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じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

第101回センバツ高校野球一回戦シミュレーション

2019-03-15 21:44:06 | 高校野球

市呉vs市和歌山

投打とも五分と推察

 

高松商vs春日部共栄

投打のバランスで高松商、春日部共栄が4,5点以上の点の取り合いに持ち込めるか

 

履正社vs星稜

星陵の本格派右腕奥川は決め手となりうるだけの力を誇るだけに、彼が額面通り投げれば履正社は9イニングで3点までがせいぜいかと思われるが履正社の清水、植木の左右の両輪も星陵打線を抑え込むだけの力はあるかと思われ、ロースコアの接戦に持ち込む力は十分あるかと思われる。

 

日章学園vs習志野

得点力では日章学園かと推察。だとすれば習志野としても4、5点以上の点の取り合いに持ち込めるかが焦点か

明豊vs横浜

横浜の本格派左腕及川は本来決め手になるだけの力を誇るが秋の関東大会ではそれが発揮できていない様子がうかがえる。ここは及川の出来が打線にも影響して見えるだけに、彼が額面通り投げれば投打に横浜、そうでなければ明豊といったところか

米子東vs札幌大谷

明治神宮覇者の札幌大谷が総合力で勝ると推察するが米子東の粘りにも期待したい。

津田学園vs龍谷大平安

龍谷大平安打線を津田学園の右腕前が封してロースコア勝負に持ち込めるかが鍵。津田学園には中学時代観て印象に残っている選手が何人か行っているが、下級生の本格派左腕榮を控えに回せるのですから前の実力は相当なものと推察。龍谷大平安の投手起用次第では違う展開も。

盛岡大付vs石岡一

盛岡大付属が優位。石岡一は評判のエースの投球に全てがかかるか


山梨学院vs札幌第一

秋の北海道大会で全試合4点以上上げた札幌第一の打線が本物なら、投手陣次第では優勝候補に浮上する。山梨学院大学付属は秋の戦績見る限りではディフェンス型のチームと推察

 

筑陽学園vs福知山成美

共に打のチームと推察。点の取り合いか


広陵vs八戸学院光星

共に投打に高いレベルでバランスがとれていそうでがっぷり四つの好ゲームが期待できる。


富岡西vs東邦

投打に高いレベルでバランスのとれた東邦が攻守に優位。富岡西の奮闘に期待


明石商vs国士舘

投打に明石商業がやや優位か


松山聖陵vs大分

大分がロースコア勝負に持ち込めるかが鍵


啓新vs桐蔭学園

啓新が星稜を追い詰めるなど秋の北信越のような戦いがセンバツでも常時出来るようであれば、今大会のダークホースになれる。桐蔭学園のエース左腕はなかなか切れのある球を投げる。投手中心にロースコア勝負に持ち込めるか


熊本西vs智弁和歌山

強打の智弁和歌山が優位。熊本西の粘りにも期待


2019センバツ球児の中学時代

2019-03-15 21:09:18 | 高校野球

※八戸学院光星

ライト原右左9:大阪柏原シニア出身。大柄。変化球にも崩されず鋭い打球。体に似合わずベーラン鋭く走塁判断も良いと当時印象に。高校では下位を打っているようだが中学時代は主砲として活躍。ポジションも中学時代のファーストから高校では外野に。2016年6月等に観戦。

内野手丸山右右15:生駒ボーイズ出身。細身ながら大柄感もあり。ベーラン鋭い。打っても逆方向に強い打球。スイングしっかりしてるだけでなく技術で遠くへ運べる。変化球への対応が課題と当時印象に。変化球への対応が課題と感じたからかどうかはともかくとして高校では現状控えのようだが、中学時代は名門生駒ボーイズの中軸として活躍。2015年12月に観戦

外野手澤波左左16:大阪柏原シニア出身。華奢な体型ながら凡フライに見えた打球が中越え。振りが強い証拠と当時印象に。高校では現状控えのようだが中学時代はリードオフマンとして活躍。2016年6月等に観戦

 

✳津田学園

ライト藤井左左9:神戸中央シニア出身。小柄もガッチリ。勝負所で質の高いベーランが当時印象に。私が観たときは代走での途中出場の選手が中軸打者としてセンバツに出ようとしている。楽しみである。中学では一塁手だったが高校ではライトを務める。2016年6月に観戦

