宇宙の主権者エホバ神は、ご自分の預言者イザヤを通し、偶像崇拝に陥っているご自分の民に、近づくように招かれました(イザヤ57:3)。
神エホバの民は、当時、偶像崇拝や嫌悪すべき行為を行っていました。それゆえ神エホバは、それら罪人たちに、イザヤを通して次のように問いかけておられます。
「誰を笑いものにしているのか。誰に向かって口を大きく開け、舌を突き出すのか。あなたたちは違反の子供、欺きの子供ではないか。大きな木々の間で、全ての生い茂った木の下で、情欲に燃える者たち、谷で、大岩の裂け目の下で、子供を殺す者たちではないか」(イザヤ57:4,5)。
当時のイスラエル人の邪悪な者たちは、衝撃的な異教の偶像崇拝を公然と行い、陽気に過ごしています。自分たちの行いを正すために遣わされた神エホバの預言者たちを軽蔑して「笑いものにし」、「口を大きく開け、舌を突き出し」、恥知らずで不敬な態度をとっています。イスラエルの民はアブラハムの子孫でありながら、反逆的な歩みをするゆえに、「違反の子供」、「欺きの子供」となっているのです(イザヤ1:4;30:9.ヨハネ8:39,44)。d田園地帯の「大きな木々の間」に出かけて行き、偶像崇拝を行い、「情欲に燃える者」となっているのです。しかも、何と残虐な崇拝行為なのでしょう。忌むべき歩みゆえに神エホバによってその地から追われた諸国民のように、自分の「子供を殺す者たち」となっているのです(列王第一14:23.列王第二16:3,4.イザヤ1:29)。当時のイスラエル人は、神エホバとの契約下にありながら、イザヤの聖句に示されている通り、神エホバの心から遠く離れ、不敬虔な恥知らずの態度を取りました。神エホバの王国と神の目に正しいこと(義)をいつも第一に求める人たちは幸いです(マタイ6:33)。
昼咲きの 群れ咲く庭の 月見草 今日の一句
ご近所の庭の「昼咲き月見草」