東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

大谷田公園の梅林にて (完)

2024-02-24 | 季節の花

  東風吹かば匂ひおこせよ梅の花、、、
  あれほど待っていた梅の花、
  春の風に吹かれてはらはらと花びらが
  舞い散るさまが見られるようになってしまった。

 

   「大盃(おおさかずき)」は早咲きの梅。
   葉の展開に先立って一重のピンクの花を咲かせます。

 

 

   この梅はここでしか見たことがない、
   直立する枝の先まで大きなピンクの花がいっぱい。

 

 

   梅の王様というところでしょうか日本中どこででも見られる「白加賀(しろかが)」、
   見てよし食べてよし王様の名に恥じない梅です。

 

 

   古くは江戸時代から栽培されてきたとも言われており、
   加賀藩邸に植えられていた加賀の白梅がルーツとも言われています。

 

 

   食用にもしても評価が高いけど花としても最高です、
   全国で栽培されているけど最も多いのは群馬県のようです。

 

 

   「やあ、また会ったね」、
   ありゃまた来ちゃったのかよ。

 

 

   ついこの間まで「メジロに会わない」と言っていたから
   忙しいのに飛んできてやったんだよ、もっと嬉しそうな顔をしてくれよ。

 

 

   「冬至(とうじ)」、早くから咲いていたので
   ほとんどが散ってしまっていたけど僅かに残っていた花を。

 

 

   「寒紅梅(かんこうばい)」、年が明けたころから咲く、
   この時期になるともうほとんど見られない。

 

 

   同じころに咲く「八重寒紅」とよく似ているので見分けがつかない、
   共にピンクの中輪で八重咲き、無理に見分けることもないけど。

 

 

   フェンス際に大きな枝垂れ梅が、
   ぐるっと廻ってみたけどここには他に枝垂れ梅の姿は見られなかった。

 

 

   ところどころにロウバイも植えられていたが
   やっぱり梅に目がいってしまいあまり撮らなかった。

   かつてはこの梅林の外にロウバイがいっぱいあった、ロウバイ園ね
   梅の咲く前に行ってロウバイだけど撮ってきたことも。
   今回ちょっと覗いてみたら当時と全く姿を変えていてがっかり、
   花の世界にも栄枯衰勢があるんだね。

 

          data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影   2月 13日   足立区・大谷田公園

          

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大谷田公園の梅林にて (2)

2024-02-23 | 季節の花

  大谷田(おおやた)公園は遠いという潜在意識が、
  今回自転車のメーターを確認したら往復13km。
  百花園が17km、農業公園は12km
  この時期にしか行かないからそう思い込んでいたんだね。

 

   ちょっと古くなった横断幕が迎えてくれます、
   私は反対側の入口から入るのでここは公園を突っ切った裏口ですね。

 

 

   ここは梅に特化しているので広々として日当たり良好です、
   見た感じちょっと寂しそうだけどほとんどの梅は満開になっています。

 

 

   「緑萼(りょくがく)」、萼の色が緑色なのでこの名前に、
   緑の萼を撮ろうと探したけど萼が目立つ花は少なくこれくらいしか見つかりません。

 

 

   花は真っ白で大きめの花、普通の梅は萼が赤いけどこれは緑色
   それが花の色に影響して何となく清楚な感じがします。

 

 

   陽当たりのいい花があったので萼が透けて見えるかと
   撮ってみたけどやっぱり逆光でなくては無理みたいね。

 

 

   「見驚(けんきょう)」、あまりにも花が大きいので見て驚く「見驚」と。
   あっと驚くタメゴロー、、、というわけですね。

 

 

   まあ見たところそれほど大きい花ではないけど
   咲き進んでくると大きな花も見られます。

 

 

   梅の女王とも呼ばれる、見驚。
   淡い桃色の大輪の花は八重咲きで、「見た人は花の見事さにみな驚く」
   という説もあって花の大きさよりその見事さで驚くのかもね。

 

 

   「野梅(やばい)」、ここにもありました野梅。
   見た人の反応はどこも同じ「あ、ヤバい!」、大勢で来ている人たちはみんなで盛り上がっています。

 

 

   原種に近い梅で中国から渡来した梅の子孫と言われています。
   花も葉も比較的小ぶりだけど、とてもよい香りがすると。

 

 

   花は白色の小輪で一重、5枚の花弁は丸く花の中心部は赤紫色にくぼみ、
   長いオシベが多数あります。花の雰囲気は端正で決して「ヤバい」花ではありません。

 

 

   梅林の真ん中あたりに福寿草が一輪、
   毎年同じところに一輪だけ咲いています。
   どうせならもっとたくさん植えればいいと思うけどね
   上ばかり見ていて足元の一輪の福寿草は見逃されるかも。
   少なくとも数輪、思い切って一面に植えれば新しい見どころとなること必定と思うけどね。

 

          data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影  2月 13日  足立区・大谷田公園

          

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大谷田公園の梅林にて (1)

2024-02-22 | 季節の花

  足立区で一番大きな梅林がある大谷田(おおやた)公園、
  満を持して行ってきました。
  いつもは何回か様子を見に行ってたけど
  今年は一発勝負です。

 

   足立区はHPとかFacebookとかで咲き具合を知らせてくれる、
   毎年行っているのでそれを見ていい頃かなと行ってきました。

 

 

   まずは最強緋色の梅「鹿児島紅」から、陽当たりがいいのでいい色だね。

 

 