投榮左左11:神戸中央シニア出身。大型で清宮チックな体型の左腕。ブレーキの効いたカーブが印象的。ストレートの質が上がってくれば。きれいなフォームに野性味が出てくれば。というのが2017年4月の印象。この年の7月には4月のように終盤リリーフではなく先発して5イニング無失点。その時よりストレートの力強さが格段に増しており、ピンチの時や決めにいくときのそれの迫力には目を見張るものがあった。今は抜き差し加減を考えて場面を選んでそういう強い球を投げているように見えたが、全国クラスの強豪校は抜き差しの抜き、の部分を逃してませんから、現状だと紅白戦段階で脱落してしまいます。今後は、そうした強い球を、いかに常時、投げられるようになるかが、高校で活躍できるか否かの分かれ目になってきそう。フィールディングも力強く反応素早く、さらには状況に応じて狙いにいくか安全にいくか瞬時に判断できる決断力も兼ね備え、打っても強く振ることができていたと当時印象に。高校でも一年秋から控えでメンバー入りし、東海大会決勝でもリリーフ。大きく育つ可能性を秘めているだけに、センバツでの躍動に期待したい

内野手中村右右16:神戸中央シニア出身。華奢だが背は高め。守備範囲広く動き鋭いと当時印象に。2017年4月に観戦

 

 

 

※履正社

ライト井上右右9:東大阪シニア出身。長身細身。強肩、軽く投げただけで2塁へ鋭い送球と当時は捕手として印象に。高校では外野を務め、中学時代同様、主砲として活躍。体型も中学時代より太さ大きさが感じられるように。2016年3月に観戦

内野手中原右右14;八尾ボーイズ出身。大きなスイングが印象に。決して大振りではないと当時印象に。名門履正社で1年秋からメンバー入り。2016年12月に観戦

内野手山本右左16:此花ボーイズ出身。細身もスポーツマン体型。守備の動き華麗でキレあり。地肩も強い。打ってもライトオーバー二塁打。遠くへ飛ばす体のしなやかさあり。俊足でベーランに躍動感と当時印象に。私がみた試合ではオール枚方に惨敗したが、その中でも光るものがあり、名門履正社で控えながらメンバー入り。2016年2月に観戦

投手右坂口右左:尼崎北シニア出身。大柄な本格派右腕。上半身、尻、腿と全体的にどっしり感があり、重たそうなストレートは球速そのものも感じさせ、初回、先頭に初球いきなり膝元突くなどマウンド度胸も十分と当時印象に。にも関わらず名門履正社ではメンバー入りがやっとなのは、その時見て感じた変化球、緩急が使えないから投球が単調になり、狙われた感があったあたりにあるのかも。打っては柔らかさが光ったものの、みるかぎり投手として大きく育ちそうに見えた印象そのままに、高校では投手で勝負。今は全くの控えだが、センバツての飛躍に期待したい。2016年4月に観戦。

 

※明石商

一塁手清水右右3:明石ボーイズ出身。長身細身もがっちりとした体型。決して大振りではないのに大きく見えるスイングが魅力的で相手に脅威。スイングスピードそのものも速く捉えた打球はあっという間の弾道。守っても地肩強いと当時印象に。中学時代はショートや捕手だったが高校では登録はセカンドで試合ではファーストを守ってる模様。この選手を下位で使ってる同校の打線はかなり分厚い?2015年12月に観戦

二塁手岡田右右4:播磨シニア出身。華奢。シュアなバッティング。技術で遠くへ飛ばせる。スイングスピードそのものも速い。外角打ちが課題。俊足と当時印象に。中学時代はファーストだったが高校ではセカンドに。背番号18ながらスタメン起用。2015年12月に観戦

宮本右右14:豊中シニア出身。堅実な守備。地肩も強いと当時印象に。中学時代は遊撃手。2016年3月に観戦

百々右右18:豊中シニア出身。長身細身。しっかり振れる。変化球をうまくすくう柔らかさもと当時印象に。2016年3月等に観戦

 

 

※市和歌山

投手奴田左左10:粉河シニア出身。華奢な技巧派左腕。変化球の切れ、出し入れが巧み。右肩を我慢すれば体の開きが早いのも改善され、直球の切れも増すと思うと当時印象に。和歌山の公立の雄で1年秋から控え投手としてメンバー入り。2017年5月に観戦

 

