野となれ山となれ...アホとなれ じょんのじょんなラン日記

1年近くお休みしましたが、100万PVを越えて自由気ままに書こうと思い、気の向くままに更新していきます

実態のない痛みがやはり存在する

2013-02-12 17:47:14 | トライアスロン


先日の100kmランの時に50km~80km辺りですごく痛かった膝と脛ですが、その後どこへ消えたのか?消失し昨日にはほぼ8割ほど回復

そして今日は心地よい程度の疲労感を残し消え去りました


私は痛みは3種類あると思います

一つは実際にどうにもならんくらいの本当の痛み、関節や筋肉、骨が破壊されて起こります

これはもうどうしようもない痛みです、走れないと思った方がいいでしょう


もう一つは実際にあるが軽度の炎症による痛み、まあこれは走っているうちに消えるか?悪化するか?まあこいつは流れに任せましょう(笑)


最後に、実態のない痛みです

こいつはものの数時間、場合によっては止まったらすぐに消えるやつさえいます!!

走り続けると出現し、少し休むと消え、走り出すと痛く、完全に止まると数分から数時間で消滅します

つまり、ものすごく痛いのですが~痛くないんですよ

痛いけど痛くない??わけのわからんやつです

痛いと感じるけど痛みを引き起こす炎症や損傷が存在しない痛みです


エンデュランス系の種目で一番厄介なやつなんですよ

とにかく痛いのですが、どう判断していいやら?

止まるか?行くか?

実際に存在しない痛みです、これをどうやって抱き抱え旅を続けることができるか・・

それがその先に扉を開く唯一の方法なんだと思うんですよね

5時間を越えて走っていると体は浮腫み始めます、それによって起きてくる痛みでしょう、しかし走るに問題のある以上は起きてないんですよ

痛いと捉えブレーキをかけるか?

これは必ず起こり得る壁だと捉えるか?

旅の一部なんだと思えばそう辛くないのかも知れません

でも、やっぱり痛いんですよ(笑)





しかし!この痛みを開き直り受け入れることができるか?それがエンデュランス系種目の入り口なのかな?

久しぶりに感じることの出来たセカンドウィンドをこれ幸いと思うのか?運命と思うか?


私は運命だと思っています

走ることを選んだが故に味わう痛みとそれから解放される脳の現象

このタイプのランナーズハイは短い距離では起こり得ない

60km、70km、もしくは5時間以上痛みと語り合ってこそ、いやそれを抱き締めてこそ感じることができると思うんですよ

泣きたくなるほどの極限から解放された瞬間は逆に泣きたくなります。というか自然と涙が出ます

ほっとするのか?

来るべきところへ来た快感なのか?

さあどっちなんでしょうね


こうして書いていると思うのですが

自分がおかしいのか?普通なのか?わからなくなりますよね(爆笑)



今日の練習

スイム  2km

バイク  20km

ラン    6km

一旦体をリセットしていきます