out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

榛名山散策 #2 ~登山編~

2022-08-26 14:52:42 | 山登り in 群馬県
2022年8月22日(月)
榛名湖と掃部ヶ岳(かもんがたけ)
大きなホテル右上のピークが硯岩。
 
ゆうすげの道でたくさんのお花を見て、相馬山に登り始めた。
鳥居をくぐった先は岩をよじ登るような場所もある急なトレイル。
 
タマアジサイ
 
これがあのハシゴか~。(9:40)
急で長いのに、結構鉄が華奢。w 大丈夫かな~。
この先も短いながら2か所ほどハシゴがあったり、岩登りがあったり。
慎重に必死に登る事20分程で山頂付近。
 
終盤ながら色々なお花が咲いている。
 
シュロソウ
 
相馬山山頂到着。(9:57)
鳥居から先の岩場にもこの山頂にも、たくさんの石碑や石仏が見られ、
信仰の山なのだな、という事がわかる。
 
シシウド
時間も早いので、次に進む。
 
あら。 ツリガネニンジンの白花?
 
磨墨峠(するすとうげ)に向かい、その先どうしようか。
予定では天目山へ縦走してみようかという気持ちだったが。。。
とりあえず、松之沢峠の方に歩いて行ってみる。
正面に見えるのが磨墨岩(するすいわ)かな。
 
キンミズヒキ
 
アザミとイチモンジセセリ
 
歩いてゆくと「スルス岩 3分?」という道標が見えた。
メインルートから左にそれる。
「3分?、って何」と面白くなってそちらの方に行ってみた。
先ほどの岩を下から間近に見られるのかな、と思いどんどん進んでゆくと。。。
 
あら、てっぺんに来てしまったみたい。(^^;)
カラス天狗さんのような石仏が設置されている。
雲が出て展望は残念だが、下の方の原が先ほどお花を見たゆうすげの道で奥の道路が車で通ってきた所だ。
どうやらあの辺がメロディーロードになっている所らしく、
散策中ずっとちょっと音痴な「静かな湖畔の森の影から~♪」が聞こえていた。
私としては "Eency Weency Spider♪"
 
岩の天辺はちょっと怖かったので一段下りたところから榛名湖方面。
掃部ヶ岳は。。。右奥の雲の中?
 
メインルートに戻り先に進む。
 
ツリガネニンジンらしい容姿。
 
 
 
ススキの赤い穂がたくさん見られ、「もう秋だなぁ~。」などと思いながら歩いている。
 
松之沢峠に近づくにつれ笹薮が激しくなってきて、とうとうこのような状態に。
向こうから女性のグループが来てすれ違ったので、行っても大丈夫だろう、と進む。
笹薮はほんの少しの距離だったが、足元には要注意。
 
その後松之沢峠に近づき、時間も12時ごろになったので、天目山に行くのは辞め、
そのまま松之沢グラウンドの駐車場に戻った。
せっかくなので近くのお店で温かいお蕎麦を頂いた。
山登りで汗はかいたが、温かいおそばが食べたくなった。
 
お昼ご飯後、車で掃部ヶ岳近くの高崎市営無料駐車場(榛名湖ポケットパーク近く)に移動した。
 
あまり時間がかからないとはいえ、13時過ぎからの登山だったので、
なるべくCT通りに歩けるよう努力する。
 
歩き始めは緩やかな登りだったが徐々に傾斜が強くなり、硯岩との分岐。
展望は良くないだろうが、硯岩に寄ってゆく。
 
5分程で硯岩に到着。(13:39)
榛名湖畔の外輪山は見えて良かった。
 
硯岩から来た道を戻り、分岐を山頂に向かって進む。
トレイルは階段などよく整備されているが、結構な急登。
 
山頂直下の分岐。
下山時はここから登り始めの登山口とは異なる登山口に下りたが、そちらを指す道標が無い。
けれどはっきりとしたトレイルがあり、無事下山できた。
 
モミジバハグマ
 
コキンレイカ
 
掃部ヶ岳山頂と~ちゃく!(14:17)
山頂は榛名湖方面を見晴らせる場所もあるが、あいにく真っ白。
再び大汗をかいたので少し岩に座って休憩し、下山する。
 
先ほどの分岐を違う方向に向かって下山してゆく。
途中切り立った岩場。 ほんのちょっとだが慎重に。
 
湖畔の登山口に近づくにつれ陽射しが戻ってきた。
 
ヤマジノホトトギス?
 
