東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

そして春へ向かって

2019-11-25 | 季節の花
  晩秋の百花園はさすがに侘しくなってきたけど
  まだまだたくさんの花も見られるし
  カラフルな色の実や種子にもこと欠きません。
  緑より茶色が目立つ園内をひと回りしてみましょう。


  

     キチジョウソウ(吉祥草)  キジカクシ科キチジョウソウ属。

     キチジョウソウが咲いていました、ちょっと早いのかな。
     この花が咲くと吉兆の知らせとおめでたい名前がついた、
     なに毎年咲いているけどね。




  

     下の方にメシベも持つ両性花、上にはオシベだけの雄花が咲くという、
     でもこの花にはオシベしか見られない。
     メシベは花の真ん中から長く伸びているので分かると思うけど
     雄花だけ咲いたのかな。




  

     本来は半日陰を好むらしいけど、咲いているところは全日陰
     たまに木漏れ日が差し込むととてもきれいに見える。
     大きな葉の陰に隠れて咲くのでなかなか見つけづらい、
     たまに見つけると嬉しくなって「良いことがある」となったのかな。
     一番下の花の真ん中から紫色の長いシベ、これがメシベですね。




  

     イタドリ(虎杖)  タデ科イタドリ属。

     逆光で撮ると白い実がキラキラ光ってとてもきれい、けどとうとう逆光で撮れなくて順光で。
     春先の若芽は折るとポコン、食べると酸っぱい、、、足して「スカンポ」という、
     子供のころは道端に生えているのを食べたりしました、そのころは「スイバ」と言ったような。

     ♪ 土手のすかんぽ ジャワ更紗・・・
     やっぱり子供のころ歌った歌だけど「ジャワ更紗」の意味が全く分からなかった、今も、、、。




  

     道端に咲く菊の花、この菊の名前は何というのだろう。
     いろいろ探してみたけどぴったりのがない、
     結局名無しさん、気になるなぁ。




  

     池のほとりに珍しくハクセキレイ、ここではあまり見かけない鳥。
     上の方ではヒヨドリとかオナガがギャーギャー飛び回っているけど
     まだ木々の葉が多く姿はなかなか見られません。




  

     黄色く光るモミジの下に24日の月が。
     昼間の月ってわりと好き、
     モミジと絡めたくて池に落ちないように気をつけて。




  

     ロウバイのつぼみ、望遠で撮って原寸切り出し、ピンが後ろのつぼみに行っちゃった。 m(_ _)m
     このロウバイは年末には咲き出すでしょう、梅より早く春一番です。




  

     マンサクのつぼみ、この中であの長いヒョロヒョロした花弁が作られているのでしょうね。
     これはまだしばらくは咲きません、1月の終わりころかなつぼみのままで気を持たせます。




  

     おチビさんたちがやってきました。
     自分たちより大きな草の間を、すっかり黄色くなった草の間をはしゃぎまわっています、
     もっとたくさんいるんだけどみんな散りぢりに散ってしまいました。
     これから寒くなるので来られないね、
     また春になって暖かくなったら遊びにこようね。

     しばらく百花園からお届けしてきましたが
     このへんで一度お別れして他のところも見てみましょう。
     モミジは赤くなったかな、イチョウは黄色くなったのだろうか、
     日本橋へも行ってきました、何かあったかな。
     とりあえず次は農業公園からです。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 11月21日 向島百花園
          
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赤い実、赤い葉、赤い花

2019-11-24 | 季節の花
  だんだんと枯れ葉が目立つ百花園、
  そんな中にも赤い実、赤い葉、赤い花が目立ちます。
  今の時期に赤い色は貴重な色ですね、
  赤い色を少し集めてみました。


  

     マユミ(真弓)の実&種子です、
     実が裂けて種子が飛び出してきたんだけど
     いつも書いているように日陰なので色はイマイチです。




  

     元々は各地の山に自生していたみたいで育てるのも楽みたい、
     ニシキギ科の植物でヤマニシキギとも呼ばれているとか。
     でも例によってきれいなものにはなんとやら、種子には毒があるそうですよ。




  

     ツタの絡まるチャペルで、、、なんて歌があったけどきれいでいいですね。
     大昔のことだけど悪友とツタの絡まる家の探しっこをしまして、、、
     お互いのHPでこんな家見っけたぞ~と自慢しあった思い出などが。




  

     ニシキギ(錦木)。
     これも日陰なんですねぇ、百花園は一応庭園なので高い木々がたくさんあって
     その根元にあるので日が当たることはまずない。
     日が当たると本当にきれいな紅葉を見せてくれるんだけどね。




  

     やっと咲いてきました、寒ツバキ。
     茶室の脇にあったんだけど改修の折にちょっと移動してしまった、
     前の位置はよかったんだけどなぁ。




  

     やっぱりどこかサザンカとは違うような、、、気のせいかな。
     ツバキに比べて木は小さく1mくらいで枝は横に広がる、
     花びらは1枚づつハラハラと散ります。
     サザンカとツバキの交雑種と言われているので両方の性格を併せ持つ花ですね。

     サザンカ」と聞くと「ふん、サザンカか」。
     寒ツバキと聞くと「お!、寒ツバキだ」。
     何となく寒ツバキをありがたがるのは私だけ?
     そのくせ見分けもつかないのにねぇ。
     ただ名前だけでチヤホヤしちゃう薄情なヒトです。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8 。 撮影 11月16日 向島百花園
          
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大きな〇〇の木の下で

2019-11-23 | 風景
  いつもは大体下を向いて歩いている百花園
  秋の空に魅せられて見上げたら大きな木がいっぱい。
  あれ、こんなに大きな木がこんなにたくさんあったのか、
  上を向いて歩いてみました。


