out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

京都一周トレイル 大文字山

2024-04-08 15:58:07 | 山登り in 他エリア
2024年4月1日(月)
大文字山 五山送り火の大文字サイト
 
午前中の花見観光を終え、午後からは今回の旅のメイン?である山登りに向かう。
今回は「京都一周トレイル」の中の大文字山のみ。 4時間ほどで歩けるはず。
「京都一周トレイル」の概要はこちらの観光サイト「そうだ京都、行こう」のような感じ。
近況のお知らせなどを載せてくれている「京都トレイルガイド協会」のサイトは歩く前にチェックした方が良いかもしれない。
 
蹴上駅(けあげえき)から地上に上がるとすぐに「蹴上インクライン」沿いの道路へ。(12:02)
サクラは確かにそれ程咲いていないが、随分開花している木も見られる!
 
インクラインの線路に上がってみた。
咲いている木の周りには人が溜まりがちだが、それ程混雑はしていない。
 
着物を着て観光をしている人も多数。
 
「琵琶湖疎水 蹴上船溜」
蹴上インクラインが何なのかを説明するには琵琶湖疎水の話からになるが、
こちらのサイトがわかりやすい。 → 「日本遺産 琵琶湖疎水」
明治時代、東京に首都が遷都し衰退するであろうと言われた京都を救ったのが琵琶湖疎水。
明治の時代、琵琶湖から京都に水を引くためにこれほどの大工事が行われたことに驚く。
 
琵琶湖から京都に水を引くにあたり高低差36mを克服するために作ったのが「蹴上インクライン」
船に乗せた荷物を降ろすことなく船ごと台車に乗せレールで運ぶ施設だ。
そのレール跡地が今では桜のトンネルとなり多くの人が訪れている。
 
蹴上船溜奥の橋を渡り山に向かって急な坂を登ってゆくと「日向大神宮」
もう若葉も美しい。
 
歴史のある大変立派な神社だ。
 
「天の岩戸」
ここを通り抜けてゆく。 通り抜けなくても登山道は続いている。
 
ミツバツツジのような花がここでは満開。
 
「日向大神宮」までのアスファルト道路の上りがいやに急だったが、
それ以降はなだらかに登ってゆく。 途中岩、ザレはある。
天気が良かったので泥濘はなかったが、湿っていると滑りそう。
 
木々に囲まれ展望は遮られがちだが、所々大きな京都盆地が見られる。
それ程急な上りは無いのだが、気温が上がってきて暑い、暑い。
 
奥の高い所辺りが山頂かな?
 
大文字山山頂と~ちゃく! 13:40
広々としており、丸太のベンチもたくさんあって居心地は良いのだが、
少し強く、冷たい風が吹いてきた。
 
盆地の向こうは西南方向、釈迦岳、ポンポン山など?
 
大阪方面
 
少し座って水分補給とおやつ休憩をしてから大文字焼の方へ下る。
 
大文字焼の火をたく火床。
さすがに展望が良い。ここは「大」の横棒の上に突き出した場所。
 
こちらが「大」の画が交わる場所。
登山ルートがあちこちあり、全てに道標があるわけではなく、どこから下りればよいか迷うが、
予め調べておいた方向らしきルートに向かう。
 
ずっとわかりやすくハイキングトレイルのように明瞭なルートを下りて来るとこちらに出た。
 
銀閣寺まで下りてきた。 14:57
入り口にはたくさんの人がおり、この中に入ってゆくのはためらわれた。
 
すぐ隣の「浄土院」
左の説明板に『五山送り火のひとつ「大文字」を儀式することから「大文字寺」と呼ばれ』
との説明があったため、この日はこちらをお参りすることにした。
 
その後、銀閣寺の入り口にあるカフェで一休み。
銀閣寺前の参道にはお土産屋さん、カフェ、お団子、おにぎり、など多くの外国人観光客も楽しんでいた。
 
そして、「哲学の道」に出るとソメイヨシノも随分咲き始めていた。
 
 
 
2~3日後には満開だろうなぁ、と思ったが仕方がない。
それに、この位でも結構満足していた。
 
蹴上インクライン、朝より北の方。 16:26
 
 この後、随分汗をかいたので電車で日帰り入浴のスパに行こうと思っていたが、お土産屋さんや哲学の道で時間をとりすぎその余裕は無くなった。 蹴上駅から京都駅に戻り、京都駅から徒歩10分弱のところにあるホテルで入浴、新幹線待合室でお弁当を食べ、 19:01発東京行きで無事帰宅。
 当初は四国に行くつもりだった春休みの旅行。 それはまた練り直して来シーズンへのお楽しみだ。 が、この時期の京都はやはり素敵だったなぁ~。 ソメイヨシノは咲いていなかったし神社仏閣もほぼ見れていないのだが、それでも充実して楽しかった。 「また行きたい!」と心から思った。
 
