out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

姉と初冬の旅行 #3 合掌造りの里 五箇山

2023-11-29 09:27:53 | travel
2023年11月21日(火)
五箇山菅沼集落の合掌造り
 
 旅行最終日3日目、11/21。 前日見た天気予報では朝から夕方まで「快晴」マークがついていた。 旅行前の計画で天気の良い朝か夕方に高山市にある「アルプス展望公園スカイパーク」から北アルプスを望めると良いね、と姉と話していた。 実際前日には下調べでこの公園に立ち寄っていた。 日本中の広範囲で「快晴」が約束されたこの朝、私たちは 6:30過ぎの日の出を目指して出かけたのだが外に出るとなんと濃霧。 それでも公園に行き日の出時刻まで待っていたが深い霧は晴れなかった。 こちらに来てから高山、郡上八幡とアルプスや白山など見たい山の近くにはいるのだろうが、見れていない。 少々がっかりだが、今回は山が目的ではない。 気を取り直して合掌造りの里へ向かう。 まずは前日と同じ東海北陸自動車道を富山方面へ、五箇山ICに向かう。 幸いなことに五箇山ICに到着するころには空は晴れ渡っていた。
 
8:00過ぎ、五箇山の菅沼集落に到着。
 
 五箇山は白川郷と共に世界文化遺産に登録されている。 ただ、五箇山とは40の小さな集落の総称で、世界文化遺産として登録されているのはそのうちの「菅沼(すがぬま)」「相倉(あいのくら)」の2集落。 世界遺産に登録されていない集落にも「国指定重要文化財」の建物があったり、歴史的に重要な建物、文化が残されている。 こちら「国指定重要文化財 村上家」のHPに掲載されている「五箇山観光マップ」を見ると、五箇山の大体の様子がわかる。
 私たちはまず高速道路から一番近く、集落としても大きな「菅沼集落」を見学。 実際に人が住んでいる集落なので早朝・夜間の立ち入り、散策はご遠慮くださいとなっている。 駐車場の開く 8:00頃に到着。 上写真の中央にある駐車場は有料で500円。 国道は集落より高い位置にあるので国道から集落全体を見下ろす画像が撮れるのだが、この時間谷あいにある集落は全て影の中。 陽が射すまで集落を散策することにした。 駐車場にはエレベーター完備で集落まで下りられる。 下りた先はトンネル内で左の「合掌の里」と右の「合掌造り集落」の2区画に分けられている。
 
最初に左へ。
 
トンネルを出た先の建物が茅の吹き替えを行っていた。
こういう維持がなければ途絶えてしまう文化だ。
 
こちらの建物はなんとトイレ。
中は立派な近代的なトイレだった。
こちら側はあまり人が住んでいないのか、生活感が見られず寂しい感じ。
サッと見てトンネル右方面へ。
 
段々陽が当たってきて良い風景になってきた。
畑で働く人の姿も。
背後の山にはまだ紅葉も見られ、彩りも合って良かった。
なるべく陽の当たっている場所を撮影して歩く。
 
こちら左は五箇山民俗館。
 
民俗館の先、写真左の建物は「塩硝の館」
 
庄川沿いにある「神明社」
 
お参りをした後、「塩硝の館」と「民俗館」は有料だが内部に入れるのでちょっと勉強に行く。
 
 
 「塩硝の館」では「塩硝」についてガイドの方がお話してくれる。 「塩硝」とは火薬の原料となるもの。 土地が少なく米を作れなかったこの地域では合掌造りの家屋屋根裏で養蚕を行なったり、紙漉きを行って収入を得ていた。 この養蚕で出る蚕の糞や特定の草を囲炉裏の近くに掘った穴に埋め、数年かけて「塩硝」を作ることができるようになった。 いったいどんなことからこのような方法に至ったのか。 これが16世紀半ばごろから行われていたというのだから驚きだ。 武器に使える火薬の製造は加賀藩の奨励と援助を受け、他に漏れぬよう人の目の届かない山奥で管理することも都合が良かったようだ。 というわけで、火縄銃でポーズ。
 
「民俗館」には生活に使われた様々な物が展示されている。
こちらにもガイドさんがいて主な事柄を説明してくれる。
特に五箇山発祥の民謡「こきりこ」を歌いながら、こきりことササラを演奏したり、
私たちにも演奏させてくれたりと、楽しい時間を過ごせた。
姉がもっているのがササラ。 シャキッと音を出すのは難しい。
こきりこは民謡通り七寸五分の竹の棒の楽器。
 
