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SNOW WIND blog

我が愛車“PEUGEOT307SW”を中心に、日々のくらしを綴った日記です。

イタリアワイン会(テヌータ サン ピエトロ社)

2014-11-03 14:36:58 | ワイン


先週、北イタリアはピエモンテのワイン生産者「テヌータ サン ピエトロ」のワイン会に行って来ました。レサンでイタリアワインの本格的なワイン会に出席するのは初めてかもしれません。
ピエモンテを代表する白ワインと言えば“ガヴィ”です。コルテーゼ種を使った酸と果実味のバランスがとても素敵なワインです。個人的にイタリアの白ワインでいちおしのワインでしたので、今回は楽しみにしていました。



生産者の輸出責任者の女性の方も来日されており、一週間掛けて日本各地で宣伝活動をされるとのことで、かなり力のこもった説明をされました。

ガヴィというワインを私が知ったのは、イタリア料理の本の中でした。まだ独身だったころに「パスタを美味しく作れるようになろうかなぁ」と思って購入した本のなかにあったのがこのワイン。で購入してみて飲んだところ、とても美味しいワインだと思いました。あれから20年ほど経ちますが、今でも美味しいワインの一つとして人に勧めるワインです。

今回はコルテーゼを中心に白3種、赤2種、プラスαでしたが、生産者としては「ウチはガヴィがメインですので、是非ともガヴィを飲んでください!」と売り込みがあったようにガヴィをとにかく飲んで欲しいという想いが感じられたワイン会でした。

あらためてガヴィの美味しさを実感したワイン会でした。札幌のワインショップでは沢山の種類のガヴィを見つけることは難しいです。もっと沢山の輸入商が注目して欲しいワインだと思います。

泡会45

2014-08-10 17:22:46 | ワイン


札幌北口にある「レサン」の泡会に久しぶりに参加してきました。今回のメインはジャックセロスの甥っ子が造る「セロス・パジョン」2種。これにシャンパン1種とクレマンドブルゴーニュ2種を加えて計5本での飲み比べとなりました。

①NV ルイ・ブイヨ クレマン・ド・ブルゴーニュ(ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%)

②NV クレマンド ブルゴーニュ ピュール シャルドネ クロード・ゲラエール(シャルドネ100%)

③シャピュイ・カルト・ヴェルト・エクストラ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン(シャルドネ100%)

④NV セロス・パジョン ブリュット・ブラン・ド・ブラン GCアヴィズ(シャルドネ100%)

⑤2005 セロス・パジョン ミレジム グランクリュ(ピノノワール50%、シャルドネ50%)


②はアペラシオン制定が行われるまでは、シャンパーニュとして葡萄の栽培が行われていたエリアらしいです。

一番美味しいかったのやっぱり⑤。ヴィンテージのシャンパンは別格ですね。二番手は①、三番手は④でした。

ブラン・ド・ブランは好きなのですが、今回はかなりコクのあるものが多かったかな。

泡会、なかなか参加できませんが、また来たいですね。

ピノ・ノワール修行を再開して・・・・

2014-08-03 22:45:22 | ワイン


毎週金曜日、行きつけのワインバー“PINOT”ではやや高めのブルゴーニュワインをグラスで提供する「グランヴァンの日」になっています。そんな金曜日にはいつも苦手なブルゴーニュ赤を克服すべくピノ修行をやっています。

ずっと続けていたのですが、結局好きにはなれず克服は断念してしばらく中断していました。が、春先から再開して現在に至っています。

相変わらず酸味が強いブルゴーニュ赤ですが、ここ最近飲むヤツは酸味が落ち着いたものが多く割りと飲めてしまっています。舌が慣れた訳でもないと思うので、ヴィンテージが少し新しくなったことが関係していたり、保存期間が経過して酸がこなれてきたのかもしれません。

最近、大好きだったボルドー赤の味が変化しているように感じます。メルローを多めにして果実感を出したワインは左岸のワインとは思えません。なかなか好みのボルドー左岸を見つけられなくなったことが、ピノ修行再開の理由のひとつでもあります。

これから当分の間、金曜のピノ修行を続けようと思います。

最近はFBでの投稿が多く、このブログにワイン関係の記事をアップすることが少なくなってしまいました。もう少しマメに更新しようと思います。

ボージョレー・ヌーボ2013

2013-11-23 11:33:12 | ワイン
今年もこの季節がやって来ました。11月の第3木曜日のはボージョレー・ヌーボの解禁日。今年はあまり盛り上がりが無く、どこのお店も夜中の12時に盛大に祝うのは無いみたいでした。事前に「今年は高い」というニュースが流れたのも要因かもしれません。2,500円を越えるなら普通のワインを買いますよねー。