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ようやく千葉に #3 とみやま水仙遊歩道

2024-01-26 14:42:27 | 山登り in 他エリア
2024年1月23日(火)
とみやま水仙遊歩道の水仙
 
南房総を訪ね富山、伊予ヶ岳を登り終えた。
次は楽しみにしていた水仙撮影だ。
 
街道沿いに咲く水仙
 
 「道の駅 富楽里とみやま」でマップを頂き「とみやま水仙遊歩道」散策に出かける。 道の駅から県道89号線を徒歩で10分程歩いたところから山に入ると斜面一面に植えられた水仙を楽しむことができ、周回で戻って来られる。 ちなみにYAMAP地図に散策路が記されていた。
 
 千葉県南房総の水仙の歴史は古く、江戸時代の安政年間(1854~60年)には、房州から船で江戸に出荷され、武家屋敷や町家等に『元名(もとな)の花』として売られ、茶道、華道、お正月の花などとして大人気を博していたそう。
 
県道89号線沿いの田んぼ。
ようやく天気が良くなってきた。
 
いよいよ「とみやま水仙遊歩道」へ
 
サザンカ?
 
県道を歩いていても、山を歩いていても、どこにいても水仙の甘い香りが漂ってくるが、
水仙歩道に入るとなお一層香りが増した。
 
 
 
少し登ってゆく。
歩道の方にまで、時には歩道の真ん中に水仙が生えている。
 
白梅が咲き始めていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
花を撮りながらゆっくり歩き、小1時間ほどで展望台にやって来た。
 
3:30 p.m. ごろだが、もう夕方の雰囲気。
景色を眺めて下山する。
 
 
 
この日、タチツボスミレもあちこちで見かけた。
 
甘い香りに包まれて、思う存分撮影することができとても楽しかった。
南房総にはほかにもたくさん水仙の里があるようだし、その他の花が咲く花農家さんもたくさんある。
あちこち訪ねてみたい気持ちになった。
 
「道の駅 富楽里とみやま」に戻り、今度はおやつタイム。
「KONDO FARM」さんのクリームあんみつ。
クリームはもちろん牧場のソフトクリーム。 大満足~!
 
 一日欲張って登山二座と水仙散策を楽しむことができた。 千葉県の山は低いので物足りないかも、というのは思い違いだった。 確かに一座では物足りないかもしれないが、縦走できる山もあるようなので今後探してゆきたい。 また標高は低いがどこまでも続く広い山並み、太平洋に続く海、などの景色は本当に迫力がある。 そして今回は可愛らしく香り高い花を眺めることもできた。 食べ物も海、山、牧場、からの美味しいものが沢山だった。 マザー牧場も鴨川シーワールドも大好きなんだよなぁ~。 ドイツ村のイルミも見たいなぁ~、などなど。 また寄らせていただきたいと思っている。
 
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ようやく千葉に #2 伊予ヶ岳

2024-01-26 09:59:21 | 山登り in 他エリア
2024年1月23日(火)
伊予ヶ岳山頂(南峰)より富山(左)、富士山(右)を望む
 
 富山の登山を 10:00頃に終えられたので、この日の二座目伊予ヶ岳に向かう。 千葉県内では唯一山名に「岳」がつき、その姿から「房総のマッターホルン」と呼ばれる伊予ヶ岳には大変興味があった。 以前TVでも見たことがあったので山頂付近に岩の鎖場があることも承知の上。
 
登山口は「道の駅 富楽里とみやま」から車で10分程、「平群天神社(へぐりてんじんじゃ)」
県道89号線沿いにある鳥居を車でくぐって入ってゆくと、拝殿手前に「登山者駐車場」の小さな看板があり、トイレもある。
 