屋根を支える梁が曲がっており、強度を増している。
何とこの曲がった梁は根曲がりの木を使っているのだそう。
 
急なハシゴのような階段を上った2階も展示品でいっぱいだが、
かつてはこの2階部分で養蚕が行われていた。
 
随分長いこと見学を楽しんでいたら 10:30頃。
ツアー客も入ってきて、お土産屋さん、食べ物屋さんも営業開始していた。
 
陽当たりも随分良くなってきた。
 
お腹もすいたのでちょっとおやつ休憩。
五平餅、五箇山豆腐、栃餅入りぜんざい。
 
だいぶ陽が上ったが、それでも集落の半分くらいは日影の中。
 
どうやら冬場は集落全部が日なたになることはないのかもしれない。
 
駐車場に戻り、集落全体を撮りたかったがこれが限界。
 
隣の上梨地区に来てみた。国指定重要文化財の村上家。
内部を見学できるのだが、この日はお休み。
 
こちらは民宿。 合掌造りの宿もあちこちにある。
 
上梨白山宮 本殿(国指定重要文化財)
富山県内最古の木造建築物
 
 時間は 12:00 を過ぎてしまったので、白川郷に向かう。
 
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姉と初冬の旅行 #2 青空を求めて郡上八幡

2023-11-28 12:32:37 | travel
2023年11月20日(月)
郡上八幡城
 
 旅行2日目。 予定では一番時間が取れるこの日に茅葺屋根の合掌造りで有名な五箇山と白川郷を訪ねるつもりだった。 が、この日は昼過ぎ遅くまで雨の予報。 どうするかと姉と相談し、まずは宿で朝風呂、美味しい朝食をゆっくり頂き、高山市街地から30分程の「飛騨大鍾乳洞」にでも行ってみようか、という事にしていた。 ところがどうやら雨は高山から北の日本海側のみで、他の地域はとても天気が良いらしい。 それならば高速道路で1時間ほど南下して郡上八幡へ行ってみよう、という事になった。 が、その前に。
 
前日訪れた櫻山八幡宮に併設されている「高山祭屋台会館」を見学。
実際のお祭りも見てみたいが、今回はこちらで少し予習をしておく。
 
前日「古い町並み」の中で見た屋台蔵はこの屋台を保管する蔵だった。
この時期は屋台会館で見ることができる。
櫻山八幡宮の例祭では全部で11基の屋台が街に曳き出されるが、
屋台会館では年3回、順番に展示入れ替えを行っているそう。
会館入場時に全員音声ガイドを渡され、細かい説明を聞くことができる。
 
「高山祭屋台会館」見学を終え、東海北陸自動車道を一路郡上八幡ICへ。
 
「郡上八幡城」を訪ねる。
 
 無料の城山公園駐車場が空いていたので駐車。 この場所はかつてのお城本丸跡地だそう。 中央の銅像は山之内一豊と妻の千代。 NHK大河ドラマ「功名が辻」でも描かれた「馬揃え」のシーン。
 
お城のすぐ脇にも駐車場はあるが、本丸から天守まで歩いてみる。
車道をショートカットする歩道が設けられている。
 
天守閣を見上げる辺りの紅葉は既に終了していたが(トップの写真)、
周囲にはまだ美しい木々も見られた。
正面に見える山は「東殿山城(とうどやまじょう)」「赤谷山城」がある東殿山(とうどやま)。
 
郡上八幡城天守閣
もちろん再建のお城ではあるが、日本最古の木造再建城なのだそう。
城内にはお城の歴史がわかる資料、戦国時代に使われていた武器などが展示されている。
 
急な階段を上がって行った先からは
城下町を一望できる。
戦国時代、向こうの「赤谷山城」とこちらの「八幡城」で睨み合い戦っていたことを想像すると、
なんだか恐ろしい気持ちにもなる。
 
山深い場所なのに、大きな街だ。
 
15:00近くになりお腹を空かせて「郡上八幡旧庁舎記念館」へ。
なにせ急なプランだったので時間もなく、お昼ご飯をまともに食べていなかった。
 
ここで岐阜県民のソウルフード(らしい)「鶏ちゃん」を頂く。
もともとは郡上市、下呂市などが発祥らしい。
鶏肉と野菜を味噌ベースのたれで炒めたお料理。
大変美味しくいただき、お土産に「鶏ちゃん」のタレが入った。
 
