※投手力
滋賀学園:昨年からのエース右腕神村君先発で6失点降板。球の走り、変化球のキレそのものは悪くなかったです。リリーフした右腕の棚原10が締める。明日の準々決勝はこの投手の先発あるかも。
智弁和歌山:先発は背番号10ながら実質エースの1年生右腕平田君。球速そのものも感じさせる良い球の走りしてましたがセットになると球威が落ちて見えたのが課題か。2番手で投げた背番号18の右腕加藤君は長期の怪我から近畿大会でようやく間に合ったとか。こちらもまずまずの球投げてました。最後はエース左腕黒原が投げる。試合前の遠投からして体の開きの早かったフォームが修正されれば、本当の意味でのエースになれるか。球そのものはまずまずでした。
東山:チームみんなで強敵相手に立ち向かうといった感じの投手陣でした。
報徳:先発したエース右腕西垣君は、華奢な体型ながらまずまずいい球投げてました。リリーフした小柄なサードの右腕池上君はいかにも野手投げでしたが。球そのものはいい球いってました。
智弁学園:本格派右腕エース松本君が先発。この日もストレートは球速そのものを感じさせる素晴らしいものを9イニング投げ続けました。変化球を序盤から使えるようになれば、鬼に金棒かも知れませんね。
大阪桐蔭:徳山が4失点ながら完投。初回に3点取ったことを活かした外中心の投球が良かったです。左打者をほぼ完璧に封じることができたことで、何とか最小限度の傷で済んだものと思われます。終盤は根尾を頻繁に準備させてました。
※打力
滋賀学園:ホームラン6本だったか7本だったかよく打ちました。
智弁和歌山:こちらもバッティングは往年の同校を感じさせるものでした。全体的に脇をしっかり締めて振り抜く事が徹底されて見え、内を叩くことには長けてましたが外への対応が今後の課題かと思われます。3番の左の1年生林君、この選手も同様の課題を抱えて見えましたが、将来楽しみかも知れません。
東山:攻めの工夫が光りました。
報徳:オール枚方出身の1年生小薗が1番、神頭が5番を努めてました。
智弁学園:大阪桐蔭バッテリーの外中心の配球に特に左が苦しみました。一方で右打者は捉える場面が目立ち最後福元がアーチを掲げ4点目を奪い、負けはするも最後は徳山を攻略したとみて良い得点数にもっていったあたりはさすがと思いました。福元は全打席で捉えてました。
大阪桐蔭:これまでから打順など変更したことが功を奏して見えました。立ち上がり相手の変化球が定まらないところをうまく捉えたのが良かったと思います。相手の先発投手が読めない中で、よく攻略したと思います。
滋賀学園:昨年同様投打にバランスがとれる。京都滋賀で残ったのは同校のみですのでセンバツはほぼ決定か。守備は全体的に良かったです。
智弁和歌山:外野守備、特に送球が課題にみえ、そこの差もあって負けたと感じました。そこの部分と一人一人の潜在力は決して低くない投手陣が鍛えられれば、強豪復活も十分に期待できるとおもいます。
東山:守備は派手さはないも堅実。ベンチワークを駆使した攻撃も光りました。課題は個々の力を上げることと思います。
報徳:滋賀学園戦は打線は相手の投手の出来次第。国際を2点に抑えた側面が出てくれば、ベスト4進出への展望も開けるかも。
智弁学園:全員で優勝旗を返しに行けるか否かは、明日の高田商業の結果次第、ですね。出れば打線は昨年以上と思われるため、筆頭格にも挙げていい、優勝候補となるかもですね。
大阪桐蔭:根尾や坂之下など、この日も守備で徳山をよく助けました。これでやっと他力本願。負ければ終わりの中での強敵相手にラジオ実況のボルテージも上がるしびれる展開の中、よく勝ったと思います。