神社に参拝してから山に向かう。(10:31)
奥にマッターホルンが見える。
 
よく整備されているが階段や急な斜面を登ってゆく。
こちらでもすぐに汗をかいてしまう。
 
開けた所から先ほど登った富山が見えた。
双耳峰になった理由は大太法師(だいだあほうし、だいだらぼっち)が富山を枕に寝てしまったので、真ん中がへこんだそう。
 
展望台に到着。(11:08)
この先から岩登りになるので、「体力のない人やお子さんはここまで」との注意喚起あり。
私はここから岩を上り南峰へ至り、復路では北峰から北側を下りて周回し、再びここに出た。
 
展望台から麓の集落を望む。
海沿いだし山に囲まれていても田んぼが多い。
 
一休みしたら岩登り。 上る者から見るとほぼ垂直。
 
最初は良かったが、途中からロープをどう使ったらよいか、
足場が上手く見つけられない、滑る、などあり、だんだん怖くなってきた。
戻るのも怖そうで、とにかく必死に上った。
本当に怖い所ではもちろん写真を撮っていない。
 
どうやらこれで最後。。。
 
伊予ヶ岳山頂と~ちゃく!(11:08)
いやぁ~、無事に到着出来て良かった。
ヘルメット必着だったな、と反省。 そして多分もう来ることはないだろう、と思うほど怖かった。
 
南峰岩の先端に行ってみる。 こちらも風が強い。
 
さすがに素晴らしい展望!
 
右にこれから行く北峰、左奥に富士山。
 
南東方向の麓集落と山々。 左奥に御殿山。 
この日登った富山、伊予ヶ岳と合わせ「南房総三名山」と呼ばれているようなので次回は是非。
 
北峰に向かいながら南峰を振り返る。
 
北峰到着。(11:33)
中央に富山。 左奥に大島。
ここで北側の方から登ってきた人たちにあいさつし、登山道状況を伺う。
トレイルは明瞭、怖い岩場もない、とのことでかなりホッとする。
 
北峰から北側への下山は「岩はないものの急坂で滑りやすい。わかりにくい場所もある」と読んでいた。
が、先ほど教えてくれた方がおっしゃる通り、わかりにくいことはなかった。
もっと落ち葉があったり、草が茂っている時期ならそう言う事もあるかもしれない。
急坂で滑りやすいことは確かなので慎重に。
 
下りきって林道に出て少し歩くと「桜の広場」
河津桜が数輪咲き始めていた。
 
「桜の広場」はこのような感じで広々しているが、写真左には山の崩落斜面がある。
修復されてはいるが、休憩するならなるべく離れたところで、という感じ。
 
平群天神社に無事到着。(12:45)
もう一度拝殿に帰着の報告をして終了。
マッターホルンの岩登りは想像していた以上に怖かったが、無事登ることができて良かった。
 
麓から見上げた伊予ヶ岳。
 
登山も終え、もうひとつこの日の目的、水仙の花散策に向かう。
これを見なければ南房総まできた意味がない♪
と、その前に。
 
「道の駅 富楽里とみやま」で昼食。 (有)青倉商店さんのおそば。 
揚げたさんが焼き(魚のすり身と薬味を練ったもの)とネギかき揚げが載ったお蕎麦。
美味しかった~!
 
 「道の駅 富楽里とみやま」は高速道路にも直結しているハイウェイオアシスなので、食べ物屋さんが種類豊富でうれしい。 また、一階部分には地元の名産品や野菜も売られ、お買い物も充実。 高速バスもこちらに停車するのでとても便利。
 この後「とみやま水仙遊歩道」を訪ねるが、こちらに車を駐車してハイキングマップを頂き出かけられる。 この日の良い基点となった。
 
コメント (2)
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ようやく千葉に #1 富山

2024-01-25 11:09:43 | 山登り in 他エリア
2024年1月23日(火)
千葉県 富山山頂から富士山を望む
 
 年明け早くからでもお花が楽しめる南房総にようやく行ってきた。 首都高を通過してゆく自信がないので長距離バスで行こうとすっかり調べ上げた挙句、やっぱり車で。w 大回りになるが外環自動車道を使えば大丈夫だろう、とこちらも良く調べてから出かけてきた。 難しい合流などもなく行けたので今後も使えそう。 うれしい!
 