「郡上八幡旧庁舎記念館」の隣には吉田川が流れ、この橋、「新橋」が架かっている。
 
川の水面から橋までの高さ約12m。
ここでは夏の風物詩として「川ガキ」たちが橋から川へダイブする姿が見られるのだそう。
橋の手すりから川をのぞき込むだけでも足がすくむ高さだ。
橋からのダイブだけでなく、周囲の岩場から飛び込んだり川遊びをしたり。
水遊びができるような美しい川があるのはうらやましい。
 
そんな清らかな川の水は生活にも活かされている。
飲食用にはもちろん、食器洗い、洗濯、オトリ鮎飼育などにも使われる。
 
食器洗いで出た米粒などはコイが食べる。
が、現在はコイの餌が売られており、かなり栄養過多の様子。
 
郡上八幡水風景はここ以外にもあるそう。
郡上おどりや川の飛び込みなど、また再訪できるといいなぁ。
 
この日の夜も高山に宿泊。
宿はビジネスホテル素泊まりなので、「古い町並み」へ夕食を食べに出た。
あまり調べもせずに出ると、日中あんなに賑わっていた店舗は 18:00過ぎでほぼ閉まっていた。
 
幸い良いお店を見つけ、飛騨牛の朴葉味噌焼きの定食を頂いた。
こちらも大変美味しかった。
 
帰り道では「古い町並み」の夜景撮影。
 
ほんっとにほとんど人が居らず、灯りもすくなくてビックリだった。
静かすぎて物騒なくらい。
 
 雨予報の一日だったが、場所を郡上八幡に移し青空も見える中良い観光ができた。 夜には高山の夜景撮影もでき盛りだくさんの一日となった。 とうとう翌日は最終日。 天気は「快晴」予報。 いよいよ楽しみにしていた五箇山、白川郷を訪ねる。
 
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姉と初冬の旅行 #1 東京→高山

2023-11-25 00:26:54 | travel
2023年11月19日(日)
岐阜県高山市 古い町並み
 
 以前から姉と旅行に行こうという計画があった。 お互いに都合の良い日などを検討していると桜でも紅葉でもない、この時期になってしまった。 行き先は姉に任せていたが、お互いに行ってみたかった飛騨高山や白川郷など、とざっくり計画をたてた。 当初は新幹線&レンタカーも考えていたが、色々考慮すると私の車で行くのが良いとほぼ私が押し切った。 自宅から高山市街地まで約285km。 2泊3日で白川郷・五箇山なども観光するつもり。 さてどうなる事やら。
 
6:30 中央自動車道路 釈迦堂PA から白峰三山モルゲンロート
 
 朝5:00ごろ自宅を出発。 ナビによると自宅から高山市街地の宿までは4時間半ほどで着くそうだが、長距離運転なので無理なくおしゃべりしながら低速運転、休憩も充分入れたい。 景色の良いPAでは撮影も楽しみたい。 前日は雨、快晴の当日朝、中央自動車道笹子トンネルを抜けると美しい南アルプスの山々が出迎えてくれた。 こんな時は釈迦堂PAに吸い込まれる。
 
間ノ岳~北岳 鳳凰三山 ピークが雲に隠れた甲斐駒ヶ岳
充分のんびりしたが。。。
 
7:24  八ケ岳PAでも撮影休憩
甲斐駒ヶ岳の雲もほぼ取れた。 右に鋸岳が続く。
 
鳳凰三山と背後に北岳ピーク
 
もちろん八ヶ岳も。
ここから見えるのは編笠山と権現岳?
 
8:01  もちろん諏訪湖SAでも撮影休憩
長野県に近づくにつれ雲が多くなっていた。
霧ケ峰も多くの雲がかかっていたが、その分木々にはびっしりと霧氷がついているようだ。
このままあの真っ白な世界に入り込んで行きたい気分だったが、この日は我慢。
 
松本ICで高速を降り、まっすぐ安房峠方面へ。
中ノ湯ICから初めて安房トンネルを走る。 このトンネル、既に中部縦貫自動車道になっているようだ。
 
9:50  安房トンネルを抜けてすぐの平湯バスターミナルにある「アルプス街道平湯」で休憩。
雲がいっぱいの辺りには穂高に続く山が見えたのかな。
建物前は除雪されていたが。。。
 
