ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

<ときのまにまに> 世界食量デー

2007-10-16 08:13:53 | ときのまにまに
稲穂を見ていると何となく落ち着く。「あぁ、今年も大丈夫だな。ご飯が食べれる」、という感じです。わたしの食生活を見ていると(他人事のようでヘンですが)、米のご飯を中心にして、その美味しさが計られているように思います。ビフテキでも、カレーでも、刺身でも、焼魚にしても、ご飯との相性が問題です。その意味では、カレーと焼き魚は合格、ビフテキは駄目、刺身は酒か焼酎には合うが、ご飯には具合が悪い。
最近、我が家では15種類の雑穀を混ぜて炊いている。すごく美味しい。ただ、難点はそんなに安くないということである。もちろん、食品代を安くするためというより、健康とか美味しさとかが混ぜる目的であるから、問題ではないが、本来雑穀は米と比べて安いということがメリットであるはずで、生産者はそのことをもっと自覚して、安く販売すれば、消費量も増え、日本の食料自給率にも貢献するはずだ、と考えている。
面白いことに、ご飯に雑穀を混ぜ始めたら、おかずの方の美味しさの規準も変わってきた。最も相性がいいのは「一夜干し」である。
      

因みに今日は世界食糧デーである。1945年10月16日に国連少量農業機関(FAO)が設立されたことを記念して1981年に制定された。考えてみると、この機関が設立されたのは日本が敗戦直後の食糧難に喘いでいるときである。

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