 ようやく出かけられた千葉ではお山に登り水仙の花をゆっくり見るつもりだったが、せっかくだからと欲が出て山はできれば二座登りたい、となるべく早く着くように家を出た。
 一座目は南房総市の富山。 最初は高速バスで「道の駅 富楽里とみやま」まで行って散策するつもりだった流れから、なのだが、富山はNHK「らんまん」のすえちゃんも読んでいた「南総里見八犬伝」にも登場する重要な場所。 現天皇陛下・皇后陛下も登られたとのことだから間違いないはず。
 
 
 午前7時前に「道の駅 富楽里とみやま」に到着し、トイレを借りてから登山口近くの駐車場へ移動(上写真)。 南房総市管理の駐車場で付近の観光や富山登山に利用して良い旨書かれてある。 
 
 
 しばらく一般道を歩くが、道路沿いには既にたくさんの水仙。 甘い香りが漂ってくる。 この日は「晴れ」「快晴」が並ぶが風が強い予報だった。 風は承知していたのだが、空模様が怪しい。 どうやら雨を降らせる雲が朝まで残っていたようだ。 この時間もレンズ雲のような雲があちこちに漂っている。 これは晴れないのかも。
 
駐車場から10分ほど歩くと福満寺(ふくまんじ)。 ここをお寺の方に入ってゆく。(7:30)
 
仁王門
双耳峰の富山が描かれている。
門の先にはきれいなトイレや貸し出しの杖も置かれている。
 
道伝いに急なアスファルト道路を上がってゆくと水仙越しに里山風景。
この後トレイルはアスファルトなのか、アスファルトの上に土や落ち葉が被ってしまったのか、
よくわからないが滑りやすい急な坂を登ってゆく。
 
さすがに南房総で暖かく、汗をかいてしまう。
木の途切れた所から広々とした海の風景!
 
南房総市は房総半島のかなり南端の方なのだが、南方向にあるサーキットの向こう、まだまだ山が続く。
 
樹林帯ではそれほど風が当たらずありがたい。
上の赤い実をつけた小さな木がたくさん見えた。 なんだろう?
 
出発して1時間ほどで南峰(観音峰)に到着。(8:15)
お社に手を合わせ周囲を見たが、石塔などが倒れていたり倒木があったり。
なかなか手が入れられない様子。 この先を進んで北峰に行くトレイルがあるようだが、
わかりにくかったので上がってきた石段を下り、わかりやすい道で北峰へ。
 
北峰山頂手前の見晴台。
 
おぉ~! 富士山が見えている!
本当は道の駅周辺でも見えたようだが、気づかなかった。 空に雲が多かったので見えないものと思い込んでいた。
週末には雪がたくさん降ったようで真っ白だ。 そしてあちらは天気が良いのか日に照らされている。
でも富士山上空にも笠雲になりそうな雲が。
 
北峰(金毘羅峰)到着。(8:44)
山頂は広場のようになっており風が吹きつける。 お天気が良ければ気持ちよく休憩できそうだが。
風は強いし5人しか上ってはいけない危ない感じの展望台だが上ってみる。
 
素晴らしい眺め! 快晴での景色を見てみたい!
 
 
 富士山が見えるのは西方向。 東京湾越しかと思ったが、なかなかきわどい所。 浦賀水道越し、というのが一番適切なのかもしれない。 富士山左裾野に箱根の山々。 富士山からずっと左の高い山はどこ? 島? と思ったがなんとずっと伊豆半島、高い所は天城山。 伊豆半島大きい! そう言えば、高尾山や丹沢から房総半島を見ると「あれってずっと房総半島?」と思うほど大きいものなぁ。 その房総半島より伊豆半島の方が南にせり出しているから大きく見えるんだろうなぁ。
 
少し南に目を移せば、大きな島は大島。 本当に近くて大きい!
大島左端奥に見えるのは利島。 その左方にも島影が見える。
 
富士山右方には真っ白な南アルプスが並んでいる。 写真中央辺りは間違いなく白峰三山だ。
実は左裾野辺りにもチラッと白い峰が見えている。
手前右の方には丹沢山塊。 海に浮かぶ黒くて平たいのは? 三浦半島か!
だから、三浦半島手前が東京湾、向こう側は相模湾、という事だ。
 
北方向 スカイツリーでも写っていないかな~、と適当に撮ったが。。。
 
写真を超トリミングしてみたら面白いものが写っていた。
中央白いのが「東京湾観音」 その左奥に東京アクアラインの「風の塔」(たぶん)
そしてふたつのちょうど中央辺りに「スカイツリー」(すごくうっすら)
返す返すも「晴天」の日に見てみたいものだ。
 
強風の中結構長い時間景色を眺めていた。 展望台を下りると小さな桜の木に花が咲いていた。 河津桜?
さて下山、と思ったら。。。
 
山頂は別のところにあった。
 
左奥が鹿野山、右の方には人骨山も見えるらしい。
大変良いお山だったので、次回は是非本当にお天気の良い日に来たい。
 
下山後車道沿いで。 ホトケノザがたくさん咲いていた。
 
道路沿いのお宅門の外に咲いていた黄色い水仙。
 
門の所に咲いていたアロエの花? 静岡でもたくさん見かけた。
暖かい海沿いに咲いているイメージだが、そうでもない?
 