他の部分には雪がいっぱい! 前日の雪でこの辺りには随分積もっていた。
この先も高山市街地に近づくまで山道は安全運転で。
 
お昼 12:00近くになり、高山市街地に入る前にお昼ご飯にした。
古民家風のお食事処は雪が積もったお庭の紅葉がまだまだきれいだった。
食事も大変美味しくいただいた。
 
その後13:00頃に高山市街地の宿に到着。
車を置かせてもらい、高山の「古い町並み」観光に出かけた。
 
宿から「古い町並み」には徒歩で行けるが、「古い町並み」は想像していた以上に広範囲で大変驚いた。
一本の通りの両側に古い建物が並んでいる、というレベルではない。
歴史的に貴重な建物や、趣のある民家、商店が町全体に広がっている。
 
こちらの地図(「飛騨高山ぐらり散策マップ」参照)などを参考に歩いたが、
なかなかすぐに理解できるような範囲ではない。
 
「高山祭」の写真などでよく見る「中橋」
 
街のところどころに写真右のような背の高い扉のある建物が見られる。
高山祭で使われる「屋台」を収納しておく屋台蔵だ。
手前柵の中央に「展示中」の札がかかっているが、
こちらの蔵で保存される屋台は現在「高山祭屋台会館」で展示されている。
 
写真はなるべく人が写らないよう撮っているが、
多くの人(圧倒的に外国の方)が歩いており、とてもにぎわっていた。
様々なお店もあり、どこも魅力的で、あちこち行きたいのになかなか進めないほど。
 
色々見たい所を振り切って、時間もないので速足に「櫻山八幡宮」にやって来た。
高山祭、秋に行われる「八幡祭」はこちらの神社の例祭だ。
ちなみに春に行われるのは日枝神社の例祭「山王祭」だ。
 
御拝殿
 
 
 
境内の秋葉神社近くの紅葉がきれいだった
 
宿へ歩いて帰る途中江名子川
 
夕食では飛騨牛を頂く
 
 まずは山を越える長い道のりが心配だった初日だが、美しい山々を望み、姉と話しながらのドライブは楽しかった。 心配していた雪もほどほどで良かった。 午後には高山の観光もでき、古い街並みに感動。 まだまだ紅葉も楽しめたことはラッキーだった。 夕食は楽しみにしていた飛騨牛もいただき、ゆっくりと温泉に浸かって早寝をし、疲れもすっかり取れた。
 が。。。翌日の天気予報は日本海側を中心に朝から昼過ぎまで雨。 高山から北の方の天気が悪いので、白川郷・五箇山も望み薄だ。 さて、どうしたものか。 つづく。
 
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晴天を狙って鬼ヶ岳

2023-11-17 20:55:00 | 山登り in 山梨県
2023年11月14日(火)
紅葉と富士山
 
 11/14(火)は各地晴天予報が出ていた。 が、高い山の紅葉は既に終了しているし、知っている低山はまだこれから? どこに行こうかと迷ったが、せっかくの晴天予報なら雪で白くなり始めた高い山を見に行きたい。 河口湖の紅葉がそろそろ良くなってきたと読んだのでそちらの方に行ってみようか。 西湖湖畔の鬼ヶ岳から展望を拝みつつ、登山前後にどこかで紅葉観光ができればと出かけてきた。
 
6:12
まずは河口湖畔大石公園から。
10/28より河口湖畔の「紅葉まつり」開催中であるが、実は河口湖の紅葉を見に来たことが無い。
良い紅葉撮影スポットを知らないので、朝景はいつもの大石公園近くから。
 
6:17
山肌に陽が当たってきた。
この近くに立派な紅葉の木があり、既にたくさんの人がスタンバイしていた。
紅葉に陽が当たるのを待たず、山に向かう。
 
「西湖いやしの里根場」登山者用駐車場からスタート。(7:27)
登山者用駐車場は西側の端にある。
いやしの里のトイレは早朝は使えないので、西湖畔のきれいなトイレを利用。
 
登山口の東入川堰堤広場付近はきれいな紅葉が見られた。
ただここからは薄暗い日影を45分程植林帯の急登。
 
カラマツの森に出るころようやく陽が当たってきた。(8:44)
この先まだまだ、結局は雪頭ヶ岳のお花畑まで急登は続く。
 
カラマツ越しではあるが、紅葉に富士山も見られた。
 
黄葉と富士山
 
赤い実やムラサキシキブの実なども見られた。
 
急登を登っていると暑いが大汗をかくほどではない。
実際気温は結構低い。
 
ようやくブナの森。(9:20)
この辺まで来て岩が見え始めるともうすぐかと勘違いしてしまうのだが、
実際にはまだあと一時間ほど急登に耐えなければならない。
 
木々の梢の先に南アルプスがくっきり見えてきた。
良かった!
 
