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阿部薫 どびん茶瓶かおる便

ドラマー、カメラマン阿部薫のBlog
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気がつかなくても

2007年01月17日 23時55分55秒 | Weblog
12年という歳月は経っているのね。
朝と言うか、昼ちょっと前に起きてニュースを見ると12年前の阪神淡路大震災の追悼式典の事をやっていた。

あの日は、今日と同じようにテレビをつけてその画面に映し出される映像を見てこれが日本で起こった事なのか?って我が目を疑った。高速道路が橋脚とともに横倒しになり、ビルが倒れ、住宅地から火災が発生して延焼している様子。
これが日本なのか!?いつも仕事で行っている関西なのか?
いつも見慣れたビルが画面に映し出されたが横倒しになっている。電車の高架もつぶれている。
一瞬のうちにどれだけのエネルギーが地表を揺らしたのか。だれか知り合いがその場にいなかったのか。
長田区に親戚がいてその人達は無事なのか。色んな事が頭の中を回っていた。
実家に電話して神戸の親戚の安否を確認したが連絡がつかなかった。
3日に連絡がついて無事だった事が分かった。でも地震が起きて無茶苦茶になった家の中から家族と外に出たとたんに目の前で家がつぶれたそうだ。間一髪下敷きにならずにすんだ。

今日、家に帰って読売新聞の寸評を読んで一瞬のうちに涙が出た。

色んな人の思いがあると思う。色んな思いが1月17日に。。。生き延びられた人にも、亡くなってしまった人にも。

生きている人にとっては一生忘れる事が出来ないだろうな。


大事な人、大事な思い出、大事な事、、、それはそれぞれの人の心の中にずっと残っているはず。
忘れられない。。。忘れない。。。

それは今日だけに限った事ではない。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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明けない夜はない。 (みかん)
2007-01-18 12:35:16
ホントにそうですね。私は教育を職としていますが、このような大災害などで得た教訓などを子どもたちに伝えていくことが大事だなと感じます。合わせて命の尊さも。

たまにはまじめなコメントしてみました。。。でも、ベーあんのご親戚、間一髪でしたね。本当に良かった!
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12年前の17日 (miki)
2007-01-18 12:36:02
この日は関東でなくたまたま中部にいました。
中部でも地震の衝撃が来ましたよ。
下から突き上げる感じ。
ちょっとした地震では起きない私が、17日の地震では起きましたから。

この年はサリン事件もあった年だったと記憶してます。

天災、人災、風化させたくないですね。
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珍しく (ぎんなう)
2007-01-18 18:07:22
最後の一文で涙が溢れそうになりました



そこにいらした方の体験されたことを

少しですが伺う機会があるたびに

想像できないほどの現実がそこにあったのかと思うことしかできませんが

大切にしなければいけない事なのかと思っております
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時間は時に残酷で (音那)
2007-01-21 01:09:42
何年経ってもあの日の記憶は消えない。
私の住んでいたところではたかが震度3。
それでも今まで体験したどの地震よりも恐かった。
また揺れないかとびくびくしながら出勤した。
かつてない忙しさと緊張、そしてミスしてしまった悔しさに
胃が痛くて立っていられなくなった。
数えきれない人々の涙の中、
市内の親戚は皆無事だったと聞きほっとした。
その親戚のうち一人が一昨年亡くなった。
12年。
人が生まれてから小学校を卒業するまでの長い間に
職場も仕事の内容も何度か変わったけど..
私には忘れることができない。
被災者の方々の苦しみは計り知れない...
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