※智弁和歌山

遊撃手西川右右6:由良シニア出身。華奢だがスイングしっかりしている。守備範囲広く三遊間深いところを踏ん張ってファーストへ正確な送球。ベーランもまずまず鋭いと当時印象に。高校でもショートとして名門智弁和歌山で下級生時から活躍。2014年11月観戦。

 

※広陵

レフト峯右左7:枚岡ボーイズ出身。ガッチリしていてお尻から下が引き締まってる姿に取り組む姿勢の高さを感じる。捕ってからなげる動作速いと当時印象に。中学時代はショートも高校では外野を務める。名門広陵で中学時代同様、リードオフマンを務める。2016年8月に観戦

 

※松山聖陵

捕手岸田右右2:高槻ボーイズ出身。体型普通もお尻から下太くしっかりしていた。強く大きく振れる。ファウルになったとはいえレフトスタンド上段までぶっ飛ばすパンチ力あり。肩も良いと当時印象に。新鋭の強豪校で1年秋から正捕手の座をつかむ。2017年2月に観戦

ライト川口右左9:高槻ボーイズ出身。長身細身も筋肉しっかり。うまく合わせるバッティング光る。威力ある直球にも振りまけぬ強さも誇る。ベーランもまずまず。守っても動きに切れありと当時印象に。中学時代はセカンドと投手で観戦したが高校では外野でレギュラー掴んだ模様。2017年2月に観戦

 

※明豊

レフト布施右右7:豊中シニア出身。華奢だが2017年4月に見たときより同年7月に見たときの方がはガッチリしてきて見えた。守備範囲の広さとと鋭いスイングが4月に見たときは印象的で、7月に見たときも守備の反応のよさとパンチ力が印象に。加えて巧さで逆方向に外野の頭超す打球も打てていた。ベースランニングも鋭く三拍子揃った好選手と当時印象に。高校では大分の名門で1年秋から中軸を任させる存在に。中学時代は安定のショートストップだったが高校ではファーストと外野を務める。2016年から2017年7月にかけて何度も見ることに。

 


どこよりも早い?第101回夏の高校野球49代表校フライング展望

2019-02-19 12:45:01 | 高校野球

※北北海道

旭川勢を中心に例年になくハイレベルな争い。どこが攻守に決め手をつけるか

 

✳南北海道

札幌勢を中心にこちらもハイレベルな争い。神宮枠でセンバツに出る札幌第一は本当にCランクの実力なのだろうか。秋の戦績見る限り、失点の多さは確かに気になるが、得点力の高さには見るべきものがありそう。

 

✳青森

昨年に続き八戸学院大光星の優位は揺るぎないか。力は全国レベルとみる

 

✳岩手

今年も複数の学校がそこそこのレベルで凌ぎを削る。オフェンスの盛岡大付属、専大北上、黒沢尻北、ディフェンスの花巻東、大船渡、久慈東、といったところか

 

✳秋田

現状混戦も夏は明桜が抜け出すか

 

✳山形

羽黒、日大山形によるハイレベルな一騎討ちか

 

✳宮城

今期も本命仙台育英?

 

✳福島

やはり聖光学院?

 

✳茨城

今年こそ常総?

 

✳栃木

今のところ混戦模様。夏は結局今年も作新が抜け出すのかそれとも、、、

 

✳群馬

現状前橋育英が抜け出る。健大高崎がどこまで迫ってくるか

 

✳埼玉

今のところ混戦、結局は花咲特栄と浦和学院の争いになるのかそれとも、、、。浦和学院のディフェンスがどこまで整備されるか、なのかも

 

✳千葉

こちらも混戦模様も拓大紅陵がディフェンスでやや勝っていそう。同じようなものを秋の戦績見る限りでは翔凛という学校にも感じる。全国的には無名な学校のサプライズ出場もあるかも

 

✳東東京

オフェンスの帝京、ディフェンスの二松学舎大学付属といったところか

 

✳西東京

混戦、オフェンスの創価、日大三、ディフェンスの早稲田実業といったところか。日大三のディフェンスがどこまで整備されるか、なのかも?

