合流。(10:32)
広場のようになっており、岩に座って休憩している人たちがいたので、私もここで休憩。
登ってきたので汗はかいているが、ひどく暑いことはない。
風もなく、寒くなることもなくてちょうど良い。
 
休憩を終え歩き始めるとすぐに残雪。
歩いている時には気づかなかったが、この辺の高い所が前岳山頂の様だ。
そして奥に見えるのが浅草岳山頂。
 
残雪を抜けるとサラサドウダン、ベニサラサドウダン、ウラジロヨウラクなどが沢山。
 
足元にはきれいなゴゼンタチバナやツマトリソウなどが群生している。
 
山頂直下は山上湿原
 
ワタスゲ
 
山頂に向かうトレイルから振り返ると右に前岳、左は六十里登山口への尾根?
 
六十里登山口への尾根?
 
浅草岳山頂と~ちゃく! (11:17)
虫が写り込んだが、虫も多かった。
前週の平標山でも結構やられたので用心したつもりだが、また喰われた。
人が多いのでさらに先に進む。
 
するとたくさん花をつけたヒメサユリ。
こちらのお花はベージュがかっているが、咲いて何日かたったとか?
 
この位が思っていたヒメサユリのピンク。
 
こちらはとても赤みが強い。
個体によって色の差があるのかな?
 
どんどん下って残雪の先、緑の湿地?が広がる
「天狗の遊び場」辺りまで行ってみることにする。
 
途中、見たかった黄色のスミレ。
ミヤマキスミレかなぁ。
 
とてもかわいい。
 
つづく
 
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アヤメの櫛形山

2023-06-27 17:26:40 | 山登り in 山梨県
2023年6月20日(火)
櫛形山登山道の大樹
 
 2018年8月、櫛形山に初めて登った。 櫛形山というと山上に咲くアヤメで有名だが、ずっと機会を逃してきたのでとりあえず行ってみようという感じだった。 8月だったのでアヤメはもちろん咲いていなかったが、動物の食害防止柵のおかげで復活した花畑は夏の花でいっぱいだった。 また、赤石山脈の前衛に位置するため、間近に望む南アルプスの眺めが素晴らしかった。
 
 今回は、休みとなった火曜日、どこも天気が思わしくないので、花を見て回れるあまり険しくない山ということで櫛形山を選択。 前回見られなかったアヤメも咲き始めている様子。 
 
写真は帰りに撮ったが、8:00頃の到着で先行車は1台。
奥の休憩小屋にはトイレもあり。
林道に入る前、平林の「みさき耕舎」にもトイレあり。
(ただ両方とも24時間利用可能かはわからない)
 
平林から長い林道を経て池の茶屋登山口駐車場へ。
相変わらず細く長い林道にはひやひやしたが、待避所を確認しながら行けば、
路面は舗装路なのでそれほど心配はない。
ただ現在枝別れする林道で工事を行っており、昼間は時折大きな車が走っているので注意。
 
休憩小屋隣からシカ柵ゲートを開いて山へ。(8:25)
 
クルマムグラ
 
少し登ってゆくとバイケイソウが茂る稜線。
ここからは富士山が望めるが、もちろんこの日は真っ白。
木にはサルオガセ。 奥には再びシカ柵ゲート。
その先スキーゲレンデのような斜面を少し登る。
 
登った先には「眺望ポイント」
以前来た時にはなかったが、わかりやすい案内板とベンチがあった。
ここから南から北へ続く南アルプスオールスターズが望める。
 
更に登ってゆくと霧の中に威厳のある木々。
櫛形山はこんな景色もそれらしい。
 
足元には小さな花々。
 
奥仙重到着 (9:16)
1時間弱で標高 2,000m越え。 駐車場で既に1,850m なのだ。
 
イワセントウソウ?
 
櫛形山山頂と~ちゃく! (9:36)
なだらかに丸い櫛形山山頂部を裸山の方へ向かう。
 
マイヅルソウとコケ。
 
シロバナノヘビイチゴ(葉)とコケ
 
林床にコケが沢山生えている様子は南アルプスらしさを感じる。
 
小さなキノコとコケ。
 
巨大なカラマツ(樹齢推定300年)
こんな風に根元から枝分かれしている木を多く見かける。
 
ネット奥の高い所が裸山 ( 10:21)
シカ柵ゲートをいくつか越えるので、いつネットの中なのか外なのかが良くわからないが、
ここはさらにネットが厳重に張り巡らされ保護されている。
 
ネットの中にウマノアシガタ
 
そして櫛形山のアヤメ。
一部分だけ良く咲いていた。 他はこれから?
 
 
 
ようやく櫛形山のアヤメを見ることができた。
 
さらにアヤメ平に向かう。
 
木の股に育つマイヅルソウ
 
シカ除けネットの中はマイヅルソウが広範囲で群生している。
 
アヤメ平到着 (11:10)
アヤメ平というがここではアヤメは見られなかった。
が、たくさんの花が咲いているので時間をかけて散策し、お昼ご飯休憩も。
 
グンナイフウロ
グンナイ(郡内)とは山梨県の郡内地方の三ツ峠山で発見されたため、だそう。
 
 
 
 
アヤメ平のベンチでお昼ご飯もいただき、下山する。
雨が降りそうなので、ピストンで戻ることにする。
 
途中往路とは違うコースで、サラサドウダンツツジ。
 
ギンリョウソウ
 
原生林の森コース
 
スキーゲレンデのような斜面。 ここを下ったらもうすぐ駐車場。
 
クリンユキフデ
 
下山時、なんと富士山がお出まし。
まぁ~、ありがたやぁ~、と。
 
そして、この日アヤメに次いで楽しみにしていた花も無事見ることができた。
 
 
 
