ハッピー マイ バースデイ

今日はわたしの満72歳になる誕生日。だからといって、どうっていうことはない。何時もと同じように、平々凡々と、本を読んだり、説教のことを考えたり、パソコンゲームをしたり、テレビを見たりして過ごすだけである。特別な約束もなければ、予定もない。気が向けば、パンを焼いたり、ジャムを作ったりで、過ごす。
問題は、こういう一日をどう考えるのかという「わたしの考え」である。不思議なことに、ここ1年、こういう風に過ごしてきたが、「つまらない」とか「退屈した」ということが一度もない。むしろ、毎日、朝が来るのが待ち遠しいほどで、ついつい早起きをしてしまい、家内に叱られる。わたしが日中、うとうとしていると「あなたは朝早いから、昼寝でもしたら」というが、こんなに楽しい時を「昼寝なんかできるか」と心の中で思っている。
目下、わたしはブログで「親爺のこと」と「旧満州の思い出」をシリーズで書いている。その関係で、実に忙しい。24時間が足りないぐらいであるが、残念ながら体力がない。夜、8時くらいになると、もう何もする元気がなくなる。ところが、そんなに早く寝てしまうと、夜中に目が覚めて、もう寝むれなくなってしまうので、せめて11時くらいまではテレビでも見て過ごす。
これが、わたしの72歳の誕生日の一日である。