この3連休初日、私の大好きな画家「上村松園」の絵が展示されているというので
青梅市の市立美術館に絵画鑑賞に行ってきました
「君が若かりし時 作家の青春時代」という作家の若い頃の作品を集めた企画展が開催されていて、松園はその中の一点でした。
このパンフレットに載っている絵「婦女之図(ものおもい)」がそうです
20代前半に描かれたものだそうです。
「上村松園」は明治から昭和に生き、女性の姿を描き続けた日本画家。
20代の頃、雑誌で特集されていた美しい女性の日本画にとても心惹かれ、
その作者が女性であると言うことに大変驚きました。
明治の頃といえばいわゆる「女のクセに」が大手を振っていた時代。
そんな時代の中でしかも第一線でゆるぎなく女性を描き続けた彼女自身にもとても心惹かれます。
男性の目から見た女性像と女性の目から見た女性像は違うのだそうです。
私には何処が違うとはっきり分かりませんが、男性の描いた美人画も綺麗だけれど、それよりも松園の描く美人画に強く惹かれるのはそういう違いもあるのでしょうか!?
単に好みの違いかもしれませんが~
彼女の息子も「上村松篁」という日本画家で鳥や動物を題材にしたものを多く描いていますが彼の絵も好きです。
孫も「上村淳之」という日本画家ですが孫の絵はそれほど好きではありません。
先日、彼女の特集をテレビでやっていたのですが見逃してしまったのが返す返すも残念です
他に日本画、洋画合わせて50数点程の作品が展示されていました。
私はほとんど知らない作家ばかりでしたが有名どころだと「速水御舟」の作品などもありました。
私好みの絵ではありませんでしたが。
他の作品の中では「田中案山子」の“晩秋”という二曲一双の屏風絵がとてもよかったです。
帰りに絵ハガキを買おうと思いましたがこれの絵葉書はありませんでした。残念。
ところで青梅市内ではこの日、ちょうどお祭りが開催されていて大変な賑わいでした
昭和にちなんだお祭りのようで、チンドン屋さんが練り歩いていたり、芸者さんがいたり、
あちこちでミニライブがあったり、屋台もいっぱい出ていてとっても楽しそうでした。
美術館からもらってきたパンフレットによると着物を着た女性には各種無料サービスもあるみたい
今回は車で通り過ぎただけだったので来年機会があったら行って見たい
そして翌日の連休2日目。
八王子の河川敷に「足跡化石」を見学に行きました。
山の中とかではなく、ごく普通の民家の隣にある河川敷です。
露出した岩肌にぽこぽこ開いている穴がナウマン象?のような種類の動物の足跡なんですって。
う~ん・・・よくわかりません どうして足跡だっていうのかしら・・・。
こちらは立ち木の化石。
よく見ると岩の中にいっぱい埋まっています。
これはこれですごいけれど、
葉っぱの葉脈が浮き出た化石があるのかと思ってた・・・・・。
シャベル持参の私
女性が描かれた絵って、珍しくないですか?
しかし、息子も孫も画家だなんて凄い家系ですよね~。
河川敷に「足跡化石」って、何だか普通に有るんですね。
もう少し、ちゃんと保護されているのかと思ったら、そうでもないんだぁ~。
その事の方が、驚いたかも?(汗
生まれる前に父親が亡くなり、画家として生業をたてていきたいと決めた時も周囲の大反対を受けても、母親だけはずっと応援してくれたそうです。
そんな母親への思いもあるのかもしれませんね。
しかし血筋ってすごいですよねぇ!!ひ孫はどうなのかしら・・・。
化石や遺跡ってあんがい身近にあるものなんですね~。
そういえば家の畑を掘ればいくらでも矢じりとか出てくるよとか誰かが普通に言ってたような・・。