人として生きる 丁字村ブログ

この時代に 人の温もりを感じて感謝できる生き方って どんな立場であろうと同じです。幸せになるためには考え方が大切です。

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2012年04月20日 13時58分36秒 | Weblog
格闘家の山本“KID”徳郁さんが駅のホームから転落した男性を救助していたことがわかった。
街の人は「すごいことだと思います」、「自分だったら動けないかなと思います」、「非常に勇気のある行動だと思う。なかなかできないと思うので」などと語った。
山本さんは12日午後11時ごろ、都営地下鉄五反田駅のホームで、誤って線路に落ちた中年男性を助けた。
終電間際にホームで電車を待っていた山本さんは、「ドスン」という大きな音に気がついて、反対側のホームに駆け寄った。
すると、線路に男性が倒れているのを発見した。
山本さんは「反対側のホームから、ドスンという大きな音が聞こえて、ざわざわして、嫌な予感がして行ってみると、中年の男性が、線路上に落ちて倒れていました」と語った。
中年の男性は酒に酔って転落したとみられ、額から血を流し、動けなくなっていたという。
山本さんは、電車が来ないことを確認すると、いち早く線路に下りて男性を救助しようとした。
しかし、男性は気を失っており、予想以上に重く、格闘家の山本さんとはいえ、1人で持ち上げることはできなかった。
その時の状況について、山本さんは「ほかにも何人かが助けに下りてきてくれまして、皆さんのおかげで、無事男性を引き上げることができまして、本当にうれしかったです」と語った。
自分のことより、一緒に救出にあたってくれた人たちをたたえる山本さん。
山本さんらの救出劇は、電車の到着前に無事終了した。
転落した男性は、頭部に裂傷を負ったが、大事には至らなかった。
山本さんは「電車が来なくて、本当によかったー。男性の方、けがをされているようでしたので、その後、ご無事でしたら、何より思っております」と語った。
都営地下鉄を運営する東京都交通局は、「線路に下りる行為は危険なため、落ちた人を見かけたときは、非常停止ボタンを押すように」と注意を呼びかけている。
五反田駅には、非常停止ボタンが14カ所あって、ボタンを押すと駅員に連絡が入るだけでなく、ホームに入ってくる電車に直接ブレーキがかかるシステムになっているという。