※Aシード
報徳学園(兵庫) 東福岡(福岡) 東海大大阪仰星(大阪第3)
※Bシード
中部大春日丘(愛知) 京都成章(京都) 天理(奈良) 石見智翠館(島根) 佐賀工(佐賀) 流通経済大柏(千葉) 国学院栃木(栃木) 東海大相模(神奈川) 常翔学園(大阪第1) 大阪桐蔭(大阪第2)
※昨年同様選抜ベスト8以上はシード確定ならAシード予想3校と中部大春日丘 佐賀工 国学院栃木 流通経済大柏は決定。残りが選考委員による話し合いとなるが選抜大会出場の京都成章、天理、石見智翠館がまず名乗りをあげそう。選抜ベスト4の桐蔭学園に勝って出場を決めた東海大相模も有力だ。残り2枠を選抜出場は逃したが国体に主力を送り出し準優勝に貢献した常翔学園、大阪桐蔭の大阪勢、そして選抜に出場した國學院久我山あたりで争うかと思われる。国体の実績をとるか選抜の実績をとるかに注目が集まる 他同じく選抜出場の大分東明あたりも初のシードに選ばれても不思議ではない。もし選抜ベスト8以上だからと言ってシード確定とはしないというのならBシード争いは大混戦となりそうだ
※Aシード3校はコロナで決勝辞退により選抜2連覇を逃した東福岡は文句なし。花園でも優勝候補本命であろう。2連覇を目指す東海大大阪仰星も力は東福岡と双璧かと思われる 残り1枠は選抜及び7人制の大会も制した報徳学園が初のAシード獲得かと思われるが県予選決勝では終盤逆転を許しロスタイムに再逆転と薄氷の思いで全国大会に駒を進めたことから、9月以降のチームの伸びが懸念される
※FW
報徳学園:今季も体格に穴なし 関学との決勝ではマイボールも含めスクラム圧倒 ただ腰高は気になり全国クラスの相手に押し込めるかは未知数 ディフェンス時の密集への寄りは早く攻撃でもそれに近づけたい ラインアウトは安定感あるだけでなく相手ボールを奪う巧みさも モールラックも強いがトライを取り切れるまでには至っていない この日は自陣で守り切る強さと巧さは見せたが全国クラス相手にそれが出来るかは未知数
常翔学園:今期も体格に穴無し。準決勝決勝ともスクラムで相手を圧倒も終始腰高だったのは気になった。それが相手のモールをなかなか止められなかった事に繋がっているのかも 密集への集散の速さは例年通り
※常翔学園
今期も大型屈強。選抜逃すも強さは例年通り。優勝争いに絡む力は当然あるとの2月から印象は変わらないが準決勝では前半タックルしてもなかなか前で止められずワントライ許したこと トライは量産するもサイドまで振ってのトライが目立ち中央であまり勝負出来てなかった点も気になり、決勝では上記がそのまま攻めきれなかった要因のひとつになって見えた 本当に優勝争いに絡めるか否かは、予選で垣間見えた気になる点が全国大会までにどこまで改善することが出来るか、なのかもしれない
※関大北陽
毎年大型屈強。鋭さが増してくれば全国クラスに絡むことが出来るという2月から印象変わらず。大型ではあるがFW戦にいかせていない。低く組めていないからかという印象も変わらなかったが、常翔との決勝ではその中で鋭いタックルなどで全国クラスを相手に踏ん張りぬいた姿には光るものがあった 全国クラスまで後一歩である
※大阪桐蔭
旧チームからのメンバーがごっそり抜けたがこの時期になり例年通りの力を感じるチームへとしっかり仕上げてきた印象を準決勝決勝で感じた だがこの時期になり尚経験値が足りない点も垣間見え、それが攻め込んでは反則を繰り返し内容ほどのスコアメイクにはつながらなかった要因かと思われます タックルなどひとつひとつはしっかりしており、ひょっとしたら全国大会を戦うごとに経験を重ね強くなる そういうチームなのかもしれません
※東海大大阪仰星
全国制覇した旧チームより仕上がりがよく2連覇ヘ向け視界良好 だが地力そのものが抜けているわけではないので仕上がりの早さは若干気になった プレースキッカーの精度も高い 選手個々の体の強さという点でも光るものがある
