ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

魁皇の相撲が見たい

2010-07-12 11:46:00 | ときのまにまに
昨日はかなり疲れたらしく、夕方5時半から7時まで「夕寝」をしてしまって、相撲ダイジェスト版を見ることが出来ませんでした。それは私の責任です。しかも、初日が参議院選挙と重なってしまったのは、誰の責任でもないでしょう。しかし、その後のテレビ番組は参議院選挙のニュースに完全に「テレビジャック」され、相撲のニュースがほとんど流されません。おまけに今朝の新聞が選挙のために配達が遅く、午前7時になってやっと昨日の相撲の結果を知ることができました。しかし、魁皇の取り組みについては一言も触れられていません。ガッカリです。
通算1001勝というのは決して小さな記録ではありません。魁皇関が今場所土俵に上がっていることだけでも大ニュースです。せめて一言でも「魁皇、1001勝を飾る」ぐらいの記事をどこかに挿入することだってできたでしょう。NHKが相撲実況が取りやめにしたことにも異議がありますが、せめて新聞だけでも普段通りの取り扱いをしてもらいたいと思います。
それで、やむを得ず、インターネットで検索をしました。Sponichi Annex で次のようなニュースを見つけました。
以下引用
【大相撲名古屋場所初日】魁皇は阿覧を下して通算1001勝目を挙げたものの、笑顔はなかった。 当たってすぐに体を開き、すかさずはたき込んだが、決まった瞬間に顔をしかめ「前に出る気持ちでいるけど体が…。見てる人はつまらないかもね。考えていたのはああいう相撲じゃなかった」と申し訳なさそうだった。ただし、予想以上に観客で埋まった館内には「お客さんが来てくれてありがたい。現役は相撲をとることが仕事だから」と感謝した。
同じSponichi Annex で魁皇は7月2日付けで次のような談話を発表しています。<大関魁皇が東京・千代田区の「学士会館ビアホールオープニングイベント」に参加した。あいさつではファンに向け「強くなるためにまじめに相撲をやる子はたくさんいます。努力して稽古をしている子がいることを見てもらいたい」と訴えた。その後報道陣に囲まれると「自分たちは相撲を取ることだけしか見せることはできない。少しでもいい相撲を取ってお客さんに喜んでもらいたい」と決意を新たにし名古屋の宿舎へ戻った。 >
以上引用

この魁皇関の気持ちをNHKをはじめとするマスコミはどう受け止めるのだろうか。NHKは聴視者の声が大きかったのでと、実況放映中止の理由を挙げているが、わざわざNHKに放映中止を訴える人とはどういう人たちなのか。お得意のアンケート調査でもしたのだろうか。わざわざテレビ局に電話をする人たちは中止を訴える人が多いのは当然でしょう。それよりも、そんなことでわざわざ電話などをかけない「無言の視聴者」の意見や思いをNHKはどう受け止めたのだろうか。NHKの良識を疑います。あるいは、相撲協会は放映料を返上するから放映してくださいと頼んだのだろうか。相撲協会の常識を疑います。
はっきり言って、私は魁皇関のファンです。テレビ実況でも「魁皇関の取り組みだけ」しか見ないくらいです。だからこそ、逆に実況中継の中止には腹が立ちます。

最新の画像もっと見る