ようやく雪頭ヶ岳お花畑に到着。(10:16)
いつもながら本当にようやく、という感じ。 けれどこの景色を見ると「登ってきて良かった~!」と思える。
手前の赤っぽい木はノイバラ?が沢山赤い実をつけている。
左下に西湖、右上の方に本栖湖、そこから続く天子山地。
 
正面に西湖越しの富士山。
いったん溶けてしまった雪が近日の寒さで一気に戻ったようだ。
誰もいないので良い岩を確保でき、この景色を拝みながらおやつ休憩。
ここは風が吹いていたのでフリースと雨具ジャケットを着た。
 
休憩後雪頭ヶ岳山頂に向かう。
岩のアップダウンの最中、平らな所から。
手前中央が十二ヶ岳、左奥に黒岳、右に三ツ峠山、右奥に丹沢の山々、一番奥高いのは蛭ヶ岳。
見える湖は河口湖。
 
雪頭ヶ岳到着。(10:37)
ここから鬼ヶ岳へはザレたトレイルや岩場を激下り、激上りする。
 
途中南アルプスのこの景色!
見えているうちに来れて良かった~!!
一番手前の尾根はこの後下山してゆくルート。
たぶん一番低い辺りが鍵掛峠で、そこから根場に下山する。
 
南アルプスは左から聖岳~赤石岳~悪沢岳~小河内岳~塩見岳
 
農鳥岳~間ノ岳~北岳~仙丈ケ岳~鳳凰三山~甲斐駒ヶ岳
 
南アルプス~奥に北アルプス~八ヶ岳
本当にこの日は良く見えた! こんな日は滅多にないだろう。
 
最後に梯子を上ると。
 
鬼ヶ岳と~ちゃくっ!(10:55)
 
鬼ヶ岳まで来るとようやく北側、奥秩父の山々を望める。
瑞牆山~金峰山~北奥千丈岳~甲武信岳~破風山~笠取山辺りまで見えているらしい。
 
黒岳の左には大岳山、さらに左に三頭山。
 
動画も撮ったのでどうぞ。
山梨県 鬼ヶ岳からの展望
 
鬼ヶ岳の一本角と富士山。
時間は早いがここで昼食休憩。
ここも誰もいなかったので、狭い山頂悪いが岩を陣取った。
充分休憩し、景色を堪能してから下山。
しばらくはザレたトレイルや岩が続く激下り。
 
土のある平坦な所にホコリタケ?
 
細かなアップダウンを繰り返し、鍵掛峠手前のこの岩場。
右上に上がると展望が良いが、切り立った岩の上なので注意。
コースは左、ロープが見える方に下りてゆく。 この先左が切れ落ちている岩場のトラバースなので注意。
 
この辺りで南アルプスの展望とはお別れ。
 
鍵掛峠からの下りもザレた激下りや、崩落したような場所もあるので注意。
標高が下がるにつれ色づいた木々も見られた。
約1時間ほど下ると林道に出て、そこからさらに10分程でいやしの里の脇に出る。
 
沢を挟んだ向こう側は有料エリア。(13:54)
あとは駐車場までテクテク歩き、14:05無事終了。
 
終了後は河口湖の紅葉祭りを見に行ってみようかと思っていたが、
平日なのに混雑していそうだし、いやしの里も結構きれいだったので、こちらの有料エリアに入ってみることにした。
 
終盤ではあるのだが、まだまだきれい。
お客さんはほぼ外国人。
 
白い雪が積もっていて良かった。
 
外国の方たちもあちこちでシャッター押しまくり。
みんな嬉しそう。 私も良い日に来れてラッキーだった。
 
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高尾山 何が見れる?