 

✳神奈川

及川君を擁する横浜、同じく好投手を擁する桐蔭学園、得点力の高そうな東海大相模の争いか。面白そうなのが法政二。横浜は及川投手がピッチングのツボを覚えれば、どこが相手でも3点以内に抑える事が出来そう。そうなると相乗効果で得点力も上がってきそうでセンバツでの優勝、及び夏の神奈川の争いでも一歩抜け出そう

 

✳山梨

東海大甲府、山梨学院大学付属ら強豪私学中心に混戦、割って入るか甲府工業

 

✳新潟

日本文理の牙城を崩すとしたら、秋の戦績見る限りでは長岡大手、五泉あたりか

 

✳長野

上田西、東海大諏訪、秋の北信越ベスト4コンビの争いか

 

✳富山

高岡商、富山第一が共に得点力で夏を競う

 

✳石川

全国的に見ても本命星稜を脅かすとすれば遊学館か

 

✳福井

啓新が秋の北信越大会のような戦いが出来れば夏も本命か。秋の福井大会の戦績からは想像もつかなかった北信越での躍進だが、福井大会から北信越の開幕までかなり間があり、その間に守備が良くなったのではと推察。秋の北信越のような戦いができれば、センバツの優勝争いでも台風の目になるか

 

✳静岡

大混戦だが日大三島がディフェンスでやや勝っていそう

 

✳愛知

全国レベルの東邦が本命

 

✳岐阜

力は全国レベルと秋の戦績見る限り推察される中京院中京に県岐阜商が迫る事が出来るか

 

✳三重

オフェンスのいなべ総合、ディフェンスの菰野、津田学園といったところか

 

※滋賀

現状今年も近江。夏に向けて滋賀学園が迫れるか

 

※京都

攻守のバランス、特にディフェンスで勝っていそうな龍谷大平安はセンバツでも優勝候補と思われる。福知山成美、京都国際、京都外大西が追う

 

※大阪

投打にハイレベルな選手を揃える履正社が一歩リード。守備走塁などチームとしての野球が高まれば、センバツでの全国制覇も見えてくる。逆に投打に個々のレベルアップが必要なのが大阪桐蔭。投は中田の覚醒、打は中野主将が常時スタメンに名を連ねるようになれば、旧チームと同レベルの力をつける可能性を秘める。今季も最終的にはこの2強の争いになるのではと思われるが、得点力の高い関大北陽、本格派右腕を擁する近大附など、現時点では他の学校にもチャンスはあるかと思われる。投手陣など選手層の厚みでは2強にかなわないため、できれば大会序盤で当たりたいところか。見方を変えれば鰺坂など複数の好投手を揃える金光大阪のような学校が2強以外にも出てくれば、例年よりも候補校が絞りづらくなってくるかと思われる。

 

※兵庫

守備力が高そうな明石商はセンバツでも優勝候補の一角かと思われ、現状一歩リード。神戸国際、報徳、後育英あたりも投打のバランスが良さそうで追いかける。

 

※奈良

今季も天理智弁の争いに変わりなし

 

※和歌山

センバツ出場2校の争い。現状得点力で智弁和歌山がややリードだが、市和歌山も対抗する力は十分あると思われる。

 

※岡山

注目の本格派右腕西を擁する創志学園と、秋、広陵を苦しめた関西が全国レベルの力があると思われる

 

※広島

センバツに出場する広陵だけでなく伝統校の広島商や少なくとも全国的には無名の武田も、全国クラスの力が期待できる

 

※鳥取

鳥取城北、鳥取商の争い。こちらもまた、全国クラスの力が期待できる

 

※島根

混戦だが立正大淞南が投打にバランスが取れていそう

 

※山口

高川学園、聖光、萩商工など公立私立入り乱れての全国レベルの激戦が期待できそう

 

※香川

センバツ出場の高松商と三本松の公立2強の争いか。ともに力は全国レベルとみる

 

※徳島

川島、徳島商、生光学園の争い。生光学園には同県初の私立からの甲子園の期待がかかる

 

※高知

秋は県3位に終わるも夏は結局は明徳が本命か。2季続けて甲子園を逃したが力は全国レベルとみる

 

※愛媛

公立私立入り乱れての全国レベルの激戦が期待できる

 

※福岡

オフェンスの筑陽学園、筑紫台、ディフェンスの九州国際大附、西日本短大附といったところか

 

※佐賀

今季も混戦

 

※長崎

佐賀以上に混戦。10校ほどにチャンスがある

 

※熊本

これまた混戦も東海大星翔、秀岳舘が投打にバランスが取れていそう

 