14:29 下山完了
 
平林の集落まで無事車で下り、棚田の写真を。
 
まだ稲が小さいのでアマガエルは見られず。
オタマジャクシは元気に泳いでいた。
 
その後、車で走っていると雨が落ちてきたが、散策中は雨に降られることなく、
見たい花も見ることができ、霧の中の幻想的な森の姿も見ることができて、良い一日だった。
 
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ようやく平標山

2023-06-21 23:20:23 | 山登り in 他エリア
2023年6月17日(土)
平標山のハクサンイチゲ 奥には赤城山
 
 前週は色々あって山に出かけられなかった。 この週こそ山に、できれば平標山に行きたいと思っていたが、天気は? 肝心のお花はまだ咲いている? 土曜日に天気が良くなりそうだが「平日と違い混んでいるだろうな」と思い6時着を目指して登山口の駐車場へ。 
 
 予定通り6時前には到着したのだが、驚いた! なんとメインの駐車場は既に満車で臨時駐車場への案内が始まっている。 臨時駐車場入り口では料金徴収も行っており、3~4割は入っているがその後も途切れることなくどんどん入ってくる。 この調子ではトイレは。。。と思い駐車してからすぐに向かうと長蛇の列(20分待ち)。 登山口への道路も都心のショッピング街の様だ。 こんなに来るのか~。
 
登山口出発は 6:40ごろ。
登山口から始まる急登ではしばらく列になって登るような具合だったが、
そのうちにばらけてきた。
 
クルマバツクバネソウ
 
タニウツギ
上りはきつく汗もかくが、空気は爽やかで日影は涼しい程。
 
花をたくさんつけたベニサラサドウダンがトレイル沿いあちこちで見られた。
 
ガクウラジロヨウラク
 
左の高い所が松手山。 割と良い具合で歩けている。
あそこまで登ったらいったん休憩だ。
 
松手山到着(8:20)
人は多かったが隅っこの岩に座りおやつ休憩。
 
景色を眺めていると、あれあれ。。。?
富士山だよな? 鉄塔左上。 肉眼ではもっと良く見えたのだが。
 
ゆっくり20分ほど休憩して再出発。
山頂手前の階段あたりでバテないと良いけどな。
 
イワカガミ
まぁ、お花を見ながらゆっくりと。
 
ツマトリソウ
 
 
ゴゼンタチバナ
 
ハクサンチドリ
階段手前、急登が再び始まると現れる。
 
振り返るとベニサラサドウダンの向こうに歩いてきたトレイルと苗場山、神楽ヶ峰。
 
さて階段。 途中避けられる所では一休み。
後からたくさん人が来ることもなく一安心。
 
ヨツバシオガマ
 
ようやく階段を終え、「そろそろハクサンイチゲだよなぁ~」と歩いていると
 
咲いていた、咲いていた。
 
花の斜面の向こうに榛名山、中央奥には富士山。
山頂への上りではこの辺りでしか群生は見られなかった。
 
花も盛りを過ぎた様子だったが、まぁ、咲いている所を見られて良かった。
 
前回は2019年6月26日だったが、もっと花数が多かった。
やはり今年は花が早いんだなぁ。
 
山頂まであと一息と言うところで苗場山左後方に白い山々を見つけた。
どうやら一番良く見えるのが白馬岳、その周囲の山々も見える。
もう少しお花の群落があるような気がしていたが、「どこ?」と思い登っているうちに、
 
平標山山頂と~ちゃく! ( 10:15)
涼しさも手伝ってか、余裕のある状態で到着できたのは良かった。
もっとヘロヘロになるかと心配していた。
 
土樽方面への登山道。
ふたつの雪渓の向こう辺りが2月に登った日白山だそうだが、
山頂付近もっと急斜面だったけどなぁ。
 
仙ノ倉山方面。
左には谷川岳周辺の山や、奥には燧ケ岳や至仏山。
 
下山方向。
左下に小さく平標山の家。 奥に榛名山。
中央最深には富士山、右の方に浅間山。
景色を眺めたら少し仙ノ倉山方面に下りお花を撮る。
 
 
 
 
 
奥に新潟の山々
八海山、巻機山、中ノ岳など
 
ハクサンコザクラ
 
 
 
 
 
ハクサンイチゲ
 
ミヤマキンバイ
今回は人も多いので、あまり下まで下らず山頂に戻る。
 
山頂に戻りお昼ご飯を頂いて、ふたたび北アルプスを確認してから下山する。
 
少し下山したところから千ノ倉山方面を振り返る。
 
ワタスゲ
 
仙ノ倉山方面の斜面からエビス大黒ノ頭が顔を出す。
 
アカモノ
少し遅かった感じはあったが、この日一日よく見られた
 
ベニサラサドウダン
最盛期の花盛りだった。
 
山の家で少し休憩し、あとはグングン下る。
階段が多く、湿っていたので滑らないように注意した。
 
タニギキョウ
 
 
 
登山口まで下りた後、さらに駐車場まで約一時間の林道歩き。
途中川沿いのトレイルに入る。
 
そこには以前にも見たギンリョウソウの団体。
今回は相合傘のカップルのみ。
 
 土曜日で人が多かったり、ハクサンイチゲには少し遅かった感もあったが、今回もたくさんのお花を見ることができ、展望にも恵まれ、楽しい一日を過ごすことができた。 
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バックデイト更新 「高尾山 5/28」

2023-06-13 23:13:50 | 日記

6/5日付で「高尾山 5/28」をバックデイト更新しました。

よろしければご覧ください。

 

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