   ここは木々の間隔を充分にとってあるので日当たり良好、きれいな花が見られます。

 

 

   「ちょっちょっちょ、何か忘れてはいませんかってんだ」、また来たよこのヒト。
   NHK「ダーウインがきた」の「ヒゲじい」みたいだ、どこにでも出てくる。

 

 

   「八重冬至」、ここでは一番先に咲く花です、
   さすがにもう咲いてないだろうと思ったけどまだ残っていた。
   透明感のある真っ白い花弁が折り重なって、咲き始めたころ見ると寒さが身に染みます。

 

 

   園内の他のところにもありました。
   まだ元気に咲いています、兎にも角にも真っ白な花です。

 

 

   澄んだ青空の下で見るとその白さに驚くこと必至です。

 

 

   「緋の司(ひのつかさ)」。
   鮮やかな濃いピンクがとても華やかな八重咲き品種、
   緋枝や幹の内部が赤いのが特徴です。

 

 

   もっと緋色の濃い花も見られます、
   昔、小石川植物園で見た花は鹿児島紅くらいに濃い緋色でした。

 

 

   太い古木に細い枝、まさに芸術作品
   古風な濃い紅色の花が咲く姿には圧巻です。

 

 

   真っ赤な梅「紅千鳥」も数本ありました、
   いい色ですねぇ、ベニチドリ最高。

 

 

   遅く咲く花なのでまだ咲き出したばかり、
   でもこの強烈な色は周りを圧倒し一人目立っていました。

   今年はちょっとばかり遅く行ったので
   例年なら見られなかった花をたくさん見ることができました。
   あと2回くらいこの梅林の梅などを載せたいと思います、
   今日も梅、明日も梅かとげんなりしないでよろしくお願いします。

 

          data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影   2月 13日   足立区・大谷田公園

          

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冬から春への空と花

2024-02-21 | 散歩

  冬の間は空を見上げても
  雲もなくどこまでも青い空が続くだけだった。
  季節が移り春近しとささやかれると
  空は一変し日替わりの空となる。

 

   冬の日の朝早く東の空が白むころ
   見上げる空は何もなく青い空が続くだけだった。

 

 

   カレンダーを一枚めくるころとなると空にも変化が見られるようになる。

 

 

   青色だけだった空にはどこからか漂ってくる雲の姿が見られるようになる。

 

 

   雲の姿どころではなく一面に黒い雲に覆われたりすることも。

 

 

   春はあけぼの。
   やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、
   紫だちたる雲のほそくたなびきたる、、、今期の大河も一回も見ていない。

 

 

   春はあけぼの、、、なんてのんびりしてはいられない、怖いような朝焼け。

 

 

   お日さまが昇ってきたみたい、路地の家々が赤く輝いている。

 

 

   路地に咲く梅の花も直射日光を浴びて白く輝く、寝ぼけている目に眩しい。

 

 

   実をつけたときから悩んでいた、みかんかな夏ミカン?それともレモンかな、正解が出たね。

 

 

   真綿色したシクラメンほど清(すが)しいものはない、、、布施明どうしてる?。

 

 

   軒下に沈丁花の鉢植えがあった、もう開いてきた花もあるね。

 

 

   バックシャン!!、今はもう死語ですか「バックシャン」、
   それとも何かクレームがつくのかな。
   もの言えば唇寒し 何とやら・・・
   昔はもっと自由に発言できたのに
   あれもダメ、これもダメ、みんなダメ
   これも民主主義というヤツですか。

 

          data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影   2月  日   見上げてごらん朝の空を

          

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雪の後の農業公園

2024-02-20 | 散歩

  東京に雪が降ったのは5日の夜
  ちょっと間をおいて8日に行ってみました。
  もちろん雪はほとんど残ってなく
  日陰にわずかに見られるだけでしたが。

 

   雪の翌日に行っていたら雪に囲まれた福寿草が見られたのかも、
   でも道路にはまだ雪が残っていたので危険が危ない!。

 

 

   緑の萼の梅「月影」のなかなか見られなかった裏側を、
   萼も緑だけど枝も緑っぽく花も心なしか幽かに緑色に見えたり。

 

 

   一本の木、一つの枝に白とピンクの花が咲く「思いのまま」、
   どうかすると一輪の花が白とピンクに咲き分けたりもします。

 

 

   ピンクの花びらを乗せた白い雪の塊が残っていた、
   ちょっと食べてみたい気持ちになったり。

 

 

   雪だるまの作りかけかな、転がしては見たが雪は少なく
   枯れた芝生ばかりになったので作るの諦めた、、、とか。

 

 

   春の野草もそこここに、ホトケノザは足元一面に咲いています。

 

 

   ぺんぺん草、本名はナズナといい春の七草のうちの一つです。
   三角形のタネが三味線を弾くバチに似ている、なのでぺんぺん草と。

 

 

   オオイヌノフグリはまだ発展途上、あちこち探してやっと見つけました。

 

 

   石垣の上から垂れ下がって咲く「黄梅」、これがみんな黄色くなると壮観な眺めです。

 

 

   温室へ行ったらコーヒーの木が置いてありました、
   実物は初めて見ました。
   品種は「coffea arebica」、リサ・アラビカと。
   エチオピア原産で風味がよく酸味が強いのが特徴のコーヒー豆で、
   コーヒー豆の流通量の60~70%を占めているとのこと。
   こんなものどこから見つけてきたんだろう。

 

          data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影   2月 8日   都市農業公園

          

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