out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

生瀬富士~月居山 紅葉巡り

2021-11-27 15:20:52 | 山登り in 他エリア
2021年11月23日(祝・火)
生瀬富士から月居山への縦走路紅葉
 
 今年も色々な方のレポで月居山の鮮やかな紅葉が見えてきた。 昨年は本当に行こうと思っていたが Go to などしていたのに、ちょうどこのころまた感染者数が増えてきたのだよな。 今年もまた無理なのだろうと思っていたが、感染者数はいい具合に減ってきている。 このまま終息すればいいなぁ。
 と言うわけで、今年は念願かなって生瀬富士から月居山(つきおれやま)の紅葉巡りを楽しんできた。
 
 
 できる事なら月曜日の平日に訪ねたかったのだが、あいにくの雨。 23日(祝・火)に、景勝地袋田の滝へ行って大丈夫だろうか。 駐車場は今まで停めたことのある無料の第一駐車場しか知らなかったのだが、調べると 200台以上ある第二駐車場も有るとのこと。 また民間駐車場でも 500円/日で停められるらしい。 それならなるべく早く到着するように行けば大丈夫だろう、と出かけた。
 到着は7時過ぎ。 第一駐車場はほぼ満車。 第二駐車場は上写真の通り。 この時期だと袋田の滝周りの紅葉は終盤なので、観光客は少なく、それ程ごった返すことはなかったようだ。 が、来ている人たちはやはり登山の人が多い。 早いに越したことはない。
 
  駐車場を出発し生瀬富士登山口に向け歩く。 少し迷って登山道に入ると始めは緩やかな登り。 高い山ではないし、このままあまりきつくないといいな、と思っていたが、すぐに急登が始まる。 低山ながら容赦ない急登だ。
 
ようやく景色が開けると良い眺め。 天気予報は晴れと言っていたが雲が多い。
 
足元には鮮やかな落ち葉。 もう昨日の雨と風で終わってしまったか?
 
いやいや、あちこちで鮮やかな紅葉が見え始めていた。
これはこの後も期待できるかな。。。と急斜面を登っていると。。。
 
このような場所に。 これ登るの?
でこぼこがあり登りやすそうに見えるが、靴底を乗せられるようなでっぱりではない。
何とか靴の縁をひっかけるようにして登った。
いやぁ~、ここでギブアップかと思った。
 
生瀬富士と~ちゃく! (8:50)
 
麓の畑と集落がきれい。
 
山頂標識側(南側)の見晴らしが良く、写真左の方が奥久慈男体山。
 
 この眺めの良さと、先ほどの岩登りで何だか満足、一仕事終えた気になり、そのまま立神山の方へ向かおうと生瀬富士を下りようとしたとき、丁度山頂に到着した若者に「もう向こうの岩稜帯には行きましたか?」と声を掛けられた。 私「岩稜帯?」 若者「あ、ジャンダルムとか呼ばれている。。。」 あ! そうか! 生瀬富士の山頂から北の方に伸びているのだった。 山頂の北側には大きな岩があるのでなんとなく行き止まりのような雰囲気があり、そこから向こう側に行くなど考えにも及ばなかったため、すっかり忘れていた。 標識もない。
 「あ、そうでした!」と言うと、若者は「自分も今から行きます。こちらですよ。」と案内してくれた。 この方が声を掛けてくれなければ、せっかくの「茨城のジャンダルム」を見落とすところだった。 感謝! もっとも、きわどいところなら行かなくてもいいか、と言う気持ちもあったのだが。。。
 
最初の大岩を回り込むところが怖かったが、ここに立ってしまうとそれ程でもない。
もちろん油断は禁物。 足元はデコボコ、両側切り立った崖だ。
 
遮るものもなく景色は最高! 奥には奥日光~高原山から那須の方まで見えていた。
 
反対側。 左奥が八溝山のほう? 右奥のでこぼこはどこなのだろう。
 
そして結局のところ、若者に写真をお願いする。
若者はこのあと月居山から男体山まで縦走だそう。 すごいなぁ。
 
ジャンダルムも歩くことができ、満足して先へ進む。
 
立神山。
ここまでもきれいに色づいた木々は見られたが、この後が特に美しかった。
 
真っ赤に色づいたモミジ?が群生しているとそれは見事!
雲が多く陽が入らないことが残念。
 
急坂の多いこのルート、登りも大変だが、下りも大変だった。
前日の雨であちこちぬかるんでいたり、特に下りは滑りやすく気が抜けない。
 
かずま分岐まで来るとそこから滝本方面に見えるモミジは最盛期だった。
少し滝本方面に下ると、厚く積もった葉の下が湿って緩くなった地面で、
足を乗せると片足がスーッと滑り落ち股裂き状態。
手を着き事なきを得たが、尻餅をついて泥まみれになったり、
斜面を転げ落ちたりしなくて良かった。
 