※大分

オフェンスの明豊、藤蔭、ディフェンスの大分、津久見といった図式か

 

※宮崎

センバツ出場の日章学園と小林西、秋の九州大会出場2校による争いか

 

※鹿児島

神村学園、鹿児島実が投打のバランスでややリードか

 

※沖縄

沖縄水産、沖縄尚学が投打に高いレベルでバランスが取れていそう。好左腕宮城を擁する興南は得点力アップが鍵か

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コラム 至って例年通りの原則に沿った形に見えた2019センバツ近畿地区選考

2019-01-26 14:01:36 | 高校野球

✳推察される近畿地区センバツ選考原則

1:昔の夏の甲子園の地区割に基づいた地域性、滋賀京都で1、大阪兵庫で各1、奈良和歌山で1校は極力選出するというもの

2:府県1位で近畿ベスト8は極力選出

3:府県3位で近畿ベスト8止まりの場合、原則1の地域性に基づいた同じ地域の学校が同校以外に残ってない場合しか選出しない

4:近畿初戦敗けの学校の逆転選出は府県1位校のみ。その上で原則1の地域性に基づいた同じ地域の学校が同校以外に残ってない場合しか選出しない

 

いろいろ言われた今回の近畿地区のセンバツ選考は、結局は例年通り、いや、例年以上に上記原則にのっとった選考になったと思われます。今年に当てはめると下記のようになるかと思われます。

 

ベスト4に残った学校は問題なく選出。ベスト8止まりの4校と初戦負けの天理については

原則1:ベスト4の4つが上記地域性に基づくとバラけたため、この要素では優劣つけれず

原則2:条件を満たしているのは福知山成美のみ。履正社に完敗だったがコールドではなかったため原則を覆す必要まではなく、5校目に選出。余談だが2年前にこの条件を満たしていながら落選した上宮太子については、他の2校が共にベスト4以上に勝ち残ったため、同一県3校選出は21世紀枠を絡めない限りはしないという全国共通の原則によるもの

原則3、4:これに基づき報徳と天理が脱落。報徳は明石商業に負けた試合も内容は悪くなかったようだが完封負けということもあり原則を覆すには至らず。天理もスコア上は惜敗とはいえ内容的には完敗だったらしく原則を覆すには至らず。そもそも選にも上らなかった?

 

上記原則にいずれも当てはまらない学校については試合内容、特に負けた準々決勝の試合内容について比較検討されることになるかと思われ、今回これに当てはまるのが市立和歌山と大阪桐蔭、この比較になれば市立和歌山が選ばれるのは火を見るより明らかだったかと思われます。

 

準決勝がいずれもコールドになった。福知山成美の準々決勝の試合内容がスコア以上に悪かった。逆に報徳のそれはスコアほど悪くなかった。さらには大阪桐蔭の史上初のセンバツ三連覇へのチャレンジは?など、今期は例年にはない要素がたくさんあったことから、いろいろな臆測が飛び交い、雑誌等の見解も大きく割れ、結果私も含めどれも玉砕となった今回の選考ですが、どの視点から見るかで選考結果が大きく変わる可能性もあったくらい、今期の当落線上の学校には一長一短あったことが要因かは判りませんが、例年以上に原則に沿った形での選考になった。結局は近畿大会終わった直後に推察された方も多いのでは?な、選考結果になったというのが、個人的な雑感です。

 

選ばれた学校のご健闘と、落選した学校の夏に期待したいと、思います。


初志貫徹!前回投稿時と何も変えてません。2019センバツ高校野球選考予想再度投稿

2019-01-24 20:11:37 | 高校野球

✳21世紀枠

東:釧路湖陵 西:富岡西 ランダム:清水桜ヶ丘 補欠:熊本西

東はどこも例年なら選出されるだけのものがありそうな学校ばかりで激戦。ここから先は今大会の21世紀枠最有力校と思われる西の富岡西が選ばれる前提での話になるが、21世紀枠の3校というのは進学、困難克服、取り組みで見るべきものがあった学校を各1校選ぶのが一般論なのかと思われ、富岡西は少なくとも進学以外の何かしらで評価された学校と思われ、となると残る2校のうちの1校は、進学実績の高い学校が選ばれるものと思われる。今大会の地区代表校のなかで最もそこのアピール力が高そうなのが釧路湖陵かと思われる。西は前述の通り富岡西が本命かと思われ、一般枠でも当落線上に位置する学校が甲子園に出れないということは、少なくともないであろう。ただ、熊本西については、諸々私的なことから、割りと甲子園に出ている学校と、私自身が思い違いをしていたことからマーク出来ずにいたが、九州大会でも1つ勝った実績も考えると、西の有力な対抗馬であると思われる。八尾がさしずめ西のダークホース的存在か。残る1校の予想は本当に難しいが、先に予想した2校が選ばれる前提で見た場合、最もキャラが被らず、戦績、戦力的に見ても選ぶに値するのが、清水桜ヶ丘かと思われます。