このような公園の見える場所に出た。
駐車場より南の方、たくさんのお店がある近くだ。
 
ここには小さな道標しかない。
ここから高崎市営無料駐車場へは、写真奥の方に向かいほんの数分。
 
キバナアキギリ
駐車場には 15:15 頃到着し、この日の登山は無事終了。
 
車で戻る途中の駐車スペースから磨墨岩。
 
左の鋭角なピークが相馬山。
 
伊香保グリーン牧場でソフトクリーム、シャインマスカットミックス。 おいしいけどちょっと高い。
駐車場は30分まで無料。
 
天目山には行けなかったが、相馬山、掃部ヶ岳と2座登ることができて良かった。
また、ユウスゲ、レンゲショウマなど、楽しみにしていた花もたくさん見ることができて楽しかった。
 
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榛名山散策 #1 ~ユウスゲ編~

2022-08-25 22:53:53 | 山登り in 群馬県
2022年8月22日(月)
 
 今年の夏はなかなかパッと晴れる日がない。(自分の休みの日だけかな?) 山は方向を変えあちこち行き先を考えているのだが、どこも曇りマーク。 なかなか高い山に無理して行く気にはなれない。 そのような中、穏やかな天気になりそうだったのが榛名山。 以前からユウスゲが咲くころに訪ねてみたかったので、この機会に行ってみた。
 
ゆうすげの道入口。 奥に榛名富士。
 7:30ごろ、松之沢グラウンド駐車場に到着。 天気は予報よりずっと良い感じ。 「天気の良いうちに掃部ヶ岳に登ろうか。」と思ったのだが、目の前のお花を見て移動する気になれなかった。w
 
こんなに青空が出ているので、案外一日中お天気良いかも。
 
タカトウダイ?
木道からはたくさんのお花が見えるが、なかなか近くで撮れるものがない。
 
ススキはまだ赤い穂が出てきたばかりのようできれい。
ぶら下がっているのがお花かな。
 
マツムシソウはあちらこちらに見られた。 これからもっと増えるかな。
 
ワレモコウ
 
 
 
オミナエシ
夏の終わりを知ってか、虫たちは忙しそう。
 
フジバカマ?
 
 
 
コウリンカ
 
ママコナ
 
 
 
 
 
ヤマハギ?
 
ユウスゲ
念願のユウスゲもなかなか木道近くで見られなかったのだが、遠くにはたくさん咲いているように見える。
ただ、ユウスゲは夕方から咲き始め翌日午前中にはしぼむそうで、朝見た花は花びらが痛み始めている。
 
お天気が良ければ夕方にユウスゲを撮って、夜星を撮る、などしてみたいが。
 
シモツケ
 
 
 
 
 
コオニユリ
 
ゆうすげの道で1時間以上花を見て過ごした。
前週は山に行けなかったので、とても楽しい時間だった。
そしてようやく相馬山への登山。
このお盆休みに録画してあった榛名山の番組を見たので、こちらもとても楽しみ。
 
緩やかに登ってきた後、この長い階段。
周囲はたくさんのコアジサイ。
 
オヤマボクチ?もたくさん見られた。
 
鳥居まで来た。
 
レンゲショウマも良く咲いていた。
 
青梅の御岳山に行く機会も逃していたので、
こちらで見られて良かった。
 
 
 
鳥居をくぐり相馬山山頂への急斜面を登ってゆく。
タマガワホトトギスも咲いていた。 つづく。
 
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バスで花園の百名山へ ~乗鞍岳~ #2

2022-08-10 20:09:55 | 山登り in 長野県
2022年8月8日(月)
乗鞍岳 畳平のお花畑
 
イワツメクサ
お天気の良い中、剣ヶ峰に登頂でき一安心、大満足。
今度はゆっくりお花を撮りながら散策する。
 
肩の小屋の前、摩利支天岳の裾野の原にも美しいお花畑。
 
ウサギギクにクジャクチョウ
 
イワオトギリ
 
ヨツバシオガマ
 
大雪渓ではスキーやスノーボードをする人々
 
富士見岳に登ってみる。
が、剣ヶ峰下山時から山には雲がかかってきた。
富士見岳に登っても展望はないだろうが、せっかく山に来たのだから登る。
 
こちらもトレイル沿いにはコマクサがいっぱい。
 
イワギキョウとハクサンボウフウ?
 