陽が射すのを少し待ってみた。
圧倒される深紅。
 
かずまから少し下ったところに袋田の滝を上から拝めるポイント。
眺めは良いが、ここは本当に崖の上なので注意。
 
休憩中にヘリが飛んできて長い時間低空飛行。
救助作業をしていたようだ。
 
袋田の滝へ続く滝川周辺。
右に見える黄葉の山中辺りを歩いて生瀬富士に上がって行った。
(トレイル脇は植林地帯が多かったが)
 
生瀬滝の渡渉ポイントに到着。
 雨が降った前日から心配していたのはここの渡渉だ。 もし渡れないほどの増水であれば、かずままで戻るつもりもあった。 パッと見、岩の頭が出ており、登山靴で行けるかと思っていたが、手前の橋を進み水の様子を見ると。。。引き返した。 ここにはありがたいことに長靴が用意されている。 消毒スプレーまで。 幸い3足残っていたのでありがたく使わせていただいた。 大きめの長靴で、ふくらはぎほどの丈のものでさえギリギリ水難を逃れた、と言う感じ。 向こうからこちらにわたる人もいるが、手前残り2足は少ないだろうと思い、向こうに着いたあと一足分をもう一度川を渡って戻しておいた。 ちょうど2人連れのグループ、その後3人連れのグループが到着した。 やっぱり戻してよかった。
 
渡渉後、月居山までの登りも階段を含め結構しんどい。
登ってきた生瀬富士、立神山。 右下に袋田の滝展望台が見える。
 
月居山手前のピークで12時頃となった。
お腹も空いたし、ベンチがあって誰もいない。
月居山山頂が混んでいてベンチもなくぬかるんでいたらヤダな、と思いここでお昼ご飯を食べた。
 
ピークから下ると月居観音堂、その下にこの鐘。
 
いよいよ月居山に登ってゆく。
最後の急登、紅葉を楽しみながら登ってゆくと、
 
月居山と~ちゃく! (13:00)
あれ? 至月居山となっているが、ここが山頂ではないの?
 
月居山山頂周囲はモミジに囲まれているようだ。
 
ひときわきれいに見えた男体山方面へ少し下ってみる。
 
陽が射すのを待って、たっぷり楽しんだ。
 
とても美しく、満足だった。
 
下山は滝本の商店街の方ではなく、駐車場の方へ向かった。
 
駐車場近くまで下りてきた。 奥に生瀬富士と立神山。
 
振り返るとリンゴ畑越しに月居山? (14:05)
 
渋滞を避けなるべく早く帰りたい所だが、
せっかく来たので「豊田りんご園」さんに寄ってゆく。
 
 りんごとアップルパイを買いたかったが、ここには自家製りんごバームクーヘンもある。 りんごは何種類かあったが、なんともうお終いだろうと思っていた「幻のりんご高徳」も売っていた! 高徳は大子町観光協会のサイトで知ったのだが、是非食べてみたかったものだ。 りんご、アップルパイ、バームクーヘン、どれも大変美味しくいただいた!! 
 
 生瀬富士~月居山の登山は岩登り、ジャンダルム、渡渉、なにより紅葉と登山だけでも充分楽しいが、りんごがなっている畑がある風景、りんご園によってお土産散策もでき本当に楽しく充実した一日となった。 これが平日なら袋田の滝、月待の滝、などにも寄って、お蕎麦もいただき、温泉に浸かって帰りたい所だった。 今回は渋滞を避け早目帰宅にしたが(それでも少し渋滞にははまったが)、またゆっくり平日に行く機会があればと思う。
 
