ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

どう祈ればいいのか

2011-04-13 21:03:04 | ときのまにまに
とうとう、民主党政府も「レベル7」を正式に認めました。しかも、今日は枝野官房長官はそのことをかなり前から知っていたということまで認めました。海外での日本評価はますます下がるでしょう。いろいろ言い訳をしていますが、そんなことは、もう、どうでもいいような気がします。今すぐにでも政権を放棄してもらいたい気分ですが、それも、もう、どうでもいい状況です。こうなってしまったら、もはや誰が首相になっても、状況は打破できなくなっています。何か、アメリカだけが張り切っているように見えます。

核汚染に関しては「レベル8」はありません。チェルノブイリと同じレベルといっても人口密度がぜんぜん違います。従って人的被害ということから言うと、予想被害は青天井の危険度です。
海外では日本全土が放射線によって汚染されているように思っているらしいのですが、それも笑い話の段階を越えてしまいました。
もう日本にとって「被爆国」という言葉の意味が完全に変わってしまいました。「ヒロシマ」の国ではなく「フクシマ」の「被爆国」になりました。

今までは原爆を投下した国を無邪気に批判することが出来ましたが、それ以上の被害が自国内で、自国民の手で起こってしまったのです。

「今のところ」、「ただちに」死者の数を数える段階ではありませんが、ジワジワと、真綿で首を絞めるように被害がでてくる「かも知れません」。金持ちや、コネ持ちは、もう既に海外避難の計画を立てているかもしれません。私たちはこの「災害」から「我先に」逃げるべきでしょうか。それとも、最後までここに留まって、・・・・・。

いったい何をしたらいいのでしょう。こういう状況の中で、私たちは何を祈るのだろうか。
先日、日本聖公会管区から送られてきた「東日本大震災のための祈り」(主教会承認)では、福島原発のための祈りは削除され「震災復興のために働くすべての人びと、ことに危険な作業に従事する人びと(、―――)」という微妙な表現に留まっています。
さて、さて、さて、さて、どう祈ればいいのだろうか。

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