雲に巻かれ真っ白だったが、時折ふわっと視界が開ける。
畳平と鶴ヶ池が見えた。 鶴と言うよりヒヨコ?
 
こちらの斜面のようにあちこちにたくさんのコマクサ。
この時間、畳平から何かお囃子が聞こえた。 イベントがあったのかな?
 
いったん乗鞍エコーラインの道路に出てから、大黒岳に登ってゆく。
大黒岳にはライチョウがいると聞いている。 曇ってきたし、見られる確率が高そう!
と思っていると下ってきた女性から「ライチョウいますよ!」と声を掛けていただいた。
 
目を凝らして歩いてきたがライチョウはどこにも見当たらない。
もうすぐ山頂の東屋だ。 風と雲で座ると寒いだろうから、あの東屋の中でお昼ご飯にした。
東屋に入ると高山市からいらしたというお子さん連れの4人がお昼ご飯を食べていた。
すみの方に離れて座らせてもらう。 
「すぐそこにずっとライチョウがいたよ。」という話になりガッカリ。w
写メを見せてもらうとトレイルの真ん中、親子で砂浴び。 そうか~。
その後「声が聞こえる!」と一緒に探してくださったが、見えなかった。
「お昼ご飯を食べたらもう一度探しに行きます」とお礼を言った。
食べ終わり、来た方向へもう一度戻り、その後反対側に下山しようと歩き始めると。。。
 
いた~!!!
 
かわいい、かわいい!!
 
お母さんは子供が見えなくなると「クィー、クィー」と小さめの声で鳴きながらスタスタ歩いて行く。
口には食べかけの草の茎。
 
この様に、上に伸びる種やシベをつけたような茎をついばみ、
顔をブンッと振って引きちぎり食べている。
 
子供もブンブン顔を振っては食べている。
 
子供は一羽しか見えなかった。
頑張って大きくなってね。
 
2022/08/08 乗鞍岳 ライチョウの動画
 
 
満足して大黒岳の北側に下りてゆく。
富士見岳からずっと岐阜県、長野県の県境を歩いている。
このトレイル左が岐阜県、右が長野県だ。
ハイマツの広々としたゆるやかな斜面は牧歌的で美しい。
 
ミヤマオトコヨモギ
ずっと下ってゆくと岐阜県側に下りてゆく乗鞍スカイラインに合流する。
そこからスカイラインを歩いて畳平に戻る。
 
イワギキョウ
バスが通るスカイライン沿いもお花が一杯。
 
トウヤクリンドウが咲いていた。
わたしはここでしか見られなかった。
 
ウメバチソウ
 
イワツメクサとウメバチソウ
 
花壇のような道路沿い。
 
イワギキョウやウメバチソウはこのような場所にも育つのね。
 
畳平に 12:45ごろに戻った。 13:05のバスに随分たくさんの人が並んでいた。
私はあと少しお花畑を散策するのだが、先にバスのチケットを買っておいた。
少し小粒の雨が降り始めたが、すぐに止むかな。
 
ヨツバシオガマ
 
チングルマの種には雨粒。
 
シラネニンジン?とウサギギクなど。
 
ただ今お花畑の木道は半分工事中。
もしかしたらクロユリが咲いているかも、と思い一番奥まで行ってみたが、
全て実になっていた。
来季、ハクサンイチゲやクロユリ、コマクサなどが咲いた頃、また来てみたいなと思った。
 
バス乗り場近くのアスファルト脇までこの美しさ。
 
 14:00少し前にバス停に戻ると、この時間も随分たくさんの人が既に列を作っていた。 係りの人がカウントし、私は2台目のバスに乗った。 バスは満席の様子だったが、もし途中のバス停から乗りたかったら乗せてくれるのかな。 今回行って、「大雪渓・肩の小屋口」バス停まで下ってからバスに乗るのも良いな、と思ったのだ。 タクシー運転手さんは絶対に乗せてくれると言っていたが、アルピコバスの係員さんにも聞いたほうが良いだろう。
 
