愛媛県宇和島市からの良いたより♪

私のブログでは次の内容を紹介致します。
1.「神の王国の良いたより」、聖書教育
2.花々、風景写真
3.俳句、他

バプテストのヨハネは信仰に欠けてイエスのもとに弟子たちを遣わしたのでしょうか(マタイ11:1~6)

2015-12-27 23:33:27 | 神の言葉・聖書

 イエス・キリストは神の王国の良いたよりを宣明するために弟子たちの備えを教えられた後、すぐに諸都市に神の王国の良いたよりを証しするために移動をされました。その後、獄(ひとや)に入れられて1年ほどになるバプテスマを施す人ヨハネが、その二人の弟子を遣わし、バプテストのヨハネは信仰が欠けていたのではないかと、思わすような質問をイエスにしています。それにはどのような意味が含まれていたのでしょうか。その時の場面がマタイの福音書に次のように記されています。

 「さて、(イエスは)自分の弟子に指示を与え終えると、イエスは、(神の王国の良いたよりの真理を)諸都市で教えまた宣べ伝えるために、そこから出かけて行かれた。

 しかし、牢屋の中でキリストの業ついて聞いた(バプテストの)ヨハネは、自分の弟子たちを使いとして送り、「あなた(イエス)が来るべき方なのですか。それとも、わたしたちはほかの方を待つべきでしょうか」と彼(イエス)に言った。イエスは答えて彼らに言われた、「行って、あなた方が聞いたり見たりしている事柄を(バプテストの)ヨハネに報告しなさい。盲人は再び見、足なえの人は歩き回り、らい病の人は清められ、耳の聞こえなかった人は聞き、死人はよみがえらされ、貧しい人々に(神の王国の)良いたよりが宣明されています。わたし(イエス)につまづきのもとを見いださない人は幸いです」」(マタイ11:1~6)。

 バプテストのヨハネの弟子たちは、イエスに「あなた(イエス)が来るべき方(メシアまたキリスト)なのですか。それとも、わたしたちはほかの方を待つべきでしょうか」と質問をしています。これはおかしな質問に思えるかも知れません。バプテストのヨハネは、その時から2年ほど前にイエスにバプテスマを施した際、イエスの上に天から霊が下るのを見、神エホバが直接是認された声を聞いて、確かにイエスが約束のメシアまたキリストであることを聞いていたからです(マタイ3:1~17)。バプテストのヨハネが弟子たちを遣わし、イエスに質問した内容は、信仰が弱くなったと考える人たちがいらっしゃるかも知れません。実際にはバプテストのヨハネの信仰が弱まっているのでありませんでした。なぜならその後でイエスは、バプテストのヨハネを大変褒めておられるからです(マタイ11:7~15)。では、バプテストのヨハネはなぜイエスに上のような質問をしたのでしょうか。イエスがメシアであることの証拠をイエスから得たいだけなのかも知れません。イエスからのそのような証拠は、獄のなかで既に1年余り過ごしているバプテストのヨハネにとって非常に力づけるものとなるでしょう。しかし、バプテストのヨハネの質問には、それ以上の意味があるようです。バプテストのヨハネは、メシアによって成し遂げられると予告されていたすべての事柄を完全に成就する、来るべき別の方、いわば後継者があるかどうかを知りたいと思っていたのです。

 イエスは、バプテストのヨハネに弟子たちに、「もちろんわたしが来るべき者です」と答える代わりに、その場で、大勢の人々のさまざまな疾患や病をいやし、その注目すべき業を示し、それからバプテストのヨハネに弟子たちに、上の聖句に示されている通り、「行って、あなた方が見聞きしたことを(バプテストの)ヨハネに報告しなさい」と告げられました。そのイエスの行った業は、間違いなくイエスが約束のメシアであることを証しするものでした。イエスの示された愛ある業によって、バプテストのヨハネは、自分の弟子たちから、実際に見聞きした事柄の報告・メシアであることの業を見聞きした報告を受け、大いに力を受けたに違いありません。

 聖句を読んで、よく理解できないときは、前後の文脈を読むことや福音書の場合、特にこの場合はルカの福音書の7章18節から30節も合わせて読むと、理解の助けが得られます。

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        遠路より 友見舞い来る 冬日和 今日の一句

                    道端に咲いている「日本水仙」

 

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初冬のカラスウリとツートンカラー紅白の椿

2015-12-27 00:17:33 | 四季折々の花々

 この時期になるとカラスウリが朱色になり、

 冬の日差しの中で鮮やかな色が印象的です。

 毎年同じ場所で梅の木の枝にぶら下がって色付きます。

 今日は初冬のカラスウリとツートンカラー紅白の椿を紹介致します。

                   梅の木にぶら下がる「カラスウリ」

                     ご近所の垣根に咲いている「椿」

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