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昇仙峡の紅葉

2021-11-20 14:11:53 | 山登り in 山梨県
2021年11月15日(月)
弥三郎岳から南アルプスを望む
 
  前週は外に出られず2週間ぶりの山登り。 高い山の紅葉は終わってしまったろうし、登れる気もしない。 ちょうど標高 1,000m以下あたりの山で紅葉が良さそうだが、その辺りでは登りやすく激混みだろうか。 テレビでは昇仙峡の紅葉が見ごろだと言っていた。 今年に入って、紅葉に関係なく何回か昇仙峡の山間部をテレビで観ていた。 昇仙峡自体以前から行ってみたかったが、ロープウェイで上がった先の山も面白そうだ。 しかも、ロープウェイを使わずにいくつか山を越えて良い景色が拝めるコースもあるらしい。 とても行ってみたくなったが、今この時期にベタな観光地!? やっぱり混むかな~、車は停められるかな~、等々心配した挙句、せっかく平日月曜日に行けるのだから、土、日程は混まないだろう。 行ってみよう~!、という事にした。
 
( 7:03 )
 出発は、混むかもしれない昇仙峡ロープウェイ山麓駅近くの駐車場を避け、昇仙峡入口の天神森駐車場から。 6時半ごろに到着したが、先行3台くらいだった。 長潭橋(ながとろばし)を渡った先に登山口。 長潭橋は大正14年(1925年)に竣工した山梨県内最古のコンクリートアーチ道路橋だそう。 写っていないが写真右部は現在工事中。 紅葉がきれいだが朝は山の影になるし、工事中でもあり撮影しにくい。
 駐車場内と近くに公衆トイレがあるが、到着すると「使用不可」になっており焦る。 犬の散歩をしていた方に近くにトイレがあるか尋ねると、歩いて20分ほど行かないと無い、とのこと。 仕方がないので車で向かおうとしたら、その方が手を振っている。 駐車場近くのお蕎麦屋さんのご主人で、トイレを使わせてくれた。 ありがたや~。 山後はこちらでお蕎麦を頂いた。 山梨と言うと「ほうとう」と思ってしまうが、この辺りお蕎麦も名物らしい。 きのこおろしそば、大変美味しかった!
 ちなみに、トイレは「故障」と表記されていたが、週末の人出もあり、この日の9時過ぎに汲み取りがされるまで閉鎖となっていたようだ。(お蕎麦屋ご主人談)
 
 
 登山口から渓谷を離れるように山に上がる。 急登だったり、舗装路に出たりしながらも山の中に入ってゆく。 周囲の木々は黄色く色づいたものが多く、足元にはたくさんのドングリが落ちていた。 トレイル周囲に大きな岩が見えてくると行き先とは違う方向に小さな道標が見えた。 「太刀の抜き石 80m」と書かれてあった。 どなたかのレポでその名前を見たし、たった80mなので行ってみた。 細い道を少し登ると。。。
 
なんと展望の良い岩場に到着! ( 8:16 )
 
それまで樹林帯の展望のない場所を歩いてきたので、いきなりの展望にただただ感激!
中央左に見える岩が「太刀の抜き石 」だろうか。
 
しばしここで景色を堪能した後、来た道を戻りトレイルに復帰してからまたしばらく西北側の日当たりの悪いトレイルを10分程進む。
また小さな道標に「白山展望台」の文字。 もちろん行ってみる。
 
するとこの展望! ( 8:32 )
「太刀の抜き石 」では木々で南アルプスが見にくかったが、ここはずらりと。
足元は花崗岩の白砂利で、ミニ日向山のようだ。
 
さらに右(北)には茅ヶ岳、金ヶ岳。 右手前は太刀岡山。
 
南アルプス、左から辻山、鳳凰三山、地蔵岳の左側に高嶺、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳
アサヨ峰の左後ろにちらっと見えているのが仙丈ケ岳かな?
 
雪をかぶった左側の山は悪沢岳、右が北岳。
 
左から茅ヶ岳、金ヶ岳、太刀岡山、黒富士
 
とても良い眺めだった白山展望台も後にしてさらに進む。
また日の当たらないトレイルを20分程歩くと尾根のような場所に出た。
このまま気持ちよくまっすぐ進みそうになるが、ここに「白砂山」の道標が。
ここを曲がって500mだそうだが、そんなに奥があるの?、と言う感じの場所。
木々は生えているが崖の突端へ進んでゆくような場所。
足元が岩と砂っぽくなり、木々がまばらになってくると、
 
開けた。 ここは日も当たり、広くて気持ちが良い。
 
眺めも最高だ!
 