 

✳北海道

札幌大谷 札幌第一(神宮枠) 補欠:駒大苫小牧 旭川大高

北海道のみならず明治神宮も制した札幌大谷はもちろん、それによって北海道にもたらされた神宮枠も、決勝で惜敗の札幌第一で決まりかと、思われます。神宮枠については準決勝で優勝した札幌大谷に惜敗した駒大苫小牧を推す声もあるが、準優勝した札幌第一だって接戦を演じていることを考えると、逆転現象が起こることは考えにくいかと思われます。

 

✳東北

八戸学院大光星 盛岡大付 補欠:花巻東 古川

決勝で接戦演じた上記2校でほぼ間違いないであろう。補欠の2番手には準々決勝敗退組から惜敗組の仙台育英、羽黒あたりがくることも有りうるかと思われます。

 

✳関東 東京

関東:桐蔭学園 春日部共栄 山梨学院大学付属 習志野 横浜 補欠:東海大甲府 常総学院

東京:国士館 補欠:東海大菅生 早稲田実業

関東は準々決勝でコールド多発で接戦なし。これに対して東京の決勝は接戦だったことから、6校目に今回は東京の準優勝校東海大菅生が選ばれるという見方が大勢を占めていますが、当ブログでは6校目には関東の準々決勝敗退組から1校推したいと思います。明治神宮での桐蔭学園と国士舘の戦いぶりを見る限りでは、桐蔭学園の方が投手力で勝って見えたことを基準に戦力比較してみると、東海大菅生にも左の好投手がいるらしいですが、投手力でMAX152キロ左腕の及川選手を擁する横浜が、打力で東海大甲府や関東大会初戦敗退ながら補欠に入る可能性を感じる常総学院が勝るものと推察されるかと思われます。では関東の5校目はどこになるかとなると東海大甲府、常総学院は初戦敗退のため不利。県を制し関東でもひとつ勝った横浜が、県決勝で関東を制した桐蔭学園に大勝したことも加味して、関東5校目の枠をゲットし、センバツへ滑り込むものと、推察いたします。

 

✳北信越

星稜 啓新 補欠:上田西 東海大諏訪

決勝で再試合の熱闘を演じた上記2校が順当に選出されるものと思われます。補欠の2番手で遊学館がくる可能性が、くらいがせいぜいの推理欲かと思われます。

 

✳東海

東邦 中京院中京 補欠:津田学園 中京大中京

 優勝した東邦は決まりかと思います。問題は2校目、準優勝だが決勝大敗の津田学園か、準決勝敗退ながら東邦を最後まで追い詰めた中京院中京の逆転選出かで意見が分かれているようですが、当ブログでは後者でいきたいと思います。戦力的には差がないことが推察されるため、結局は負けた試合の内容で勝る中京院中京が、逆転でセンバツ切符をゲットするものと、推察いたします。

 

