マノアは神エホバの天使に名前を尋ねました。神エホバの天使は、マノアに、「どうして私の名前を尋ねるのですか。それは驚くべき名前です」と、答えました。さて、マノアはどうするでしょうか。聖書には次のように記されています。
「マノアは子ヤギと穀物の捧げ物を持ってきて、岩の上でエホバに捧げた。マノアの妻が見ていると神(エホバ)は驚くべきことを行った。祭壇から炎が天の方に上がると、エホバの天使が、マノアと妻が見ている中、その炎の中を上っていった。直ちに2人は地面にひれ伏した。その時マノアは、それがエホバの天使だと思った。エホバの天使はマノアと妻に二度と現れなかった。マノアは妻に言った。「私たちは神を見てしまった。きっと死んでしまう」。しかし妻は言った。「エホバが私たちを殺すつもりなら、私たちから全焼の捧げ物と穀物の捧げ物を受け入れなかったはずです。こうしたことを見せたり、あのようなことを告げたりもしなかったでしょう」。
その後、マノアの妻は男の子を産み、サムソンと名付けた。男の子は成長し、エホバはその子を祝福し続けた。やがて、ツォルアとエシュタオルの間のマハネ・ダンで、エホバの聖なる力がサムソンに働くようになった。」(裁き人13:19~25)。
上の聖句に記されている通り、マノアは神エホバの天使を見たので、「きっと死んでしまう」と、言っています。しかし、マノアの妻は、神エホバの祭壇で全焼の捧げ物と穀物の捧げ物を神エホバが受け入れてくださっているので、神エホバが自分たちを殺すことはない、と答えています。マノアの妻は聡明であることを証ししています。
その後、マノアの妻は男の子を産み、名前をサムソンと付けました。そのサムソンには神エホバの聖なる力が働くようになった、ことが記されていました。
サムソンが成長し、妻を選ぶ時を迎えますが、サムソンはどのように行動するでしょうか、次回に引き続き紹介致します。
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アブラ蝉 しきりに鳴し 里の山 今日の一句
我が家の前を散歩中のご近所の「ワンちゃん」