 天気、シャトルバスへの乗り換え、など色々心配なことはあったが、今回行ってみて本当に良かった。 次回はもう少し気楽に行けるだろう。 天気が良ければ展望は最高、お花もきれい、ライチョウに会える確率も高い。 温泉もあるし、乗鞍高原や高山市がわ、平湯温泉なども興味がある。 また是非訪ねてみようと思う。
 
コメント (2)
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バスで花園の百名山へ ~乗鞍岳~ #1

2022-08-10 10:47:17 | 山登り in 長野県
2022年8月8日(月)
乗鞍岳 剣ヶ峰への登山道から畳平、背後に穂高連峰を望む
 
 夏休みはここに行こうと計画していた場所がいくつかあった。 8月に入り各地大雨が降ったり、被害まで出たりで、いくつかは断念すべきだろうと考えた。 現地の方にはお見舞い申し上げるとともに、これ以上の被害が出ないことを祈るばかりだ。
 この週はこちらも行きたかった所のひとつ。 乗鞍岳に行ってきた。 天気予報を見ると少し晴れマークがついていたので決めたのだが、前日辺りから結局曇りマークだけになってしまった。 それでも以前から気になっていた畳平までのシャトルバスを確かめる、天気が悪くてもお花が見られれば良し、という気持ち。
 
 畳平へのシャトルバス、大きなバスターミナルは岐阜県高山市(ほおのき平)と長野県松本市(乗鞍高原観光センター)。 東京から向かえばどちらも松本からアクセスできるが乗鞍観光センターのほうが少し近い。 が、駐車場が200台。 バス便は1時間に1本。 ほおのき平だと駐車場は 1,500台、バス便は30分に1本。 どうしようか迷ったが、松本に前泊し、なるべく朝早く出発。 乗鞍観光センターに向かうことにした。 万が一車が停められなかったらほおのき平に向かうのもありかと。
 
 そのような予定で乗鞍観光センターに到着したのが 5:30過ぎ。 この日の始発バスは 7:00。(ご来光バスをのぞき) 駐車場は3割ほど入庫。 「車中泊禁止」の掲示もある。 土、日曜日の乗鞍岳は大分混雑したと読んだので用心したが、いつものように心配しすぎだったか。 ちなみにバスは高山も松本も「晴れ」と「曇り」でダイヤが変わる。 前日の昼12:00に決定されるのでチェックが必要。
 
 
 車は楽々駐車できホッとした。 曇り予報だった空はとても良い天気。 奥には既に美しい山景色が見えている。 が、あと数時間で真っ白になることもあるだろう。 バスを待っている間に曇ってしまったりして。。。などと思っていると、タクシーの運転手さんが「始発は7時ですよ。」と声を掛けてきた。 4人集まれば一人 2,000円で畳平に行ってくれるという。 既に2人は乗る予定、と言っているうちに私を含め4人になったので乗せてもらうことにした。 6時少し前に出発。 ちなみにバスで往復券を買えば 2,800円。 7時のバスにどのくらいの人が並んだかは調査できずだが、1時間早く行動できるのは価値ありだと確信した。(なので実はタイトルに偽りあり)
 タクシー運転手さんは道中色々な説明もしてくれ、運転もなめらかで乗り心地が良かった。 バスももちろんありがたいのだが、車高の高いバスがバウンドするように縦揺れするのがちょっと苦手なので、朝から快適に到着できたのは良かった。 畳平へは標高 2,702mへのドライブなので、車窓から見えるものがまるで違う。 木々も広葉樹からシラビソ(オオシラビソ?)、ハイマツの森に、そしてチングルマやヨツバシオガマなどが車から見える所にはえている。 もう驚くばかり。
 
畳平に到着。 準備をして7時前に活動開始。
お花畑を偵察しながら、まずはなるべく早く剣ヶ峰に行った方が良いだろう。
青空のうちに、人で渋滞しないうちに。
 
お花畑通過中はなるべく写真を撮らないように、とは思うもののやっぱり撮ってしまう。
 
実はもうお花は無いのではと思っていたが、まだまだたくさん咲いていて感激!!
 
