聖書には、ヨナタンが、自分とダビデの約束に関し、エホバはいつまでも私(ヨナタン)とあなた(ダビデ)の間にいてくださいますように」と、ダビデに伝えたことが記されていました。引き続き聖書には次の様に記されています。
「こうしてダビデは野原に身を隠した。新月となり、王(サウル)は食事のために席に着いた。王は壁を背にしていつもの席に座っていた。ヨナタンはその向かいに、アブネルはサウルのそばに座っていたが、ダビデの席は空いていた。サウルはその日には何も言わなかった。「何かがあって彼(ダビデ)は清くないのだ。きっと汚れているのだ」と思ったのである。新月の翌日、2日目も、ダビデの席は空いていた。それでサウルは息子ヨナタンに言った。「エッサイの子(ダビデ)は、どうして昨日も今日も食事に来なかったのか」。ヨナタンはサウルに答えた。「ダビデはベツレヘムに行かせてほしいと頼んできました。彼(ダビデ)はこう言いました。「どうか行かせてください。私たちの一族が町で犠牲を捧げるので、兄から来るように言われたのです。もしあなたが私のことを良く思っていてくださっているのでしたら、どうか私をそっと出させて兄弟たちに会わせてください」。それで、王(サウル)の食事に来なかったのです」。サウルはヨナタンに激怒し、言った。「この反逆的な女の息子め、おまえがエッサイの子(ダビデ)の肩を持って自分の恥と母親の恥をさらしていることを、私(サウル)が知らないとでも思っているのか。エッサイの子(ダビデ)が地上に生きている限り、おまえの王権が確立されることはないんだぞ。誰かを遣わしてあいつ(ダビデ)を連れてこらせろ。殺してやる」。」(サムエル記第一20:24~31)。
上の聖句に記されている通り、ダビデはサウル王が自分の命を狙っていることを知っているので、サウル王の新月の祭りの食事の席には出席しませんでした。そのことに気付いたサウル王は、息子ヨナタンにダビデが出席しなかった理由を尋ねています。ヨナタンは巧みにダビデの出席しなかった理由を説明しましたが、ヨナタンの虚偽を見抜いたサウル王は息子ヨナタンに激怒しました。そしてサウルは息子ヨナタンに、ダビデを連れてくるように脅かし、ダビデを殺してやる、と断言しました。
さてヨナタンは、父のサウル王にどのように応じるでしょうか。次回に引き続きお伝え致します。
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