✳近畿

龍谷大平安 明石商業 履正社 智弁和歌山 大阪桐蔭 市立和歌山 補欠:天理 福知山成美

優勝した龍谷大平安、準優勝の明石商は決まり。履正社、智弁和歌山のベスト4組はそこでコールド負けとはいえ、選出そのものには影響ないかと思われます。問題はそこから先。準々決勝敗退組の市立和歌山、福知山成美、報徳学園、大阪桐蔭に加え初戦敗退ながら奈良を圧倒して制した天理の比較検討。戦績、試合内容、実力どの側面から見ても各校一長一短あり、例年にも増してもつれることが予想されると思われます。この中で最もセンバツに近い位置につけるのが市立和歌山か。優勝した平安に逆転サヨナラ負けとはいえ徳俵まで追い詰める。さらには県予選決勝でも強豪智弁和歌山に惜敗とはいえ一時大量リードを奪っており試合内容で高い評価を受けることになりそう。戦績も及第点、試合内容から推察される戦力を考えても、5校目か6校目かはともかくとして、選出される可能性が高いと思われます。戦績でどの学校よりもアピール出来るのが福知山成美。府県1位で近畿ベスト8なら例年ならかなりの確率で選出される戦績。だが履正社に0-5で完封負けした試合の内容がスコア以上に良くなく、そこから実力も推し測られてしまうと厳しいかと思われます。逆に戦績で苦しいのが報徳。県3位校で近畿で一勝しかしてない学校が選出される時は、同一府県の上位2校が共に初戦敗退してる時以外過去に記憶になく、兵庫1位の明石商業が近畿でも準優勝してセンバツをほぼ確実にしているというのは報徳にとって不利な要素。だが、その明石商業に負けた近畿準々決勝は、スコアは0-4で完封負けだったとはいえ、試合内容そのものは良かったらしく、そこが評価されれば、昨夏ベスト8の中心メンバーのひとりである左腕林選手が健在の実力の評価にもつながり、浮上する可能性は秘めているかと思われます。実力チーム力の高さで評価されそうなのが大阪桐蔭。だが、府2位で近畿一勝の戦績は微妙。負けた智弁和歌山戦の試合内容は今一つで選出されるかは微妙な情勢。八尾が21世紀枠で選出されれば同校は厳しくなるか。昨年滋賀の膳所がそれで選ばれてなお、近江はもちろん、当時当落線上だった彦根東も、他に選べる学校がなかったことから選ばれて同一県3校選出につながった昨年とは事情が全く異なるかと思われます。府1位で近畿でもベスト8の文句なしの実績を残す学校を落としてでも大阪桐蔭ねじ込みたいか等といった批判の声を封じるべく、同校が選ばれるとすれば5校目かということが推察できるかもしれず、その場合福知山成美を補欠2位まで落として、大阪桐蔭と福知山成美の順列を可能な限り引き離して、あるかも知れぬ風評被害を最小限に食い止める作業にうってでることも考えられるかも知れません。初戦敗退の天理の逆転選出の可能性ですが、結論から言えば低いかと思われます。市立和歌山が平安相手に接戦を演じていなければ浮上もあったかもですが、実力は評価されても、結局は近畿初戦敗退の戦績が響いて、上記周辺事情からの補欠1位までがせいぜいかと思われます。予想が難しい地区ですが、当ブログでは、ベスト4の4つと準々決勝敗退組から実力、試合内容、戦績を総合的に判断して、大阪桐蔭、市和歌山を推したいと思います。

 

✳中国 四国

中国:広陵 米子東 創志学園 補欠:市呉 関西

四国:高松商業 松山聖陵 補欠:高知商業 明徳義塾

両地区優勝、準優勝校はほぼ決まり。3校目がどちらの地区にいくかが毎年注目されますが、富岡西が21世紀枠から漏れれば先にも触れた理由から同校が最後の一般枠をゲットする可能性が高いと思われますが、もし同校が当ブログの予想通り21世紀枠で選出された場合は、中国地区の創志学園を、当ブログでは最後の1枠に推したいと思います。中国地区の3校目は米子東と最後まで接戦を演じた市呉を推す声が多いですが、創志もコールド負けとはいえ、最後の一イニング以外はロースコアの接戦を演じており、何より夏も甲子園を沸かせた本格派右腕西選手が健在である等、戦力面で勝るかと思われ、富岡西が21世紀枠で選出されれば四国の3校目に浮上しそうな高知商と比較しても、負けた試合の試合内容で勝るかと思われ、不利が伝えられる同校のセンバツゲットの可能性は十分にあるかと、思われます。

 

✳九州

筑陽学園 明豊 大分 日章学園 補欠:興南 神村学園

ベスト4に残った4つが順当に選ばれるものと推察いたします。ベスト4の内、日章学園が準決勝で敗退、一方準々決勝敗退組で興南が優勝した筑陽学園相手に好投手を擁し投手戦を演じていることから、同校の逆転選出を予想する声もありますが、日章学園がコールドは免れていること、同校が県1位なのに対し興南は県2位、戦力的にはチームカラーの違いは感じるが力の差までは、戦績見る限りでは感じられない、といったことから、逆転現象がおこるには至らないものと、当ブログでは予想いたします。