カラマツソウ、ウサギギク、ミヤマアキノキリンソウ、ウマノアシガタ、イワギキョウ
ウメバチソウ、ヨツバシオガマ、シラネニンジン?、ハクサンボウフウ?、シシウド?、などなど。
 
お花畑から乗鞍バスターミナルを振り返る
 
チングルマはもう実になっている。
シュンシュンと伸びているのはハクサンイチゲの実?
 
不消ヶ池(きえずいけ)の向こうにコロナ観測所をのせた摩利支天岳。
 
歩いている登山道や車道?の脇の斜面、ザレているところにはコマクサがいっぱい。
既に終盤で残念だが、あちこちどこに行ってもたくさん群生しているので、また良い時期に来てみたい。
 
右のような道を歩いてゆく所も。
奥に剣ヶ峰が見えてきた!
 
眼下には素晴らしい雲海。 タクシーに乗ったころよりどんどん雲が増えている。
中央右辺りが南アルプス。 一番左に鋭角に見えるのが甲斐駒ヶ岳。
 
剣ヶ峰(3,025.7m)~蚕玉(こだま)岳(2979m)~朝日岳(2975m)、と麓に肩の小屋
 
ウサギギク
車道のような道の脇にもたくさんのお花。
 
肩の小屋の裏に回ると剣ヶ峰への登山口。
 
この辺りもお花がきれい。
 
イワギキョウが圧倒的に咲いている。
というか、草の中に生えているけどイワギキョウ?
 
ミヤマアキノキリンソウもたくさん。
 
眼下に肩の小屋。 摩利支天岳の向こうに槍ヶ岳と穂高連峰。
タクシーに乗っている時には雲がかかっていなかったのだけど。
 
権現池 左の高い峰は屏風岳(2,968m)
 
更に登ると大黒岳の奥に槍ヶ岳、穂高連峰
 
剣ヶ峰山頂の祠が見えた。
 
イワギキョウ
 
歩きにくい岩場を経て剣ヶ峰(3,025.7m)とうちゃ~く!(8:26)
この山頂標柱の前で写真を撮る列ができていたが、
パタッと数秒人がいなくなった瞬間に撮った貴重なショット。w
 
順番に撮ってもらった。
ニット帽にジャケットを着ているので寒そうだが、
ニット帽は場所に寄り風が強かったので夏用のコットン製を被った。
ジャケットは風が吹くと涼しすぎることもあったので。
結局袖まくりをしたりして一日中着ていた。 気温は12~13度くらいだったようだ。
 
剣ヶ峰山頂付近から正面に大日岳(奥ノ院)、右に屏風岳。
大日岳の左奥に見えるのは御嶽山だ。
 
東南方向に南アルプス。 中央に見えているのが甲斐駒ヶ岳だ。
「富士山はどこ?」と思った。 このくらい雲があっても甲斐駒が見えるのでどこかに見えるのでは、と思ったが。
調べると甲斐駒右の方に仙丈ケ岳、白峰三山が見えるはずなのだが、
この日はこの雲でまばらにしか見えない。(たぶん白峰三山は見えていない)
更に富士山はこちらからだともっと奥になるので、いくら高いとはいえ北岳の左に少し見えるほど、らしい。
 なので、この状態では富士山は見えない、ということのよう。
天気が良くてもなかなか見えない様子。 遠くに来たのだなぁ。
 
剣ヶ峰山頂の祠。
手前に小さな祠、向こう側に大きな祠があり、神職の方もいらしてお守りなども買える。
向こう側に先ほどの山頂標柱があり混雑しているのでこちら側に来たが、
近くの人が向こう側が岐阜県の祠、こちらの小さいのが長野県の祠だ、と話していたので、
慌ててこちら側の祠にも手を合わせた。
あまり大きなスペースではないが頂上小屋付近よりこちらの方が空いていたので、
岩に腰かけ景色を眺めながらおやつ休憩。 おやつを食べたらヤマスタを忘れてしまった。(ToT)
まぁ、きっとまた行くからその時だな。
 