  

     暖かい間は気にも留めなかったけど寒くなってくると
     やけに大きな木が目につきます。
     こんな大きな木があったかなぁ、百花園の入口です。




  

     ケヤキですね、広場にあってみんなを見守っています。
     だんだんと黄色くなってきたところでこれから赤くなってくるのでしょう。




  

     ハゼノキ、
     これからは行くたび、見るたびに葉が落ちて淋しくなってきますね。




  

     イチョウ、その一。
     その二もあるけど大体同じくらいかな黄葉の進捗度、
     もう一息で完成です。
     書きながら思い出したらその一はギンナンが生るけど
     その二はギンナンは生らない、雌雄一本づつだったみたい。




  

     ケヤキが2本、赤と黄色ね緑は何だろう、
     花にはほとんど名前がついているけど木にはあまりついてない。
     ので、名前の分からない木がたくさんあります。




  

     ささやかな竹林もあって昼なお暗い怖そうなところ、
     ツバキみたいと思う大きな木だけどやっぱりサザンカですね。




  

     歩いていて目に飛び込んできました、
     今の季節にはよくある風景ですね。

     クモは冬の間はどうしているのでしょう。
     ほとんどのクモの寿命は1年だそうで卵で冬を越します、
     春になると卵から孵って活動を始めるようですね。
     一部のクモは冬眠ではなく休眠状態で冬を越すそうで
     活動もしなく食べることもしません。
     家の中に入り込んでくる糸を張らないクモは
     年中活動しているようで困りものですね。
     でも害虫を退治してくれるようなので許してやりましょうか。

          data: EOS5DmarkⅡ/EF17-40 1:4。 撮影 11月15日  向島百花園
          
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リンドウ科の花

2019-11-22 | 季節の花
  2,3年前より百花園でリンドウが見られるようになってきた、
  ただしあっちこっち移動するから前に見たところで見られるとは限らない。
  このごろ百花園の花は足が生えたのか毎年移動しまくり、
  庭師の大将、ご苦労様です。


  

     リンドウ(竜胆)  リンドウ科リンドウ属

     漢名の「龍胆」の音読みの「りゅうたん」が
     いつの間にか「りんどう」になったらしい。
     とはいうけど、どうすれば竜胆がりんどうになるのかなぁ。




  

     花は日光を受けると開き、夜は閉じる。雨や曇りの日は閉じたまま。
     この花も撮るのに苦労しました、なかなか咲いてくれないんだもん。
     切り花としてよく見かけるのは、
     エゾリンドウを園芸品種化したものが多いようです。




  

     「ささりんどう」とあります、まだ寝ているのかな
     葉が笹に似ているとかでこの名前に。
     地面を這って増えるようで下草などがあると育たないようです。




  

     日が当たっているのに咲いてくれません。
     つぼみは渦巻になっていますね、近いうちに咲くのだろうか
     経過観察の要ありですね。




  

     センブリ(千振)  リンドウ科センブリ属

     薬草として有名ですね、小さいころ飲まされたような記憶が。
     乾燥させ煎じてまたは粉末にして飲む、
     薬効は、胃腸虚弱、下痢、腹痛、など。
     センブリの名前の由来は「千回振出してもまだ苦い」ということからつけられた。




  

     センブリはドクダミ、ゲンノショウコとともに
     日本の三大民間薬の一つと言われています。
     幸か不幸か私は三つとも経験しましたが・・・。

     でも小さいころだったので花などは注意するよすがもなく
     センブリを見たのは初めてです。
     こんな花だったんですね、リンドウに似てると言えば似てるかな。
     ちょっと古い統計だけど
     2014年度における医薬品としての国内使用量は2,330Kg、
     こんな小さな草が2トン以上も消費されているのですね。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 11月15日 向島百花園
          
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ヒイラギの花

2019-11-21 | 季節の花
  ヒイラギってご存知?
  節分の日にイワシの頭を差して門口に飾って
  魔除けとする風習は現在でも行われていますね。
  そんなヒイラギの花が咲いています。


  

     ヒイラギ(柊)  モクセイ科モクセイ属。

     葉は固くてギザギザ、さわると痛い。
     "痛い"の古語が「ひいらぐ」、だんだんとヒイラギになったとか。




  

     雌雄異株、雄花は2本のオシベが長く発達するようでこれは雄株でしょう。
     花弁は強く反り返ります、オニユリみたいですね。
     雌花は花柱が長く飛び出し翌年に黒い実が出来ます。




  

     ヒイラギの木は緻密で丈夫なので
     ソロバン玉、櫛、将棋の駒、印鑑、楽器などを作るのに使われている。
     分布するのは東北以南、沖縄までで台湾にも自生しているらしい。




  

     昔は家の周りの垣根としてよく見たけどさすがにこの頃は見なくなった、
     百花園ではトイレの入り口付近を取巻いています。
     この花はそことは違って八重のサザンカの隣で咲いていたもの。




  

     トゲがあるのは動物に食べられるのを防ぐためで、
     木の上の方の高いところの葉はトゲは少なく丸っぽい。
     老木になってくると木全体の葉が丸くなってくる、
     齢とって角(かど)がとれたということはこういうことなのかしらん。



          


  

     ヒイラギモクセイ(柊木犀)  モクセイ科モクセイ属。
     ギンモクセイとヒイラギの交雑種だそうです、雌雄異株で香りはギンモクセイの香り。
     日本で見られるのは雄株が中心であるため、 自然界での自生はありません。

     鰯の頭も信心から、、、
     信じるものは救われる、、、
     明日はきっといいことがある、、、
     明日は咲こう花咲こう、、、
     どれがいいかなぁ・・・。♪

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 11月13日 向島百花園
          
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