じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

大阪桐蔭女子 京都精華 大阪桐蔭男子 阪南大高 東山

2022-07-03 09:30:38 | 高校バスケット

※大阪桐蔭女子

近畿準決勝の京都精華戦でも控えのセンター田中選手11は十分勝ててましたのでプレーの精度が上がってくればもっと機能できるかと思われます。最終的には大敗でしたが主力二人を欠いてこの試合終盤北條選手も離脱の中、第3P途中まで五分に渡り合った事は薫英戦同様大敗の中に一筋の光明も見えたこの日の試合だったかと思われます。全国クラスの学校のスピードとテクニックについていけるようになり、そうした相手に寄せられる等難しい体勢からでもスリーも含めシュートを高い確率で決められるようになることに加えこの日の相手のように強烈な個の力を誇る相手へのリバウンドへの対応、束の強さを身につける、はたまたそうした選手を前に剥がす巧みさといったあたりかと思われます。まだまだ全国クラスではありませんが、今後そうなる可能性は、この日も感じさせたかと思われます。


※京都精華
やはり旧チームからのメンバーであるウチェ ジェシカ両選手の力は強烈です。この両名とまともにリバウンド勝負するとなかなか太刀打ち出来ません。旧チームのように全国制覇を狙えるところまでくるには旧チームの3年生が抜けた穴をいかに埋めるか 上記2選手が前に押し出されたときの対応力 旧チームと比べるとまだまだ粗い感じがするチームとしてのバスケの精度がどこまで上がってくるかかと思われます。


※大阪桐蔭男子
近畿大会準々決勝では全国でも戦えそうな東山に見事勝利 一方で次の阪南大高には府大会以上の大敗。インターハイ出場は決めたものの2年連続のウインターカップとなると阪南大高のズッコケまちの感が拭えず。力がないわけではないが得手不得手がはっきりして見え、強烈な個の力を擁する相手への対応力を磨くことが必要不可欠に見えました


※阪南大高
近畿大会でも選手を軸に準優勝。彼がコートにいない時間帯の戦いもだいぶ強くなってきた。準決勝では府大会で課題に感じたチームとしてのスタミナも問題なく機能。インターハイでも十分戦えそうで、ウインターカップ大阪代表に最も近い位置にいるかとは思われますが、総合力でかかってくる相手との戦いをいかに勝ち切るかということになってくるかと思われます。


※東山
準々決勝の大阪桐蔭戦では総合的に強いがために強引なバスケが目立ち涙を飲んで見えました。とはいえ府大会では近畿を制した洛南とも五分に渡り合っており、抜き差し加減をしっかりすれば、全国でも戦えるかと思われます。