10:00 ごろ駐車場に戻ることができたので、予定していた二座目の山に向かうことにする。
 
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ヒメサユリ咲く浅草岳へ #2

2023-06-30 22:13:41 | 山登り in 他エリア
2023年6月25日(日)
浅草岳登山道を彩るヒメサユリ
 
浅草岳山頂の先、「天狗の遊び場」の方まで行ってみる。
山頂から先は福島県だ。
 
咲き始めのオオカメノキ。
 
山頂直下から見えた残雪の脇辺りまで下りてきた。
雪が解けたばかりの部分は茶色だが、周囲は緑の草が芽吹き、花も咲き始めている。
雲がはける時間が多くなり、麓には田子倉湖が見えた。
 
池塘もあった!
 
そして「天狗の遊び場」 (11:51)
木道の奥、晴れていれば素晴らしい山並みが見えたのだろうなぁ。
 
田子倉湖の向こうにも素晴らしい尾瀬の山並みだったろう。
 
何組かの人たちが残雪辺りのトレイル脇で休憩していたので、私もここでお昼ご飯にした。
大きなシラネアオイの群落があった。
 
お昼ご飯の後は再び浅草岳山頂へ戻る。
 
前岳近くの分岐まではピストン。
 
ツマトリソウ
 
イワイチョウ
 
分岐から先は桜ゾネ登山口方面に向かい下山する。 (13:00)
 
随分斜めになったピークを上るようだ。
あれがカヘヨノボッチ?
 
これが鬼が面山方面への稜線だったかな。
 
ミツバオウレン
 
カヘヨノボッチ手前でたくさんのヒメサユリが咲いていた。
 
このくらい咲いているとお見事。
 
実際まだまだトレイル沿い、特に山頂付近にはつぼみがたくさん見られ、
最盛期一歩手前、だったような気がする。
 
カヘヨノボッチへの登り。
トレイルが谷に向いていて、しかも滑りやすく怖かった。
 
ヒメサユリとアカモノ。
 
またヒメサユリ。 ツボミも多い。
 
往きにも見えた山並み。 雲が取れてきた。
やはり左の3つピークが並んでいるのが守門岳のようだ。
 
若々しいゴゼンタチバナ
 
右に見える尾根が登った尾根かな。
 
「浅草の鐘」まで下りてきた。
 
鐘のすぐ下に桜ゾネ広場 (14:15)
ここから駐車場まで林道歩き
 
ネバリノギラン
 
林道わき、水の流れている所にアズマシロカネソウを見つけた。
秋田県~福井県の日本海側に分布するそう。
 
林道歩き長いなぁ~。
 
モリモリ茂ったヤグルマソウ。
 
甘い香りがすると思ったらホオノキの花が咲いていた。
 
ホウチャクソウ
 
ジャブジャブ水の出ている所で靴を洗って、ここで往路と合流。
あとは駐車場まで戻って終了。 (14:54)
 
帰り道沿い 只見線 大白川駅
新潟県上越線小出駅から福島県会津若松駅を結ぶ。 すごいねぇ~。
 
 自宅から関越道小出ICまでも近くはないが、インターチェンジを下りた後も登山口までは1時間ほど走ったと思う。 お手軽には行けないが、花が多く、岩登りや湿原、残雪など変化に富んだ登山道を楽しむことができ、可愛らしいヒメサユリも見ることができた。 遠望は残念ながら拝むことができなかったが、また見に来てみたいという楽しみもできた。 本当に楽しく来て良かったなぁ~、と思った。
 
 さて、この日は浦佐駅近くのビジネスホテルを予約してある。 本来翌日26日(月)に登ろうと思っていた浅草岳はこの日中に完登でき、翌日はどうしようか、と。 こうなることも想定し、守門岳の登山計画書も作っておいた。 が、守門岳も登りたい山ではあるのだが、この日ヒメサユリを見て、また隣の山でヒメサユリを見るのがなんとなく退屈な気持ちになった。 新たな計画がフツフツと頭の中に湧いてきた。。。 
 
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