白砂の稜線に出てから振り返って一枚。
岩の上で男の子がご飯を食べている。
手前に見える岩との間に窪みがあり、そこにお父さんとお母さんもいる。
私の後方、まだ奥がある。
 
突端、白砂山の山頂へ向かう左側にはこの景色。
谷の向こうの稜線にはこれから向かうロープウェイ山頂駅がある。
写真中央から少し右のあたり。
左奥には茅ヶ岳。
 
上の写真から右方、右端のピークが弥三郎岳(羅漢寺山)。
 
白砂山山頂と~ちゃ~く! ( 9:33 )
 
のぞき込むと谷は深い。
この下の方が昇仙峡なのかな?
 
悪沢岳、北岳。 間ノ岳、農鳥岳も見えているのか?
麓の街は韮崎市らしい。
 
白砂山までに会った人は先ほどの家族の他に2組くらい。
風もなく、日当たり良く、静かで景色も良いので、
私も座り心地の良い岩でコーヒーブレイク。
 
その後 500mのトレイルを戻り、ロープウェイ山頂駅方面に向かう。
20分程で山頂駅近くの展望所に到着。 
うぐいす谷、約束の丘、和合観音などを廻り、山頂パノラマ台駅。
 
もっと混雑していると思っていたが、そこそこだった。 ( 11:00 )
ここから 20分ほど歩いて弥三郎岳へ。
 
弥三郎岳は私もTVで何回も観ており、観光客にも訪れやすい昇仙峡の目玉景勝地なので、
大混雑かと思っていたが、それ程でもなく良かった。
もっとも、この柵もない丸い岩場は観光だけの人にはちょっと怖いかな。
左に見える尾根が先ほどまでいた白砂山へ続く尾根。
 
遮るものがなく、本当に見晴らしが良い。
 
そしてここからは麓の荒川ダムと奥に金峰山、国師ヶ岳を望むことができる。
 
茅ヶ岳・金ヶ岳~太刀岡山~曲岳~黒富士
 
動画撮ってありました。
 
昇仙峡 弥三郎岳からの展望
 
代わる代わる人が来ては景色を眺め、写真を撮り下りてゆく。
私も撮っていただいた。 注意は必要だが、本当に素晴らしい場所、景色だった。
 
その後ロープウェイ山頂駅近くからロープウェイ下のトレイルを下り下山。
 
山麓駅近くの駐車場はほぼ満車。 人も多い。 ( 12:45 )
が、大混雑と言う感じではない。
 
これは公園の中にあるクリスタルファウンテン。
山梨県、この近辺は有数の水晶の産地。
ロープウェイ山麓駅周辺にはたくさんの飲食店と共にたくさんの天然石を扱うお店がある。
この噴水の上に乗っている石も天然の水晶だそう。
昭和35年、甲府駅前にこのような噴水が作られたそうだが、昭和60年駅前整備事業に伴い姿を消した。
こちらのクリスタルファウンテンはそれを蘇らせたものだそうだ。
 
仙娥滝
下半分は日影で真っ黒に映ってしまうので、上半分だけ。
仙娥滝に下る歩道から川沿いに道が続く。
ずっと舗装路で、実は車も通る道路だが、ルートの半分は「土、日、祭日通行止め」残り半分は「一方通行」になっている。
その様な道なのであとは駐車場まで観光路だ。
 
石門
 
紅葉は良い時だったみたい。
 
 
 
覚円峰(かくえんぽう)
 
 
 
大佛岩
 
 
 
長潭橋(ながとろばし)に帰着。 (14:50 )
舗装された平坦な道路とは言え、6キロの道のりは結構堪えた。
 
 紅葉の人気が高い観光地ゆえがっかりすることもあるだろうと心配もあったが、全くそのようなことはなかった。 平日で人も少なかったから、という事もあっただろうが、登ったピークのどこも想像以上の白砂や岩の美しさ、眺望の素晴らしさで感動、行って良かった!
 