そんなワタクシもすっかり解禁日を忘れておりまして、朝のニュースでセイコーマートでのヌーボ解禁の映像が流れて思い出した感じでした。で、早速夕方からヌーボをいただきに街へと繰り出しました。

事前の情報では、今年は生産量が少なかったようです。葡萄が花をつける時期に天候が悪く花が落ちてしまった木が多かったとのこと。ところがそれが幸いし、間引きされたような感じになったらしく実をつけた葡萄は味が凝縮されていたようです。おまけに収穫の時期を少し遅くしたことで、果実味が増したワインになったそうで、いつもの酸味の強いフレッシュな味よりもむしろ普通の作り方をしたワインに味が似ているのだとか。

そんな話を聞いて、楽しみにして行った一軒目は“so-ko”。シェフの欽ちゃんセレクトのヌーボは・・・・・・酸っぱい(笑)。

エチケットにビオって書いてあるから、ノーマルでは無かったようですね(泣)。

気を取り直して“こむりえ”へ。ここでは毎年おなじみのモメサンのノンフィルターを。

ここの味で、確かに例年と違って果実感のあるしっかりしたものに仕上がっていると確認できました。何年か前のフランスの酷暑のときのヌーボに似ていますね。

で、三軒目は“ピノ”へ。ここでは樽ヌーボを一杯。果実感たっぷりの味でした。

毎年おなじみのヌーボですし、好みではないとは言えやっぱり飲んでおかなくてはならないですね。

イル・ネージュでワイン会

2013-11-02 12:29:31 | ワイン
金曜日の夜、北12西1の「ダイニング イル・ネージュ」さんのワイン会に行って来ました。今回のお題は「餃子とワイン+α」。αが楽しみでした。で、オープニングの画像です。

+αは「ぶりのしゃぶしゃぶ」でした。これがめちゃうま。餃子も海老餃子や焼餃子、水餃子なんかが出てどれも美味しい。焼きそばにチャーハンなんかも出てきて、とてもフレンチ&イタリアンの店とは思えないですが、本当に美味しい料理でした。シェフの腕は確かですね。もちろん、ワインも美味しくいただきました。イルネージュさんに感謝です。

一般論としては、和食系とワインは合わせ難いです。それは、醤油とワインの相性、米酢とワインの相性がそれぞれ悪いということが大きな理由だと思います。

ただし、一工夫するとなかなか相性が良くなります。今回のぶりしゃぶの漬けタレは「醤油2:酢1:オレンジジュース1」というものでした。このオレンジジュースが上手く作用してワインとぶりしゃぶはとても美味しくいただけました。

餃子のほうは、酸の強いブルゴーニュやボージョレだと相性はもともと良い方ですが、漬けタレにバルサミコ酢やゴマ油を入れることで、より一層相性が良くなります。

他にも、天ぷらを塩で食べるならば白ワインとの相性は良いですし、うなぎの白焼きや味噌を使ったものはちょっと重めで渋い赤ワインも結構相性良しです。また、中華系の脂ぎったものには酸の強いワインが脂を流してくれるので相性良しと言えます。

今、個人的に研究しているのは、和菓子の餡子やラーメンと相性の良いワイン。でも失敗続きです(笑)。もともとムリだったりして・・・・。

ワインを購入するときに、いつも家で食べるおかずを思い浮かべてみると、結構楽しいデイリーワイン選びができます。是非お試しあれ!!

泡会30

2013-06-20 12:40:57 | ワイン
前回に引き続きレサンの泡会に出席しました。今回のシャンパンは5本でした。

①NV ドラピエ カルト ブランシェ ブリュット
ピノ・ノワール75%、ピノ・ムニエ15%、シャルドネ10%

②NVギィ・ド・サンフラヴィー
ピノ・ノワール45%ピノ・ムニエ45%シャルドネ10%
ガレデ社はランス市のモンターニュ・ド・ランス地区で1895年に設立された100年以上もの歴史を持つシャンパンハウスだそうです。

③NV ジャン・ルイ・ヴェルニョン プルミエクリュ アネクドット ブランドブラン ブリュット
シャルドネ100%   樹齢30年 ビオロジック栽培  

④NV ピエール・ぺテルス、シャンパーニュ・ブランドブラン・ラ・ペルル・ブリュット
シャルドネ100%
ロバート・パーカーのワイン・バイヤーズ・ガイド第7版」でジャック・セロス,エグリー・ウリエ,サロン,クリュッグなどと共に<シャンパーニュの五つ星生産者>に指名された造り手だそうです。