剣ヶ峰山頂付近から畳平方向。
直下に頂上小屋、奥に畳平、穂高連峰は雲で見えなくなってしまった。
この後剣が峰を下山し、奥に斜めに見える道路を進み、富士見岳、右奥に見える大黒岳に向かってみる。
 
ここまでお天気が良くて良かった。
もうしばらく陽射しがあると良いけど、せめてお花が撮れるように雨が降らないと良いな。
つづく
 
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雪田草原の巻機山へ行く #2

2022-08-06 19:18:46 | 山登り in 他エリア
 
2022年7月30日(土)
巻機山山頂 キンコウカに彩られた三ツ池
 
避難小屋を過ぎCTは30分の登り。 登り切った所が御機屋でまだ山頂とは言えない。
 
避難小屋から先の雪田草原はお花畑で美しいと読み、
確かにその通りなのだがここに来て登ることが非常に辛くなってきた。
 
お花を撮りながらゆっくり進む。
御機屋直下を登っていると下りてきた人が「ここが一番辛いですよね。あと少しですよ!」
と励ましてくれて、「そうか、そうか。みんなここが一番辛かったんだ。」と思うとあとひと頑張りできた。
 
ようやく御機屋(巻機山山標柱)にと~ちゃく!(9:48)
YAMAPで見ると避難小屋から23分で到着したことになっているが、本当かな?
すごく辛くて、すごく長い時間歩いていたように感じた。
なので、ここに到着したとたんに空いている木のベンチに座り込み、冷たい飲み物を飲んでおやつを食べた。
次の本当の山頂までまだあと30分くらい歩くのだ、という気持ちでいた。
ところが、おやつを食べて地図を確認すると山頂まであと10分? え?
そうか~!!
「ではさっさと行ってくるか」とも思ったが、あと10分ならせっかくベンチに座れたので先にゆっくりお昼ご飯にした。
 
山標柱の前で記念撮影をしている人たちがいたので、私も撮ってもらった。
 
ここは御機屋(おはたや)という場所で、南魚沼では古くから織物が盛んだったため、
巻機山は機織りや養蚕の神として祀られていたそう。
御機屋には機織りの姫が住むという伝説があるのだとか。
なぜここに山標柱があるかというのは、この伝説と山頂保護のため、ということらしい。
 
お昼ご飯休憩の後、山頂に向かって歩き始める。
 
イワショウブやシラネニンジン?などの小さくて白い花があちこちに見られた。
 
巻機山山頂と~ちゃく!(10:40)
ここから牛ヶ岳へはCT20分。 往復すると40分以上だな。
とても疲れてしまったし、雲に巻かれ始めているし、下山も長いので、もうここまでとした。
 
山頂周辺から前巻機方面を見る。
中央のこんもりしたのが前巻機とニセ巻機山。 右に下って行ったところに避難小屋。
帰りはあそこだけ登り返し。
 
イワショウブ、シラネニンジン?、ノギランなどが咲く草原の中を歩いてゆく。
残念ながら越後三山は雲で見られなかった。
 
ニッコウキスゲはあまり見られなかったが、キンコウカが一杯でこれもきれいだった。
 
ノギランもあちこちに。
 
イワショウブは咲き始め。
 
よくよく見るとモウセンゴケも花盛り。
 
あら、こんなお花もいた。 ひとつ見つかるとあちこちに見えてくる。
 
さて、上りで大変だったこの斜面を下って帰ろう。(11:06)
 
雲で周囲の景色を眺められなかったのは少し残念だったが、この稜線歩きができて満足。
 
振り返りながら下る。
 
ニッコウキスゲも少しは見られた。
 
美しい雪田草原と、一面のキンコウカを目に焼き付けて下山して行った。
 
 予想以上に暑くなったが、準備を整え、早立ちしたことで焦らずゆっくり歩くことができたので、体調も悪くならず終始良い状態で歩けたのが本当に良かった。 天気も崩れることなく、雷や大雨にならなかったことも幸いだった。
 ようやく巻機山に登ることができ、八海山や周辺の町なども見て回ることができ、大変楽しい山行だった。
 
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