 
 せっかく山梨まで来たので、帰りは塩山近くの岩波農園さんへ枯露柿(ころがき)の撮影に行った。 時間が遅くなってしまったが、作業されている方がいて良かった。 もちろん枯露柿になる前のあんぽ柿を購入するつもりだったが、まだ販売開始していないとのこと。 撮影はどうぞ、とおっしゃってくれた。 甘柿と柚子が売られていたので、そちらを購入した。 あの大きなあんぽ柿、食べたかったなぁ。 あんぽ柿販売は 11/20以降とのこと。 吊るし柿は12月ころから降ろし始めると思う。 今年は収穫が少なかった、とおっしゃっていたが、倉庫にいっぱいの柿を剥く奥さんは大変忙しそうだった。
 
 この後ぶどうの丘の「天空の湯」で汗を流し帰路についた。 甲府盆地の明かりを眺めながらの露天風呂は最高だ。 天空の湯はモンベルカード提示で100円割引。 楽しい一日だった。
 
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結局もう一度高尾山

2021-11-06 23:38:40 | 山登り in 東京都
2021年11月1日(月)
小仏城山山頂の紅葉
 
 先日 10/29(金)は仕事前の午前中にササッと高尾山を廻ってきた。 お天気が良く最高だったが平日なのにすごい人出。 期待していたキッコウハグマを見そこなった。 そもそも 11/1(月)の天気が悪いようだったので 10/29に行ってきたのだが予報が変わってきた。 それならば。 仕事のない月曜日なので遠くに行っても良かったのだが、やはり高尾山のキッコウハグマを見に行きたくなった。 
 
雲は多いようだが時折陽も射すような空模様。
この日は7時過ぎ、1号路から。
 
コウヤボウキ
 
アキノキリンソウ
 
ケーブルカー高尾山駅周辺から御前山、大岳山を望む
大岳山山頂は雲がかかっている。
 
先日も平日なのに混んでいたので、この日の1号路出発を少し心配していたが、
朝一番で登ってきたのでまだ人はまばら。
 
横浜方面 雲が多い。
右奥の高いビルは横浜ランドマークタワーらしい。
 
他人様のレポでよく見ていた1号路の飾りつけ
10/29に来た時はハロウィンだった。
 
4号路に入る。
 
斜面がだんだん良い色になって来ていた。
 
高尾山山頂とうちゃく~!
紅葉はこのくらいの色づきだった。
山頂はまだまだ空いていた。
 
こういう天気だから、という事もあるかな。
けど斜面がちょっとだけ見える富士山もおつなもの。
 
右奥、大山山頂にも雲がかかっている。
 
この後11月から上り一方通行になっている6号路の方に向かって下り、
その先初めての高尾林道を歩いてみる。
 
高尾林道は高尾山の南面を車が走れそうな、名前の通り林道で、
歩いていてあまり登山と言う感じのトレイルではないのだが、
人が少なく、時々はっとするような花が見られる所が面白い。
こんな所があったのか~、と言う感じ。
そこを1時間ほど歩き、大垂水峠からのトレイルと合流した後、一丁平に再び上って行った。
 
一丁平で休憩後、城山に向けて登ってゆく。
 
城山山頂の紅葉は午後の陽射しで前回より紅葉、黄葉が鮮やかに見えた。
 
小仏城山から小仏峠に行くか、景信山まで足を延ばすか。
少し考えたが、この日は日影に向けて下山することにした。
いつもの沢沿いの道ではなく、ここを左に、初めて尾根道を通って下山してみる。
 
地図では破線になっているので今まで通ったことがなかったが、引き返す時間もあるので行ってみた。
心配するほどのことはなく、最後まで地図上の軌道通り、明瞭なトレイルが確認できた。
ただ激下りの部分もあり、落ち葉や泥濘が多くなる時期は要注意。
 
ここからはこの日見られた花を。
 
期待していたキッコウハグマを見ることができた。
きれいな花は見られたが終盤に入っていた。
 
一番下のツボミを見ると三つの花から構成されていることがわかる。
 
この日は初めての群生地にも出会うことができた。
 
 
 
 
 
ツルリンドウ
 
サルトリイバラ 実
 
ヒヨドリジョウゴ 実
茎や葉に毛が無い、果柄の実のつき方、からこれはマルバノホロシ 実、のようだ。
 
ノコンギク
 
 
 
メナモミ?
 
リンドウ?
 
リュウノウギク?
 