※FW
体の厚みはしっかりしており体格に穴なし。京都工学院戦では相手ボールスクラムしっかり押せていただけでなくマイボールも押し込む。ラインアウト安定も相手ボールで積極的に競り合うも奪うに至らなかったは高いレベルでの課題か。密集への集散の速さも良かった。
※BK
大半が厚みのしっかりひた体格をしておりやや線の細い選手は相手から遠い位置に配置して見える。ハーフの球出し速くパススピードも全国クラスに見えたが精度はまだまだ。旧チームが強力FWのプレッシャーにさらされて尚近場での勝負にこだわって攻撃がうまくいかずに負けた元旦と違いSHからのパスを相手FWから遠ざけた場面もあったのは良かったがこの日の相手なら近場でBKの力と鋭さ勝負でいっても良かった気も。相手を見たゲーム判断を瞬時にという意味では課題が残ったかもしれません。
※この時期の仕上がりとしては例年と比べまだまだに見えハンドリングミス等目立つ。タックルポイントが前に突っ込み過ぎで裏をとられたのも今後の課題。タックルが課題だがタックルが弱いというよりタックルの巧さが課題に見える。ちょっと相手を見るのか元旦の対戦相手京都成章のように前からいくのかはその時々次第。現状全国クラスの相手に勝つ力はまだないが最終的にはつけてくるだろうと思わせるものを感じたこの日の試合だった。相手より勝りながら試合経験の未熟さが命取りになり選抜を逃して見えたのは旧チームからのメンバーで試合に出てない選手もいて見えた影響もあったかは定かではありませんが、いずれにしてもまだまだこれからかと思われます。
※桐蔭学園
今期も大型屈強。だが現状攻めてはFW矢崎選手の突破頼み。あたりの強さもこれからで攻守に課題は残るが例年通り仕上げてくるだろう
※東海大相模
年々桐蔭学園に肉薄しており今期も当たりでは負けていない。鋭さも身についてくれば
※中部大春日丘
今期も大型屈強。強さだけでなくBKの展開にも鋭さがあり、今期こそ優勝争いに絡んでくるかも
※京都成章
今期も大型屈強。スクラムの課題は残るがBKが例年以上に走れる分仕上がりは早い。悲願の初優勝のチャンスは今期も
※東海大仰星
今期も大型屈強。優勝した昨年度より仕上がりは早い。選抜を制し冬春連覇の可能性も十分。例年通りこの時期スクラムが課題も例年通り仕上げてくるだろう。選抜に間に合うかは?
※常翔学園
今期も大型屈強。選抜逃すも強さは例年通り。優勝争いに絡む力は当然ある
※大阪桐蔭
今期も大型屈強。近畿大会では全てにおいて勝りながら抽選負けで選抜逃す。ほぼ総入れ替えで経験値が低い分の粗さが命取りに。だがそれだけに秋から年末年始にかけて覚醒の予感
※関大北陽
毎年大型屈強。鋭さが増してくれば全国クラスに絡むことが出来る。上記大阪3強の1角を崩すことが出来るか
※報徳学園
今期も大型屈強。BKの展開力の鋭さがもう一段増せば優勝争いに絡める
※天理
今期も小型だが大型屈強な全国クラスの学校に負けない強さ。ここのところ肝心かなめで御所実の後塵を拝しているが今期も当然力は全国クラス。
※東福岡
今期も大型屈強だが昨年の同時期よりBK展開にまだまだ粗さも。だがきっと年末までには仕上げてくるだろう
※佐賀工
例年通りの強さ。1列目以外の選手の体格が増してくれば
※長崎北陽台
今期も大型屈強。例年通りの強さ。鋭さも出てくれば
※長崎北
ここ数年長崎北陽台の後塵を拝しているが今期は五分に戦い冬の全国切符のチャンスあり
※大分東明
留学生パワーは強烈。全体的な屈強さと鋭さが増してくれば全国クラスに絡むことが出来る
選抜は桐蔭学園(出れば) 京都成章 東海大仰星 天理 東福岡あたりが中心になりそう。そこに中部大春日丘が絡めるかどうか。昨年同時期の東福岡のような1強的な学校は存在しなさそう。選抜逃した学校では常翔学園もこれらと同等の力あり。大阪桐蔭も年末にはそうなってる可能性十分といったところかと思われます。