⑤NVピエール・ぺテルス、シャンパーニュ・グランクリュ・ブランドブラン・エクストラ・ブリュット
シャルドネ100%
グランクリュ100%(メニル・シュール・オジェ60%、アヴィーズ、クラマン40%)、キュヴェ(1番搾り)100%
実質の単一ヴィンテージ100%だが、ヴィンテージ表記はないそうです。

①のドラピエは前回も同じようなものを飲みましたが、ドラピエは全体的にやや重い味がするように感じました。③~⑤は全てブランドブランですが、微妙に味わいが違っています。ドサージュの量が違うというのもひとつの要因と思います。

一番落ち着いて飲めるのは④でした。次点は⑤。今回も美味しく楽しい会でした。

泡会29

2013-05-23 23:10:49 | ワイン
久しぶりに“れさん”の泡会に参加してきました。今回のシャンパンは全部で5本でした。

①NV ドラピエ カルト ドール ブリュット 
ピノ・ノワール90%、シャルドネ7%、ピノ・ムニエ3%
シャンパーニュの南端ウルヴィル。黒ぶどう比率が高いのでふくよかで飲み応えがある味に仕上がっています。

②NV J ラサール キュヴェ プレフェランス ブリュット 
ピノ・ムニエ60%、ピノ・ノワール20%、シャルドネ20%
ワイン・スペクテーター誌のノンヴィンテージ部門でクリュッグと並び最高得点の93点のシャンパンです。

③NV マルゲ・ペール・エ・フィス ブリュット・トラディション ブラン・ド・ノワール
ピノノワール70%  ピノムニエ30%
ビオディナミの哲学を推進するカリスマ。本拠はピノノワールの聖地アンボネイ。

④NV ルブロン・ルノワール ブリュット キュヴェ・レゼルヴ
ピノ・ノワール41%、ピノ・ブラン30%、シャルドネ29%
2004年産が100%の事実上のミレジメ(ラベルにミレジム表記はありません)。ドザージュは11g/l。2012年度版「ギド・アシェット」で3つ星獲得のものです。

⑤NV ランマンディエ・ベルニエ トラディション 1er
シャルドネ80%、ピノ・ノワール20%
ブラン・ド・ブランよりもふくよかな味です。

今回のシャンパンはどれも美味しかったです。なので逆に「コレだ!!」というものが見つかりませんでした。あえて言うなら、普通のシャンパンらしい①番の味が良いかな。

やっぱりシャンパンは美味しいですね。

2000年のワイン

2013-03-30 10:56:01 | ワイン


ウチのボクちんの卒業記念と勝手に言い訳をして(笑)、ボクちんの生まれ年である2000年のワインをグラスで一杯飲んで来ました。ボルドーは右岸のサンテミリオン地区のワインです。ボルドー好きなワタクシですが、実は右岸よりは左岸が好み。メルローが大目の右岸はサンテミリオンも含めてやや柔らかすぎの印象があります。今回飲んだのは、メルロー65%・カベルネフラン20%・カベルネソービニヨン15%というセパージュ。渋みが少し足りない感はありましたが、楽しめる味のワインでした。

2000年はボルドーではグレートヴィンテージなので、まだ暫くは手に入ると思います。金額と相談の上、購入も検討したいですね。

シャルドネ飲み比べ

2013-02-02 13:07:58 | ワイン


ちょっと前に狸小路の「ワインカフェヴェレゾン」でシャルドネの飲み比べをしました。産地は写真右からフランス、日本、ブラジルという比較。どれも産地の特徴が出ていて美味しかったです。

最初はブラインドでトライしました。ニューワールド系の苦味を感じたブラジルが一番判りやすかったです。日本とフランスは迷いましたが、果実感に深みが無い方が日本だろうとの結論。とりあえずは正解でした。個人的にびっくりしたのは北海道の「リッカ2012」。日本のシャルドネは果実感が弱く比較的酸が強く出るイメージでしたが(特に道産はその傾向が強い)、このワインは酸と果実感のバランスがよく取れていると思いました。ブラジルは、ニューワールド系の苦味を感じますが酸も十分にあって、普通のニューワールド系よりは上品な感じ。フランスはいかにもブルゴーニュのシャルドネ。美味しいかったです。

飽きが来ないで飲めるのはやっぱりフランスだと思いますが、ブラジルも捨てがたいな。