2023-11-06 15:32:21 | 山登り in 東京都
2023年11月3日(祝・金)
高尾山山頂から望む富士山
 
 天気が良さそうな 11/3の祝日。 渋滞などを考えると遠くに行く気力もなく結局のところ高尾山。 高尾山もかなり混むだろうけどまだセンブリが咲いているかなぁ、キッコウハグマも見れるかなぁ、と期待をもって。
 
ケーブルカー始発は 8:00だが、7:30前のこの時間で既に列ができていた。
山の木々は黄葉にはなっているが、モミジの紅はまだまだ。
ちなみに「高尾山もみじまつり」は 10/28~12/3まで。
 
この日の予定は 6 号路から山頂、奥高尾のつもりだったが、色々あって迷走。
6→ 5 → 3で浄心門まで下る → 1号路で薬王院経由高尾山山頂 → 小仏城山 → 景信山 → 下山
上り 1,104m、距離 14.4km と良く歩いた。
 
シロヨメナ
 
サラシナショウマ
 
セキヤノアキチョウジ?
 
6号路上部のトレイル。 沢の中を登る。
木々はまだ緑。
 
沢を登り終えるとようやく陽の入る所へ。
 
そして長い長い階段。
 
ミヤマシキミ
 
コウヤボウキ
 
せっかく6号路を山頂近くまで登ったが、3号路で1号路の浄心門まで下る。
 
浄心門から1号路で山頂へ。
途中仏舎利塔に寄るが、こちらの紅葉もまだまだ。
 
薬王院で参拝。 人が多いのでサッと。(9:56)
しかし山頂に向かう階段で渋滞。(^^;)
 
ヤクシソウ
 
高尾山山頂と~ちゃく! (10:17)
富士山はやはり北の方が着雪が多い。
 
山頂名板の前は写真を撮る人の長い行列。
さらに、既にたくさんの人がシートを広げてお昼ご飯やおやつ休憩を楽しんでいる。
すぐに奥高尾へ。 そのまま一丁平まで歩くつもりだったが、
もみじ台のベンチが空いていたので、わたしもおやつ休憩。
 
センブリはまだまだたくさん咲いていた。
今年はあちこちで見られ、当たり年?
 
 
 
既に開いていない花もあったが、まだ見られて良かった。
 
コウヤボウキもあちこちに。
 
小仏城山に向かうトレイル。
 
モミジはまだまだだが、桜などが色づいていた。
 
またセンブリ。
 
 
 
 
 
アサギマダラも飛んできた。
 
小仏城山に到着。(11:47)
天気は良いが朝から暖かさのせいか遠景は霞んでいる。
 
小仏城山、桜などの紅葉。
 
城山のベンチとテーブルは茶店が空いている日には使いにくい(使えない?)ので、
いつも通り芝生の広場でお昼ご飯休憩。 芝生に寝っ転がるのも気持ちよい。
 
休憩後、景信山に行くか迷ったが、小仏峠で時間や体調を見て行くことにした。
小仏峠から景信山への上りは最初と最後に急登があるが、心配したほどヘタばらなかった。
 
景信山到着。(13:23)
富士山も見えたがもうかなり霞んでいたので、丹沢山塊を中心に。
手前の濃い山並み、左端のアンテナが載っている山が小仏城山。
 
都心から横浜方面。
人が多いベンチ&テーブル付近から少し離れた所に丸太のベンチがあったので
そこに座りおやつ休憩をして下山した。
 
 小仏バス停に到着するとちょうどバスが2台やって来た。 たくさんの人がバス停に並んでおりビックリしたが、2台なら乗れそうだったので私もこの日はバスで戻ることにした。 幸い座ることもでき、歩けば1時間半ほどかかる所を20分程?で楽々帰ってくることができた。
 
 祝日ということもあり、いつもよりにぎやかな中での山行だったが、薬王院や高尾山山頂以外はそれ程混みあうこともなく、良い天気の中気持ちよく景信山まで歩くことができて良かった。 実際にモミジが紅葉するのはこれから。 センブリはそろそろ終盤。 シロヨメナ、ヤクシソウなどはたくさん咲いていたが、こちらもそろそろ終盤。 そしてこの日はキッコウハグマを探して迷走してしまった。 通常であればこの時期で見られるはずなのだが。。。生育地を見ると立派な綿毛が沢山。 もう咲き終わったの? 今年は暖かいので花も遅れているかと思ったのだが。 昨年姉と高尾山に来たのが 11/16。 モミジの紅葉もかなり進んでいたが、キッコウハグマはまだ咲き残っていた。 いやはやどうして今年は見られなかったのか。 まだこれから咲くの? そうであればあの綿毛は昨年の花の物? そんなことあるかな? 実はキッコウハグマをアップしている他の方のレポにも出会っていない。。。 ちょっと謎が残った今回の高尾山だった。
 
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