じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

天理 大阪桐蔭 桐蔭学園 流通経済大柏

2018-04-07 20:34:09 | 高校ラグビー

✳FW

体格

天理:全体的に小型だったという近畿大会の時より全体的に大きく見えたのはセカンドジャージのせい?サイズに穴なし

大阪桐蔭:一列目はあんこ型揃いなどしっかりした体格の選手が多く感じた近畿大会での御所実戦から印象変わらず

 

桐蔭学園:一列目はあんこ型揃い。ロックがやや線が細いかもも全体的にサイズに穴なし

流通経済大学柏:小粒な選手や線の細く見える選手が目立ったように思います。

 

スクラム

天理:自分達より大型の強力FW相手に劣勢は否めずも、よく踏ん張ってました

大阪桐蔭:しっかりした体格の相手にマイボールでしっかり踏ん張り相手ボールでは終始プレッシャーをかけ続けた御所実戦と印象変わらず

桐蔭学園:体格で勝りながら互角だったのは押さなかったのか押せなかったのかは何とも

流通経済大学柏:体格で劣りながらがっぷり四つに組み合う事ができてました。

 

 

モ━ル ラック

天理:自陣で低く構えて踏ん張ることができていた大阪朝鮮戦と同様の印象でしたが、終盤相手にしっかり組まれるとこらえきれず。

大阪桐蔭:強敵相手に自陣で踏ん張れてましたし敵陣ては一気に押し込む場面が複数回。ほぼ文句なしのモールが組めていたという御所実戦から大きく印象変わりません。

桐蔭学園:低く構えて相手にモールを組ませぬ巧さと強さが光りました。

流通経済大学柏:押す力そのものは強いかと思いますが、相手がモールを組ませないようにしてきたときに、術が無さそうに見えたのは気になりました。

 

ラインアウト

天理:リフトの高さが足りなく見える分、安定感という点ではまだまだ課題が残るかと思われるというのが近畿大会での印象でしたがこの日はその時より安定度合いが増して見えるも相手があまり競りにこず、高さも近畿大会とさして変わらなかったため、この日の安定が本物かはなんとも。

大阪桐蔭:リフトは高いもスローワーとそれ以外の選手との呼吸の問題は課題かという御所実戦より各選手の呼吸も合って見えました。

桐蔭学園:高さが足りなく見えたせいか、やや不安定に見えました。

流通経済大学柏:最初のラインアウトでいきなりショートをするなどまだまだ課題が残るのが現状に見えました。

 

集散の速さ

天理:これまで同様、出色の速さで見てて気持ちよかったです。

大阪桐蔭:相手の鋭い出足に一歩も引かぬ寄りの速さが球出しの速さにつながっており歴代最速かも?という近畿大会での御所実戦での印象がさらに強まる

桐蔭学園:まずまずだったと思います

流通経済大学柏:こちらもまずまずでしたが相手と比べるとやや及ばずで、試合展開に影響与えてるように見えました。

 

✳BK

体格

天理:全体的に線の細い選手が多かったという近畿大会の時より骨太感あふれる選手が目立つ。これはセカンドジャージの影響には見えず近畿大会の時とメンバーがだいぶ違うのかそれとも全体的にビルトアップされたのかは何とも

大阪桐蔭:近畿大会での御所実戦よりも全体的に、良く言えばシャープの、悪く言えば?スリムになって見えたのは気のせい?

桐蔭学園:やや線が細い選手が目立ったかも知れません。

流通経済大学柏:やや線が細い選手が目立ったかも知れません

 

展開力

天理:これまで同様、出色の速さで見てて気持ちよかったです。SHの山脇君かと思われる選手の球だしがよく、鋭い出足の相手の裏を幾度となくとってました

大阪桐蔭:同校歴代屈指かと思われる出色の展開ラグビーを披露

桐蔭学園:まずまずの速さだったと思います。

流通経済大学柏:こちらもまずまずの速さだったと思います。以前はFW一辺倒に見えた同校を思えば、その頃よりはここ数年、速くなってると思います。

 

タックル

天理:これまで同様低く鋭く刺さっていたと思います。

大阪桐蔭:全国クラスの相手に見事に低く刺さるタックルを幾度となく披露はこの日も同様

桐蔭学園:特別印象はありません

流通経済大学柏:特別印象はありません

 

キック

天理:近畿大会での報徳戦のように強風ではなく条件が良かったせいもあるのか、SO水野君の精度はこれまでより良かったです。

大阪桐蔭:この日もSO高本君ではなくCTB松山くんが蹴る。近畿大会での御所実戦では強風に対応しきれてませんでしたが、この日はそうした悪条件ではなかったせいか、精度はまずまずでした。

桐蔭学園:精度はまずまず良かったですが簡単なのを二度外す。こういうミスは命取りになりかねず、今後の課題として残ったかも知れません。

流通経済大学柏:まずまずだったと思います

 

天理:全国Bシードクラスの力はあるかと感じた近畿大会よりやや上方修正。近畿大会でのよりAシードに近づきつつあると思われます。バックスの体格が良くなったからかも知れません。大阪桐蔭と比べると、○○君が良かった。というのが目立ったため、よい意味で、誰が良かった。というのが感じられなくなれば、Aシードクラスの力をつける可能性も十分あるかと思われます

 

桐蔭学園:今期も東のAシード有力かと思われます。でかいだけでなく例年以上に速い大阪桐蔭をつかまえ、もっさりしたロースコアの展開に持ち込めれば、選抜2連覇のチャンスもあるかと思われます。

 

流通経済大学柏:今期もBシードクラスの力はあるかと思われます。今後全国トップランクの学校に競るには、例年同様、強さは感じるFWがいかに相手のスピードを止めて、ロースコアに持ち込むかかに見えました。

 

 

大阪桐蔭:準優勝した昨年以上に、そして歴代で最も、冬の全国で優勝が期待できるチームかと思われるという印象がさらに強まる。現状単独トップであるといっても過言でなし