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久しぶりの高尾山

2021-11-03 10:36:21 | 山登り in 東京都
2021年10月29日(金)
高尾山山頂から富士山を望む
 
 いつものように月曜日に山に行こうと思っていたら、次の月曜日(11/1)は天気が悪い予報だった。 土曜日はもともと仕事が入っており、日曜日にも入ってしまった。 まぁ、日曜日は雨らしいので仕事をしても良いのだが、土曜日は快晴らしい。 しかもこの快晴は木、金、土曜日と続くらしく、何とも口惜しい。 そこで木曜日中に仕事他の準備を済ませ、近くで良いから金曜日の仕事前に歩いてくるか、と高尾山に出かけてきた。 緊急事態宣言中に何度も登っていると思っていたが、実に5月以来。
 
ノコンギク
 6:30くらいに高尾山口駅近くのコインPに到着。 良く晴れて、放射冷却のせいかとても寒かった。 午前中には切り上げるつもりだができるだけ歩きたいと思い駐車場~小仏峠~小仏城山~高尾山からケーブルカーで下山予定。
 
シロヨメナ
 
セイタカタウコギ?
 
ミゾソバ
川沿いのトレイルにはまだ随分と花が見られる。
 
山の色は少し黄色っぽいが、まだ緑が強い。
 
朝冷えたせいか雫がついている。
 
 
 
日影沢近くにはまだキツリフネがたくさん咲いていた。
 
これはミゾソバの白花?
(タニソバ? 葉っぱの根元をよく見る必要があったらしい)
 
 花を撮り遅くなったかと思い、小仏峠への登りを必死で登る。 
小仏峠の先の展望箇所からは
 
すっきりとした富士山!
 
こちら側から登ると城山山頂手前ではこの階段を上る。
 
まだ人気のない小仏城山山頂。 (9:27)
紅葉が進んでいる。
 
倒れてしまった旧天狗様に代わり、New天狗様。
場所が木の下になり、土台もあるので、朽ちにくくなったでしょうか。
やっぱり城山にはこれが無くては。
 
まだ緑の葉も見えるが、良い色合い。
 
都内の方は少し雲が張っているだろうか。
 
けれど私の目でもスカイツリーは確認できた。
 
城山から高尾山に向かう。
桜などは色づいているがモミジはまだまだ。
 
ヤクシソウ
 
ススキがたくさん。
 
 
 
一丁平からの富士山。
 
南アルプスも望める。
 
駿河湾には船が浮き、江の島、三浦半島、房総半島も確認。
 
そして楽しみだったセンブリ。
 
 
 
少し時期が遅かった?
つぼみはたくさん見られるが、開花している物が少ない。
センブリは花が閉じてつぼみ状で終わるらしい。
 
 この後高尾山山頂に向かい、その先のキッコウハグマ群生地を通って下山する予定だった。 が、山頂に近づくにつれ人の数が尋常でないほど多くなってきた。 (金)平日なのになぜ? 11月からのもみじ祭りを前に、この天気の良い日に登山者、観光客が押し寄せたらしい。 その上、幼稚園生、小学生、中学生、高校生の姿も加わっている。 そう言えば私の自宅地域の中学生も泊りの校外学習が無くなった代わりに、日帰りで高尾山に行くと言っていた。 そういう学校が多いのかもしれない。 とにかくもみじ平~山頂は人がごった返していた。
 時間は11時ごろ。 この人々は山頂付近でお昼ご飯を食べ、12時ごろにはケーブルカーで下山するだろう。 その波にのまれケーブルカー待ちなどしていたら私は仕事に間に合わない。 と考え、キッコウハグマを諦めスタコラサッサとケーブルカー駅に向かった。 既に下山で歩いている人も多く、まさかケーブルカー駅で長蛇の列?と心配したが、11:30前に駅に着くとまだ人は少なく、ケーブルカー車内も空いていた。 きっと1時間遅ければ状況は違っていただろう。
 
 ケーブルカーで下ると、上りのために清滝駅で並んでいる列が見られた。 今後11月のもみじ祭り時期の高尾山は非常に混雑するので注意が必要。 ちなみに6号路は上り線用の一方通行になる。
 
 帰ってきて他人様のレポを拝見すると、今年はキッコウハグマが良く咲いているらしい。 大変残念だったが仕方ない。 何より快晴の中山を歩け、美しい富士山などの景色を拝み、センブリなどのお花も撮影出来たので良かった。
 
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